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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第164号 2007/02/04 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
今日は立春です。
暦の上では今日から春ですが、やっと雪が降り冬らしくなってきましたね。
雪祭りやスキー場、雪がなく麦が鳥に食べられて困っていた地方などには良かったで
すね。

 今回は、その雪に会いに先週、静岡の奥の山に行った報告です。
登った山は「高山」と「無双連山」です。
どちらも1000m余の山で、前日降ったので急遽行くことにしました。
帰りには初めてイノシシの肉を食べ、いつもの川根温泉に入って帰りました。

 
【今週紹介する山】

  高山(1094m) 無双連山(1083m)[静岡の百山]

 
私の印象は

「 暖冬の中、雪に会いに行った 高山・無双連山 」


【歩いた日】     2007年1月27日(土)

【天候】       晴れ

【コース及び時間】

 R362小長井トンネル過ぎから入った林道10:00発−10:24高山下の林

道−10:38林道引き返す−10:50高山入口−10:58高山〈1095m〉

11:08−11:12高山入口−(山道)−11:48無双連山入口−12:10無

双連山〈1083m〉{反射板、三角点}12:37−12:52無双連山入口−(

林道)−13:19高山下の林道−13:37車の場所

    【無双連山まで  登り 2時間   下り 1時間  】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


 
【感想 等】
 
 『無双連山(むそうれんざん)』。

無双とは・・・
「比較するものがないほどすぐれていること。並ぶものがないこと。二つとないこと
。また、そのさま。無比。無二。無類。(三省堂提供「大辞林 第二版」より)」

 「比較するものがないほど優れた連なった山」
「無双連山」の名前に惹かれ、前から気になっていた山だ。
しかし、1年半前に出た「静岡県の山(山と溪谷社)」にはコースガイドは出ていな
い。
かつての静岡県の山には出ていたのを覚えているが・・・。

 前日の26日(金)夜は雨だった。天気予報では翌土曜日は晴れだと言っていた。
1000m余の山では雪が降っただろうと信じ、用意して待っていた。
そしたら、運良く朝の道路情報で静岡奥から川根に通じるR362号は積雪のためチ
ェーン規制だった。
やった!とばかり、先週の土曜日出かけていった。

前にも書いたが、私は冬には雪に会いたくなり、できる限りシーズン1回は雪に接す
ることにしている。
今年も正月2日に山梨県の日向山(1660m)に行ったが、ほとんど雪はなく残念
だった。
もっとも、暖冬の今年は北陸・東北等にもあまり雪はないのだから無理はない。
(今月になって雪は降ったものの、新潟市さえ1月は積雪0で、明治時代からの観測
以来のことだそうだ)

私は雪に会いたくてR362号経由で前述の10年前のガイドブック「静岡県の山」
と25000分の1地形図を頼りに無双連山を歩くことにした。

 ガイドブックや地図を見ると文沢集落から登るのが一般的のようであったが、近く
にそれより10mほど高い「高山」(名前のまんまだ!)がありその近くにも林道が
通じている。
 それで、R362号の小長井トンネル過ぎから高山方向に向かうことにした。
久能尾を越えてきたが、そこまでは雪が少ししかなくチェーンは必要なかった。

 小長井トンネル過ぎから舗装の林道に入る。
林道はしばらく行くと、変則四叉路があり私は高山方向に登っている真ん中の未舗装
道を進んだ。
それは、25000分の1の地図を見ると山頂近くに続いているようだったからだ。
しかし、少し行くと道の真ん中に40cmくらいの枯れ草が伸びていて普通車では通
行不可能だった。しかもUターンもできなかった。
しかたないので500mほどバックで下がり、杉の伐採現場に車を置いた。

 10時、その林道を歩いて高山に向かった。
全く案内板や標識はないのでこの道で合っているかは不確かだった。
地形図の読み方が間違っていなければ高山に着けるかな、程度の気持ちだった。

 すぐに林道は終わり、中部電力の索道のマークがある山道に出た。
そのまま登っていくと高山下の立派な林道に出た。送電線があるので自分の位置はだ
いたいわかった。
しかし、私の地形図が古いためか、地図には出ていない林道であったので現在地が確
かめきれなかった。
また、地形図には高山山頂への山道が付いていない。

 その林道には5cmほど雪が積もっていた。
白いガードレールの付いた立派な林道を雪を踏みサクサクと音を立てながら歩く。
その白いガードレールに赤ペンキで「←ムソレ山、←高山」と書いてあった。
登ってきたコースはほぼ間違いないことが確かめられ、安心した。
それで、その林道を雪踏みを楽しみながら歩いて行った。

 20分余が過ぎ、気づくと高山のピークはかなり通り過ぎていた。しかも、無双連
山が見えてきた(HPの写真右上)。
高山への入口が全くわからなかった。
帰路は同じコースを戻ってくるので、先に無双連山に登り、帰りに高山でもいいのだ
が、見落としによるコース間違いだと困るので引き返した。

 10分ほど引き返すと、杉の木に赤丸が書いてあるのが見えた。
もしかしてこれが入口かもと草をかき分け登っていくと杉の木に「高山」と書いた赤
いペンキが見えた。
(この赤丸は私が来た道からは陰になり全く見えないので、通り過ぎても無理はなか
った)
少し急な山道を登ること8分、木々に囲まれた1094mの高山の山頂に着いた。
木々の間から見える富士山や日本平の方向を示す標識もあった(HPの写真)。
その方向を覗くと、日本平は見えなかったが富士山はうっすらと見ることができた。
この標識がなければ富士山が見えることに気づかなかっただろう。もっとも、高山下
の林道からは富士山が遮るものもなく見えたが・・・。

 高山から4分で下り、林道に沿った山道を無双連山に向かって歩く。
雪の上にはカモシカやウサギの足跡が付いていた。
それらを見るのも雪山歩きの楽しみだ。
少し歩くと倒木やとげの生えた小さな木がいっぱいで行く手を遮っていた。
ずっと林道が平行して通っているので廃道に近いのかもしれない。

 11時40分、登山道は林道に出た。文沢集落から登ってきたところだろう。そこ
には「藤川県行造林」の看板があった。
そこで数分休んでから林道を進んで行った。
300mほど行くと立派な「無双連山」と書かれた山への入口の標識があった(HP
写真)。

 6分ほど急登すると、史跡を示す白い杭に「犬戻り」という書いてある。かつて徳
山城があり、犬も怖がって戻ったやせ尾根だそうだ。
入口から無双連山の山頂までは20分余だった。
HPの写真のように木々の中にあり、山頂を示す標識は赤ペンキで落書きのように染
まっていた。
高山下の林道の白いガードレールに赤ペンキで「←ムソレ山、←高山」と同じ赤色で
はあるが、同一人物によるものとは思いたくなかった。

 南に少し行くと電波反射板があり展望がよい。そこは木を切ってあるので雪が積も
っている。
雪と大札山などの山々を展望しながら昼食にした。
昼食後はもう3分ほど南下した所にある三角点に寄った(HPの写真)。
そこも、木が生えているものの山々が見えた。

 誰もいない山頂で30分ほど楽しみ、下山した。
いろいろなところに屋敷跡や砦跡などがあり1000m余の連なったこの山が自然の
要塞になっていたことがわかった。
無双連山入口から少し登った付近から山々や大井川が最もよく見えた。

 無双連山入口からは登山道は使わずに林道を歩いて戻る。
高山入口近くで黒いカモシカの子供を見た。
高山下の送電線鉄塔付近からは富士山がよりくっきり見えていた。
そこから車までは20分ほどだった。

 私が車を止めたところには軽トラックが止まり、おじいさんが杉の木を切る準備を
していた。
彼と20分ほど話をした。
彼は50年前に自分で植えた杉の木を切っているという。
間引きをしないと木が大きくならないことやお茶栽培で生計を立てていることなどを
教えていただいた。
隣の植えっぱなしの杉は彼の木に比べると本数は多いものの太さは半分以下だった。

 帰路は川根に回り、家山のさくら茶屋で今年の干支であるイノシシの肉を食した(
HPの写真)。
今年はイノシシが豊作でチャーシューにして手打ちそばにのせて食べることができる
と新聞に出ていたので寄ったのだ。
せっかくなのでそれとは別にチャーシューの小皿も注文した。
もともと豚はイノシシを家畜化した物なので豚肉とそれほど味は変わらないが、豚肉
より少し堅く香ばしく感じた。

 お腹がいっぱいになったら次は温泉だ。
近くにはSLを見ることができる『川根温泉ふれあいの泉』がある。
川根温泉はメルマガNO.121「蕎麦粒山」で紹介済みだ。
NO.121 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama121/yama121.htm
冬場のSL運転は1日1往復のみだった。
しかもその下りが16時01分ということで運良く露天風呂から見ることができた。
相変わらず人気があって混んでいて洗い場が空くのを待つのはつらかったが、薄黄色
のナトリウム塩化物泉(源泉掛け流し)は私の好きな泉質である。
ゆっくり入浴を楽しむことができた。

今回は雪とカモシカに会え、イノシシそばと温泉を楽しんだ1日であった。


  

◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・ 人それぞれの楽しみ(2) ・・

 楽しみのない人生なんてつまらないですよね。
また、その楽しみが自分だけのものより他の人と共有できたり、他の人にも喜んでい
ただけるものだともっと楽しいですよね。
 私は単独で山歩きをすることが多いです。それは友人と休みが合わなかったり、体
力や登りたい山が違ったりするためです。ある時はいろいろな話をしながら楽しく、
ある時は一人黙々と歩く、そんな多様なスタイルが私は好きです。
 山を歩いていて、登山ルートを開拓してくださったり、標識や下草などの整備をし
てくださったりする方の助けなしには山歩きを楽しむ事はできない、といつも感じて
います。
 それで、自分としてできることは何かと考えたとき、歩きながらのゴミ拾いだった
り、山歩きの記録をメールマガジンで紹介したりHPに載せたりすることでした。
 今でこそ日本百名山のHPやブログなどが多数ありますが、私が始めた3年半前は
まだ少なかった。やる人がいないならやってやろう、なんて思い始めました。日本百
名山を紹介し終わり、やめようかとも思いましたが、みなさんに支えられて続けてい
ます。
 今月下旬には私が案内人になり、県内に住む人たちと焼津アルプスを歩きます。
酒を飲み交わす席で話がまとまりました。
私のおすすめの富士山ビューポイントである満観峰からきれいに富士山が見えるとい
いですが・・・。

焼津アルプス http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/yaizu-main/yaizu-index.htm
満観峰    http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama123/yama123.htm
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆   日向山(1660m)    [山梨百名山]  

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