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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第166号 2007/02/24 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
暖かな日が続きますね。
庭の梅も雨でほとんど散り、今度は寒緋桜もかなり開花してきました。
今年は車のフロントガラスに霜が降りて困ったのは1日だけです。
十分な冬が来ないうちに春になってしまいそうです。
今朝の朝日新聞日曜版に「地球温暖化に危機感がありますか?」という読者アンケー
トの結果が出ていましたが、あるが53%、どちらかといえばあるが41%で両方合
わせて94%でした。やはりみなさん危機感を持っていることがわかりました。また
温暖化防止のために何かをしているという人も84%でした。
 私も生ゴミは庭に埋め木々の肥料にする、電気はこまめに消す、エアコンは使わな
い、なるべく徒歩か自転車で外出するなど少しですがやっています。みなさんはいか
がですか。

 今回は、今年昨年の紅葉の時期に登った大山(神奈川県)の報告です。
日本300名山の1つで、歴史のある山です。丹沢にある首都圏の山ですので登られ
た方も多いと思います。
私も前から登りたかったのですが、なかなか機会がなくて東京へ行くついでに実現し
ました。

 
【今週紹介する山】

  大山(おおやま 1252m) [日本三百名山 神奈川県]


 
私の印象は

「 山頂は人、人、人 & 大山寺付近は紅葉真っ盛りの 大山 」


【歩いた日】     2006年11月23日(木)

【天候】       薄曇り

【コース及び時間】

 簑毛バス停10:25発−11:17ヤビツ山荘−12:05下社分岐−12:1

3大山〈1252m〉12:38−13:16下社−13:33大山寺13:40−

13:58大山ケーブル駅バス停

       【 登り 1時間48分   下り 1時間13分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


 
【感想 等】

 行こうと思っていたがなかなか機会がなかった大山に、東京に用があり出かけるつ
いでに寄ることができた。
大山は13世紀に開山し今でも多くの人に親しまれている山である。私はそんな歴史
のある山に惹かれてつい登りたくなる。
位置は東京と静岡の間、丹沢山塊の東の方である。

 朝早めに家を出て、小田原から小田急線で秦野駅に行き、そこからバスで蓑毛に着
いたのは10時過ぎだった。下車したのは私一人だった。きっとここから山歩きをす
る人はもう少し早く出発するのだろう。
 秦野駅からはバスの時刻さえ合えばヤビツ峠まで行くことができるが、蓑毛から歩
いてもいいなと思い無理にヤビツ峠行きのバスを待つことはしなかった。

 10時半少し前、歩き始めた。なだらかな林道を登っていくとすぐに小川を渡り、
山道に変わった。それまで林道を15分ほど歩いただろうか、山道にかわってもしば
らくは沢沿いを歩く。
 蓑毛の登山口には「9/28熊出現」という看板があったが、休日で人が多いだろ
うからと、あまり心配もしないで歩く。
 沢沿いの道からはずれつづら折れの山道を歩いていくと、「ワン、ワン」という犬
の鳴き声がするのでもしかしたら熊かと上を見るとシカが逃げていった。
 その後、犬はしばらく私の後をつけてきたが、やがてどこかに行ってしまった。

 近くに林道が通っているのでそこまで車で来て、飼い主が犬を放したのだろう。そ
の犬は猟犬などの恐そうな犬でなくて良かった。熊は恐いが犬も結構恐い。犬を放す
のはやめてもらいたいものだ。
 足元を見ると、シカの糞がかたまってころころとあった。
そういえば、この丹沢山塊にはシカが多く、日本百名山の丹沢山に登ったときには人
よりもシカの方がたくさん出合った。
丹沢山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama71/yama71.htm

 そのうちに人の声がすると思ったらもうヤビツ峠だった。きっと、車かバスで来た
のだろう。そこには数人がいた。
近くにあるヤビツ山荘はひっそりと閉まっていた。ここまで約50分かかった。

 そこから緩やかな尾根を数分歩いたところにあるベンチで休憩した。
モミジの木の下にHPの写真のような看板があった。
そこには「道づくりの一環でモミジ500本を植樹した」と書いてあった。
樹は写真のようにまだそれほど大きくはないが紅葉していた。やがて大きなモミジ林
ができるかもしれない。

 そこからしばらく行くと春岳山(949m)のすぐ東に着く。
木の間から大山も顔をのぞかせる。
方角を東に変え歩いていくと、阿夫利神社下社からの道に合流した。
ヤビツ峠から約50分だ。
そこには木でできた立派な標識がある。

 ここまでは2グループに出合っただけであったが、『大山ケーブル』のあるこの登
山道に合流するとすごい人だ。
ケーブルカーで下社まで来れば1時間で山頂に着けるからだ。
なかには普通の服や革靴の人もいる。
天気さえ良ければまあ不可能ではない。
かつて見た富士山をそのような格好で登っていた人に比べればよいか。富士山の御殿
場側須走りを革靴やズック靴で下りた人たちはぼろぼろに破けたり傷ついていたりし
た。

 山道は整備され良く歩かれていて木の段があったり鳥居があったりした。
8分で大山山頂1252mだった。
歩いている人が多ければ山頂の人も多くなる。
しかも私が着いたのがお昼ごろということもあって、いたるところに人・人・人だっ
た。
多くの人はお弁当を広げたりおしゃべりの花を咲かせていた。

 車で山頂に行くことができない山頂で、これほど多くの人にあったことはない。
ざっと見て200人、300人はいるだろう。
やはり首都圏の人気の山だ。

 阿夫利神社奥社の前も、裏の山頂の標識のある売店の所も大勢が休んでいた。
少し下がった見晴台にも人がいっぱいだ。
私は山頂の標識のある売店近くに腰を下ろし弁当にした。

 食事も終わりお茶を飲みながら休んでいるとたばこのにおいが・・・
こんな人が多い風上でたばこを吸うのは非常識である。
黙っていようと思ったが、その人にやめていただくようにお話しした。

 今月初め、退職間もない親戚のおじさんが肺がんで入院した。
彼は若いときはヘビースモーカーだったという。
転移していて手術ができなく余命6ヶ月だという。大変残念ではあるが奇跡を信じる
しかない。
空気がきれいな山でも、間接喫煙でたばこの害を広げてほしくないものだ。

 昼食後は山頂や見晴台で展望を楽しんだ(HPの写真)。
丹沢の山々や箱根の山々が見渡せる。
また、南の方には江ノ島や三浦半島などが見えた。

 天気は少し下り坂で雨雲が出てきた。
12時半過ぎ、下山を開始した。
コースは下社から大山寺、ケーブル駅と歩きそこからバスで小田急線に戻る。

 まさまだ登ってくる人もいる。
下っているグループを追い抜いていく。
雨が少しぱらぱらと降ってきたが、何とか持ちそうであった。
約40分で下社に着いた。
ここには「大山ケーブル」の下社駅がある。しかもちょうど紅葉のピークであった。
いろいろな木の紅葉が好きだが、やはりモミジの紅葉が一番好きである。「紅葉」と
書いて「もみじ」と読むことを知ったとき、昔からみんな紅葉と言えばもみじなのか
とびっくりした。
ここにはモミジがたくさんあり真っ赤に色づいていた。
だから観光客がいっぱいであった。

 阿夫利神社下社は信者や参拝者が多いためか、立派でありよく手入れされていた。
紅葉を見ながら下っていくと「男坂」と「女坂」に分かれている。
男坂を直接まっすぐに下るより、紅葉などを見ながら下る方がよいので女坂を進む。
すぐに大山寺だった(HP写真)。

 ここではなんと「かわらけ投げ」が今もできる。
かわらけ投げとは、高い所から土器の杯を投げて、風に舞うさまを見て楽しむ遊び。
京都の愛宕(あたご)山・高雄(たかお)山などで花見の時期に遊客を楽しませた。(三
省堂「大辞林 第二版」より)
 
 昨冬登った京都の愛宕山(新日本百名山、日本300名山)では、山道にかつてか
わらけ投げを行ったと看板があった。
愛宕山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama128/yama128.htm

 ここ大山寺では、20mくらい下の方に藁で作った輪がありその中に素焼きの皿を
投げ入れるようだ。うまく入れば、願いが叶うのだろう。私もやろうか迷ったが、環
境にも良くないし、特に願い事も思い浮かばなかったのでやめた。

 大山寺から20分くらいで大山ケーブル駅バス停に着いた。すぐにバスがあったの
で飛び乗って帰路についた。
バスの中の広告に「紅葉祭りで、11/18,19,23,25,26と夜間ライト
アップがあり、20時までケーブルカーを運転している」と出ていた。どうりで山頂
にも人が多いし混んでいるわけだ。
乗用車の駐車場も大変混んでいて、長い列ができていた。
帰りのバスで初めて自分が紅葉の最高に混む時期にここに来たことを知った。



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 人それぞれの楽しみ(4) ・・・

 山と渓谷1月号に『転換期を迎えた山登りの世界。登山者の価値観も多様化の時代
へ』という特集があり、Q1「あなたが山に登る理由は何ですか?」というのがあり
ました。読者100人にアンケートをしてまとめたそうです。年代別に少しずつ違い
年代による特徴が出ているそうです。全体を集計すると1位展望・景色、2位健康づ
くり、3位花・高山植物、4位写真撮影、5位達成感だそうです。

 みなさんの山登りの理由は何ですか?

 私は欲張りでこれら全部です。簡単に言うと「楽しいから」です。
 このメールマガジン「私の出合った日本百名山」の最初からの読者のみなさんには
メルマガを始めた頃、私が山歩きをするようになった歴史をお話ししてきました。
 次号から再度、視点を変えてお話ししていきたいと思います。

小山さんからのメールです。
「私は100名山あと少しとなりました。購読楽しみに待っております。」
こんな、シンプルなメールでも結構です。うれしいものです。

小山さん、がんばっていますね。あとどこが残っているのでしょうか。登頂しました
らまた感想等を送っていただけるとうれしいです。

この百名山登頂も楽しみの1つですね。たかが百名山、しかし全国の山を登ることで
見えてくることもあります。
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 入笠山(にゅうかさやま 1955m)[日本三百名山 長野県]  

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