北穂高岳・奥穂高岳縦走 2009.8.22(Sat)〜24(Mon)
【データ】
●標高:北穂高岳=3,106m、涸沢岳=2,983m、奥穂高岳=3,190m
●ルート:3日目=涸沢〜本谷橋〜徳沢〜明神〜上高地
●標高差:3日目=796m(涸沢〜上高地)
●歩行距離:3日目=約15km ※3日間累計=約36km
【行程】
8/24(Mon) 3:30起床
離れがたい誘惑に駆られながらもなんとかシュラフから抜け出して、身支度&腹ごしらえを済ませたらテント撤収作業にかかります。まだ薄暗いのでヘッデンをつけながらの作業になりました。周りの登山客がゆったりと朝食の準備に取り掛かったところで撤収&パッキングが完了し、ヒュッテでトイレを済ませて5:05に下山開始
誰よりも早く涸沢を出発します。今日は穂高の稜線には雲がかかり、山肌ではなく雲が朝日のオレンジ色に染まっていました。穂高のモルゲンロートはこれまで何度も見ているので、雲のモルゲンロートもなかなかオツなものだな、と思いながら下山します。
途中で服装の調節(防寒用のフリースを脱いでTシャツ1枚に)にストップした以外はノンストップで飛ばし、6:35に本谷橋に到着
ここはいつ来ても登り&下りの登山客でにぎわっている場所なので、誰もいない本谷橋は静か(沢音は豪快ですが)でちょっとだけ神秘的でした。振り返ると、北穂は殆ど雲の中。
沢沿いの岩に腰掛けて、みかんを食べながら小休止して、そろそろ出発しようかというところで後続の下山客が何組か現れて、思い思いに岩場に腰掛けて休憩していました。私たちはまた一足先に出発します。
しばらく進むと、横尾泊まりと思われる登山客にすれ違い始めます。単独行のハツラツとしたオバサマには「もう下りてきたの
何時に出てきたの
」と驚かれました。やっぱりモルゲンロートも見ないで朝5時に涸沢を出るという人はそういないですからね

屏風岩まで来ると、穂高の稜線にかかっていた雲がきれいになくなって、再び北穂がその姿を現しました。晴れ渡る空を見上げながら、登りの皆さんは嬉しそうな表情で歩いていました。(結局この日はお天気は下り坂だったようですが
) 1日目に屏風岩にできていた滝は今日はすっかり消えていて、やはりあれは雨の日の翌日だけに現れる幻の滝だったようです。看板が新しくなって、行きにも目についた「岩小屋跡」。どうなっているんだろうと思って割れ目の奥を覗いてみたら、確かに「小屋」と呼べるようなスペースが広がっていました。
7:35に横尾に到着

また雲がわき始めましたが、まだ青空が広がっています。
黙々と歩き続けて8:35に徳沢に到着
ベンチに座ってラスクで小腹を満たしてから再び歩き始めます。

ベンチに座ってラスクで小腹を満たしてから再び歩き始めます。
と、トイレ付近で何人かが集まって草むらの方を覗いているので、何かいるのかな?と思ったら野生の猿がいました
しかも親子連れの群れで、10匹近くいました
すばしっこいのでうまく写真には撮れませんでしたが・・・
子猿が木の枝を伝って、先端の枝からバンジージャンプのようにビヨンビヨン反動をつけて遊んでいたりして、とてもかわいかったです


3日分の疲労が蓄積し、また母と妹のペースについていけなくなりましたが、後続の登山客に次々と追い抜かされるようなことはなく、9:30に明神に到着。観光客も増えて、休憩できるようなスペースもないので水分補給だけして通過します。
かなりクタクタになりながら、10:10に河童橋に到着
涸沢から約5時間です。GWほどではないですが、やはり河童橋は観光客でいっぱいでした。ビジターセンターでトイレを済ませてから、バス停脇の売店でお昼ご飯を物色したところ、笹で包んだおこわを売っている店があって、そこで調達しました
山菜おこわ2個と古代米の栗おこわ1個の計3個入り。山菜おこわは甘辛く、栗おこわは甘くてホクホクの大きな栗がごろごろと入ってどちらも美味でした
が、母のおこわは全部山菜で、妹は全部栗おこわだったので、かならず2種類入っているというわけではなさそうです

初日に沢渡から上高地までタクシーに乗った際、運転手さんの営業活動で名刺を渡され、明神で電話をしてくれれば迎えに行きますと言われていましたが、明神は混雑していたので素通りしたし、いつも上高地では客待ちのタクシーが行列を作っていてわざわざ呼び出すまでもないので、ちょっと申し訳ないなと思いつつ、その場で待機していたタクシーに乗り込みました。
10:55に沢渡の駐車場に到着。いつものように梓湖畔の湯で3日分の垢を落とそうと思ったら、ちょうど温泉のお湯を抜いて、張り始めたところなので500円にまけてもらい、昔はバスタオルのレンタルがあったのでそのつもりで手ぶらで行ったら今はやっておらず、どうしようかと思いましたが店主のおばあさんの厚意でタダで借りられました
ただ・・・おばあさんは相当お年で、一人で切り盛りしているらしい温泉なので、昔に比べて掃除が行き届いておらず、ちょっと次回以降は別の温泉にしようかと考えを改めました

・・・というわけで、ようやく青空の下での稜線歩きと、日本アルプスの360度の大パノラマを満喫できて、大満足の山行となりました

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