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2007年09月18日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第187号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第187号 2007/09/18 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 だんだん涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか。
昨日までの3連休は、台風11号の影響で雨が降ったりやんだりの天気でした。その
ため予定されていた地域の運動会が中止になり、残念でした。
 これからの季節は、暑くも寒くもなく山歩きにぴったりです。遠くの名山に、近く
の歩き慣れた山に出かけませんか。歩けないよ、という方は高原へのドライブはいか
がですか。

 今回紹介する山は、ラオスの中部、バンビエンの Mt.ナムソンとナムソン滝です。
英語を話せるガイドと2人のトレッキングです。片言の英語でしたが、何とか意志疎
通が出来ました。HPの写真にもありますが、竹を敷いてあるだけの簡素な吊り橋に
は参りました。  

 
【今週紹介する山】

   Mt.ナムソンとナムソン滝(約600m) [ラオス、バンビエン]


 
私の印象は

    「 最初の吊り橋から度肝を抜かれた バンビエンでのトレッキング 」


【歩いた日】     2007年8月24日(金)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

 バンビエン9:40出発=(トラック)=9:50(R13)バンビエンサマリー

村−10:08竹の細い吊り橋−渡渉−10:48Mt.ナムソン下10:55-11:

09 Mt.ナムソン中腹−11:25放牧場(バーベQランチ)12:25−12:5

5ナムソン滝〈約600m〉13:25−13:45放牧場−(R13)ビエンサマ

リー村15:00


   【 登り 2時間8分 下り 1時間35分   計3時間43分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


【感想 等】

今回は海外編のラオス・バンビエンのトレッキングだ。
今年からビザなし渡航が可能になったラオスに行って来た。
直行便はないのでバンコク経由で入国した。

 ラオスという国について知らない人が多いと思われるので少し触れたい。
タイ、カンボジア、ベトナム、中国、ミャンマーに囲まれた内陸国で国土は日本の本
州くらい。人口は日本の5%、約600万人。国土の80%が山岳地帯で鉄道はなく
道路事情もよくない。まさに自然が一杯の国であり、人々は親切である。

 今回は北部のルアンパバーンの世界遺産とバンビエンのトレッキングを主に行って
来た。
泊まったホテルのツアーデスクを覗くと、このトレッキングが出ていたので早速申し
込んだ。
なんと参加者は私1人であった。すなわち、英語の話せるガイドと2人だけのトレッ
キングである。
ラッキーなことに代金もわずか10US$(水、昼食込み)。

 9時40分、カヤック遊びに出かける連中と相乗りでトラックの荷台に乗って国道
13号線を10kmほど北上する。
そこにはカム族のバンビエン・サマリー村がある。そこでガイドと私は降ろされ、ト
レッキングは始まった。

 9時50分、村の中の泥道を下の子を背負った小さい子どもや放し飼いの牛を見な
がら歩く。
 20分近く歩くとナムソン川に着いた。そこにはHPのような吊り橋が架けられて
いた。100mくらいの川幅に工事用の細い鉄線が張られ、その下に竹を割って4本
から6本敷いてあるだけの素朴な吊り橋である。
 ガイドのリーが「俺が渡るからその後に来い。」というので見ていたが、慣れてい
るガイドもゆっくり慎重に渡っていった(HPにガイドが渡っている写真)。
 ガイドが渡り終わり、合図があったので私が渡り始めた。渡り始めの10mくらい
の所には木があり、そこに吊り橋が乗っているのでまだ良いが、それを過ぎると揺れ
ること揺れること。しかも、足元を見ないと踏み外しそうだ。踏み外せば、日本の吊
り橋のように安全のための鉄線などはないので川に落ちてしまう。
 下を見ていると、川の流れが目に入り、吊り橋が川下に移動している錯覚に陥る。
両手で鉄線につかまり、1歩ずつ慎重に進み、やっと通過することが出来た。命が縮
む思いであった。

 草が生い茂る中を進んでいくと川幅3mくらいの所にかかった一本橋だ。手すりの
横木が付いているところや二本橋など四つくらい通った。そして、田んぼへ出た。米
が主食なので耕作可能なところには水田が広がっている。
 その先には山が見えてきた。この山に登るのか、と聞くと「違う、向こうの間の山
だ」という。まあ、どこでもいい、山歩きが出来れば、と思いついていく。リーはゴ
ム草履だ。しかも、それほど歩くのは速くない。
 彼はこの近くのカム族の人であるが、山岳民族という感じではない。町の人間にな
っている。
 バイクを乗り、携帯を持ち、夜は4人の子ども達に英語を教えているという。

 私もガイドに合わせて、下は半ズボンで上着は半袖にした。ツアーデスクに書いて
あった説明には滝でジャンプして飛び込んだり水泳をすると書いてあったからだ。(
肌を出していたので、ススキのような葉で腿を少し切ることにはなった。)

 しばらく行くと、幅7mくらいの川に差しかかった。川を渡るという。おいおい、
渡渉か。靴を脱ごうか迷ったが、靴のまま渡る(写真)。山の上の方はガスがかかり
天気は下り坂と見た。雨が降ればどうせ濡れるのだから、まあこちらから濡らそうと
思ったのだ。

 田んぼのあぜ歩きの後は、少しずつ登りになった。やっと登りになったと、少し安
心する。
今は雨期、毎日雨が降るので土の山道は滑りやすい。
長いとげの生えた日本で見かけない木や変わった花を見ながら登る。

 これからMt.ナムソンに登るという急な坂の前でガイドのリーが「休憩」という。
出発してから約1時間、ちょうど休憩にいい。

 10分近く休み、また登っていく。傾斜が少し急になった。
湿度が高く、汗ばんでくる。
15分ほど登ったところで展望が開けてくる。
眼下に放牧場の建物が見え水牛が見える(写真)。
Mt.ナムソン中腹を巻き、ここから下るだけのようだ。山頂への山道はない。
飛行機から見ても高い山に登る習慣や林業などの仕事はないのだろう、手つかずの自
然が残っているところが多い。

 15分ほど下ったら放牧場に出た。柵のない草地にたくさんの水牛がいるが、人の
姿は見えない。
聞くと山に仕事に行っているという。
ここで「バーベQランチ」だという。
どうするのか見ていると、たれに漬けてあった肉と野菜を串に刺し、高床式小屋の下
で持ってきた炭で焼いている。
生活の知恵に感心しながら見たり、水牛小屋の屎尿にたくさんの蝶が集まっているの
を見たりしていた。
大小、いろいろな種類の約100匹の蝶がとまったり飛んだりしながらストローの口
をのばしていた。
日本では見たことのない色の蝶も多かった。

 できあがったランチはHPの写真のようなものだ。
ご飯はチャ−ハン(カオ・クア)を詰めてきてあった。
自分用にはもち米を蒸かしたもの(カオ・ニャオ)と魚を練ったものを持ってきてい
た。
カオ・ニャオを少しいただいたが、日本で赤飯にする「おこわ」と同じでおいしかっ
た。
パンはフランスパンで、かつて長い間フランスの占領下にあったので庶民の生活にも
入っている。
これも、日本で食べるものよりもおいしかった。
おいしく昼食をいただいた。

 1時間昼食休憩をし、出発した。
少し小雨が降ってきて心配になってきた。
そこから川に沿って30分ほど登るとナムソン滝だった。(写真)
ガイドが持っていたバックは防水バックで、パスポートやカメラなどを入れろ、と言
って1つバックをよこした。
1つのバックは昼食を入れてきたので空になっていたのだ。

 バックに貴重品を詰め、私の背負ってきたザックは滝の手前に置いてリーについて
いった。
HP写真の左の5mくらいの岩に乗り、リーは滝壺にジャンプした。
見てると、流れはかなり速く流されてようやく戻ってきた。
欧米人は滝壺に飛び込んだり、チューブで川下りをするのが好きだ。
私は滝の飛沫を浴びているだけで十分だがリーが勧めるので1度だけ飛び込んだ。
水はきれいなので気持ちよかった。

 この滝のジャンプは5m、8m、15mの3つがあることがあとでパンフレットを
読みわかった。
今回のトレッキングはここが終点で、あとは戻るだけである。
出発地点のバンビエンの標高が何mか、このナムソン滝の標高はいくつなのかわから
ない。実感として600mくらい登ったように思った。
(標高は、ガイドブックにもインターネットのHPにも出ていない。)

 雨はやんだので良かった。
滝で30分ほど休み、元来た道を戻った。
竹の吊り橋は嫌だなあ、と思いつつ帰る。
ちょうど、農作業を終えた小学生2人が鍬を肩に渡ってきた。
片手で手すりを持ちすいすい渡っていた。小さいのに感心だ。
西洋人の中にはこの吊り橋が嫌だと言って泳いで渡る人もいるという。
(それも楽ではない。)
私もようやく渡った。

 15時、トラックから降りた国道13号線に着いた。
案内文では到着が17時になっている。1人であったこと、ペースが速かったこと等
で予定より2時間早くなったのだろう。
ホテルまでの帰りはどうするのか、聞くと携帯でトラックを呼ぶという。
それまで歩いて帰ろう、というので歩きながら待つことにした。
正味4時間は歩いていないので疲れは全くない。

 10分ほど歩くと、迎えのトラックが来てホテルに戻った。
帰宅後は近くのショップで「マッサージ」をしてもらう。1時間3us $でもみほぐし
てくれる。
日本での温泉もいいが、1日を振り返りながらのマッサージも同じくらいにすばらし
い。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆masarusのコーナー◆◆ 

   〜一万人のメッセージで救う沖縄の絶滅危惧種ジュゴン〜

 読者の岸下さんからのメールです。

「今回メールマガジン、「私の出合った日本百名山」を拝見させていただきまして、
環境保護に関する記事を掲載していただけたらと思いメールさせていただきました。
ジュゴンという海にすむ絶滅寸前の哺乳動物について、ご協力のお願いがございます
。現在、日本で唯一、沖縄にすむ絶滅危惧種ジュゴンの生息地、沖縄・辺野古の海が
米軍基地建設計画によって埋め立てられようとしています。ちょうど今月9月27日が、
建設一歩手前の“環境アセスメント書”という文書に対する意見募集の期限となりま
す。
そこで私達は急きょ「未来に残したいのは、基地ですか、ジュゴンですか?」とアメ
リカを含む世界中の人々に呼びかけ、意見募集終了日に参加者全員のメッセージをま
とめて政府に届けることで、本格的な建設を中止して保護区設定を求めるキャンペー
ンを始めました。
<ジュゴンキャンペーン詳細>
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/dugong/cyberaction_html
日本国内だけでなく世界中から、この貴重な海洋生態系を守る声を集め、環境省、防
衛省に届けます。現時点で、すでに海外から約 6,500通ものメッセージが集まってい
ますが日本からはまだ約 1,100 通です。
この基地建設には、税金が一兆円も使われるとも言われています。より多くの方にこ
の辺野古の豊かな海洋生態系を知っていただき、未来に残したいのは、基地か、それ
とも美しい海とそこにすむジュゴンか、を意思表示していただけたらと思っておりま
す。
そこで、もしこの環境活動の主旨にご賛同頂けましたら、是非メールマガジン「私の
出合った日本百名山」でキャンペーン告知を掲載して頂けないでしょうか。
(1) 告知いただきたい期間:9/13 (木) 〜 9/22 (土)
(2) 告知いただきたい内容:(下記文面は多少ご変更いただいてかまいません)
---------------------------------------------------------------------
環境NGOグリーンピースという団体から皆様に、環境活動参加へのお願いが
ありましたので、掲載します。ご興味のある方は、是非ご参加ください。

〜一万人のメッセージで救う沖縄の絶滅危惧種ジュゴン〜
緊急メッセージ募集!9月26日締切!!
今すぐクリックして、ジュゴンとサンゴの沖縄の海を一緒に救ってください!
http://www.greenpeace.or.jp/s/dgp
---------------------------------------------------------------------」

岸下さん、メールありがとうございました。
私も早速メッセージを書き込みました。
沖縄が好きで何度か訪れています。特に、その珊瑚礁の美しさは世界に誇れるもので
す。ジュゴンだけでなく、沖縄の海を守りたいと私も思ったからです。
みなさんも、賛同されるようでしたらメッセージを書き込んであげてください。


(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  玄岳(くろだけ 798m)
                 [静岡の百山 熱海市、函南町、伊豆の国市]  

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