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2010年06月29日

三峰山 (三重・奈良県) 日本三百名山

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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第312号 2010/06/29 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 今夜は6月29日。FIFAワールドカップ決勝トーナメントの日本対パラグアイ
戦がある日です。メルマガを早く仕上げてTVの前に行かなければなりません。日本
チームには予選同様に力を発揮してほしいものです。
 masarusのコーナーには富士山の山開きのことを少し書きました。雪が多いようで、
吉田口は連日、必死の雪かきです。
 
 今回紹介する山は、「三峰山」です。紀伊半島にある日本三百名山を3つ登りまし
た。その第2弾です。朝の小雨がやみ快適に歩きました。
 HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


  三峰山 (みうねやま 1235m 三重・奈良県) 日本三百名山


 サブタイトル
    
  「天気が回復し、気持ちよく歩けた 三峰山 」


【歩いた日】     2010年3月21日(日)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

不動の滝登山口P8:33−8:38不動の滝−9:16山小屋−9:28三畝峠

−9:35三峰山〈1235m〉9:44−9:50三畝峠−9:56山小屋−1

0:18不動の滝−10:23不動の滝登山口P


  【登り 1時間2分   下り 39分    合計 1時間41分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 春分の日、私は紀伊半島の300名山にいた。
三重県と奈良県の境に3つの日本三百名山が南北に並んでいる。それらに登ろうとい
うわけである。
まずは朝、北側にある「倶留尊山(くろそやま)メルマガNo.311」に登った。
倶留尊山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-f/yama311/yama311.html

 下山後すぐに、「三峰山(みうねやま)」に向かった。
神末で国道369号線から南下し「みつえ青少年旅行村」に向かう。
バス停のある青少年旅行村から歩くようにヤマケイアルペンガイドには書いてあった
が、ネットのHPに不動の滝の入口まで車で行けることが出ていた。

 軟弱な私は、車で不動の滝へ向かった。
舗装道路が続き、トイレもある不動の滝登山口に着いた(写真1)。

 数台は止めることにできる駐車スペースに車を置き、8時半過ぎに出発した。
3連休の中日の今日、この山を歩くのは私だけなのだろうか。
車もないし、ひとけを全く感じなかった。

 歩き始めて5分で「不動の滝」に着いた(写真2)。
写真のような10数mの滝で、思ったより水量があった。
登っていくと木の鳥居があった(写真3)。
水は人間をはじめとする生物にとってなくてはならないものであるから、それが大量
に落ちる「滝」は崇拝の対象になっていることが多い。
神が宿っていると考えられたのである。

 少し登ると、滝の上部に出た。
そこには使い古した手ぬぐいが掛けてあり、滝の流水に当たり修行する「滝行」を行
っているようである。

 なだらかな杉林の中を登っていく(写真4)。
暑くもなく、寒くもなく快適に歩く。

 9時半過ぎ、山小屋に着いた(写真5)。
中にはいろりもあり、なかなかいい小屋である。
ここは車を止めた林道を少し行ったところから登る道と合流する所でもある。

 稜線に出たので、あとはもっとなだらかである。
標高は1100m。

 葉を落とした広葉樹の灌木の間を歩いていく。
新道峠に繋がる三畝峠を過ぎ、9時半過ぎ「三峰山(標高1235m)」に着いた。

 山頂は1等三角点があり、少し広いが周りは灌木が生えている(写真6)。
あいにく少しガスっていて展望は良くない。
晴れた日の写真を使った案内板があり、大洞山や朝登った倶留尊山が見えることがか
かれていた。

 おやつを食べながら、その写真を見て四季の三峰山を想像した。
疲れもないし、あとは下るだけである。

 元来た道を戻る。
三畝峠で若い単独女性に会う。
若い女性の登山者が増えている、とマスコミが伝えているが私は人気のある山にはあ
まり行かないし、時間や時期をずらすので会ったことはあまりない。
そんな中、今日もこの山では誰にも会わないのかな、と思っていたら登ってきたので
うれしかった。
彼女は下の青少年旅行村に泊まり登ってきたという。

 下りはすいすい足が進み、あっと言う間に不動の滝に着いた。
そして10時半近く、駐車場に戻った。
不動の滝は良かったものの早春という時期のため景色今一歩であったが、適度な運動
量で楽しく歩くことができた。

 最後の3つ目の三百名山は「高見山」である。
次の目的地に向かって出発した。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 今年の富士山山開きは… ・・・

 メルマガNo.310で6月7日の富士山を紹介しました。
6月の富士山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-f/yama310/yama310.html

 その時、山頂の「浅間大社奥宮」の屋根まで雪がありました(HPに写真あり)。

 6月22日の山梨日日新聞にも「山開き目前まだ”冬景色” 南ア、残雪20年で
最多 富士山、6月に降雪 万全装備、安全登山呼び掛け」という見出しで、7月1
日の山開きに間に合うように連日雪かきに追われているそうです。
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/06/22/1.html 

 河口湖口コースの山開きに間に合うといいですね。一方、他の登山口は・・・

 富士宮口等、静岡県側は山頂までは無理のようです。静岡新聞には「富士山の3登
山道 開山時に通行規制」と、書いてあり、「今年は春先の天候不順などの影響で残
雪が多く、県内三つの登山道とも開山時に山頂登山はお預けになる。
 規制解除は富士宮口が8合目、御殿場口は6合目までにとどまり、須走口は5合目
以上の解除が困難とした。県内すべての登山道で山頂までの開通が山開きに間に合わ
ないのは4年連続になる見通し。解除区間でも路肩などで部分的に雪や凍結が残り、
県は万全な準備と登山時の注意を呼び掛けている。」と書かれている。
http://www.shizushin.com/news/feature/mt_fuji/20100625000000000021.htm

問い合わせてから出発することをおすすめします。
梅雨明けが、待ち遠しいですね。
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  高見山 (1243m 三重・奈良県) 日本三百名山
                              
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 ↓ 講演で使った写真や文を加えかなり加筆しました。本日完成!    
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  私の出合った日本百名山 他の山々 HP&メルマガを編集し収録
  メルマガ250号達成記念!CD−ROM 250座を紹介しています 
  詳しくは http://www.geocities.jp/masarus21/250CDR/250go-cdrom.html   
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「私の出合った日本百名山」
 ホームページ http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyakumei-index.htm
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2010年06月25日

倶留尊山 (三重・奈良県) 日本三百名山

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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第311号 2010/06/24 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 6月21日は「夏至」でしたね。もう2010年も半分過ぎ、夏至も過ぎてしまっ
たのです。月日が経つのは早いなぁと思っています。
 あとはFIFAワールドカップを連夜TV観戦し、やや疲れ気味のこの頃です。日
本チームを中心に応援している選手の活躍を願っている毎日です。
 
 今回紹介する山は、「倶留尊山」です。紀伊半島にある日本三百名山を3つ登りま
した。その第1弾です。強風の中を登りました。黄砂のすごさを感じた朝でした。
 HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


  倶留尊山 (くろそやま 1038m 三重・奈良県) 日本三百名山


 サブタイトル
    
  「黄砂の混じる強風の中をなんとか登った 倶留尊山 」


【歩いた日】     2010年3月21日(日)

【天候】        小雨&強風

【コース及び時間】

曽爾高原少年自然の家P6:16−6:27亀山峠−6:45二本ボソ(小屋)−7

:00倶留尊山〈1038m〉7:05−7:20二本ボソ−7:31亀山峠−7:

40少年自然の家P


  【 登り 44分  下り 35分    合計 1時間19分 】


【温泉】   曽爾高原「お亀の湯」   700円


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 春分の日、私は紀伊半島の300名山にいた。
三重県と奈良県の境に3つの日本三百名山が南北に並んでいる。それらに登ろうとい
うわけである。
 まずは、北側にある「倶留尊山(くろそやま)」である。

 前夜、曽爾高原(そにこうげん)にある「お亀の湯」に入った。
入浴後、そこのスタッフに「倶留尊山」登山について聞いたら、ラッキーなことに少
年の家の所長が近くにいて紹介してくれた。
少年の家に車を置かせてくれ、そこから登ればいいという事になった。

 ただ、不思議に思ったのは、「お亀の湯」の外にある案内板には亀山峠までのハイ
キングコースは書かれているが、日本三百名山である倶留尊山までのコースは書いて
なかった。
 また、お亀の湯のスタッフも入山料500円を取られるので「二本ボソ」で戻って
くればいい、というようなことを言っていた。
日本百名山の「両神山(メルマガ No.13)」のように地主と行政がトラブッているの
だろうか・・・。
両神山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama65/yama65.htm

 そのせいでもないだろうが、夜は天候がかなり荒れた。
台風並の暴風雨で木や車は揺れに揺れた。
朝起きると、強烈な黄砂で車は黄白色に染まっていた。
黄砂のすごさを初めて知った。

 雨は弱まったが、強風の中を6時過ぎに少年の家駐車場から出発した。
強風注意報が出ていたので、行くか否かを迷ったが1500m以下の山であるので大
丈夫だろう、と簡単に考え出発した。

 少年の家の所員がちょうど来たので、登り口を訪ねた(写真1)。
「こんな天気に?」という顔で、自然の家の右道路を登って行くコースを教えてくれ
た。
自然の家の裏に山はそびえているので、そこを登ればいいことはわかっているが無駄
のないコースを知りたかった。

 カヤトのある山を焼いた跡が残る裸の山を登っていく。
気温も低いのか、手がかじかんでくる。
作業用に車に置いてあった軍手をはめ、冷たさを防ぐ。
焼け跡を見て、かつて登った大阪の「岩湧山(メルマガNo.170)」を思い出した。
ススキの山は新芽のために焼き払うのだ。
岩湧山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama170/yama170.htm

 山腹に作られたなだらかな木の階段を上っていく(写真2)。

 前夜の大雨で、道はなだらかでも足元が少し滑る。
来た道方向を振り返ると、結構登ってきたのがわかる。

 10分で尾根の亀山峠に着いた。
ここは右に行くと亀山、直進は中太郎、左は二本ボソである。
倶留尊山は二本ボソを通り、山頂へ向かう。

 今までも風がかなり吹いていたが、尾根に出るともっと強風であった。
眼下を見ると少年の家が黄砂で霞んで見える(写真3)。
尾根を風が横切っていく。
それは左側が山焼きをした裸地で右にはかろうじて木が生えているといった尾根だか
らである。
最初の10分ほどは風を受けながらも普通に歩けたが、それ以降は吹き飛ばされそう
であった。
そこで風の少し弱い、コースを右側の樹林帯近くに取り進んで行った。

 少し進み、二本ボソが近づくと、左側にも木々があり吹き飛ばされる心配はなくな
り、ほっとした(写真4)。
木々や山道は早春のためか、天候のためか、元気がないように思われた。

 そして、6時45分、「二本ボソ」に着いた。
「二本ボソ」とは、おかしな名前だと思っていたが、「二本の細い木」がなまって付
けられた名前だそうである。
昨夕話に聞いたように入山料500円の看板があり、小屋もあった(写真5)。

 もちろん、こんな朝早くに管理人がいるはずがない。
強風の大荒れの天候でもある。
そのまま通行させていただく。

 少し行くと小ピークがあり、行く手には霞んだ中に倶留尊山が見えてきた。
霞んでいるので遠くにそびえる感じで見えたが、標高差は40mほどしかない。
少し下ってからゆるやかに登って15分で山頂に着いた。

 倶留尊山頂は天候も悪かったし、灌木もあり展望は良くなかった(写真6)。
三角点があり、手作りの山頂を示す標識があった。
汗はかいていないし、体は暖まっていない。
山頂付近を少し散策し、すぐに下山することにした。

 同じコースを戻る。
右側(西側)は灌木、左側(東側)は少し岩がごつごつしている。
二本ボソにはモノラックのレールがあった。
入山料を徴収する管理人は裏側からこのモノラックで上がってくるのだろう。
看板には「柳原林業」と書かれている。

 風は少し弱くなり、下りは歩きやすく、7時半過ぎ少年の家の駐車場に着いた。
1時間余の朝の散歩であった。

 出発の用意をし、次の三峰山に向かった。



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 真実のドラマが好き(W杯他) ・・・

 FIFAサッカーのW杯を連夜のように見て、少々寝不足です。

今朝の明け方日本はやってくれました。デンマークに3−1で勝利したのです。ニュ
ースやダイジェスト版もいいのですが、やはりライブが最高です。TVにかじりつい
て見てしまいました。本田と遠藤のフリーキックは最高でした。追加点の本田から岡
崎へのパスも良かった。
 90分間を楽しく見ることができました。
ピッチに立った選手だけでなく、ベンチの控え選手や岡田監督・スタッフにも多くの
ドラマがあり今日の事実があったと思います。

韓国はかろうじて引き分け決勝トーナメントに進み、フランスは1勝もできずに敗退
しました。サッカーは点の入らないスポーツなので、余計にメンタルな面やチームワ
ークの有無が出てしまいます。そこが面白いし、その試合に行くまでの選手個人個人
の人生もあります。
 彼らの今までの活躍や生い立ちを知り、各試合試合での1人1人の活躍を想像して
しまいます。また、自分が岡田監督だったらこんな選手起用をする、なんて思ったり
します。それが楽しいです。

 NHKのスポーツ大陸だったと思いますが、先日、元日本代表の岡野選手を取り上
げていました。100mを10.8秒で走る彼は、スルーパスを出し走っていって自
分で受ける、といったスーパープレーが語りぐさになっています。
 私が監督なら、岡野をあまりの技術のなさから代表には選ばないな、とずっと思っ
ていたのですが、そのTVを見て加茂監督、岡田監督の考えがようやく理解できまし
た。
 また、岡野氏の当時の振り返りで氏が延長戦でようやく決めた決勝ゴールの時の心
情が理解できました。

 静岡はサッカーが盛んで、私の通っていた高校の体育の授業はほとんどサッカーの
でした。今では男子生徒はサッカースパイクを入学時に買わされるそうです。
 私はサッカーだけでなく、その他のスポーツも見るのが好きです。
また、スポーツだけでなく、3面記事の種々の事件も読むのが好きです。

 そこには真実のドラマがあるからです。そこから感動をもらったり、多くのことを
学べやりするからです。 
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  三峰山 (1235m 三重・奈良県) 日本三百名山
                              
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2010年05月31日

八鬼山越え (627m 三重県尾鷲市) 熊野古道 伊勢路

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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第308号 2010/05/31 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 明日から6月ですね。早いものです。
もうすぐ梅雨入りと思うと、なんかうっとうしくなります。
昨日、一昨日と少し雨が降るという天気予報でした。。それで山歩きはひかえること
にしたのですが、夕方思うことは「歩いておけばよかった・・・」です。
できたら晴れの日に、快適に歩きたいですよね。でも、6月に入ると、梅雨もありま
すので、思い立ったら吉日!多少の雨でも歩くといいかもしれません。

 今回紹介する山は、「八鬼山越え」です。熊野古道伊勢路です。
西国一の難所は、世界遺産反対!でも日本一かも・・・。そこには住民と行政との行
き違いがあるように思いました。
 HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


  八鬼山越え (627m 三重県尾鷲市) 熊野古道 伊勢路


 サブタイトル
    
 「 [世界遺産反対!] の方法に心を痛めた 八鬼山越え 」


【歩いた日】     2010年3月24日(水)

【天候】        小雨

【コース及び時間】

6:16JR三木里駅発−6:46名柄一里塚−7:04明治道分岐−7:22十五

郎茶屋跡7:28−8:00桜の森広場〈627m〉8:05−8:13三木峠茶屋

跡(明治道と合流)−8:21荒神堂−8:27久木峠−8:54七曲がり下−9:

29登山口9:32−10:19JR尾鷲駅


  【登り 1時間38分  下り 2時間11分  合計 3時間49分】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 朝、JR尾鷲から始発の5時52分発の新宮行きに乗る。
残念ながら今日も小雨である。
本日の予定は熊野古道伊勢路の「八鬼山(やきやま)越え」である。

 この「八鬼山越え」は、西国一の難所として恐れられていたそうである。
オオカミや山賊が出没し、海岸から登る600m余の山は巡礼者にとってきつかった
ようである。
それで、残りの一日に歩くコースとして、伊勢路の中でここを選んだ。

 乗車後、3つ目の駅「三木里」で下車する。
この伊勢路がありがたいのは、JR沿いに熊野古道があることである。
ただ、以前の書いたようにJR紀勢本線は本数が少ない。
それで先にJRで移動し歩くことにしたのである。

 6時過ぎ、JR三木里駅に着いた。
雨のためかまだ少し暗いが、すぐに歩き始める。
標識は少ないものの、電信柱等にあり海岸方向に下り、海沿いの道を西に進み、何と
か八鬼山の方向に歩けた。

 しかし、何かいつもの世界遺産とは違った印象を感じていた。
町をあげての盛り上がりがないし、標識が少ない。
そんな中を歩いていくと、写真のような道に出た(写真1)。
草が刈ってない、荒れたような道である。
道を間違えたかも、と思ったが他には道はなかった。

 駅から30分ほど歩くと、新しいトイレがあり、石畳と看板があった。
看板には「名柄一里塚」とあり、説明が出ていた。
道は間違えてはいなかった。

 そこから少し歩くと「リメンバー八鬼山 200年前の苦しみ 世界遺産反対 名
柄住民代表 田中隆典」という看板があった。
日本中の世界遺産を歩いているが、堂々と「反対」と書かれた看板を見たのは初めて
であった。

 私の地元の富士山も世界遺産にしようと県知事などが張り切っているが、以前、富
士五湖にある商店の中には制約が多くなり観光客が減るのではないかと世界遺産に反
対だという、コメントも見たことがある。

 この看板だけでは詳しいことはわからない。
帰宅後ネットで調べると、名柄住民、特に地権者に十分な説明や同意を求めなかった
ためらしいことがわかった。
住民は今までのように林業や山菜取り、シカやイノシシの駆除ができなくなり、以前
のような生活ができなくなったそうである。

 ちょうど、5月28日の朝日新聞「声」欄に『世界遺産に住む苦悩を見た』という
白川郷を旅した主婦の投書が出ていた。
「子どもたちは観光客のために、自転車に乗るなどの遊びを制限されていた。自分を
癒すために訪れた地で、その目的はかなえられたのだが、大勢のよそ者が行き交う中
、地元の人がストレスを抱える実態も考えさせられた。」と。

 それではいけない。
まずは、地元民が世界遺産に誇りを感じ、より幸せにならなくてはならない。
観光客の楽しみは二の次である。
そうでなければ、本末転倒だ。

 少し歩くと、看板だけでなく、大きな木にも落書きがあった(写真2)。
写真大好きの私にとって、自然の中の「世界遺産反対!」の落書きは、がっかりであ
った。
これって、犯罪ではないか、とも思った。
帰宅後に、この落書きは自分の木に書いてあることがわかり、絶句した。
地権者も書けば嫌みを言われたり白い目で見られたりするわけである。
そこまでしなくてはならないことが悲しい。

 7時過ぎ、明治道・江戸道の分岐に着いた。
雨天なのでショートカットの明治道を通ろうと思ったが、展望が開ける可能性を信じ
江戸道にした。
杉林の中の急坂を登って行った(写真3)。

 しばらく行くと、木々の間から熊野灘が見えてきた(写真4)。
期待していなかっただけに、うれしかった。

 そこには『十五郎茶屋跡』があった。
そこの東屋でザックを開けて、おやつタイムにした。
近くには真紅のツバキが輝いていた(写真5)。

 道はなだらかになり、30分ほど進むと『桜の森広場』に出た。
「健康とゆとりの森」という看板もあり、展望が広がっていた。
少し待つと、海岸が見え、そして山も顔を出してきた。
天気が良ければ、志摩半島までの絶景が見えると看板に書いてあった。

 そこから数分行くと、「三木峠」に着いた。
そこで明治道と合流した。
西国一の難所であるが故に「○○丁目」と書かれた石の地蔵が安全を見守っている(
写真6)。
かつては50体あったが、現在は34体が残っているそうである。

 三木峠から数分下ると、木造の古い建物の「荒神堂」に着く。
巡礼者を山賊を退治するために修験者が建て、その後、前札所として参拝もされてい
たそうである。

 少し行くと、久木峠である。
説明の看板がたくさんあり、この地の歴史を教えてくれる。

 いよいよ「七曲がり」である。
つづら折りの道で、登りなら急登で汗もかくだろう。
雨でも滑らないし、気温も低いので快適に下る。
9時頃、七曲がり下に着く。

 七曲がりを過ぎると杉の大木が石畳の横に並んで生えている。
そこには「世界遺産反対」と書かれたペンキを消した跡が茶色く残っている。
(帰宅後ネットで調べたとき、書かれてある写真も見つけた。)
大きな石にも赤いペンキを消した跡があり、それもまた痛々しかった。

 その先には、すばらしい「八鬼山の石畳道」、「行き倒れ巡礼者供養碑」がある。
役所と住民との対立はどうなっていくのだろうか。
民家が見え始めた頃、尾鷲市教育委員会の看板があった。
「尾鷲市熊野参詣道伊勢路における尾鷲市道路の交通規制実施」という題で、林業施
業が必要な時には交通規制もする、といった内容であった。地権者への役場からの仲
直りをするための表示かもしれない。

 前から時々書いているが、私たちは多くの人の好意により山や自然を楽しませてい
ただいている、とつくづく思った。
9時半、尾鷲側の登山口に着いた。無料の駐車場もあり、ありがたい。

 ここからJR尾鷲駅まではまだ歩かなくてはならない。
歴史の残る町中の石碑などを見ながら歩く。
途中、「熊野古道 やのはま道案内板」もあり、半日楽しめそうだとも思った。
10時過ぎ、JR尾鷲駅に着いた。

 小雨の中であったが、西国一の難所「八鬼山越え」を楽しめた。
まだ時間があるので、その名前で引かれた熊野古道伊勢路「ツヅラト峠」に向かって
車を走らせた。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 健康が一番(歯の予防) ・・・

 何年か前に、近所の歯医者で虫歯の治療を受けました。銀をかぶせた歯が虫歯にな
ったのですが、それを外して型を取っていると、根本が細かった歯は折れてしまいま
した。しかし、歯科衛生士はにやにや笑っているのです。 
しかも治療費をしっかり請求し、知らん顔です。
 それで、その歯医者は途中でやめました。
そのまま放って置いたら、噛み合わせの上の歯が伸びてきてしまいました。人間の歯
も伸びるんですね。初めて知りました。
 その放って置いた歯が痛くなり、先日、歯医者に行きました。口コミでいろいろ探
して初めての歯医者に行きました。
 女医さんでしたが、今のところ、まあ気に入っています。

 歯は体の健康にとってかなり大事です。食物をかんで消化しやすいように細かく砕
くのですから、歯は健康の源です。
「8020」って、ご存じですよね?80歳で20本の歯を。自分も80歳になった
とき、20本の歯があるように今から気を付けたいと思っています。
 そのために、4〜6ヶ月に1度、歯医者で歯の健康状態をチェックしてもらうこと
にしました。

 みなさんの歯は元気ですか?
今までは、水のない山の上に泊まる時は歯を磨きませんでしたが、最近は必ず磨くよ
うにしています。
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  ツヅラト峠越え (340m 三重県大紀町・紀北町)

                             熊野古道 伊勢路
                              
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  私の出合った日本百名山 他の山々 HP&メルマガを編集し収録
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2010年04月26日

大雲取越え 熊野の古道 中辺路 (和歌山県那智勝浦町・新宮市)

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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第303号 2010/04/26 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
 4月ももうすぐ終わります。静岡でもやっと本格的に暖かくなり、うれしいです。
昨日、一昨日も良い天気で、南からの海風がやや冷たかったものの気持ちの良い1日
でした。行楽に出かけた人も多かったと思います。
 私は庭の草取りに精を出しました。タンポポ系の花はきれいですが、根が深く取っ
てもまた芽が出て、なかなかしぶといです。それに加え、綿毛で増えますのでいつも
間にか辺り一面タンポポ系になってしまいます。
 雑草も種類によって増え方や伸び方、勢力図が違い面白いです。除草剤は使わず、
雑草や虫を楽しんでいます。

 今回紹介する山は、大雲取越えです。熊野古道の中でも、雲に手が届くくらい高く
て難所だったそうです。「難所」と聞くと、どんなところか、わくわくして小雨の中
歩き始めました。
HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】

    大雲取越え(おおくもとりごえ) [舟見峠868m] [越前峠870m]

熊野の古道 中辺路 (和歌山県那智勝浦町・新宮市)


 サブタイトル
    
  「 倒木による通行止めもあった雨の 大雲取越え 」


【歩いた日】     2010年3月23日(火)

【天候】        雨

【コース及び時間】

那智山バス停7:13−7:23青岸渡寺−7:45那智高原公園−8:15登立茶

屋跡8:20−8:55舟見峠〈868m〉−9:08色川辻9:13−10:00

地蔵茶屋10:08−10:44越前峠〈870m〉10:50−11:28楠ノ久

保旅館跡11:42−12:03円座石−12:19小口−12:38小和潮登山口

−(「小雲取越え」に続く)


 【登り(那智山バス停〜舟見峠)1時間37分   舟見峠〜越前峠1時間37分

   下り(越前峠〜小和潮登山口)1時間34分   合計4時間48分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 前日、伯母子岳(メルマガNo.301)と護摩檀山(メルマガNo.302)に登り、那智山
へのバスが出る那智に泊まった。
 本宮からのバスが到着する新宮では始発のJRに乗っても、那智山行きの始発バス
に間に合わないのである。
JRの本数が少ないのにはびっくりする。
伯母子岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-f/yama301/yama301.html
護摩壇山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-f/yama302/yama302.html

 朝起きるとやはり雨である。
春分の日の3連休の最終日の前日は天気が良かったが、他は全滅であった。
私は連休明けの3月23日に、ここ那智山から熊野本宮までの「大雲取越え」「小雲
取越え越え」を計画した。
まずは、中辺路「大雲取越」である。

 外は小雨の降る中を出発の準備をする。
那智山行きの始発バスはJR勝浦を出て、JR那智には6時53分に着く。
 6時半に用意ができたので、駅の南側に広がる海に行ってみた。
2、3人散歩をする人はいたが、夏の海水浴シーズンと違い静まりかえっていた。

 バスは中高生くらいの1人を乗せて定刻に来た。
乗ったのは私1人。
大きなバスに2人の乗客で、スムースに進んでいく。
途中で彼は降り、私は7時11分、「お寺前駐車場」バス停で1人降りた。
このバス停は4月1日からはわかりやすいように「那智山」と名前が変わった。

 那智山は4年前、大門坂から歩き、那智大社、青岸渡寺、那智の滝を散策したこと
がある。
だからこの周辺のことは良く覚えている。

 少し歩いて「那智山参道入口」から階段を見渡すと、そこには誰もいない。
店も全部閉まっている。
平日の雨の7時である。誰もいないのも無理はない。

 石段を上がっていくと、那智大社の桜が私を歓迎してくれた(写真1)。
熊野古道の入口のある青岸渡寺に向かった。
青岸渡寺の木の扉は開けられ、「拝んでください」とばかり明かりがついていた。
私は本日の無事を祈り、鐘楼横の石段から「大雲取越え」をスタートさせた。

 そこには標識ばかりでなく、「熊野道」という石柱もあり、わかりやすかった。
この「大雲取越え」は、『紀伊続風土記』に「峰の高き事雲を捕るへき形なるを以て
、雲取ノ峰と称す」と名前の由来が記されている、と多くの本に書かれていた。
 雲に手が届くくらい高くて難所だったと言うことである。大変楽しみな山である。

 それを「小雲取越え」と合わせて1日で歩こう、とは無理な計画かもしれない。
無理だった場合を考えて、小和瀬からバスかタクシーで戻る、小和瀬に宿泊する、下
地橋からバスで新宮に戻る、本宮に宿泊する、等の代案を持って歩き始めた。
 ただ、地形図で見ると標高は870mしかなく、百名山やアルプスの山々を歩いて
きた私に無理か否かはやってみなければわからない、といったところである。

 杉林の中を20分ほど歩くと、「那智高原公園」に着いた。
芝生の中に桜の並木があり、市民の憩い場になっているのだろう。
桜は3分ほど咲いていてきれいだが、平日の雨で私以外にはいなかった。

 公園を抜け、熊野古道の石畳を30分ほど歩くと「登立茶屋跡」に着いた。
この茶屋はかつて、田辺からの日用雑貨、勝浦からの海産物を扱う商店でもあったと
、看板に書かれている。
国道42号線が整備されるまでは幹線道路だった、とも書かれている。
(各地に車社会になるまでのこのような道があり、私はそれらの道との出合いを楽し
んでいる。)

 ゆるやかな登りが続く。
石畳もある山道を30分くらい登ると、「舟見茶屋跡」に着く。
名前のように熊野灘の船が見えるという展望台もあるが、今日はうっすらガスがかか
る雨である。
すぐ先に標高868mの舟見峠があり、休まずに歩く。

 舟見峠からは「八丁坂」を少し下るが、そこに「熊野古道 この先通行止」と書か
れた紙が石畳の上に置かれていた。
それは、雨で破けないようにビニルコーティングがされていた。
 引き返さなくてはならないの?と、よく見ると「舗装道路(林道)を通ってくださ
い」とあった。
 できれば、その紙に地図を付けてくれると通行止めの箇所が分かっていい。

 この「八丁坂」は亡者との出会い、とも呼ばれ、死に別れた親兄弟や知人が白装束
を着て歩いているのが見える、といわれたそうだ。
 妖怪も出て、取り憑かれると動けなくなって死んでしまう、とも言われていたそう
である。
 あの有名な南方熊楠も妖怪に会い、気を失っているという。
 そんなことを考えながら、雨の中を1人で歩いていると、恐くなる。
 私は八丁坂の先で亡者ではなく、通行止めと出会ったのである。

 地図を見ると、古道に並行して林道がある。
通行止めの箇所を詳しく知るために、行けるところまで古道を通り困ったら林道に出
ることにした。
 通行止めの紙から5分、「色川の辻」付近に多数の倒木があった(写真2)。
 ここのことか、と思ってよく見ると歩けないことはない、また歩いた跡もかなりあ
った。

 そこから20分ほど歩くと、また「この先通行止」の紙があった。今度はタフロー
プで道路を遮るようにぶら下げられていた。
その先も、やはり木が倒れ、通りにくくなっていた。
歩きやすくはないが、困るほどの倒木ではなかった。

 10時、木橋を渡り「地蔵茶屋」に着いた。
地蔵茶屋から色川の辻までが、通行止めで林道を迂回することになっていることが初
めてわかった。(何とか通過できた。)

 この「地蔵茶屋」には新しい休息所とWC、東屋がある。
雨宿りをするにはぴったりで、1人おやつタイムにした。
そして、名前の通り、地蔵堂があり、32体の地蔵が祭られている。

 ここからは林道を離れゆるやかに登って行く。
作るのには大変であったろう石畳が至る所に残っている(写真3)
石畳の石に切り出して使ったのだろうか、ノミの跡のある岩がいくつかあった。

 石倉峠を過ぎ、越前峠に向かう。
古道の所々にかつてその場所で読まれた歌の石碑があり、当時を偲ばせてくれる。

 10時44分、標高870mの越前峠に着いた。
ここが「大雲取越え」で最も高いところである。
そのためだろうか、ここ大雲取越えの最高点「越前峠」には小学校卒業記念などの立
て札がたくさんあった(写真4)。
地元の小学校であろうが、世界遺産の熊野古道にあるのがやや不似合いに感じた。

 さあここからは「小口」に一気に下る。
最大の難所ということであるが、アルプスの山々に比べたら大したことはない。
しばらく下ると、「胴切坂」という標示が出ていた。
やがて樹林の間から雲海越しに山々が見えてきた(写真5)。
この場所の高さがわかる。

 難所ということもあるのだろうか、石仏が随所にある(写真6)。
そこには木札が置かれている。大峰奥駆道にもたくさんあったが、修験者のような人
達が置いたのだろうか・・・。
大峰奥駆道 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/oomine/oomine-main.htm

11時半頃、楠ノ久保旅籠跡に着いた。
かつてはこの近くに十数軒の旅籠があったというからその賑わいがわかる。しかも大
正時代まで旅籠が営まれていたそうである。

 12時過ぎ、「円座石(わろうだいし)」に着いた。
よくパンフレットに使われている、梵字が石に書かれている。
説明板によると、右が阿弥陀仏(本宮)、真ん中が薬師仏(新宮)、左が観音仏(那
智)だという。
苔が生えて緑に染まった中にそれはあるので、より映えている。

 どんどん下って、12時20分頃小口に着いた。
窓ガラスの割れた古い家があったので、どこだろうと思っていたら小口の集落であっ
た。

 標識あったので道路を進んでいったが、そのうちにわからなくなった。
工事をしている人がいたので「熊野古道はどこですか」と聞いたら、この上だと、墓
地の方を指さし教えてくれた。
標示もない細い道を進んでいくと、民家の庭に出た。

 これは間違っているだろうと、食事中の民家に道を尋ねた。
おばさんは嫌な顔1つしないで、優しく教えてくれた。
道は合っていた。この民家の角に「熊野古道」という消えかけた手作りの木の看板も
あった。
おばさんの話によると、みんな迷うようである。

 ほぼ満開の桜の咲く赤木川沿いに歩き「小和瀬バス停」に着いた。
時刻は12時半過ぎであった。

だいたい予定通り歩け、休憩を入れて約5時間半かかった。
小雨の中であったが、快適に歩くことができた。

これから「小雲取越え」に続く。


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 勝ち組、負け組のない世界 ・・・

 中学生の時はテストの順位を144人全員の物を廊下に張り出してありました。
駅伝、長距離走と選手で競い合ってきました。バスケットボールを大学卒業後まで続
け、多くの試合に出てきました。もちろん、高校入試、大学入試、就職試験を体験し
てきました。
 週刊誌の見出しに「勝ち組・・・」という物をよく見かけます。4月21日の朝日
新聞『おはなしのくに』には、「負け組おばさんの冒険」というタイトルで本の紹介
がありました。
 私が山歩きが好きなのは、勝ち負けがないからです。よく私は、「一つの頂に百の
喜びあり」ということを言ってきました。
 ゆっくり歩いて自然を楽しむのもよし、体力作りに負荷をかけて歩くもよし、山頂
まで登らなくても森林浴を楽しむもよし、小鳥や花を楽しむもよし、いろいろな楽し
み方ができます。
 もちろん、速さや回数等を競いたい方は競い合えばいいのです。競い合う楽しさも
ありますが、競い合わなくてもいろいろな楽しみ方があります。

 人生も、勝ち負けを作るのではなく、みんなで楽しく生きたいものです。
今年のGWは、渋滞を避けて遠出はせずに人との交流を楽しみたいと思っています。  
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
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◆◆次号予告◆◆ 焼津アルプス清掃ハイク (静岡県焼津市)
                              
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2010年04月18日

護摩壇山  日本三百名山

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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第302号 2010/04/18 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
4月中旬ももうすぐ終わります。先週のメルマガで「かなり暖かくなりました」と書
きましたが、金曜日は信じられないくらいの寒さでした。私の住んでいるところは雪
は降りませんでしたが、静岡でも三島・御殿場など雪が積もって、大変だったところ
もあります。東京周辺でも大変でしたね。
 今日は皆さんに呼びかけ、4人で焼津アルプス清掃ハイクに行って来ました。この
ところ寒かったのでまだ山桜や菜の花、スミレが咲いていたり新緑が楽しめて良かっ
たです。また皆さんと山歩きをするのを楽しみにしています。

 今回紹介する山は、護摩壇山(1372m)です。日本三百名山の1つです。
前回紹介した伯母子岳の近くにあります。熊野古道小辺路の伯母子岳から縦走したか
ったのですが、3月中は難しいです。それで、高野龍神スカイラインを通ってごまさ
んスカイタワーまで行こうと思ったのですが、ハプニングが・・・。
土砂崩れで通行止めです。私の山歩きにはハプニングがつきものです。
HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】

    護摩壇山 ( ごまだんざん 1372m )

            奈良県十津川村・和歌山県田辺市  日本三百名山


 サブタイトル
    
  「 通行止めでも何とか登れたが、お後が大変であった 護摩壇山 」


【歩いた日】     2010年3月22日(月)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

タワーへ2kmの崖崩れ地点11時01分−(ヒッチハイク5分)−11:21ごまさ

んスカイタワー−11:31護摩壇山11:41−11:46ごまさんスカイタワー

−(ヒッチハイク5分)−12:00タワーへ2kmの崖崩れ地点


    【 登り 30分  下り 19分   合計 49分 】


【温泉】  かなや明恵峡温泉(和歌山県有田郡有田川町)   600円


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 伯母子岳(メルマガNo.301)に登った大股からは高野龍神スカイラインへ出る道は
3つあった。
伯母子岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-f/yama301/yama301.html

 その内、一番大股に近い分岐の道を上がっていった。

 途中、展望台もあり車を止め展望を楽しんでから護摩檀山に向かった。
あと3kmほどの所で、「通行止め」の表示が出ていた(写真1)。

 しかも、そこから有田川町清水へ下る道も「冬季通行止」と出ている。高野山に戻
るしかないのか・・・。
 それならスカイラインの通行止めの隙間から車を進めてみようと、先の様子を確か
めることにした。

 1kmほど進むと、ショベルカーが道路の土砂をどかしていた(写真2)。
その場所で前夜崖崩れがあり、通行止めになっているということがわかった。

 一昨日の大雨とその後の強風で崖の木々が揺れて崖が崩れたようである。
この高野龍神スカイラインはここまでも何カ所かで崖崩れがあり信号機による片側通
行になっていた。
やはり通り抜けることができないのだ。護摩壇山まであと2kmで敗退か・・・・。
困った!!

 しばらく工事を見ていたが、代替えのルートはない。
思い切ってガードレールの外を歩いて通らせてほしい、と工事のおじさんに頼んだ。
おじさんは、いいとは言えない・・・、と返事を保留にした。
何かあったとき、自分たちの責任になるのは困るのだ。
目をつぶっていてくれれば、その間に通ります。私はこの先の護摩壇山に登るために
はるばるやってきたのです、としつこく頼み込む。

 と、1台の車が止まり、警察官と町役場の担当者がやってきた。
これは、ちょっと無理な感じになってきた、と思いながらも彼らにも話をした。
警察官は多分、派出所のおまわりさんであろう。そんな穏和な感じの人であった。

 ありがたいことに、「2kmか、気をつけて歩きなよ」とそこを歩いて通過すること
を認めてくれたのだ。
 その間も、ショベルカーで土をすくいダンプカーに積んでどこへやら運んでいた。

 私は11時に車の所から出発し、スカイラインを歩いて護摩檀山に向かった。
あまりアップダウンはないが、舗装道路歩きは好きではない。
 15分ほど歩き、あと数百mかな、という所でダンプカーが来た。
乗せてって、というと「少ししか走らないよ」といいながらもOK。
工事のおじさんと話しながら5分ほど乗せていただく。
急なこの工事が入り、彼らは1時間半ほどかけて龍神町からここまでやってきたとい
う。不況の折、ありがたいことではあるとの事。

 11時21分、「ごまさんスカイタワー」に着いた(写真3)。
数日前に、家からごまさんスカイタワー電話をしても出ないわけであった。
3月いっぱいは休みのようである。
ここ高野龍神スカイライン関係の営業開始は4月からである。

 ごまさんスカイタワーからは緩やかな坂を上っていく(写真4)。
スカイラインは通行止めなので歩いているのは私一人である。
山頂まではわずか10分で着いた。

山頂からは周りの山々が見渡せる(写真3)。
山々の名前が書かれた丸い金属の説明板もあった。
シーズンには多くの観光客が歩いたり、山頂で景色を楽しんでいるであろう。
山の上まで簡単に来ることができるのは足の悪い方にはありがたいことであろう。

 下山も同じコースを下る。
わずか5分でスカイタワー下に着く。
そこからはまたスカイラインを戻る。
またまたあと数百mの所でダンプカーが来て乗せてもらう。
わずかの距離ではあったが、乗せていただけたというのはラッキーであった。

 合計1時間の簡単な山歩き?だったが、登頂できて良かった。
もし、ごまさんスカイタワーまで車で行くことが出来ていれば、往復で15分の山歩
きになっていた。


 今日の予定は、あと1つ楽しみにしていたものがある。
それは「龍神温泉」に入ることである。
この「龍神温泉」は泉質がよく日本三美人湯として名高い。

 最初の計画通りスカイラインをそのまま南に走っていけば、龍神温泉はすぐであっ
たが通行止めでかなり遠回りしなくてはいけなくなった。
 昼食を取りながら考えたが、龍神温泉は次回の楽しみにして諦めることにした。

 おまわりさんと一緒に来た町役場の人に聞いてわかったのは、冬季通行止めの有田
川町清水へ下る道は通行することができるということであった。彼らもその道を上が
ってきたのである。
 私もその道を下り、県道19号線に出て国道480号線を有田川沿いに下っていき
国道424号にでてすぐの所にある「かなや明恵峡温泉」をめざすことにした。
 この温泉には着くまでにかなりの距離を走り、1時間半ほどかかった。
温泉の外観は写真のように円形の形といい黒っぽい木製の壁といい、一風変わってい
た(写真6)。

 しかし、川沿いの山に囲まれた高台にあり、露天風呂も気持ちが良かった。
この「かなや明恵峡温泉」で1時間半ほど過ごし、翌日歩く熊野古道中辺路「大雲取
越」「小雲取越」の出発点である那智に向かった。

 と、言ってもここ「かなや明恵峡温泉」は田辺市より北にある有明川町である。
通行止めのせいで紀伊半島のかなり西に来てしまった。
どの道を通ったら一番いいかは地元の人に聞くのが一番である。

 海岸の国道42号線を通るのは遠いと思っていたが、新しい長いトンネルができ便
利な道を教えていただいた。
世界遺産になってから高速道路を含め、県道など地方道も次から次へと作られ便利に
なってきた。
善し悪しは別であるが・・・。

 那智への道は、国道424号線を東に走り、横畑から国道425号に出る。少し走
ったら県道198号の「水上栃谷トンネル」を通り国道311号に入る。
 そこは以前歩いた中辺路だ。滝尻から牛馬童子口(メルマガNo.114)、牛馬童子口
から本宮(メルマガNo.115)と2回に分けて40kmを歩いた。
まさかその横をまた車で通るとは思わなかった。
そして、ゴールである本宮町もこれから通る。
メルマガNo.114 中辺路(滝尻〜牛馬童子口)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama114/yama114.htm
メルマガNo.115 中辺路(牛馬童子口〜本宮)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama115/yama115.htm

 熊野古道中辺路「大雲取越」「小雲取越」を本宮から南に向かって歩く方が標高差
から考えて簡単である。
しかも、こうして通過するのであればここをスタート地点にしたいところである。
 しかし、バスの便が悪く、1日で歩くのは無理である。それで、那智から登ること
にしたのである。

 国道168号線を熊野川沿いに新宮に向かう。この道を通るのも3回目である。
新宮付近の国道42号線は混んでいた。
結局、18時40分に那智に着いた。
1日の走行距離は216kmであった。しかも高速道路は一切なしである。

 なんとか護摩壇山には登れて良かったが、その後、遠回りで那智までかなり遠かっ
た。大変長く感じた1日であった。

 中辺路「大雲取越」は次号メルマガ303号で。

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 楽しさのA,B,C ・・・

 人生は楽しいことが一番です。私は楽しいことが大好きで山歩きをしています。
楽しいと感じることは人それぞれでしょう。私のように自然に接することが楽しい人
もあるし、パチンコやギャンブルが楽しい人もいます。また1人でやるTVゲームが
楽しい人もいます。それはそれでいいと思います。

 その楽しさも3種類あると思います。次の3つです。
A:自分は楽しいけど、他の人に迷惑をかけている。
B:自分だけ楽しくて、他の人には影響がない。
C:自分も楽しいけど、他の人も楽しい。

 山歩きで言いますと、Aはみんながいる山頂で平気でたばこを吸って周りの人に受
動喫煙をさせている人(実は今日の山歩きでも体験しました。満観峰の山頂で風上の
ベンチでたばこを吸っている人がいて、その煙が10mほど離れた私たちのベンチに
流れてきました。苦情も言うのも嫌なので私たちが場所を移しました。)ペットボト
ルやゴミを平気で山に捨てていく人。後から人が来ているのに道いっぱいに広がり大
声でしゃべっていて、道を譲らない人。写真を撮るためなどに立入禁止の所に入って
いく人。等々

 Bは、普通の山歩きがそうです。TVゲームや読書、普通の活動の多くがこれに該
当します。
ただ、山歩きで迷惑をかけていないつもりでも、私も強風でザックカバーや飴の包み
紙が飛んでしまいゴミを出してしまったこともあります。

 Cは、なかなか難しいですが、野口健さんのように自然環境保護にめざめ、活動し
ている人。精力的に詳しい山の記録をHP上にアップしている人。先日月刊『山と渓
谷(山と渓谷社)』が創刊80年で900号を達成したという記事が出ていました。
ありがたいことです。私も「山と渓谷」には大変お世話になっています。山と渓谷社
の様々なガイドブックもいつも活用させていただいています。
 私も自己満足の域から出ませんが、少しはみなさんのお役に立てるようにメルマガ
及びHPを作成して、あと少しで丸々7年になります。また、焼津アルプスの清掃ハ
イクを1年に2・3回続けています。

 世の中の出来事も、このABCで見ていくとわかることがあります。昨日のニュー
スで振り込み詐欺がかなり増加した、といっていました。自分さえよければいい、で
はみんなが幸せにはなれませんね。以前に比べ、Aが増えていると感じるのは私だけ
でしょうか。
 世の中にCの行為が少しでも増えることを願っています。  
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 熊野の古道 大雲取越 (和歌山県那智勝浦町・新宮市)
                              
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  詳しくは http://www.geocities.jp/masarus21/250CDR/250go-cdrom.html   
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2010年04月11日

伯母子岳(1344m) 奈良県野迫川村・十津川村 日本二百名山 ・ 熊野古道小辺路

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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第301号 2010/04/11 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
4月中旬に入り、静岡ではかなり暖かくなりました。昨日今日と半袖の人をかなり見
かけました。
 また、庭を見ますと、菜の花やスイートピーは終わりかけ、ツツジやサツキ、カラ
ーが咲いてきました。他にも赤目や柿の葉も春の色に染まってきました。そして、ス
ズランの芽も出てきました。

 今回紹介する山は、伯母子岳(1344m)です。この山は、奈良県野迫川村・十
津川村にあり、日本二百名山です。また熊野古道小辺路のすぐそばにある山です。
天気が良い中を気持ちよく歩きました。HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】

    伯母子岳(おばこだけ 1344m) 奈良県野迫川村・十津川村
 
                     日本二百名山 ・ 熊野古道小辺路



 サブタイトル
    
  「 熊野古道が世界遺産になり年々道路が整備されているが山は変わらない

                               伯母子岳山 」



【歩いた日】     2010年3月22日(月)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

奈良県野迫川村大股登山口P6:20−6:51萱小屋56−7:28桧峠33−7

:51十字路(護摩壇山分岐)−8:05伯母子峠10−8:20伯母子岳30−8

:37十字路−8:55桧峠−9:20萱小屋25−9:46大股登山口P


  【登り1時間45分  下り1時間11分  合計 2時間56分】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 春分の日の3連休を利用して紀伊山地・熊野古道に出かけた。
そのメインは高野山から熊野本宮に繋がる小辺路の主峰「伯母子岳」である。
かつて大峰奥駆道を全山縦走したようにこのコースも全山縦走をしたいとも思ったが
、日程や交通の便を考え、今回は見送った。
大峰奥駆道 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/oomine/oomine-main.htm

 3月いっぱいまでは「高野龍神スカイライン」が夜間通行止めということで県道を
通って登山口のある「大股」に向かった。
 19時過ぎ、国道480号を通り高野山に入ると冷気がただようような不気味な感
じがした。
 高野山には4年前に来たことがあり、その時日中に町のあちこちを散策をしたが昼
と夜とでは全く感じが違った。
 メインストリートを国道が通っていて、そこにはオレンジ色の街灯がつき商店など
の家々が並んでいる。
 しかし、時間が遅いこともありほとんど人が歩いていない。

 日中は多くの参拝客で賑わう金剛峯寺の横を通り、どんどん進んでいく。
県道733号線は川沿いの細い道でなかなか目的地に着かない。
20時過ぎ、ようやく大股に着いた。

 大股は小さな集落であるが、大股橋の所に写真のような立派な「世界遺産 小辺路
大股登山口」という標示が出ている(写真1)。
 そこには車を4台ほど止めることのできる駐車場もあった。隅にはトイレがあるの
もありがたい。

 朝6時20分、出発した。
車は3台、1人が山に行くような用意をしていたが私の方が少し早く出発した。

 この集落には登山口以外に世界遺産に関する物はない感じである。
食事を用意していただき小辺路を縦走するにはここにある旅館に泊まるのだろう。
写真には「津田旅館」という看板が写っている。

 集落の中の細い坂を上がっていく。
所々に標示があり、迷うことはない。
毎日お参りをしているであろう生き生きとした花が飾ってあるお墓を過ぎると山道で
ある。
巾は2.5mほどあり、軽自動車なら1台通れそうである。

 杉林の中の山道をなだらかに登って行く。
前日の大風で倒れたのだろう、杉の木が4本ほど道を塞いでいた。

 出発してから30分で萱小屋に着いた。
新しい木の小屋で林業従事者が休息に使うのだろう。暖をとれるようになっている。

 ここまで登ると少しの急坂はあるが、道はもっとなだらかになり、ほとんど平だ(
写真2)。
両側は杉林で展望はほとんどのぞめない。
少し開けたところの道の両脇には5cmほどの長さの霜柱もあり、前夜冷え込んだのが
わかる。
沢には氷柱(つらら)もできていた。

 出発から1時間余、桧峠に着いた。
どうして桧峠というか知らないが、芽吹きがまだ十分ではない広葉樹の灌木林が広が
り明るい。
その灌木越しに伯母子岳が見える。

 少し行くと、夏虫山への分岐である。
そこには寄らずに平らな道を進む。
山道には一昨日の雨水が残っていて、それが白く模様を作って凍っている。

 桧峠から20分弱で、十字路に着いた。
右に行けば護摩壇山であり、直登すれば伯母子岳である。
私は左に曲がり伯母子峠に向かうことにした。
どうしようか少し考えていると、駐車場で一緒だった人が伯母子岳へ直登で登って行
った。

 私が峠を経由したかったのは、そこが小辺路のコースだからである。
(逆に伯母子岳そのものは小辺路コースから少し外れるのである。)

 十字路からはほぼ平らな道を15分で伯母子峠に着いた。
ここには写真のような避難小屋と便所がある(写真3)。

 小屋の中に入り、日誌を読みながら休んだ。
少しではあるが利用している人もいることがわかった。

 峠からはなだらかに登っていく。
足元には雨水が流れた後に水が残り、それが凍っていて上の方に続いている(写真4
)。

 峠から10分で伯母子岳(標高1344m)に着いた。
休憩を入れてちょうど2時間。
たいした登りではなかったし、朝の気持ちの良い運動であった。

 そして、天気も良く展望は360度である(写真5)。
山の名前はわからないが、大峰奥駆道で歩いた山々や日本百名山の「大台ヶ原山(メ
ルマガNo.54)」や「大峰山(メルマガNo.55)」も見えているであろう。紀伊山地
の広い範囲がわかる地図を持ってこなかったことを悔やんだ(写真6)。
大台ヶ原山(No.54) http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama90/yama90.htm
大峰山(No.55) http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama91/yama91.htm

 10分ほど休憩し下山を開始した。
大股方向への十字路へ向かう。
7分で十字路に着き、25分で桧峠に着いた。
また、そこから25分で萱小屋に着く。

 なだらかな歩きやすい道である。
萱小屋で5分休み、大股の駐車場に着いたのは10時前であった。
下りは1時間余しかかからなかった。快適な山歩きであった。

 二百名山登山ガイドに出ている、林道奥千丈線登山口からなら標高差は100mし
かなく、もっと楽である。
今回、連続して歩くことができなかった「護摩壇山」には高野龍神スカイラインを通
って向かう。
私の持ってきた2007年発行の奈良県広域道路地図には大股からスカイラインに出
る道が1本しか書かれていなかったが、地元の人に聞くと3本あるという。未舗装だ
ったら嫌だな、なんて思っていたが、さすが「世界遺産」地区である。新しい道がど
んどん整備され、道路マップは追いついていない。

しかし、ここからが大変な一日がスタートする。(次号メルマガ302号で)


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ メルマガ300号記念の山歩き ・・・

  「焼津アルプスハイライトコース清掃ハイキング」:初心者コース 

 おかげさまで、このメルマガも300号を突破しました。またHPのカウンターも
4万を越えました。途中リセットしてしまいましたので11万アクセスを越えたこと
になります。あと1月でメルマガ・HPを初めてから8年目に入りますが、感謝、感
謝、感謝です。
いつもご愛読、本当にありがとうございます。読んでくださる皆さんがいるので、こ
うして続けてくることができました。
 で、masarus が感謝の意を込めて、希望者の方を焼津アルプスメインコースに案内
します。今は山が一番美しいときです。萌えています。
 今日は清水に行く用事があったのですが、久能山東照宮の桜や木々があまりにもき
れいだったので、寄ってしまいました。春を充分楽しむことができました。

 日時:4月17日(土) 9時から15時 雨天順延4/18(20時に連絡)
 集合場所及び時間:焼津市花沢の里駐車場(焼津ICから10分) 8時55分
 コース:花沢の里駐車場−石脇登山口−高草山−鞍掛峠−満観峰〔昼食〕−
 日本坂峠−法華寺−花沢の里駐車場
 持ち物:弁当、水筒、雨具
 その他:目的は山里の春を満喫すること、余力のある人は清掃も少し。

 参加希望者はmasarusまでメールをください。
メールアドレス:masarus21?yahoo.co.jp  ?には@を入れてください

 参考PH
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama288/yama288.html
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama168/yama168.htm
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/yaizu-main/yaizu-index.htm
    
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いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
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                       日本二百名山・熊野古道小辺路
                              
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2009年12月15日

蓬莱山 (1174m) 滋賀県大津市 日本三百名山・関西百名山

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第289号 2009/12/15 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
あと2週間で今年、2009年も終わりですね。皆さんにとって2009年はどんな
年でしたか。私にとっては、病気で仕事を休むこともなく、健康で楽しく山歩きもで
き、すばらしい1年でした。これも山歩きとこのメルマガのおかげであったと思って
います。ご愛読、ありがとうございました。

 今回は、関西に行ったついでに登った蓬莱山、1174mです。琵琶湖の西、滋賀
県大津市にある日本三百名山、関西百名山の1つです。サブタイトルにもありますが
真夏に登ったのですが、大変寒かったです。そして、強風にザックカバーを飛ばされ
て、下山後には・・・・。参りました。HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


  蓬莱山 (ほうらいさん 1174m) 滋賀県大津市

                      日本三百名山・関西百名山


サブタイトル
    
         「 静岡の冬より寒かった真夏の雨の 蓬莱山 」


【歩いた日】     2009年8月10日(月)

【天候】        雨

【コース及び時間】


JR蓬莱駅7:30−8:18林道終点−8:26薬師の滝−9:47小女郎峠−1

0:19蓬莱山〈1174m〉10:25−10:34リフト下−10:43下山口

発見−11:00金ピラ峠11:08−11:31林道−11:51金比羅神社の名

水−12:31JR蓬莱駅

【登り(小女郎峠経由) 2時間49分  下り(金ピラ峠経由) 1時間57分

                            計 4時間46分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 8月に大阪に行ったついでに日本三百名山の「蓬莱山」に登る計画を立てた。
「蓬莱(ほうらい)」とは、中国の神仙思想で説かれる想像上の仙境である。
それは、東方の海上にあって、仙人が住む、不老不死の地と信じられていた。
徐福が秦の始皇帝に命令されて日本に来た・・・という伝説を聞いたことがある。
それとこの山がどんな関係があるのか私にはわからないが、「蓬莱山」とは、いい名
前である。

 そう、蓬莱と言えば、家の近くの島田市には大井川に架かる「蓬莱橋」があった。
これはギネスブックにも認定されている世界一長い木造歩道橋である。

 今日は天気予報では「雨」。
今年の週末は天気が崩れることが多く、GWからの月一度の山歩きは晴れたためしが
ない。
今回も天気が悪かったが、まあ仕方ない、と考え宿泊していた京都からJR蓬莱駅に
向かった。

7時半前に着いたが、まだ雨は降っていないで、空はどんより曇っていた。
ただ山はガスが低く垂れ込め、ガスに覆われ霧雨が降っている感じであった(写真1
)。
私はすぐに出発した。

 山頂へのコースは、標識や地図があり、わかりやすかった。
10分ほど歩くとお地蔵さんがあった。見守ってくれているようでありがたい。
どんどん山の方へ進んでいく。

 やがて、山に囲まれた細い舗装道路になった。
8時20分近くに林道は終わり、山道に入った。
杉林の中を10分近く進むと「薬師の滝」があった。
思ったより素敵な滝である(写真2)。
しかも、不動明王があり、道中安全祈願をしてくれるというのである。
うれしいことだ。

 そこから10分余登ったところに、「レスキューポイント1」の看板があった(写
真3)。
この比良山系では、以前も「武奈ヶ岳(NO.169)」でこのレスキューポイントを見かけ
た。
遭難したときには、救助する方もされる方も便利である。
レスキューポイントがあるということは、それだけ遭難が多いのだろうか。
武奈ヶ岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama169/yama169.htm

 やがて、雑木やシダ類が増え、自然の山らしくなってきた。
突然、25cmくらいのヒキガエルも現れた。
一瞬びっくりしたが、ヒキガエルは何度も山で見ているので驚きはすぐに収まった。
メルマガ・HPではかつて、高塚山(NO.217)で写真も紹介した。
高塚山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama217/yama217.htm

 9時半過ぎ、真ん中が窪んだ尾根道に出た。
そのため展望はなく、またうっすらガスがかかっている。
尾根に出れば起伏はあまりなく快適に歩き、すぐに「小女郎峠」に着いた。
標識の横木が2枚下に落ちてはいる。早く直した方がよいと思った。

 疲れてもいないし、暑くもない。
休まず山頂をめざす。
稜線は雨交じりの風があり、薄い半袖では寒くなってきたので雨合羽を着た。

 両側クマササの道をどんどん歩く(写真4)。
10時、地蔵が安置されているところに着いた(写真5)。
全く人に会わないこの山の稜線で修行僧が1人で行をやっているように思われた。
風が強く、ザックカバーが飛んでしまった。
付け方が悪かったのかもしれないが、風が強すぎる。

 そこから20分で、蓬莱山の山頂であった(写真6)。
山頂には下から2つのリフトが設置されている。
もちろん、平日の雨降りでは人っ子1人いず、聞こえるのは風雨が柵やリフト関係の
建物をたたく音だけである。
リフトの軒下で休憩した。

 軒下は雨は吹き込まないが、少し風が来る。
雨合羽を着ていても汗で濡れた綿シャツが冷えてきた。
気温は10度くらいか、手もかじかんできた。

 真夏というのに、静岡で味わう冬より寒い感じだ。
1ヶ月前の北海道トムラウシで10人亡くなった遭難事故を思い出した。
標高1000mの近畿地方でこんなに寒いのである。
緯度が低く、標高も高い北海道ではこんなものではないだろう。
乾いた服に着替えることも考えたが、また汗で濡れてしまう。
それで、着替えるのはやめ、下山まで我慢することにした。

 寒くなったのですぐ切り上げ、下山をすることにした。
残念ながら、ガスがかかり、また標識が十分ではなく、ルートがわからない。
仕方ないので、「琵琶湖アルプスゴンドラ駅」に下るリフト沿いに下りながら下山路
を探すことにした。
途中までフェンス沿いに右隅を下ったが、うっすらとその右にもフェンスが見えてき
た。
とにかく下ってみようと下りると、プレハブの横に「←ゴンドラ山頂駅 比良縦走路
、→蓬莱山・小女郎ヶ池 金ピラ峠を経てゴンドラ山頂駅」という標識があった。
しかし、その矢印「→蓬莱山・小女郎ヶ池 金ピラ峠を経てゴンドラ山頂駅」の方向
に行ったが、フェンスばかりで山道を見つけることができなかった。

それで、フェンス沿いに山頂方向に歩いてみることにした。
高さ20cmくらいの草の中をどんどん歩く。

 約10分、山頂方向に登ると「ゴンドラ山頂駅 蓬莱駅」という標識を見つけるこ
とができた。
ラッキーであった。

 山道がわかれば、あとはその道を下るだけだ。
15分ほど下ると、「金ピラ峠」に着いた。
そこには、「JR蓬莱 守山」の標識もあった。

 当初の予定では、JR蓬莱から登り、JR志賀へ下ろうと考えていた。
しかし、この雨と寒さである。なるべく早く下ろうと思った。

 金ピラ峠で地図を見たり行動食を食べたりして少し休んでから下った。
歩き始めて約20分余で林道に出た。
あとは林道を下ればいい。

 林道を20分下ると、「金比羅神社の名水」に着いた。
そして、そこから40分でJR蓬莱駅に着いた。

 夏に寒さを体験できたが、強風でザックカバーを飛ばされてしまった。
そのため、携帯電話を濡らし新品に交換するハメになってしまった。
携帯はビニル袋に入れてあったが、隙間から水分が入ってしまい、濡れてしまったよ
うである。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ ネットの活用はいかに? ・・・

 2週間ほど前の新聞に「遭難死のおじ ネットの縁が見つけてくれた(朝日新聞0
9.11.30)」という記事がありました。
 伊豆の矢筈山で遭難し行方不明になり、警察などの捜査も打ち切りになったが、親
族が何とか見つけたいと思い、見ず知らずのハイカーのブログにそれを書き、見つけ
てくれたというものです。(記事の内容は、ネット犯罪が多い中、ネットの縁で救わ
れることもある、といったものです)

 「矢筈山」と言えば、2月に登り、メルマガNO.256で書いた山です。
矢筈山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama256/yama256.htm

 正式な標識のない山です。この方は結果的には足を滑らせて50mほど滑落したよ
うですが、初心者や高齢者(この方は79歳)にはやや大変な山のように思います。
ガイドブックにも十分な情報が出ていません。私は2月に登るとき、ネットで検索し
て調べた資料と地形図を持っていきました。それでも、本文で書きましたように苦労
しました。

 単にネットで検索して調べるだけでなく、双方向で聞いたり教えたりできるように
なると、もっと有益な情報が集まるし楽しくなると思います。

 山と渓谷先月号 (2009.11)によりますと、遭難は道迷いが最も多いです。特に多い
年代は20歳代だそうです。20歳代は経験が十分でないことと思い込みが大きいの
かもしれません。(もっとも遭難は中高年が大変多いのはご存じの通りです)

 間違いやすい所は整備していただくと共に、私たちのスキルアップをしていく必要
があります。
 実際に体験してのスキルアップが最も良いのですが、知識をネットで共有すること
も有効だと思います。

 スキルアップによいメルマガやHPをご存じの方はご連絡ください。寄せられた情
報をみなさんにお知らせします。 
 
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 南郷山(なんごうさん611m)・幕山 (まくやま625m)
                        神奈川県 関東百名山
                              
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2009年11月30日

二上山 (大阪府・奈良県)   日本三百名山・関西百名山

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第287号 2009/11/30 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
明日からは12月ですね。
一昨日の土曜日は久しぶりに焼津アルプスを歩きました。大変暖かな日で、長袖1枚
でたくさんの汗をかきました。紅葉がきれいでした。詳しくは次号で書きます。
 昨日は地域の水路清掃。北風が強くて日差しもなく、上着を着ても寒い日でした。
 終わってから庭に目をやると、甘夏の実が黄色く色づいてきていました。また、サ
ザンカやツワブキもきれいに花を咲かせています。もう、冬なんですね。

 今回紹介する山は、二上山(にじょうざん)517mです。日本三百名山であり、
関西百名山でもあります。大阪府・奈良県の県境にあります。前号に引き続き、ダイ
ヤモンドトレイルを縦走して登りました。HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


  二上山 (にじょうざん 517m) 大阪府・奈良県

日本三百名山・関西百名山



サブタイトル
    
          「 小雨も上がり展望も楽しめた 二上山 」


【歩いた日】     2009年8月9日(日)

【天候】        曇り

【コース及び時間】


竹ノ内峠13:07−13:16万葉の森−13:37展望台13:42−13:5

0二上山雌山〈474m〉13:57−14:15雄山〈517〉14:20−14

:38二上神社口駅への分岐−15:03近鉄南大阪線[二上神社口駅]

   【 登り(竹ノ内峠〜雌山〜雄山) 56分
   
       縦走(雄山〜二上神社口駅) 43分   計 1時間39分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 8月の初め、大阪に行った。
ついでに山に登ろうと計画したのが、大和葛城山と二上山である。
近くにある金剛山(NO.247)は2008年に歩いたので大和葛城山と金剛山の縦走はや
めにし、二上山に縦走した。
前号(NO.286)で河内から大和葛城山−岩橋山−平石峠−竹ノ内峠までを書い
た。第2弾は二上山である。
NO.286 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama286/yama286.html

13時過ぎ竹ノ内峠に着き、国道166号線を下る。
この国道は「竹内街道」と名付けられている(看板があった)。
「関西百名山(山と渓谷社)」の本によると、日本最古の国道だそうだ。難波に上陸
した大陸文化が奈良の飛鳥に運ばれたり、高野・大峰への参拝の道だったりしたそう
である。
山の中の普通の舗装道路であるが、そんな歴史を知ると景色が違って見えてくる。

 交通量はそれほど多くはなかったが、歩行者ための歩道は整備されてはいなかった
(残念!)。
「ダイヤモンドトレイル」としてもっと売り出すなら、
また、最古の国道として価値を高めたいなら、
是非、車にひかれないような歩道を作ってほしいものである。

途中、東屋風の屋根があった「峠うぐいす茶屋」で合羽を脱ぎ、リュックに入れた。

 竹ノ内峠から数分で、「二上山登山口」と書かれた万葉の森の入口に着いた(写真
1)。
そこには「ダイヤモンドトレイル」の案内板もあった。

 万葉の森には地蔵や石畳もあり、標識を見落としたのでそちらに行ってしまった。
二上山への山道を上がっていくと、「高松塚の石棺 石切場」があった。
大阪周辺には前方後円墳など1500年以上前の古墳が多数あるが、その中に収めら
れている石の棺を作る石を切り出した所の1つなのだろう。この辺りは歴史の宝庫で
ある。

 13時半過ぎ、あと少しで山頂というところに「展望台」があった(写真2)。
上に上がってみると、朝から歩いてきた大和葛城山方向の山並みが少し見えた(写真
3)。
上部にガスはかかっているものの、山並みが少し見えて良かった。

 展望台から数分で雌山山頂(474m)であった(写真4)。
写真のように草やサクラの木が生えた広々とした山頂である。
三等三角点や日時計、ロータリークラブの石碑などがあった(写真5)。
石碑の近くには数人休んでいた。
良く整備されている。

 そして、写真でもわかるように、展望も良い。
天気は今一歩であったが、眼下には奈良盆地が見える。
晴れていれば、大阪湾、六甲、淡路島も見えるそうである。

 雌山があれば、雄山がある。2つあるので二上山というのだそうだ。
雌山より40mほど高い雄山に向かう。
途中、直登できそうな細い道を見つけたのでそちらを歩く。
しかし、それははずれで、山腹を巻いて二上神社口駅からの道に合流した。

 遠回りをしたが、14時15分、雄山山頂に着いた。
山頂には「葛城二上神社」があった。
周りの壁はブロックでできてはいるが、神社の形からすると由緒ありそうである。

 周りを散策したが、雌山に比べると展望は余りよくない。
すぐに下山を開始する。

 標高が焼津アルプスと同じくらいなので、下山のめどがつく。
山頂から20分くらい下りると、「畑・春日神社」への分岐に着き、右方向の「二上
神社口」に向かった。
やや急な下りではあったが、すいすい下り、15時過ぎに二上神社口に着いた。

 今回は「大和葛城山」「二上山」と2山を別々に登る計画であったが、急遽、ダイ
ヤモンドトレイルを縦走し繋げて歩くことにした。しれは、結果的にはかなり良かっ
た。天気も回復してきたのはラッキーであった。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ グラフ化体重日記 ・・・

 今日も朝刊に「ダイエットの広告」が入ってきました。
体重や脂肪が多いのを気にしている人は多いと思います。
実は私も食べるのが大好きなので、体重が増加することを少し気にしています。

 しかし、ほぼ現状維持が続いています。
それは、主に「計るだけダイエット」をしているからです。これは以前にこのmasaru
s のコーナーで書きましたので覚えている方もいると思います。

 またなぜこんな話をまたするのかと言いますと、タイトルのように「グラフ化体重
日記」というのが新聞に出ていたからです(朝日2009.11.28)。
ダイエット法がいろいろあってどれにするか悩んでいる人にお勧めとあります。

 体重を減らすことは理論的には簡単です。食事で体重が増える重さと消費する重さ
の差をマイナスにすればいいのです。私は毎日風呂上がりに体重計に乗って体重をチ
ェックします。増えすぎていれば、食事量を気持ち少なくします。そのとき、偏った
減らし方はぜず、栄養のバランスを考えてちょっとだけ減らします。それを繰り返し
ていくと1週間でわずかに減ります。そんな方法で、なんとか同じくらいの体重を維
持しています。

 20kgとかもっと、体重を減らしたい人は、タイトルの『グラフ化体重日記』をや
るといいかもしれません。もうそれは治療だというのです。そして「毎日、体重計に
乗ることが治療の一種」なのだそうです。

 では、具体的にはどうするのか。次のことがポイントだそうです。
・体重は1日4回計る。朝起きてすぐ、朝食後、夕食後、寝る前。
・「朝起きてすぐ」の体重を基準に日々の体重の動きを観察する。
・自分の食生活の問題点を知り、改善をする。
詳しくは新聞をご覧ください。

 山で肥満過ぎて、汗だくだくになり苦しみながら登っている人を拝見すると、何と
かしてあげたくなります。いらないお世話だとは思いますが・・・。 
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 焼津アルプス (高草山501m) 静岡県 静岡の百山
                              
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2009年11月23日

大和葛城山 (大阪府・奈良県) 日本三百名山

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第286号 2009/11/23 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。
ようやく、平地にも紅葉が下りてきましたね。私は、通勤途中に見る銀杏並木の日々
の変化が毎日の楽しみです。また、毎日2つくらいのみかんを、おいしく食べていま
す。みかん所静岡では無人販売などで安価でみかんが手に入ります。
 みなさんはどんな秋を過ごしていますか。

 今回紹介する山は、大和葛城山(やまとかつらぎさん)959mです。日本三百名
山であり、関西百名山でもあります。大阪府・奈良県の県境にあります。サブタイト
ルにあるように急遽、ダイヤモンドトレイルの縦走を決め、二上山まで縦走した第1
弾です。
HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


  大和葛城山 (やまとかつらぎさん959m) 大阪府・奈良県

          日本三百名山・関西百名山



サブタイトル
    
   「 小雨のため急遽ダイヤモンドトレイルの縦走を決めた 大和葛城山 」


【歩いた日】     2009年8月9日(日)

【天候】        小雨

【コース及び時間】

近鉄長野線富田林発8:20=(金剛バス)=8:45河内バス停8:46−10:

09大和葛城山〈959m〉10:16−11:10持尾辻−11:35平石分岐1

1:47−11:56岩橋山−12:22平石峠12:26−13:02竹ノ内峠−

(二上山に続く)

【 登り(河内〜大和葛城山) 1時間23分  

  縦走(大和葛城山〜竹ノ内峠) 2時間26分   計 3時間49分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 8月の初め、大阪に行った。
ついでに山に登ろうと計画したのが、大和葛城山と二上山である。
近くにある金剛山(NO.247)は2008年11月に歩いた。さすが関西の人口密集地か
ら近いだけあって登山者が多いのに驚いた。
金剛山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama247/yama247.htm

 大和葛城山、二上山は、日本三百名山であると共に関西百名山で、私はやや古い「
関西百名山(山と渓谷社大阪支局、1998.9発行)」の本からページをコピーして持っ
ていった。

 大阪の中心地から6時半頃の電車に乗り、近鉄富田林に着いたのは7時過ぎであっ
た。
電車の乗っている途中から雨が降り出していた。やはり、電車を降りた富田林も小雨
である。

 バスの始発が8時20分であることは調べてあったが、早く目を覚ましすぎ始発バ
スを1時間待ちになってしまった。
暇なのでベンチに座り、本日登る予定の2つの山についてもう一度資料を読み直して
いた。
合羽を着て大和葛城山を歩いて、下山後に合羽を脱いで電車で移動して、また合羽を
着て歩くのは嫌だな、と思っていた。服は雨に濡れなくても汗で濡れてしまう。
すると、大和葛城山と二上山の地図が、やや遠いがダイヤモンドトレイルでつながっ
ていることに気づいた。
地元の人にとってはあたりまえのことであろうが、単独の山としてとらえている県外
人にとっては意外な発見であった。

 このダイヤモンドトレイルは2007年3月に岩湧山(NO.170)で一部を歩いたこと
がある。
岩湧山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama170/yama170.htm

 たしか大阪、奈良、和歌山にまたがる40km以上のトレイルである。
それがここ大和葛城山と二上山の間にもあることがわかり、大和葛城山を下山後の移
動時間を考えるとたいして変わらないことがわかった。

 荷物を増やしたくないので、昼食は買ってなかったが、ダイヤモンドトレイルを縦
走することになれば必要になる。
しかし、駅前にはコンビニや弁当・パンなどを売っている店はなかった。

 駅前を歩いている通行人に聞いて10分くらい離れたところにあるコンビニに、傘
を差しておにぎりなどを買いに行った。
1時間の余裕があったからダイヤモンドトレイルを歩くこと考えつき、食料も調達で
きた。

 金剛バスは定刻に出発し、8時45分に河内バス停に着いた。
私は標識に沿ってすぐに出発した。畑の脇の細いコンクリート道を歩いていくとすぐ
に樹林帯に入った。
バス停から30分歩いたところに湧き水があり、コップが置いてあったので喉を潤し
た(写真1)。
都会に近い低い山の湧き水で、大腸菌などの安全性に少々心配はあるが、まろやかで
おいしかった。

 5月中旬にはたくさんのツツジが山頂付近に咲くということで有名な山で、年中登
山者が多いとガイドブックにあった。
そのためか、登山道も良く整備されている(写真2)。
9時半過ぎ、青崩分岐に着いた。この辺りでは杉の木を伐採している。
林道がないので、ワイヤーで下ろすためのコース上の木をまず伐採してから下ろすよ
うである。
林業については全く知らないが、作業の様子を見ると関係者の知恵が凝縮されている
ようで見ていて楽しい。

 樹林帯の中に、雨に濡れてフシグロセンノウが咲いていた(写真3)。
久しぶりに見るフシグロセンノウの花である。枝の分かれ目の所が赤黒くなっている
が、ふしが黒いことからフシグロというそうである。この花が咲くともうすぐお盆で
あるとも、本に出ていた。

 日陰には、アジサイが元気に咲いているものもあった。
お盆が近いのに、今年の週末はすっきり晴れた日は少ない。GW後半の山行きからほ
とんどがだめである。
雨が多いのでアジサイも元気なのかもしれない。

 10時、未舗装の林道に出た。山頂付近に、車が通れる道があるのだ(もっとも一
般車両が通行できるかは知らない)。
そこには新しい案内板があり、金剛山と大和葛城山がダイヤモンドトレイルで結ばれ
て描かれていた。
どちらの山にもロープウェイが付けられている。花の時期など、一般の観光客でも簡
単に登れるのだ。

 そこから約10分で大和葛城山(標高959m)の山頂であった。
山頂付近はガスが出てきて、展望は全くなかった(写真4)。
河内のバス停で5人組が下りたがそれ以外の人には会わなかった。
20人くらい乗っていたバスの乗客は金剛山に向かったのだろうか。

 風もあり、体が冷えてきたので数分で切り上げ、二上山に向かってダイヤモンドト
レイルを歩き始めた。
急なコース変更のため、詳しい地図がないが私の地図上では7kmくらいか。
良く整備されていて案内板もたくさんあるので安心して歩くことができる。

 小雨の降る、ガスの少しかかった樹林帯をひたすら歩く。
アップダウンはあまりなく、暑くもないのでそれほど疲れない。
途中、単独行の男性2人と会う。私のような物好きがいてうれしかった。

 10時44分、忍海駅への分岐に着いた(写真5)。
写真のような立派な標識が至るところにあって迷うことはない。
「持尾辻」「平石分岐」と順調に歩き、12時少し前に三等三角点のある岩橋山(標
高659m)に着いた。
山頂は樹林帯の中にあり、晴れていても展望はない。

 そこから約30分で平石峠、13時過ぎ竹ノ内峠に着いた(写真6)。
写真のようにこの峠を舗装道路が横切っている。
国道166号線である。
ここから直接二上山に行くことができないのが残念である。

雨も上がってきた。
そして二上山も近い。
(MM第287号に続く)



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 運動するほど運動不足を実感? ・・・

 これは、内閣府が11月21日に公表した「体力・スポーツに冠する世論調査」の
結果だそうです(朝日新聞2009.11.22)。
 運動する人は増えているが、7割を越える人が自らを運動不足と感じている、とい
うのです。
 運動内容(複数回答)では、トップは散歩などの「ウォーキング」で48.2%、
2位がラジオ体操やエアロビクスなどの「体操」で26.2%、3位は「ボーリング
」の15.7%。
 これでは運動不足を感じるのは当然ですよね。読者のみなさんは運動不足を感じて
いませんか。
 実は私も運動不足を感じています。2/3以上の人が運動不足を感じていても不思
議はないと思っています。
一昨日は、ソフトバレーボールに汗を流したのですが、わずか2試合、合計5セット
行っただけですが、少し足腰に疲れを感じています。年々体が動かなくなってきてい
ます。右前衛だったのですが、ジャンプ力が落ち、アタック決定率が落ちてきていま
す。月に1度の山歩きだけでは運動として十分とは言えないですね。
 昨日は疲れを取るため、アクアス焼津に行って深層水のプールで歩いたり、ジャグ
ジーで疲れをほぐしたりしてきました。曇り空の中、富士山も見えて良かったです。
 今日は、庭の松の木の剪定をしました。不安定な足場の4mの脚立はなかなかバラ
ンスを取る練習になりました。
 一般の人よりは運動をしている私でも、運動不足を感じています。 
    
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 二上山(にじょうざん 517m)大阪府・奈良県 日本三百名山
                              
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↓ 講演で使った写真や文を加えかなり加筆しました。本日完成!    
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  私の出合った日本百名山 他の山々 HP&メルマガを編集し収録
  メルマガ250号達成記念!CD−ROM 250座を紹介しています 
  詳しくは http://www.geocities.jp/masarus21/250CDR/250go-cdrom.html   
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2009年08月11日

唐松岳・後編

下山ルートでも、行きには気づかなかった(またはタイミングを逃して撮影できなかった)花が色々咲いていました。

画像

イワギキョウ


画像

ミヤマキンポウゲ


画像

キヌガサソウ


画像

オニアザミ


画像

タカネマツムシソウ


画像

ニッコウキスゲ


画像

イブキジャコウソウ?




12:30に丸山ケルンを通過して、13:40に八方池に到着。ガスって何も見えませんでしたが、このあたりまで観光客の方が沢山来ていました。朝早く来てれば逆さ白馬が見れたのに残念でしたね〜と思いつつ先に進みます。第3ケルンを通過した辺りから観光客の下山渋滞につかまり、ゆっくりペースで下山しましたが、途中の木道がものすごくつるつる滑って、氷の上を歩いているようでした。途中で尾根コースと湿原コースとに分かれ、湿原コースに誰も進んでいなかったのでそちらから下山してようやく自分たちのペースで歩くことができましたが、一瞬油断したところでやってしまいました。階段で滑って頭から脇の茂みにダイブしてしまいました・・・ 幸い周りに人がいなかったので、観光客の目の前ですっ転ぶという事態は免れましたが、たぶん視界には入っていたはず 母にも爆笑されるかなと思ったら「大丈夫」と心配されたので、相当派手な転び方をしたようです 幸い打ち身程度で大した怪我もなく、その後の下山には支障ありませんでしたが・・・。言い訳すると、今回履いていった軽登山靴がかなり滑るので、そのせいもありました

画像

14:30に八方池山荘に到着。そのままリフトに乗って下山します。


画像

左手には第1ケルンが見えました。


黒菱平でリフトを降りてから精算。八方池山荘〜黒菱駐車場までの黒菱ラインの片道料金は540円でした。

画像

黒菱第3リフトは、体を支えるバーがついていないので、高所恐怖症の人は避けた方がよさそうです。

14:50に黒菱駐車場に到着 天気は悪かったものの、目的(八方池の逆さ白馬三山、唐松からの剱岳、ルート上のお花畑)はすべて果たせたので大満足の山行となりました

着替えを済ませ、この日は予約してあった松本市内のホテル「ホテル・アルモニービアン」に向かいました。市街地に近づくにつれて道が混み始めたので、ちょっと邪道ですが豊科から松本まで1区間のみ高速に乗ることにしました。料金は400円ですが、ETC割引で200円になりました。ついでなので梓川のSAで早めの夕飯を食べましたが、ここのレストランのメニューは結構美味しいものがそろっているのでおススメです(諏訪ははっきりいってマズイ)。

17:30頃にホテルに無事到着。スタンダードツインで1人素泊まり一泊で6,500円+駐車場料金1,000円。去年できたばかりでキレイなホテルでした。このレベルなら、東京都内だとシングルユースで1人1万円以上するはず。すぐにお風呂に入って早めに就寝しました



翌日は8:40頃にチェックアウトし、松本市内の別のビジネスホテルに泊まっていた父を拾って帰路につきました。特に渋滞もなく、いつもは大月JCTから東富士五湖道路を通って御殿場を抜けて東名を使うルートを取っていますが、今回は中央道が空いていたので初めて相模湖ICで降りて一般道で藤沢に抜けるルートを取りました。結果的に東名経由ルートとほぼ同じ所要時間だったので、中央道が空いていれば、高速料金の面でも相模湖ICルートを使った方がよさそうだという結論に至りました。ただ、行きは登りでガソリンを食うのでやっぱり東名ルートがよさそうでした。(以上備忘のために記載。)

筋肉痛もそれほど重症ではなく、また4月末に手術をして以来初めての登山でしたが、特に傷跡が痛むこともなく、手術前に比べて体力が落ちたということもなく、筋肉痛もそれほど重症ではなかったので、無事に登山をすることができました。これで今後も思う存分登山に明け暮れることができます ということで、夏山第二弾は今月後半に涸沢テント泊で穂高を縦走する予定です

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