▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第270号 2009/07/28 ☆☆☆
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
みなさん、こんにちは。
7月下旬になり、大暑も過ぎましたね。
それなのに東海地方の梅雨明けはまだです。梅雨明けした地方も梅雨前線が停滞し、
大雨が降り続いています。最近は亜熱帯か熱帯の気候になったような土砂降りの雨が
降りますね。
この雨の降り方は東南アジアを旅行したときの気候の感じです。河川の氾濫や土砂
崩れなどの災害に注意してください。
本日の朝日新聞夕刊には、「大雨続く西日本 梅雨が明けない!?」という見出し
で、梅雨明けの記録的遅さの可能性が指摘されていました。東海地方も早く明けてほ
しいものです。
今回紹介する山は、櫛形山(くしがたやま)2052mです。4年前に原生林とア
ヤメのきれいな山として紹介したことがあります。今回はその後の櫛形山です。
全国には花の山として有名であったけど、諸々の理由で花がなくなってしまった山
がたくさんあります。自然や動物との共生はどのようにすればいいか、前日歩いた甘
利山と共に考えされられました。
【今週紹介する山】
櫛形山2(くしがたやま 2052m) 山梨県南アルプス市・増穂町
花の百名山 山梨百名山
サブタイトル
「 甘利山とは逆に、シカの食害でアヤメなど全滅だった 櫛形山 」
【歩いた日】 2009年6月21日(日)
【天候】 小雨
【コース及び時間】
池の茶屋登山口P6:04発−6:34櫛形山〈1672m〉6:40−7:05池
の茶屋登山口P
【 登り 30分 下り 25分 合計 55分 】
*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
ください。
【感想 等】
前日はレンゲツツジがかなり回復した「甘利山(NO.269)」を気持ちよく歩
いた。
甘利山
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama269/yama269.htm
そして、「やまなみの湯(南アルプス市)」に行って汗を流した。
風呂から上がってもかなり時間があった。
そして、櫛形山の中腹にある伊奈ヶ湖に寄った。やまなみの湯からはそれほど遠く
はない。
国道52号線から「県民の森公園線」を西に進むと伊奈ヶ湖に着く。
写真のように、伊奈ヶ湖は静かにたたずんでいた(写真1)。
中年夫婦が1組いただけであった。
その後、遠回りであったが「展望台」へ回った。
車で北に走っていくと、「展望台」に着く。残念ながら今回は展望がなかった。
櫛形山の池の茶屋駐車場まではくねくねした長い林道で、かなり時間がかかった。
休息舎のある駐車場には16時半に着く。
下山してきた人が、シカの食害によりアヤメは全滅だとなげいていた。
「花の百名山」に選ばれている櫛形山よ!お前もシカにやられてダメなのか!!
6年前に登ったときは原生林と共にすばらしい姿を見せてくれたではないか(メルマ
ガNO.108)。
櫛形山
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama108/yama108.htm
私が櫛形山に行った後、私の参加している山のML(メーリングリスト)に次のよ
うな投稿があった。
「昨日、櫛形山に行ってきました。30万本という東洋一の?あやめ?群生地も今や鹿
の食害にあい全滅状態です。登山口駐車場に3本、裸山に1本、あやめ平に4本だけ
見つけました。山伏の?やなぎらん?は群生地を柵で囲っての効果が現れ回復の方向
にありますが、櫛形山の?あやめ?の再現は極めて困難な感じです。(7/12)」
やはり、アヤメはダメである。
今回の山歩きは櫛形山が主目的ではない。今正月に途中で断念した「源氏山」(N
O.246)に登るのが一番の目的である。
八丁山
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama246/yama246.htm
ただ、登山口が近いし、この駐車場にはトイレがあるので急遽、登ることを決めた。
メルマガ108号にもトイレのある休息舎の写真を載せてあるが、その壁には大きな
地図が貼ってある(写真2)。
思いつき登山であるので、手元に地図はないが、前回の記憶とこの地図、整備された
標識で迷わず歩けると思った。
朝から小雨が降っていた。
せっかく来たので山頂まで歩こうと、傘を差して6時過ぎに出発する。
雨の中でも写真を撮るようになって、傘の利用価値が増した。
以前は絶対に山では傘は使わなかったが・・・。
写真2の櫛形山案内図によると、山頂まで登り1時間、下り45分である。
良く整備された針葉樹林に囲まれた山道を進んでいく。
足下にはコバイケソウの葉や茎が大きくなっている。
10分ほどで尾根道に出た(写真3)。
足下の白い花に目がいった。
シロバナヘビイチゴである。
シカが食べないのだろう。咲いているのはこの花ばかりである。
20分ほどで巨木のあるところに来た(写真4)。
「ダケカンバ(岳樺)」と櫛形山を愛する会の杭に書かれている。
以前にも書いたが、私は山で出合う花や展望も好きだが、何百年、何千年と生きてき
た巨木が好きだ。
彼らは戦国時代も江戸時代も生きてきている。
彼らにこれまで見てきたことを聞きたいものだ、と思いつつ山頂に向かった。
このコースは傘を差して歩くことができることは知っている。
道幅もあるし勾配も緩やかである(写真6)。
山道が面白いラインを作っていた。
出発から30分で櫛形山の山頂(標高2053m)に着いた。
付近には「コメツガ」や「カラマツ」の標識のある木があった。
ここは樹林に囲まれて展望がない。
この先に「お花畑」や「原生林」、「アヤメ平」がある。
シカの食害を見たいとも思ったが、がっかりするのも嫌なので引き返すことにした。
来た道をそのまま、すたこらと戻った。
計55分、合羽で蒸すこともなく気持ちの良い朝の散歩ができた。
◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html
======================================
◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 大雪山系の遭難事故に思う ・・・
大自然が牙をむくと、とても人間は手も足も出ません。
牙をむかなくても夏山でもアルプスや富士山といった高山では大変寒いです。
今ではほとんど行きませんが、かつては友人達と「富士山のナイター登山」をよく行
いました。
その時、途中で休憩したり山頂でご来光を待っていたりするときの寒さは、静岡の
冬以上です。ですからセーターや手袋など冬の衣装を持って行ったものです。
今回の事故の様子が朝日新聞にはかなり詳しく書いてあったので興味を持って読み
ました。そこには、参加者が「観光気分で参加した」ということも書かれていました
が、信じられません。予備日なしの3日間で40km余の山道を歩くのです。
晴れた平地でも3日で40kmを歩く観光をしますか?山歩きが慣れている私にと
っても、体力的に大変なことです。
かつて紹介したことのある大雪山、トムラウシ山は日本百名山にも選ばれて
いる大変素晴らしい山ですが、山慣れた私でも縦走は躊躇します。装備が多くなるこ
と、エスケープルートのことなどでクリアーしなくてはならない問題が残っているか
らです。
大雪山
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama5/yama5.htm
トムラウシ山
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama6/yama6.htm
旅行者の責任・参加者の責任等、これからもっと詳しいことが分かってくると思い
ますが、読者の皆さんには人に頼りすぎないで「山歩きのレベル(私が以前このコー
ナーで書いたもの)」を上げていって欲しいと思っています。
「レベル1 友人やツアーに連れられて山を歩く(受け身)」
「レベル2 ガイドブックの通りのコースで山を歩く」
「レベル3 いくつかのコースを組み合わせて山を歩く」
「レベル4 地形図に出ている山道をガイドブック等は使わずに山を歩く」
「レベル5 地形図にも出ていない山道を地図とコンパスをたよりに歩く」
(メルマガNO.223他)
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
======================================
◆◆次号予告◆◆ 矢筈山(やはずやま 816m) 静岡県伊東市
======================================
週刊 メールマガジン 「 私の出合った日本百名山 他の山々 」
発行者 masarus への E-mail masarus21?yahoo.co.jp ?を@に換えてください。
バックナンバー
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000109155
……………………………………………………………………………………………………
┏━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━┓
私の出合った日本百名山 他の山々 HP&メルマガを編集し収録
メルマガ200号達成記念!CD−ROM 200座を紹介しています
詳しくは
http://www.geocities.jp/masarus21/200CD/200go-cdrom.htm
__________________________________
┗─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─┛
……………………………………………………………………………………………………
このメールマガジンは下記サービスを利用して配信してます。
登録・解除はそれぞれのサイトから出来ます。
まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000109155.htm
melma
http://www.melma.com/backnumber_89224/
yahooメルマガ
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/2027/
カプライト
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/7670.html
めろんぱん
http://www.melonpan.net/mag.php?004502
E−Magazine
http://www.emaga.com/info/100yama.html
「私の出合った日本百名山」
ホームページ
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyakumei-index.htm
=====PR===============================
山岳地形と読図 (ヤマケイ・テクニカルブック 登山技術全書)平塚 晶人
価格:¥ 1,890(定価:¥ 1,890)
http://www.amazon.co.jp/dp/4635043282/ref=nosim/?tag=masarus21-22
=====PR===============================
空撮 日本百名山 (空撮登山ガイド 新版 別冊)内田 修
価格:(定価:¥ 2,039)
http://www.amazon.co.jp/dp/4635022242/ref=nosim/?tag=masarus21-22
▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△
| このブログのURL
|この記事のURL