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2009年04月29日

花咲温泉

花咲温泉は群馬県北部、武尊山の南東麓にある小さな温泉で、尾瀬沼や日光への観光拠点にもなっています。

<温泉紹介>
■温泉名
花咲温泉(はなさくおんせん)
■泉質
アルカリ性単純温泉
■温泉適応症
神経痛・筋肉痛など
■温泉の色
無色透明
■源泉温度
31度
■特徴
武尊山の南東麓にある温泉。

<施設紹介>
■施設名
花咲の湯
■所在地
群馬県利根郡片品村花咲1113
■浴場
男女別内風呂、男女別露天風呂
■特徴
道の駅に併設されている日帰り温泉施設。

P9150070.jpg
花の駅・片品「花咲の湯」


関越自動車道、沼田インターチェンジから自動車で約30分。
武尊山の南東麓の登山口に程近い温泉です。

以前、至仏山登山の帰り道、国道120号を走っていると「花咲の湯」の看板が目に付き、立寄ったのでした。

道の駅に併設された近代的なアーチ型の建物が特徴的です。
イベントホール、おみやげコーナー、レストラン「花咲」、温泉施設、ギャラリー、大広間、眺望テラスなどの施設があります。

お風呂は、「風の湯」と「香の湯」の二つあり、毎日男女入れ替えで利用できるようになっています。

「風の湯」はロックガーデン風の露天風呂、「風の湯」は季節の花とハーブの香りが特徴となっています。

私が訪れた時は「風の湯」に入りりましたが、清潔感のある浴室とお花いっぱいの美しい露天風呂が印象的でした。

花咲温泉は文字通りお花が咲き誇る温泉なのでした。


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2009年04月26日

老神温泉

皇海山登山の最短ルート 皇海橋登山口に通じる栗原川林道の入口付近にある温泉。

老神温泉は、尾瀬国立公園と沼田を結ぶ、国道120号(通称日本ロマンチック街道)沿い、片品川の渓流にある温泉地です。。片品川に沿って旅館やホテルが建ち並ぶ山の温泉地です。

開湯伝説として、その昔、赤城山の神(ヘビ)が日光男体山の神(ムカデ)と戦って傷つき、この温泉に浴して治癒し、男体山の神を追い払ううことができたことから「追い神」が、「老神」になったと伝えられています。

肌に対する効能から「美人の湯」「傷治の湯」などと言われています。

<温泉紹介>
■温泉名
老神温泉(おいがみおんせん)
■泉質
単純硫黄水素泉
■温泉適応症
皮膚病、アトピー、切り傷、神経痛など
■温泉の色
無色透明
■源泉温度
61.5度
■特徴
片品川の渓流沿いの温泉。美人の湯。
老神(温泉旅館組合公式サイト

<施設紹介>
■施設名
湯元華亭(はなてい)
■所在地
群馬県沼田市利根町大楊1519-4
■浴場
内風呂(男女別)、露天風呂(男女別)、寝湯、打たせ湯、足湯
■特徴
日本庭園の中に露天風呂が広がる日帰り温泉施設。

Pb230004.jpg
老神温泉日帰り温泉施設 湯元華亭

国道から少し入ると旅館やホテルが建ち並ぶ、静かな温泉街になります。
その奥に湯元華亭はあります。

一昨年の晩秋、雪のため武尊山登山を断念したときに、10時のオープンを待って一番風呂と洒落込んだのです。

湯元華亭は自家源泉を持つ日帰り温泉施設で、お風呂の他、売店や大広間、宴会用の個室などがあります。
「谷の湯」「滝の湯」の2つのお風呂が男女日替わりで楽しめます。

それぞれ内湯と露天風呂があり、その時は「滝の湯」のほうで、3つの露天風呂と打たせ湯がありました。

きれいな内湯から京都の日本庭園を思わせる露天風呂がガラス越しに見えるなんとも気持ちのいいお風呂です。

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2009年04月25日

上高地・蝶ヶ岳2(2646m) 第3日目  [北アルプス]

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第259号 2009/04/25 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 4月も下旬になりました。会社によってはもうGWに突入したところもあるのでは
ないでしょうか。
 今日はかなりの地域で大荒れでしたね。静岡も朝から風雨が強かったです。私はか
なり前から生ゴミはバケツに貯め柿の木の根の周りに埋めています。バケツが一杯に
なり初めて雨の中を合羽を着て埋めました。みなさんはどんな休日を過ごしています
か。

 今回紹介する山は、上高地・蝶ヶ岳(2646m)3日目です。3月の3連休に行
って来ました。その第3弾です。1日目は快晴、2日目は一転、雨・雪・ホワイトア
ウトになりました。そして3日目はまた快晴になりました。地図も足跡もない中、下
山しました。どんな山歩きになったか、本文をお楽しみください。


【今週紹介する山】


 上高地(かみこうち)・蝶ヶ岳2(ちょうがたけ 2646m) 第3日目

       [北アルプス]  長野県

サブタイトル
    
 「快晴ではあったが、トレースも全くない下りに悪戦苦闘だった 蝶ヶ岳 」


【歩いた日】     2009年3月23(月)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

蝶ヶ岳ヒュッテ6:25発−6:30蝶ヶ岳〈2646m〉−6:54横尾分岐−(

沢筋を直降下)−9:08槍沢沿いの道に合流−9:14横尾避難小屋9:46−1

0:48徳沢10:54−11:53明神12:24−13:10河童橋13:12

−13:20上高地バスターミナル13:31−14:09大正池14:14−14

:56釜トンネル入口−15:20坂巻温泉P


       【  合計 7時間28分   】


【温泉】        坂巻温泉(500円)


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。



【感想 等】

 前日、正午前に着いたが、する事はない。
まずは、食べ損ねていた昼食を食べた。

 あいかわらず、風雪は強く、外で唸り声をあげている。
時々、重い冬季入口の鉄の扉さえ動かす音さえ聞こえる。

 湿ったパーカーやオーバーズボンを脱ぎ、汗で湿った中に着ている服を乾かそうと
考えた。
前日のように太陽は出ていないので、それを利用して乾かすことはできない。
今まで冬季は有人の小屋しか泊まったことはなかったので、それらをストーブの火で
乾かしていたことすら忘れていた。
自分のガスコンロで乾かして、万が一、ガスが足りなくなって食事ができなくなった
ら元も子もない。

 靴や上着を脱いでしまうと着るのが面倒で、トンネルをはって外に出てのトイレも
困ったな、と思っていたら、屋内トイレがあった。
ほんとにうれしいことだ。
2部屋向こうにトイレがあったのだ。
小屋に入ったとき、少し臭うな、もしかしたら小屋の中でしてしまった人がいるのか
も・・・、と思ったが、それは2部屋向こうのトイレの臭いだった。

 時間を持て余し、小屋にった雑記帳を読んだ。
外は雪があるのに、鉄の扉の向こうに水溜まりができていたこと、長塀尾根を4日か
けてラッセルして上がってきたことなどが印象に残った。
 下山方法が決まった。

 当初予定では長塀尾根を下ろうと思っていたが、やめた。
地図もトレースもない中を長塀尾根を下ることはできない。「わかん」もないので、
膝以上もぐる壺足で下ったら何時間かかるかわからない。
前日登ってきた横尾からの直登ルートならまだ体が覚えているし、まっすぐ下るだけ
である。

 トレースがなくて困ったと言えば、正月の仙丈岳(No.78)ではあと少しで山
頂という所まで登ったが、雪が降ってきてトレースが消えてしまったので諦めて下山
した。
翌夏、また登り、コースを確かめ、次の正月にようやく登頂できたのだ。
千丈岳(No.78)[日本百名山]
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama78/yama78.htm

 夕方17時、天気の回復を祈りながら、翌日の水を作るための雪を取りに外に出て
みた。
雪はみぞれに変わっていたが、視界は30mほど。展望なし。
そして、鉄の扉の向こうはノートの通りの水溜まりだった。

 不思議だ。
周りはすべて雪景色なのにそこだけ氷の上に水が溜まり風で波立っている。
きれいな水だったのでペットボトルを持ってきて入れ、飲み水用にはコッフェルに雪
を詰めた。

 夜は羽毛のシュラフだけで寒くはなかった。
風の音が朝方まで続いた。窓の位置が悪いのか、雪のせいなのか、十分な光が入って
こない。
そのため少し暗いが、朝、5時に起きる。

 外からくんできた水は上の方がシャーベット状に凍っていたが、雪から作った水は
そのままであった。
湿ったパーカー、手袋、帽子など多くは凍ってコチコチであった。
ザックにも雪が付いたままであった。
オーバーズボンを穿こうとしたら、中で足に何か引っかかる。
見ると防水のために張られたシームテープがほとんど剥がれていた。
(使った回数は少ないがもう20年くらい使っているから無理はない。)
靴も、靴ひもも凍っていて靴ひもを固く結ぶことができなかった。
そういえば2月の三方分山(富士五湖、精進湖近く)でも車の中に置いた靴が凍った
ことがあった。
三方分山(No.208)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama208/yama208.htm

 6時25分、外に出た。
穂高連峰には雲が残るものの快晴だ。
前日、小屋への降り方がわからなかった少し高い所に登ってみた(写真1)。
蝶ヶ岳の稜線はとても広かった。二重稜線であったことも思い出した。
昨日はホワイトアウトの中、反対側の稜線に行かなくてよかった。

 ヒュッテの裏の高台にポールが見える。そうだった、あそこが蝶ヶ岳の山頂だ。
蝶ヶ岳の山頂へ向かう。

 快晴、そして360度展望の蝶ヶ岳山頂は最高だ。
広い稜線もはっきり見える(写真2)。
穂高連峰は少しガスが残っているものの真っ白な山並みが見える(写真3)。

 横尾分岐に向かう。
少し風はあるものの、歩行に影響があるほどではない。
稜線歩きは楽しい。

 低温のため、カメラはすぐに撮影ができなくなった。
デジタルカメラは低温に弱い。レンズが曇らないように温めればいいが・・・。
10月の富士山でも同様のことがあった。仕方がないことなのか・・・。
富士山2(No.151)[日本百名山]
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama151/yama151.htm

 7時少し前、順調に横尾分岐に着いた。
少し下ると、昨日歩いたコースの右に夏道らしい窪みが見えた。
そこを下ってみることにした。

 5分ほど歩くと、もうコースがわからなくなった。
コメツガの樹林帯はどこも下ることができる感じだ。
ただ、降雪のため昨日以上に足がもぐってしまう。
さすが膝近くまでもぐると歩きづらい。

 特に、朝方の冷え込みで表面の2〜3cmが凍っている。
もう少し凍っていれば足がもぐらずに歩けるが、その凍った部分を踏み抜き膝近くま
でもぐってしまう。
凍った部分がすねに当たり徐々に痛み出す。
サッカーのすね当てを忘れ蹴られたような痛さだ。
それを連続受けたような感じでダメージがどんどんふくらんでいく。
血がにじんでいるであろう痛みになった。

 仕方がないので深さ20cmほど踏み込んだ足を少し手前に戻して踏み込み、
楕円形の穴にし、すねへのダメージを減らしたり、シリセードをしようと試みた。
水分の多い新雪はかなりの傾斜がないとシリセードができない。
ピクニックシートを敷いて滑ろうとしたが上手くいかなかった。

 昨日右に回り込んだことを思い出して、やや右の方に進んでいった。
また夏道のような窪んだ所に足跡らしきものを見つけた。
雪が降ったのにおかしいな、とは思っていたが、やはりシカか何かの動物の足跡であ
った。

 その窪んだところが歩きやすかったので下っていく。
昨日登ったコースとは全く違う。
それは沢筋であった(写真4)。
樹林帯に比べ、沢は木がなく直射日光が当たると共に外気の影響を受け冷えやすい。
そのため雪の上部が凍っている厚さが少し厚く、雪を踏み抜く率が減った。
上から落ちてきた雪の塊もあるが、急な坂のところではシリセードも可能だった。

 ピクニックシートはすぐに破けたので片付け、そのまま尻で滑った。
靴ひもも徐々にゆるんできたし、壺足でぶつけたすねも痛い。
シリセードは一番楽な降り方だった。

 しかし、その沢筋は窪んでいるので雪崩の危険がある場所でもあった。
小さな雪崩の跡が至るところにあった。
太陽が当たる前であること、気温が低いことなどから今は通ることができる。
だから太陽の高度が上がる前に通過してしまいたいと思った。

 あとの心配は、下っていって崖や滝になっていたら通行不可能になるということで
あった。
シリセードの勢いがつきすぎていれば、そのまま転落もあり得る。
それで、スピードを抑えて下りていった。

 やがて、槍沢が前方に見えてきた。何回か歩いたことのある槍ヶ岳に通じるコース
である。
右にかなり回り込み、全く違う尾根の沢筋に入ってしまったのかもしれない。
でも、無事川沿いの山道に出れば横尾に戻ればいいことである。
槍ヶ岳(No.54)[日本百名山]
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama54/yama54.htm

 沢筋の日溜まりは晴れれば気温が上がる。
もう雪が落ち土が見えているところもありびっくりした(写真5)。

 9時過ぎ、槍沢沿いの山道に出た。稜線の横尾分岐から2時間余であった。思った
より早くてよかった。
どの辺に下ったのかよくわからなかったが、数分歩くと横尾避難小屋が見えてきた。
ラッキーであった。下ったのはすぐ登山ルートの横の沢であったのだ。

 横尾では、アイゼン、オーバーウェアーを脱ぎ、痛めたすねや足を見るため靴も脱
いでみた。
両方のすねからはやはり血がにじみ赤く腫れていた。
そして靴下も血で真っ赤であった。
凍っていて靴ひもを強く締めることができなかったので、ゆるんだままの靴で壺足を
やった。
その衝撃や摩擦から足指の関節の皮はむけ、爪は内出血していた。
また、かかともまめができ皮がむけていた。

 夢中で下りて来たのでそれらのことが全くわからなかった。
1度、ゆるんだ靴ひもを直そうか、と思っただけである。
それも、スパッツをはずして直すのが面倒で、やめてしまった。

 (この怪我は治るのに2週間ほどかかった。
入浴時にしみるのと、皮靴を履けないのが困りものであった。
また、右足の親指先のしびれがなかなか戻らなかったのも困ったことであった。
友人で凍傷にかかった人がいたり、雑誌で読んだりして、対策等は少しは知っていた
ので、冷えすぎて感覚がなくなると温めたり動かしたりしながら行動はしてきた。
今までにこのようなダメージは受けたことはなかったので、何カ所か表面の皮がむけ
た程度ではあったが残念であった。)

 9時半過ぎ、横尾を出発し徳沢に向かった。
平日なので静かであり人には会わない。
来るときに会ったサルだろうか、3匹が雪の上でなにやらしていた。

 徳沢では小屋番のおやじが作業をしていた。通りかかると、私に聞いてきた。
登山者の情報を集めたかったようである。昨日朝、横尾を出発してから誰にも会って
いないことを伝えた。

 明神には12時頃に着いた。
大学生らしい4人組がいて、徳本峠から霞沢岳に行くと言っていた。入山者もなく、
かなりのラッセルであろう。
昼食をとり、上高地バスターミナルに向かった。

 昨日の雨が凍りアイスバーンになっている所がかなりあった。
2回ほど雪を踏み抜いたが、アイゼン、スパッツもなく歩くことができた。

 3連休より人はかなり少ないがスノーハイクを楽しむ10人くらいの団体や個人客
がいた。
安心して歩いていると、蝶ヶ岳からの下山で痛めた足がずきずき痛む。
それでも、14時半には釜トンネルに着いた。
そして、坂巻温泉に15時20分に着いた。

 温泉に入れていただいたが、他には入浴客はなく、内風呂、露天とも貸し切り状態
であった。
ジャンダルムを歩いた夏同様に、坂巻温泉の秘湯を楽しむ。
お湯で足の傷口はしみたが気持ちよく3日間の疲れを癒すことができた。
坂巻温泉(No.230)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama230/yama230.htm

 アクシデントはあったが、いろいろ体験でき充実した3日間であった。



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆  ・・・ 楽しく健康の維持を ・・・
   
 成人後5キロ以上やせると死亡率1・4倍…肥満より危険?

読売新聞(09.04.23)に出ていました。
「肥満は敵」といった雰囲気の現在、ダイエットブームで身の回りにも5kg以上痩せ
ている人も多いです。
そこへ、「成人後5キロ以上やせると死亡率1・4倍…肥満より危険?」とは、びっ
くりしました。考えてみれば、急激な増加や減少は体がびっくりすると共に、良くな
いことはわかります。
本文を読んでみると、「成人後に5キロ・グラム以上体重が減った中高年は男女とも
、死亡する危険が1・3〜1・4倍高いことが、厚生労働省研究班(主任研究者、津
金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査でわかった。」ということ
です。
 無理をしないように徐々にメタボを解消したいものです。 
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆   白鳥山 (しらとりやま 568m)

      [山梨百名山・静岡の百山]  山梨県南部町・静岡県芝川町
                              
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2009年04月20日

上高地・蝶ヶ岳2( 2646m) 第2日目[北アルプス]  長野県

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第258号 2009/04/20 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 4月も20日。今日は穀雨です。穀雨とは二十四節気の1つで、穀物の成長を助け
る雨が降る頃と言う意味です。早いものですね。もう桜前線も北海道に入ります。ど
んどん春は深まっていっています。山歩きにぴったりの季節です。近くの山でもいい
です。出かけてみませんか。
 私も南アルプスの南部、寸又峡付近の山に行ってきました。また詳しくは報告しま
す。みなさんの体験も教えてください。

 今回紹介する山は、上高地・蝶ヶ岳(2646m)2日目です。3月の3連休に行
って来ました。その第2弾です。前日の快晴とは打って変わり、一転、雨・雪・ホワ
イトアウトになりました。滅多に経験できないことでした。HPの写真と共にお楽し
みください。


【今週紹介する山】


 上高地(かみこうち)・蝶ヶ岳2(ちょうがたけ 2646m) 第2日目

       [北アルプス]  長野県




サブタイトル
    
 「前日とは打って変わり、一転、雨・雪・ホワイトアウトになった 蝶ヶ岳 」


【歩いた日】     2009年3月22(日)

【天候】        雨後雪・ホワイトアウト

【コース及び時間】

横尾避難小屋6:00発−(直登)−9:30トレースが消える−10:25横尾分

岐−(立ち往生)−11:40蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)

       【  合計 5時間40分   】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 今日、3月22日は横尾から蝶ヶ岳に登り、蝶ヶ岳ヒュッテの冬季小屋に泊まる。
ほぼ直登で夏場で4時間くらいのコースである。
急ぐ必要はないが、何があるかわからない。午前6時から天候が崩れるという天気予
報だ。
壺足の可能性も高いし、トレースが消えているかもしれない。
地図を持っていないので心配は絶えないが、これまでの経験を使えば何とかなるだろ
うと、考えた。

 大阪まで戻るための長距離バスに乗る、と言って朝4時から起き出しがたがたして
いたた人があった。
それにつられて私も起き、6時前には準備ができた。

 明るくなっていたのですぐに出発したが、なんと天気予報がぴったり当たり雨が降
ってきた。
霧雨だったが、これから本格的に降ることはわかっていたので小屋に戻りオーバーウ
ェアーを身につける。
もちろん、スパッツにアイゼンは付けている。

 再出発したのは、ちょうど6時だった。
そして、前日に見ておいた登山口から登り始めた。

 道はすぐに急登になった。
前日の暖かさと本日の雨である。
踏み跡を少しでもはずすと膝までもぐってしまう。
しかも急な登りである。
なかなかハードな山歩きだ。

 シリセードを足跡のトレース上でやられると雪がならされて足跡の穴が消されてし
まう(写真1)。
そうすると余計に登るのが大変である。

 なるべく足跡を探して登っていく。
当然、下りと登りでは歩幅が違う。
下りの足跡は巾が広く、そこを登りの1歩では穴まで届かない。そんなところは2歩
で行く。

 ほぼ直登という感じだ。
ガイドブックに書いてあった赤い布切れや枝打ちの跡はほとんどない。

 時々、木の幹の雪すれすれの所に赤いペンキの丸いマークがある。
やがて一度なだらかになった。そこにはロープが付いていた(写真2)。
多分、登山路にいるのだろう。コースが間違っていないことが確認できほっとする。
そこは「槍見台」だったのだろうか。全く展望はないのでわからない。

 歩き始めて2時間、雪がみぞれに変わってきた。
標高が上がったためだろうか。

 やがてそれは雪に変わってきた。
そして、レースのカーテンを付けたように、うっすら霞んできた。

 雪はかなり降ってきた。
2回ほど樹林帯から抜け、右に回り込んだ。

 9時半、降雪のため、ついにトレースが消えた。
あとは直登あるのみだ。まっすぐ登れば、稜線に出るはずである。
樹林帯を膝まで雪に埋まりながら登って行く。
急坂の登りでは木に捕まらないと上手く足が上がらない。
木が生えているところでは、なるべく木の近くを通り木を利用して登って行く。

 10時過ぎ、今度はもやがかかったようになり展望が50mくらいしかきかなくな
った(写真3)。
10時16分、ようやく樹林帯を抜けた。もっと時間がかかると思ったが、思ったよ
りは早かった。

 歩きやすそうな所を探し登っていくと、運良く稜線に出そうな感じがした。
やや窪んだ感じで、登山道に合流したようになった。

 そして、道標「横尾分岐」の山頂の稜線に出た(写真4)。
分岐の標識を見たときはほんとにうれしかった。
自分の直感が良かったのか、偶然なのか、それとも直登していれば誰でもここに出る
のか・・・・。

 しかし、ラッキーと思ったのは束の間であった。
稜線は雪混じりの強風で歩くことができなかった。
それほど多い雪の量ではないが、風上である西の方向を向くことが全くできない。
少しでも雪混じりの風が顔に当たれば痛くて仕方ない。
昨日から風が強かった、という情報は得ていたが、これほど強いとは思わなかった。

 私は身動きが全くとれなかったあの10月8日の富士山宝永山を思い出していた。
富士山宝永山(No.152)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama152/yama152.htm

あの時は立っていられない強風で、腰を下ろしたりうつぶせになると地面の小石が舞
い上がり、それが目などの穴や隙間に入ってくる。
手も足も出なく、またじっとしているのもつらかった。

 それに比べると、まだピッケルを突き刺せば何とか立っていられる。
少しだけ風が弱いのかもしれなかった。

 これを「吹雪」と言うのだろうか。雪なし県の静岡に住んでいる者にとってはこん
な状態を何というのかわからない。
吹雪の意味を調べると、
「降雪中の雪や積雪した雪が強風によって空中に舞い上げられて視界が損なわれてい
る気象状態のこと。降雪がない場合には地吹雪(じふぶき)と呼ばれる。降雪がある
場合でも、空中に舞っている雪の大部分は積もった雪に由来するものである。」とあ
る。
私に襲いかかっている雪は、積もった雪が舞い上がってきたものもあろうか、下界は
雨なので降っている雪は空からのものだろうか。

 写真4でわかるようにこの標高2600m余の尾根は森林限界を越えていて木はな
い。
あるのは岩とかろうじてへばり付いている雪である。

 そのへばり付いている雪で、岩にペンキで書かれた登山路を示す丸印が薄くなって
いる。
また、私は風下に流されたりして岩場から雪の上に出た。
風が強くなったので雪の中に座り、兵士のように匍匐(ほふく)前進してみた。
ゆっくりだが進むことができる。

 そのうちに辺りが見えなくなった。ホワイトアウトだ。
30mくらいあった視界が10mほどになり、進んでいく方向も全く見えない。
どうしようもないので雪の中に座っているしかなかった。

 時々、30mくらいの視界が回復するが、左手の谷間の向こうに見える小高いとこ
ろが蝶ヶ岳の山頂なのかどうか・・・。
歩き始めてみたが、もっと遠かった気もする。「横尾分岐」から20〜30分くらい
歩いたところだったはずである。
もっと視界が回復するまで待とう、気温はそれほど低くなく、雪の中に寝ていても寒
さは感じない。

 10分、20分と過ぎていく。
視界が30mくらいに回復し、少し風が弱くなった時、風上に進んでみた。
あった。少し窪んだ道のような感じのところにペンキのマークが・・・。
やはりコースを外れていた。
(今から考えると、蝶ヶ岳は稜線が広くしかも2重稜線になっているのだ。それが、
この時は思い出せなかった)

 時々見えるペンキの丸印と多くの登山者が歩いてできた窪んだ跡をたよりに進んで
いった。
そして見つけた!!ピークを示す円筒形の石造物とポールを(写真5)。
蝶ヶ岳山頂だ。ついに着いた(翌日、それが山頂ではなく、「瞑想の丘」であったこ
とがわかる)。

 さあ、すぐ近くに小屋があるはずだ。
全く見えないが、どこにあるのだろうか。
5分ほど待つと、東側の少し下がったところに蝶ヶ岳ヒュッテの赤い屋根がちらっと
見えた。
やった!と、小走りに小屋に向かう。
小屋の上にはすぐに着いた。

 冬季小屋の入口は、トンネルのような所をはって入る、と聞いていたので、その入
口はすぐわかった。
ただ、そこまで雪の中をどうしていくのか行き方がわからなかった。
左右に回り込んでみたが、わからなかった。
仕方ないので雪の中をまっすぐ下りることにした。

 結果的には、それが正しい降り方だった。
雪に埋まることなく普通に入口にたどり着くことができた。
箱形のトンネル入口の鉄の扉は大変に重かった。
ピッケルを「つっかえ棒」にし、ザックを先に入れてから中に入った。

 11時40分、ついに着くことができた。
「横尾分岐」から1時間15分かかった。
吹雪とホワイトアウトの中、コースタイムの2倍半以上のかかったが、貴重な体験が
できた1日であった。

 小屋の中にはほんのわずかな隙間から雪が入り込み、小さな山を作っていた(写真
6)。
また、小屋の中にあったペットボトルの水も半分凍っていた。
動いていたので全く寒さを感じなかったが、気温は低いことがわかる。

 また、服を脱ぐと中のセーターの左胸が雪が付き真っ白であった(わずかな隙間か
ら雪が入っていたのだ)。
そしてカメラにまで雪が付着していて真っ白だった。
スパッツの紐も凍ってほのけなかった。
仕方がないのでガスコンロの火で温めて溶かし紐をほのいた。

 吹雪、ホワイトアウトの中、正午前に着いた山頂であった。
さあ、小屋の生活はどうなるのだろうか。今回は本など時間つぶしを持ってきていな
いが・・・。


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆  ・・・ 山の標識は誰が付けるの? ・・・
   
 廣田さんからのメールで私がいつも歩いているコースには十分な標識がなかったこ
とを思い知らされたことを書きました。それで、焼津市商工観光課に電話して聞いて
みました。
返事は、「随時、整備している」「整備を委託先にお願いしてある」ということでし
た。「高草山」山頂の標識はずっと前からありませんよ、といっても、県外からも多
くのハイカーが来て標識が不十分で困っていますよ、と言っても良い返事はもらえま
せんでした。土地には所有者があるので許可をもらわなくてはならない、と言うので
す。
 そうなんですよね。私たちが歩かせてもらっている登山道やその付近の土地はすべ
て所有者があり、利用させていただいているのです。
 かつて紹介した「両神山(No.65)」は地主とのトラブルから今までのコース
が通行不能のなり登山コースがかわりました。
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama65/yama65.htm

 ようく考えてみますと、道しるべや山頂の表示の半分は違法(所有者の許可をもら
ったものではない)ように思います。公式に標識を作るには大変なことだとわかりま
す。
かと言って、その手作りの標識がなければ、どんなに登山者は困るでしょうか。No
.256で紹介した「矢筈山」は、地形図を持っていても2倍以上の時間がかかった
だろうし、山頂に着くことができなかったかもしれません。
 1つのことから色々なことがわかってきます。
みなさんの中になにか良いアイデアやこんなふうにやっている、という方がありまし
たら教えてください。
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆   上高地・蝶ガ岳2 その2 [北アルプス]  長野県
                              
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2009年04月12日

上高地・蝶ヶ岳2(2646m) 第1日目

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第257号 2009/04/12 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 4月も中旬に入り、桜前線は東北まで行きましたね。
今日の静岡は昨日に続いてとても暖かく、半袖でも過ごせる陽気でした。
桜や梅は黄緑色の葉を出し、すべての草木が萌え出しました。春真っ盛りです。
家から見える山々も一番美しい時期ですね。山が私たちを呼んでいるようです。
山へ春の花々を探しに出かけましょう。

 今回紹介する山は、上高地・蝶ヶ岳(2646m)です。3月の3連休に行って来
ました。雪の上高地に行きたいと前々から思っていて、やっと実現しました。
快晴の上高地は最高でした。HPの写真と共にお楽しみください。


【今週紹介する山】


 上高地(かみこうち)・蝶ヶ岳2(ちょうがたけ 2646m) 第1日目

       [北アルプス]  長野県




サブタイトル
    
   「快晴に恵まれ穂高連峰の展望を楽しんだ 上高地ウォ−キング」


【歩いた日】     2009年3月21(土)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

坂巻温泉P7:38−7:57釜トンネル入口−8:35釜トンネル出口8:40−

9:06大正池ホテル9:11−9:34上高地バスターミナル9:44−9:55

河童橋10:02−10:52明神11:02−12:00徳沢12:20−13:

35横尾避難小屋(泊)

       【  合計 5時間   】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 穂高連峰が真っ白な時期の上高地に行きたい、と常々思っていた。
雪の降らない静岡からは真っ白な南部南アルプスが見えるが、それははるか彼方であ
る。
真っ白な山々を近くで見たい。真っ白くなるには木が生えていては無理だ。
森林限界を終える高さがないと・・・。

 その最もすばらしい風景の1つが上高地からの穂高連峰である。
そう思うのは、ヤマケイなどの雑誌やTVなどの影響かもしれない。
そんな上高地に行くなら、一般的には正月か春休みかGWだ。
正月やGWは混みそうなので、その中間の春休み、3連休を使って行くことにした。

 上高地だけなら日帰りが可能だ。
せっかく行くなら、もっと楽しみたいと、蝶ガ岳を付け加えた。

 3月下旬の雪国の様子は静岡に住んでいる私にはわからない。
1年に1度、雪に会いに行く程度では知識としては知っていても感覚的にわかってい
ない。

 雪のない時期なら上高地バスターミナルまでバスが入るが、冬は釜トンネルから閉
鎖されている。
車で行く場合、一般的には沢渡のパーキングに車を止め、バスかタクシーで釜トンネ
ルに行きそこから歩くことになる。
だだ、バスの本数が少なく、始発も8時55分である。
それでも十分楽しめるが、もっと早くから歩きたい、とも思った。

 そこで、夏の焼岳〜奥穂高までの縦走後にお世話になった坂巻温泉に電話すると、
車を1日500円で車を置かせていただけるということだった。
ラッキー!、坂巻温泉は釜トンネルまで歩いて20分の位置にある。ここの駐車場を
利用させていただくことに決めた。
霞沢岳と坂巻温泉(NO.230)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/yama230/yama230.htm

 3連休の2日目、21日の7時半過ぎ、トンネルとトンネルの間にある1軒屋の坂
巻温泉に着いた。
それほど広くない駐車場は満杯であった。「秘湯」としても知られているこの坂巻温
泉に3連休の1日目に泊まっている人も多いのだろう。
また、数人が車で来て、山歩きの準備をしていた。私と同じようにここに車を置かせ
ていただいて上高地の散策に出かけるのだ。

 私はすぐに用意をしてフロントに行き、駐車させていただきたいことを話した。
温泉の主らしき人は、できれば断りたい、というのだ。
電話で確認してあるのに・・・、と思ったが、ぐっとこらえて「そこをなんとかお願
いできませんか」と頼んだ。
電話をかけたとき出たのは奥さんの感じだった。
せまい駐車場に、すでにほぼ一杯の車が止まっていれば断りたいというのはもっとも
である。
主らしき人は、できるだけ奥へ止めることで許可してくれた。
私は本日横尾に宿泊することを話し、1日500円の駐車代金を払い、すぐに出発し
た。

 国道158号線の歩道を釜トンネルに向かって歩いていく。
時々車は通るが、歩道は20cmほどの段差があるのがうれしい。
梓川沿いをせせらぎを見ながら歩く。
かつての中ノ湯跡が廃墟のように見える。
普段はバスや車の中から見ていてさっと通り過ぎる風景なので、こうしてじっくり見
るのは新鮮である。
梓川も河童橋周辺で見る清流ではなく、濁った黄緑色だ。それは温泉の成分のせいだ
ろうか。

 また、滝のようにいく筋か中腹からの流れも見える。
コンクリートか何かで囲われた露天風呂だろうか池であろうか、そんなものの跡もあ
る。
向こう岸に渡り確かめてみたいと思った。

 約20分で釜トンネル入口に着いた。
時刻は8時であるが、マイクロバスやタクシーで次々にハイカーが下りている。
3連休の快晴の中日、上高地スノーハイクは人気があることがわかる。

 みんなヘッドライトや懐中電灯を取り出し、準備をしている。
トンネルの中を覗くと、少しだけ蛍光灯があり赤い非常灯もある。
私はライトをぎゅうぎゅう詰めのリュックの一番下に入れてきたので、横着をして出
すのをやめた。

 これだけ人がいれば、いざというときは彼らの後をついていってもいい。
真っ暗ではなく、なんとか見えそうである、とも思った。
そして、暗い中を楽しみながら歩くのもよいと思った。

 釜トンネルは長さ1310m、傾斜11%の上りである。
途中途中に両出口までの距離灯がある。
明るさをもたらしてくれると同時にどこまで歩いたかという現在地がわかってよい。

 中はライトを付けなくてもなんとか歩ける明るさであった。
約40分かかって出口に着いた。
出口には10数人のスノーハイクの団体が休んでいた。
葉を落としたほうきのような木々以外は白い冬の世界である。
そして、小山の向こうに真っ白な焼岳が顔を出していた(写真1)。

 15分ほど歩くと、穂高連峰が見えてきた。快晴の真っ青な空の下、真っ白な山々
である。
夏に宿泊した穂高へのアタック基地、涸沢も見える(写真2)。
この角度の風景はいつもならバスからしか見ることのできないものである。
今回は歩きながらじっくり眺めることができる。

 この時期でも工事や点検のため時々、車が入っていく。
そのため除雪用のブルトーザーが置いてあり、道路の雪は除雪してある。
しかしそれも大正池手前の分岐で終わりだった。

 除雪してある道路は梓川の左岸、ウエストン碑の方向に向かっていた。
大正池には9時過ぎに着いた。釜トンネル入口から1時間余であった。

 青々とした大正池の後には真っ白な穂高連山がある。
なかなか素敵な風景である。
大正池も登山者はなかなか立ち寄らない場所である。
上高地バスターミナルまでバスで入り、そこから山に向かうからである。

快晴の中、気持ち良く歩いている。
暖かめのため、朝ではあるが雪はやや柔らかい。
5月のGWの雪質の感じだ、と言っている人もいた。

 やがて樹林帯に入り、樹林の隙間から見る真っ白な穂高もいいなあ、と思って歩い
ていると、上高地バスターミナルに着いた。
ハイシーズンには車で満杯の駐車場は一面真っ白な板と化し、その向こうに穂高が見
える。かつてはここにマイカーで入ることができた。懐かしい。
誰もいない白い上高地バスターミナルもなかなかいいものである。

 少し休んでから、河童橋に向かった。
ここも静かであるが、よくパンフレットやカレンダーになる穂高のビューポイントで
ある。
やはり記念撮影をしているグループもいる(写真3)。

 数十人ハイカーと会ったが、少し私のぺースが速いのか、彼らは大正池でのんびり
楽しんでいるのか、上高地一の人気スポットも人は少ない。
いくら見ても飽きない景色である。私も写真を撮りながら少し休憩をした。

 そこから先はもっと人が少なくなる。
小梨平キャンプ場にはテントが3つあるだけで物音もしなかった。
梓川の背景には少しずつ見え方が変わる穂高が見える。

 やがて目の前に明神岳と前穂高岳が見えてくる。
最初は先端が割れた1つの山のように見えているが、徐々にそれは広がり別々の1つ
の頂に見えてくる。
もっとも、明神岳は標高が2931mで、前穂高岳は3090mと160mの差があ
り雪の付き方も全く違っている。
明神岳は雪がほとんど付いていないが、前穂高岳は真っ白い。

 11時少し前、明神に着いた(写真4)。
20代の男3人組が休んでいたが、そのうちに明神池の方へ歩いて行った。
私は夏との違いを感じながらひと休みした。
辺りはますます静かである。

 3連休でもあるし、人気のある上高地である。
もっとスノーハイクを楽しむ人が多いと思ったが、さすがここ明神まで足を伸ばす人
は少ないのかもしれない。
ここまでだと、釜トンネルから休まずに歩いて3時間、往復で6時間になる。

 1人徳沢に向かう。
ここまで来て忘れ物に気が付いた。
地図とコースガイドのコピーを車の中に忘れてきたのだ。
上高地だけなら何回もあるいたことがあるので地図は必要ない。
しかし、翌日は初めてのコースを通り雪の中、蝶ヶ岳に登るのである。
蝶ヶ岳は3年半前の夏、東側の三股から登ったことがある。山頂の様子はある程度覚
えているが・・・。
コース案内板があったらデジカメで写し、コースを覚えることにした。
蝶ヶ岳(NO.143)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama143/yama143.htm

 12時、徳沢に着いた。
テントが2つあるが静かだ。
徳沢園に近づいていくと犬が吠えてきた。
ガイドブックに冬の間も小屋番がいることを書いてあったのを思いだした。

 朝4時に出て長塀尾根をピストンし蝶ヶ岳に登ってきたという人に会った。
まだ12時、今から登れば足跡を頼りに蝶ヶ岳に行くこともできる、とも思ったが食
料も重いし予定通り横尾に向かう。

 暖かな快晴のため、雪は柔らかくなってきた。
歩いた跡を踏み外すと膝までもぐってしまう。
スパッツを付けないで歩いているので、踏み外したとき靴の中に雪が少し入った。

 お腹がすいてきたので昼食休憩にした。
樹林の中の切り株に腰をかけ自然を感じながらおにぎりを食べた。
ここ徳沢には簡単な案内図があり写真を撮ると共に頭に入れた。
(バスターミナル周辺にもたくさんの案内図があるはずであるが、ビニールシートで
覆われているのか見かけなかった)

 徳沢から少し行くと、岳沢に通じる新村橋だ。
吊り橋の上には親子らしい2匹のサルがこちらを振り返りつつ歩いていた。
私が上高地でサルを見るのは初めてだった。
(帰りにもこの近くの道で3匹のサルに会った。同じサルかもしれないが。)
人がほとんどいない自然の中は動物たちの楽園だ。

 雪が前より深くなってきたが踏み跡をたどれば、大丈夫である。
徳沢から1時間15分、横尾の吊り橋が見えてきた。
やっと横尾に着いた、坂巻温泉から6時間、歩いたのはちょうど5時間であった。

 横尾避難小屋は、うれしいことに小屋前に沢から引いた水場がある(写真5)。
実は数日前、中信森林管理署に電話で尋ねると、「避難小屋は泊まるための施設では
ない」ということであった。
この避難小屋は「宿泊できる、宿泊した」と多くの本や雑誌に紹介されているのであ
るが、考えてみればどうしようもない場合の避難の小屋である。管理する側から言え
ば、積極的に「どうぞ」とは立場上言えないのであろう。そう考えて、利用させてい
ただくことにした。

 小屋には切り株のお金入れがあり、利用者は500円の協力金を払うことになって
いる。また平成19年度の利用者協力金が13.3万円であることも書かれていた。
(ということは、利用者全員が500円ずつ入れたとして、266人が利用したこと
になる。)

 時刻はまだ13時半。
付近を少し散策した。
またまたうれしいことに、バイオを利用したきれいなトイレもあり、それを冬場も利
用できる。(赤石岳避難小屋でトイレが閉まっていて困ったことを思い出した。)
赤石岳(NO.84)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama84/yama84.htm
その先にある蝶ヶ岳への登山口も確認した。

 小屋の中にはリュック2つとテントが張られていた。
テントの若者は15時過ぎ厚手のビニルを持って戻ってきた。
彼は蝶ヶ岳から1時間でシリセードで下りてきたという。
直登なので尻滑りが使いやすいのだ。
彼は、行けるところまで行くと言って、出ていった。
小屋の中にテントを張ったのは寒いからではなく、ねずみ対策だという。

 靴の中に入った雪のため湿った靴下を窓越に入る太陽に干して乾かした。
する事もないので早めに夕飯の支度をした。

 16時過ぎ、穂高の山陰に太陽は沈んでいった(写真6)。
残念ながら空気が澄んでいるし、太陽の高度もあるので空は染まらず、青いままであ
った。

 常念岳方向へ縦走していた年輩の方が下ってきた。
トレースがないし、天気が崩れるので下山を決めたという。
どこまで天気が崩れるか、心配になってくる。

 17時半過ぎ、荷物を広げてあった中年の男性が下ってきた。
シリセードでズボンを破いたことがあるので壺足で苦労して下りてきた、と嘆いてい
た。明日は壺足か・・・、とこれまた心配になる。

 もう1つのリュックは隅に整とんされているのでデポかもしれなかった。
結局、この日の宿泊者は単独者3人であった。

快晴に中の上高地散策は楽しく一日を終わった。



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-xindex.html


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆  ・・・ 春だ! 山に行こう!・・・
   
 廣田さんからのメールです。
「3月21日予定どうりに焼津アルプスを歩いてきました。花沢の里から石脇登山口
の道順が判らなかったので静岡市から来た登山者が高草山に行くとの事なので一緒に
言ったのですが、帰ってからGPSで軌跡を確認すると随分遠回りなコースを歩いて
おりました。
 高草山は山頂の標識がありませんでしたので正確には判りません。
 キスミレも見てきました、キスミレの群生地はGPSの記録は採っていません。
 高草山以降は単独で歩きました、ハイライトコースの所要時間は5時間30分掛か
りました。
03/21 焼津アルプス(高草山) 単独行
花沢の里観光駐車場08:41→09:49石脇登山道出合→10:36高草山分岐→10.38高草山山
頂10:50→10:56高草山分岐→11:05キスミレ群生地11:13→高草山分岐11:25→11:59鞍
掛峠12:06→12:42満観峰12:47→13:084等三角点→13:30日本坂→13:56法華寺→14:1
5花沢の里駐車場
 PDF添付します。」
3月16日に登山口の駐車場についての質問のメールがあり、それについて答えたと
ころ、登山報告のメールが届きました。しかも、詳しいPDF付きです。廣田さん、
ありがとうございました。このように繋がりができるというのは大変うれしいことで
す。

 ちょうど、今朝の朝日新聞の本の紹介欄「著者に会いたい」に『謎の1セント硬貨
(向井万起男)』が出ていました。アメリカを旅していて疑問に思ったことをメール
で尋ねてわかったことを本にしています。
 その返信は企業からも新聞社からも警察からも退役軍人からも来たそうです。
 そして、向井さんは面白いことを見つけました。「アメリカは、何の得にならなく
ても情報を分かち合おうという意識が強いんですね」と。
逆に日本は、「日本は得にならないものに返信は出さないようで、いくつかやってみ
たけどだめでした」と。

 廣田さん、ありがとうございました。日本にも律儀な人はまだまだいっぱいいます
よね。
廣田さんのメールから多くのことを学びました。私がいつも歩いているコースには十
分な標識がなかったことを思い知らされました。また、高草山の山頂はどこなのか、
正式には双耳峰の西側の三角点のあるピークです。狭いし富士山も見えないので神社
のある東側を山頂としていることが多いです。  
 案内や山頂の表示については、付けていただくか、私が付けることができるか、確
かめてみたいと思います。
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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2009年04月11日

ギャラリー:大庭城址公園の桜

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火曜日に有休を取得して、近所の桜の名所大庭城址公園でお花見をしてきました


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満開の桜を眺めながらおにぎりを食べたり、


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パンを食べたりしてお食事を堪能したら、公園内を散歩します。


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満開の重みで垂れ下がった枝を接写


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見事に満開ですね〜


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ヒヨドリがせっせと食事中でした。


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すっきりとした快晴でした


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ピンク色のカワイイ花びら


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平日なのにたくさんの花見客でにぎわっていました。


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立派な大木。


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ソメイヨシノと山桜の競演


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敷地はとても広いです。


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あちこちに桜のトンネルが。


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こちらの品種はソメイヨシノより大分大きな花びらです。


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満開の桜並木


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今までの人生で一番見事な桜を堪能しました

来年もまた行きたいと思います

2009年04月04日

矢筈山 (やはずやま 816m) 静岡県伊東市

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第256号 2009/04/04 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 4月ですね。3月下旬は思ったより寒かったので20日に開花宣言が出た桜もやっ
と満開の所が多くなりました。木によって違ったり場所によって違ったりで一斉に満
開とはいきませんが、長く楽しめて良いかもしれません。東京などでも満開ですね。
ちょっと、お花見や散歩もいいかもしれません。
 これからどんどん暖かくなりますし、プロ野球も昨日開幕しました。楽しい春にし
たいですね。

 今回紹介する山は、矢筈山(816m)です。静岡県伊東市にあります。朝、達磨
山・金冠山に登り、それから発端丈山と葛城山に登りました。時間が余ったので、お
まけで登りましたが、この1日の中で一番楽しめました。私の出合った景色はどうだ
ったでしょうか、お楽しみください。


【今週紹介する山】


     矢筈山 (やはずやま 816m) 静岡県伊東市



サブタイトル
    
      「 偶然に見つけた山であったがおもしろかった 矢筈山 」


【歩いた日】     2009年2月28(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

鹿路庭峠13:30発−13:55池への分岐−14:24矢筈山〈816m〉14

:33−14:54池への分岐−15:14鹿路庭峠P


  【 登り 56分 下り 41分   合計 1時間37分 】


【温泉】   伊豆駒の湯温泉 源泉荘 500円(80分)

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

寒い冬には春が恋しい。
静岡は雪は降らないし温暖であるが、もっと早い春を探したりもっと温暖な地域に行
きたくなったりする。
2月下旬、伊豆半島に出かけ、まず「達磨山」と「金冠山」(NO.254)に登っ
た。
次に「発端丈山」と「葛城山」(NO.255)へ行った。
達磨山・金冠山(NO.254)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama254/yama254.htm
発端丈山・葛城山(NO.255)
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-e/yama255/yama255.htm

 達磨山ではガスも出ていたので戸田峠から歩いたので時間が余った。また、益山寺
からの発端丈山も思ったより近かった。
それで、予備に考えていた、伊東市にある「矢筈山」に向かった。

この「矢筈山」は偶然に見つけた。
別冊 山と渓谷「マイカー登山 便利マップ[関東と周辺の山2002]」の伊豆半島の地
図を見ていて静岡県伊東市にあることを知った。
今まで名前を聞いたこともなかった。私の持っている県内の数冊の山の本にも出てい
ない。
城山や大室山が「静岡の百山」に入っているのに、この「矢筈山」は入っていないか
らでもある。
インターネットで調べると、記録は少ないが迷いそうでなかなか面白い山であること
がわかった。
知る人ぞしる山、それもいい。
25000分の1の地形図を用意し、向かう。

 登山口は1ヶ所。
中伊豆バイパスの南、伊豆スカイラインの南端[天城高原IC]の先の「鹿路庭峠」で
ある。
私は鹿路庭峠を13時半に出発した。
もちろん、下山者もこれから登ろうという人もそれらしき車もない。
ただ、伊東市や伊豆東海岸に通じる大事な道なので車の交通量は思ったより多い。

 登山口はどこかな、と思い辺りを探すと、地図通りT字路の真ん中にあった。
ありがたいことに誰かが付けてくれた小さな白い札があった。

 植林された杉林の中を緩やかに登っていく。
数分で木の枝の隙間から大室山の焼けた山容が見えてくる(写真1)。
新聞によると先日、山焼きをしたばかりである。

そして山道ががれて歩きにくい所に出る。
慎重に渡る。
今度はたくさんの杉の倒木帯だ。
数十本の杉が倒れている。
木々をまたいだりくぐったりして進んでいく。

 小川が流れている感じに水がたまっている窪地に着いた(写真2)。
湿り気が多いのだろう、木々にもコケが付いている。
写真をよく見れば、水溜まりの中の石の上を渉っていけばよいのがわかるが、その時
は気づかなかった。
わずかな踏み跡を頼りに苔むした岩の直進し何とかこの水たまりを越え向こう側に出
てから、そのことにに気づいた。
矢印のような小さな木切れの付いた杭で「頂上」の方向を示してくれる。

 歩き始めてから20分、2つ目の窪地に着いた。
そこには杉が植林されているが大水が流れた跡がある(写真3)。
今まで見たことのない不思議な感じの所だ。

 そんな中をしばらく歩いたらようやく、登りになった。
鹿路庭峠から660mの山腹を通り、矢筈(弓矢の弓の弦にはさむ凹形の部分)の窪
地にいたのだ。
そして、816mのピークに向かって歩き始めた。

 岩が多くなり、いくつかの岩からは木が生えている。
割れ目に根を張るそれらの木々の生命力に驚く。

 窪地から5分ほどで「山頂まで700m」の所に着いた(写真4)。
そのまま進むと池があるという手書きの表示もあった。
ここからは本格的な登りである。

 10分余り登ると少し景色が見えてきた。
けっこう山深い所にいることがわかる。
コケの生えたごつごつした岩を見ながら急な山道を登っていく(写真5)。
周りは葉を落とした灌木だ。

 池分岐から30分で山頂に着いた(写真6)。
南側が伐採されていて展望がある。1197mの遠笠山が見える。
あとは灌木の上からかすんだ山々が見える。
晴れていれば、大島や房総半島も見えると言うことである。

 帰路は今来た道を引き返す。
おまけで登ったが、本日登った5山の中で一番楽しかった。
案内表示も充分なく迷うと思っていたが、山頂までわかりやすく付けられていた。
今まで見たこともない風景に出合えたのがうれしかった。

 伊豆にはいろいろな温泉があり楽しんでいるが、今回入りたいと思ったのは「伊豆
駒の湯温泉 源泉荘」である。
私は利用しなかったが、この温泉には「湯楽健康プログラム」というものもあり、健
康と温泉をしっかりリンクさせて考え、ぬるめの源泉に長く入る、という方法も一度
体験したいと思ったのだ。
 東海道本線函南駅から車で15分ほどの所にある小さな温泉宿で、湯船も小さかっ
たが、湯治客と雑談しながら入浴した。
気温が低く泉温39度(湯船は36度くらいか)に入ったままでは、風呂から上がる
ことができないくらいであった。浴槽がいつくかあり、温度が違うのも面白いと思っ
た。温度の高い「上がり湯」に入って出た。
 宿の外には、足湯、手湯もあり楽しむことができる。

 早春探しの伊豆山歩きであったが、まずまずの1日であった。



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◆◆ masarusのコーナー ◆◆  ・・・ 春だ! ダイエットだ!! 2・・・
   
  山歩きでメタボ脱出18 〜低カロリーダイエット 失敗と成功の分岐点2〜

 「山歩きでメタボ脱出17」の続編です。
1月下旬に放送された『試してガッテン』の「低カロリーダイエット 失敗と成功
の分岐点」からの情報を元にしています。
http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2009q1/20090121.html

前回、ただカロリーを減らすだけではダイエットはできない、と言う話を書きまし
た。カロリーが少ないことで体内の「飢餓に備えろスイッチ」をオンになってしまう
と蓄えた体脂肪はあまり使われなくなり、食べた脂肪も燃やすよりも蓄えられてしま
うのです。
 では、どうすればいいのでしょうか。糖質を6割にすると良いそうです。しかも、
菓子パンやおにぎりだけで済ませたり、甘いお菓子だけですますのではだめだそうで
す。

 私は山から下りたとき、残ったチョコレートやかりんとうなど甘い物を食べながら
車で家に帰ってくることが多かったのですが、体力をかなり使っているし量的にはあ
まり食べていないのに体重が減っていなかったり逆に増えていたりするのです。
 不思議だなあ、と思っていたのですが、このTVを見て納得しました。まさに目か
ら鱗でした。

 ご飯と一緒に、野菜などの繊維質や消化吸収の遅いおかずを食べると、血糖値はゆ
っくり上がり、ゆっくり下がるようになるそうです。そうすると体内の「飢餓に備え
ろスイッチ」はオンにならないのだそうです。
HPに実際の食品例のありますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
体験談や今取り組んでいることを知らせてくださるとうれしいです。

 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆   上高地・蝶ガ岳2 [北アルプス]  長野県
                              
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