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2008年08月26日

空木岳

<登山日>2008/6/28(土)
<天 候>曇り時々晴れ
<コース>池山林道終点登山口[約1370m]〜池山小屋(60分)〜空木岳避難小屋分岐(160分)〜空木岳山頂[2864m](90分)〜空木岳避難小屋(40分)〜空木岳避難小屋分岐(20分)〜池山小屋分岐(110分)〜登山口(40分)
<歩行高低差>約1494m
<歩行時間>8時間40分(山頂まで5時間10分)

2008年08月17日

浅間山

<登山日>2008/6/6(土)
<天 候>曇り時々雨
<コース>浅間山荘登山口[約1400m]〜ニの鳥居(50分)〜火山館(50分)〜前掛山山頂[2524m](100分)〜火山館(60分)〜ニの鳥居(30分)〜浅間山荘(30分)
<歩行高低差>約1124m
<歩行時間>5時間20分(前掛山山頂まで3時間20分)

2008年08月13日

至仏山・後半

※前半はコチラ

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妹曰く「(東京ディズニーランドの)ビッグサンダーマウンテンみたい」な道。

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お花畑が広がる斜面。


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頂上直下は階段が続きます。


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左手に目をやると、ダンボールを敷いて滑り降りたくなるような草原が広がっています。右手のピークは小至仏山です。

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10:25に至仏山頂上に到着 写真を撮りながら結構ゆっくりペースで上ってきましたが、コースタイムより15分早く着きました。アルプスに比べたら登山初心者が多い山なので、後続の健脚者に抜かれることなく(後続者が近づくと、道を譲るポイントを探したりと色々気を使うので・・・)自分達のペースで快適な登山を楽しむことができました

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山頂は大賑わい


大きな岩の上に場所を確保してお昼ごはんを食べます。日差しは痛いほどにキツイですが、冷たい風が吹き付けて冷えるので、汗が引いたら長袖のブラウスを一枚羽織りました。

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燧ヶ岳を眺めながら、おやつにゴディバのチョコレートバーをいただきます

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夏雲と燧ヶ岳


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西側の眺め


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北西の眺め




たっぷり1時間休憩を取って11:30に下山開始


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タカネナデシコヒメシャジン


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つるつる滑る蛇紋岩の岩場を下りて至仏山の山頂を振り返ります。

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12:05に小至仏山に到着 写真を撮りながらゆっくり進んでほぼコースタイムどおりのペースでした。

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↑クリックで拡大↑

至仏山(左)と燧ヶ岳(右)


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黄色い花が沢山咲く斜面。遠いので種類は不明。。。


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遠くても分かるチングルマ


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ホソバヒナウスユキソウ


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アヤメ


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池塘沿いの木道を進みます。


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午後になってもまだ素晴らしい青空が続いています


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12:40にオヤマ沼田代に到着 前回の燧ヶ岳登山のときに帰りのバスの集合時間に遅れてしまったので、今回はそんなことがないように余裕を持って早めに下山を開始しました。が、あまり早く鳩待峠に着きすぎても付近に時間をつぶせるような見所はないので、時間を見ながらコースタイムよりも遅いかなりゆっくりしたペースで下山しました。

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見納めの燧ヶ岳。右手の森の中に、白く鳩待峠の小屋が見えています。

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連続する岩場と階段を越して13:35に鳩待峠に到着 集合時間の14:00まではかなり余裕がありますが、父は既に到着していて私達の帰りを待っていました。

14:20にシャトルバスが出発し、尾瀬戸倉で特大の2階建てバスに乗り換えて15:00に東京に向けて出発しました。

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2階建てバスの1列目からの眺め。なんと左ハンドルで、トイレ&キッチンつきでした(今回はツアーバスだったので使用不可)。



文句なしの晴天に恵まれて、前月の白馬岳・唐松岳のように火傷などのハプニングに見舞われることもなく、快適な登山&高原歩きを楽しめて大満足の1日でした

<オマケ>

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車窓から見かけた「富士山」の文字に一瞬ビックリしましたが、よく見たら「ふじやま」という地名でした

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2008年08月12日

西穂高岳 (にしほだかだけ 2909m) 長野・岐阜県

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第227号 2008/08/12 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 8月も中旬になり立秋を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。みなさん
のところではいかがですか。
明日から旧暦のお盆です。お盆休みに入り里帰りをされる方や家でのんびりされる方
もいるのではないでしょうか。
 私も盆飾りを飾ったり準備をしなくてはなりません。あとは北京オリンピックをテ
レビ観戦です。北島康介選手が100m平泳ぎで世界新記録を樹立し2冠達成に喜ん
だり、サッカー日本代表が2敗し早くも予選敗退にがっくりきたりで一喜一憂です。

 今回紹介する山は、西穂高岳(にしほだかだけ)2909mです。北アルプスの南
部にある西穂高岳はご存じの方が多いと思います。また実際に登られた方も多いと思
います。私の登った時と比べてみてください。
 本文にも書きましたが焼岳から西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳と縦走した第3
弾です。


【今週紹介する山】

   西穂高岳 (にしほだかだけ 2909m) 長野・岐阜県

 私の印象は

   「 最高の天気に恵まれ楽しく歩いた 西穂高岳 」



【歩いた日】     2008年7月17日(木)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

西穂山荘5:50発−6:40西穂独標6:45−7:02ピラミッドピーク7:0

7−7:38西穂高岳〈2909m〉


   【  登り(西穂山荘〜西穂高岳) 1時間38分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 中ノ湯〜焼岳〜割谷山、西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳・・・と3泊4日で縦
走した。
その第3弾は2日目の「西穂高岳」2909mである。

 西穂山荘では、わずか20人という宿泊者だったので前夜はゆっくり休むことがで
きた。
前日15時から降り始めた雨は、夜半にやんだ。
そして4時過ぎには明るくなってきた。
4時50分に起き、外に出てみた。

 高所にある多くの山小屋の良さはご来光などのすばらしい展望があることだ(残念
ながら樹林に囲まれて展望がない所もある)。
東の空はピンクに染まり、輝いていた(写真)。
その他の方角には雲は少ない。
そして、何よりもうれしいのは前日より良い天気になりそうなことだった。

 梅雨があけてないので一番の心配は天候だ。
しかも梅雨明け前によくある集中豪雨があったりしたら2日くらい身動きがとれない
かもしれない、とも思っていた。
そのために予備日も設定した。
静岡ではかつて「七夕豪雨」という3日3晩大雨が降った事があった。その時の記憶
があまりにも鮮明である。

 良い天気だということで、気分良く出発の準備をした。
朝食は5時半からだったので待ち遠しかった。
これから穂高山荘までの10時間コースを歩くことを考えると朝ご飯は弁当を頼んで
おいてそれを持って早めに出発すればよかった、と少し後悔した。

 朝食もすきすきの20人で、白籏史朗氏の全倍大きさの山小屋周辺の山々のすばら
しい写真を見ながらおいしくいただいた。
そして、5時50分、青空の中を出発した。

 ますます雲は少なくなり周りにはたくさんの山が見えていた。
小屋から少し登ると、小屋の後ろに前日に登った焼岳が赤茶けた山容を表した。その
後ろには山復に雪を残した乗鞍岳がある。
もちろん、上高地の向こうには霞沢岳が青空の中にくっきりと見える。
進行方向には西穂独標など西穂高岳などの山々がやや逆光の中にある(写真)。

 足下にはハイマツやシャクナゲがある。
シャクナゲは所々に白い花を付けている。
イワツメグサも可憐な花を付けている。
樹林帯を越えた尾根歩きは花があるだけでなく、展望も良くて私は大好きだ。

 快適に歩いていたら6時40分、西穂独標に着いた。
独標は標高2701mだ。
コースタイムより早い、50分で歩いてきた。
疲れもないしこの調子で歩いていけば、明るいうちに穂高山荘に着くことができると
少し安心した。

 西穂独標からは、これから行く縦走路がそびえたって見える(写真)。
また、はるか向こうに南アルプスの山々が見え、その向こうに富士山も顔を覗かせて
いる(写真)。
梅雨時とは考えられないすばらしい天気だ。

 この独標には若い女性が1人西穂高岳のある縦走路を凝視していた。
「こんにちは。」と声をかけた。
「こんにちは。」とさわやかな声であいさつが返ってきた。
「お1人ですか?」
「彼が西穂高岳に行ったので待っています。」
「そうですか。2時間半待ち遠しいですね。」
「はい。」
「普段はどんな山に登られているんですか。」
「1年に1・2回アルプスなどの遠くの山に行って、あとはちょくちょく近所の山を
歩いています。」
「そうですか。昨日、山小屋で同室だった福岡の60歳から70歳くらいの人がこの
方と同じくらい年齢の女性4人とツアーで西穂高岳に登りに来た、って言ってました
よ。」
ほんとは、あなたなら西穂高岳まで充分行くことが出来ますよ、と言ってあげたかっ
た。しかし彼とどんな会話をしたのかもわからず勝手なことは言えないので、それほ
ど大変な山ではないことをそれとなく伝えた。。
「そうですか。あなたはどこまで行くんですか。」
「私はその先のジャンダルムや奥穂高岳を越えて穂高山荘までいきます。」
ここまで話して思いだした。この女性は前日昼過ぎに私が西穂山荘に着いた時、彼と
2人でテントを設営していてこの女性の方から「こんにちは」とあいさつしてくれた
人であった。2人とも明るくさわやかな感じの人であった。
独標に着いて、小屋にはいなかった人達だし、小屋では私が一番先に出発したはずで
あった。なぜここに先に着いていたのか不思議であったが、これでつじつまがあいわ
かった。
「昨日の雨や雷は大変ではなかったですか。小屋では一度電気をストップしたんです
よ。」
「そうですか。テントは快適でしたよ。」
「それは良かったですね。」

 心を開いての明るい会話は気持ちがいい。ずっと話していたい気がした。
しかしまだ今日の日程は始まったばかりで、先はまだまだ長い。
ここでの休憩は5分で先に進むことにした。彼女とは10分も20分も話していたよ
うな気がした。しかし時計は5分をしっかり示していた。

 独標から降り始めて、結構な岩場の下りであることを思い知った。
経験のない素人では大変だ。
秋と冬の2回自分が歩いたということも信じられないくらいだった。
しかし西穂高岳から先はこの何倍もすごいというが、自分は歩き通せるのか不安にな
ってきた。

 後日談だが、これを書いている1週間前に近所の男衆でバーベキューをやったのだ
が、知り合いと山の話になった。
その彼にはテニスでは歯が立たず、いつも教えてもらうばかりだ。
その彼が、昨年西穂山荘に泊まり独標まで行ったが、あまりの急な岩場の下りでその
先は行くのをあきらめたと言っていた。

 大変だったのは最初の下りだけであった。その後は登りになりしかも大変ではなか
った。
ようやく調子も出てきてすいすい進めた。
数分歩き独標を振り返るとまだ女性が山を見ながら立っていた(写真)。

 高度もどんどん上がっていく。
小さなピークを1つ、また1つと越えていく。
7時2分、ピラミッドピークに着いた。
登ってきた山を振り返ると、独標には女性が見えない。
1人テントに戻ったのかな、と見ていると1人こちらに向かって来る。
なんか私がそそのかしたようで、良かったのか悪かったのか・・・。少し心配になっ
た。

 しばらく歩くと若い男性とすれ違った。さっきの女性の彼氏であることはすぐにわ
かった。
「こんにちは。」彼から声をかけてくれた。
「こんにちは。速いですね。」
「いや、山頂はもうすぐですよ。」
やはり思った通りの気持ちの良い男性であった。
こんなカップルなら、まわりの人達にも楽しい気持ちを分けてくれるだろうなと思っ
た。

 その彼が言うとおり、彼と会ってからすぐの7時半過ぎ西穂高岳に着いた。
1時間半余で歩いてきたことになる。
急いできたわけではないが、コースタイムの約半分で驚いた。

 西穂高岳山頂は快晴の中にあり、360度の展望は最高だ。
前日はずっとブヨとアブにやられゆっくり休憩も取れなかったが、今日は全くいない。
森林限界を超え草も少なくなったからかもしれない。
1人でじっくり北アルプスの山々を眺めた。

 天気もいいし、楽しく順調な尾根歩きであった。
西穂高岳山頂から見ていると、彼は彼女と出会うとまたこちらに向かって2人で歩き
始めていた。2人で歩けば安心だ。

(次号 ジャンダルム・奥穂高岳に続く)


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/hyaku-dindex.htm

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◆◆masarusのコーナー◆◆     ・・・ 山歩きでメタボ脱出4  ・・・

 楽しいことをしてメタボ対策が出来れば最高!!ということで、「山歩きでメタボ
脱出4」です。

 鹿屋体育大学教授の山本正嘉氏(運動生理学)は健康づくりの観点から登山を勧め
ています。ウォーキングや水泳など他の運動に比べ、「飛び抜けて優れている」と言
っています。理由は「登山は、他の運動ではこなしにくい運動量を長い時間楽しみな
がらできる」からと言っています。(『体力・経験にあわせてメタボ対策』朝日新聞
6月20日の日曜版の「元気のひけつ」より)

 これは、私がNO.224で言ったことと同じですね。自分が好きでやっているこ
とが健康やメタボ予防に繋がっているというのはうれしいですね。みなさんも時間を
見つけて山歩きをしましょう。
みなさんもメタボ対策に山に行きませんか?
(この続きは次回)
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  ジャンダルム(じゃんだるむ 3163m)

      奥穂高岳(おくほだかだけ 3190m)日本百名山 長野・岐阜県
  
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2008年08月11日

至仏山・前半

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至仏山 2008.8.10(Sun)

【データ】
●標高:2,228m
●標高差:828m
●歩行距離:9.8km+4.4km(牛首までの往復分)
●ルート:鳩待峠〜山ノ鼻〜牛首〜山ノ鼻〜至仏山〜小至仏山〜オヤマ沼田代〜鳩待峠
●アクセス:池袋から夜行バスで尾瀬戸倉へ。そこからシャトルバスに乗り換えて鳩待峠へ。

【行程】
ビッグホリデーの夜行バスツアー(夜行日帰り・朝食付で7,300円)で尾瀬の至仏山に登ってきました 今回は、母と私、そして強力な晴れ女である妹の3人が登山組で、父が尾瀬ヶ原を散策しに同行しました(弟はオリンピックテレビ観戦のために不参加)。

20:30に横浜のYCAT集合で、20:40に出発。東京・新宿を経由して池袋に到着すると、一度バスを降りて指定された座席に座りなおします。前回の燧ヶ岳のバスよりは大型でしたが、行きは到着までの時間を調整しながら未舗装の一般道を通ったりするのでガタガタ揺れて、あまり乗り心地がよくなく、お尻が痛くなったりして安眠はできませんでした ようやくバスに慣れてゆっくり眠れるかな・・・と思った矢先、4:00過ぎに尾瀬戸倉に到着しました。大清水に向かう人はそのままバスで待機し、鳩待峠へ向かう人は2台の小型シャトルバスに乗り換えて、5:00のゲート開門に合わせて4:45に出発しました。

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そして、5:15に登山口の鳩待峠に到着 お盆休み開始直後の休日でかなりの人出でした。トイレ(広くて全て洋式)を済ませて5:25に鳩待峠を出発しました。

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登山口では、尾瀬の植生保護のためにマットで靴底についた土をキレイに落とさなければなりませんでした。

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山ノ鼻までは下りで、歩きやすい木道が続きます。


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観光地なので、いたるところに休憩用のベンチが置いてありました。


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木道についた焼印。これは東京電力が平成19年に設置した木道のようです。

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今日の目的地・至仏山。頂上付近にはガスがかかって嫌〜な予感がします・・・

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熊避けの鈴。鳴らすとキレイな音がします


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ヒメシャジン


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オゼヌマアザミ


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クルマユリ


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8月に入ったばかりなのにもう黄葉


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山ノ鼻までは、川上川沿いの道が続きます。水が澄んでいてとてもキレイな川でした

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6:10に山ノ鼻ビジターセンターに到着


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ここで至仏山方面と、尾瀬ヶ原方面に道が分かれます。今回は、登山の前に少し尾瀬ヶ原を散策することにしました。

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至仏山方面に続く木道。霧が出てちょっと幻想的な雰囲気です。

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尾瀬ヶ原に向かう前にまずは朝ごはん バスツアーについていたお弁当をいただきます。

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中身は舞茸おにぎり(梅干入り)と、焼き鮭、ウィンナー、お漬物。舞茸おにぎりが美味でした

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腹ごしらえを済ませたら6:30に山ノ鼻を出発 登山者数調査のためのカウンターの前を通っていきます。

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大きくて立派なクモの巣


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よく見ると、そこら中クモの巣だらけでした


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振り返ると至仏山がはっきりとその姿を現していました。


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こちらの木道は、環境省が設置したもののようです。


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前方はガスに包まれて真っ白


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ガスの正体は、池塘から湧き上がる水蒸気でした。


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すがすがしい青空の下で湿原歩きを堪能します


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ヒツジグサ

午後2時ごろに花が咲くことからこの名前がついたとのことですが、尾瀬沼では午前11時ごろには開花するとのこと。そういえば、牛首に向かう際はつぼみは固く閉じていましたが、折り返してきたときにはふっくらとほころび始めたものがいくつかありました。

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水面に奥の山が映りこんでいます。


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サワギキョウ


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7:10に牛首の分岐に到着


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ガスの向こうにうっすらと見える燧ヶ岳。アフリカのサバンナのような広大な風景が広がります。

ここで、尾瀬ヶ原を散策する父と別れて登山組は山ノ鼻に向けて引き返しました。

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小川にかかる橋と至仏山


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白樺と至仏山


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これは、図鑑で調べても名前が分かりませんでした・・・


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背後の燧ヶ岳も先ほどよりははっきりと見えてきました。




7:50に山ノ鼻に到着。トイレを済ませてから登山道(研究見本園)に向かいます。

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研究見本園から見た至仏山。森林限界の上に茶色い蛇紋岩の登山道が見えています。

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山ノ鼻から至仏山に登る東面登山道は、危険回避(蛇紋岩のため滑りやすい)と植生保護(蛇紋岩を避けるために登山道を外れて植物を踏み荒らさないように)のために上り専用となっています。が、ルールを無視してこちらのルートで下山する人が結構いました

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植生保護のために丁寧に木道や石を敷き詰めた階段が続きます。歩きにくくても道をそれることはできません。

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妹の晴れ女パワーが炸裂して雲ひとつない青空が広がります

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森林限界を抜けて後ろを振り返ると燧ヶ岳の雄大な姿が目の前に。


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山肌から湧き出る水。触れると冷たくてとても気持ちよかったです

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尾瀬ヶ原と燧ヶ岳


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つるつる滑る蛇紋岩の道


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9:10に中間地点に到着


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イワオトギリ


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つるつる滑る蛇紋岩の岩登り(たまに鎖場がありますが、殆ど使う必要ナシ)と木製の上りやすい階段が交互に出現します。

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青空の下で咲くヒメシャジン


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北西方向の景色


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燧ヶ岳と尾瀬ヶ原。大分高度を上げて見下ろすようになってきました。

<後半に続く

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2008年08月08日

苗場山

<登山日>2008/6/21(土)
<天 候>曇り時々晴れ
<コース>小赤沢三合目登山口[約1310m]〜四合目(20分)〜五合目(20分)〜七合目(50分)〜苗場山山頂[2145m](70分)〜七合目(60分)〜5合目(50分)〜三合目登山口(40分)
<歩行高低差>約450m
<歩行時間>5時間10分(山頂まで2時間40分)

2008年08月04日

 割谷山 (わりたにやま 2224m)  長野・岐阜県

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第226号 2008/08/04 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 8月になり、益々暑い日が続いています。みなさんの地域はいかがですか。
京都では7月が31日間全部真夏日だったというからびっくりしました。静岡は海か
らの風が吹き少しは涼しいようですが、連日汗だくだくで堪りません。
 また近いうちに書きますが、昨日は「富士山に連れてって!トレーニング2」で浜
石岳に行ってきました。朝家を出る前からじっとしているだけで汗ばんできました。
水分はしっかり2L飲み干し、絞ればぽたぽた落ちそうな半袖シャツでした。サウナ
風呂状態の山歩きでした。

 今回紹介する山は、割谷山(わりたにやま)2224mです。北アルプスの南部、
焼岳と西穂高岳の間にありますが知らない方も多いと思います。本文にも書きました
が焼岳から西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳と縦走した第2弾です。


【今週紹介する山】

   割谷山 (わりたにやま 2224m)  長野・岐阜県

 私の印象は

   「 焼岳から西穂山荘への尾根歩きは快適だった 割谷山 」



【歩いた日】     2008年7月16日(水)

【天候】        曇りのち晴れ

【コース及び時間】

焼岳[北峰]〈2393m〉9:31−10:03中尾温泉分岐(旧中尾峠)10:1

0−10:14焼岳展望台−10:22焼岳小屋(新中尾峠)−11:34/49(

昼食)−12:53上高地分岐−13:06西穂山荘


   【  下り(焼岳〜西穂山荘) 3時間13分   】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。


【感想 等】

 焼岳から西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳と縦走したの第2弾が「割谷山」22
24mである。
と言ってもこの山を紹介するのが主な目的ではない。前号(No.225「焼岳2」)
で書いたように、あこがれのジャンダルムを越えるために宿泊する西穂山荘へ行くた
めのコースである。この山だけに来る人はほどんどいないと思われる。
焼岳2 ***

 焼岳山頂で10分ほど休み、出発した。元来た道を少し引き返すと岩に「←焼小屋
」と書いてある。かなり疲れたような3人の年配の男性が上高地から登ってきた。今
日初めて人に会った、と言っていた。
私は山頂に1人いますよ、と言って先を急いだ。

 曇りだった空も明るくなり、太陽が出てきた。眼下に上高地の大正池や梓川が見え
てきた(写真)。
そのうちに縦走路の割谷山方向も少しずつ見えてきた。
また、4日目に登る霞沢岳も山頂を雲に覆われて姿を現した。

 しばらくすると赤茶けて荒々しい焼岳も姿を現した(写真)。
山頂で待っていれば、すばらしい風景が広がったかもしれなかったが・・・。
割谷山方向の縦走路もはっきり見えてきた(写真)。

 そのうちに中尾温泉分岐(旧中尾峠)に着いた。木が伐採されクマササなどが生え
た草原だ。
天気も良くなったし、アップダウンの少ない尾根歩きは快適だ。
そこにはアザミなどの花が咲き始めていた。

 10時14分、焼岳展望台に着いた。
晴空の中、赤茶けた山容の焼岳がよりはっきり見える。
そして、眼下には大正池がきれいな澄んだ緑の水をためている。

 展望台から数分で焼岳小屋だった。
ここは新中尾峠で左に行くと中尾温泉、右に行くと上高地に下ることが出来る。
10年前は雨の中、小屋の入口で昼食を取り上高地に降りた。

 まだ時間は早いし今回は小屋では休まず、もう少し進むことにした。
しばらく行くと、霞沢岳がはっきり見えてきた(写真)。
「穂高の山々の大展望台」と言われている霞沢岳。
穂高側のこの尾根から霞沢岳がこれだけよく見えれば、霞沢岳からはきっとすばらし
い展望だろうと思った。

 晴れて暑くなってくると、アブとブヨが顔や腕につきまとうようになった。
これがこの時期夏場の一番の苦痛だ。
中には追いかけてくるものもある。
全くいやになる。

 気にしながらすたすた歩いていたらピークを越えてしまった。
標高2224mの「割谷山」は山頂の標識がなかった。(少し中腹を巻くように道が
ある)
残念だが仕方がない。

 11時20分頃、針葉樹の樹林帯に入った。
「とうひ」「あおもりとどまつ」という黄色いプレートが付いていた。
しばらく歩いて適当な座る場所をみつけたので昼食にした。
相変わらずアブとブヨが顔や腕につきまとう。
タオルや帽子で追い払いながらの食事だ。
20匹ほどが絶えずつきまとう。
 
 なにか簡単に追い払ったり刺されない方法はないのだろうか。
私は虫には弱い。
庭の草取りでも虫に刺されないように厚手の服を着、出ている顔や首などには虫除け
を塗って蚊取り線香を腰からぶら下げる。
今回は虫がいることまでは頭が回らなかった。
何かで見た「虫除けの網付き帽子」が有効に思えてきた。

 昼食から少し歩くと池があった。水面に木々や山が映ってきれいだった。
霞沢岳が山頂まで見えるようになってきた。
でんと構えた登り甲斐のあるいい山だ。

 大きな木の中を進んでいくとまた池があった。
これが地図に出ている「きぬがさの池」だろう。

 13時少し前、上高地への分岐に着いた。このまま急いで小屋に着いてもすること
はない。のんびり木々でも見ていようかと少し休んでいると、やはりブヨがたかって
きた。これは堪らないと2・3分で腰を上げた。

 分岐から数分で、西穂山荘に着いた。
小屋の前には大勢の高校生らしいジャージ姿の若者が休んでいた。
彼らと一緒に泊まるのはちょっとうるさいだろうな、と思っていたら付近を散策して
から下山していった。

今日の焼岳から西穂山荘への尾根歩きは快適だった。
ただブヨやアブがいなければもっと快適だったと思う。
(ブヨ等の量もその日の天気によるし、高山植物等にとっては必要なものかもしれな
い。)

 小屋ではすぐに部屋に案内してくれた。
小屋の前にもアブやブヨがいる。
少し睡眠不足もあるのでごろんとなって山の資料をうとうとしながらチェックした。

 15時頃、雷雨が急に降ってきた。
早めに到着してよかった。
夕方大きな荷物を背負った外国人2人が入ってきた。
彼らはテント泊の予定だったが大雨でやめたようだ。

 8畳7人部屋に5人の宿泊。
全体でも20人くらいだ。
平日はすいていてうれしい。食事もおいしかったし楽しく滞在できた。

(次号 西穂高岳に続く)


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◆◆masarusのコーナー◆◆     ・・・ 山歩きでメタボ脱出3  ・・・

 楽しいことをしてメタボ対策が出来れば最高!!ということで、「山歩きでメタボ
脱出3」です。

 12年前から黒部市民病院の高桜英輔氏らが立山(3003m)などで高所環境を
健康促進に役立てる研究を進めてきたそうです。
 肥満で軽い糖尿病の20人に、2泊3日で立山の室堂平で過ごしてもらったそうで
す。すると、安静時でも運動時もエネルギー消費量が平地の8.3%高まったそうで
す。この傾向は太った人ほど顕著だったそうです。血液を調べてみると、脂肪の分解
に重要な役割を果たすホルモンが増えていたそうです。血糖値が下がりやすくなるな
どメタボ改善に有効なことがわかったそうです。(『体力・経験にあわせてメタボ対
策』朝日新聞6月20日の日曜版の「元気のひけつ」より)

みなさんもメタボ対策に山に行きませんか?
(この続きは次回)
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  「西穂高岳」(にしほだかだけ 2909m)長野・岐阜県
  
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2008年08月04日

白馬岳・唐松岳(3日目)

※1日目はコチラ、2日目はコチラ

白馬岳・唐松岳 2008.07.26(Sat)〜07.28(Mon)

【データ】
●標高:白馬岳=2,932m、唐松岳=2,696m
●ルート:
  1日目⇒栂池高原〜栂池自然園〜天狗原〜乗鞍岳〜白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜白馬山荘
  2日目⇒白馬山荘〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘〜不帰キレット〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘
  3日目⇒唐松岳頂上山荘〜丸山ケルン〜第三ケルン〜八方池山荘〜黒菱平〜八方駅〜八方バス停
●標高差:1日目=+1,296m/−293m、2日目=+982m/−1,284m、3日目=+33m/−815m
●歩行距離:1日目=9.5km(6.5時間)、2日目=8.5km(9時間)、3日目=6km(2.5時間)
●アクセス::長野自動車道豊科ICから栂池高原へ約1時間(第一駐車場:300円/日)

【行程】
3:00起床 カーテンを開けてみると・・・外は土砂降りの雨でした でもまあもう少ししたら止むかもしれない、と身支度をして朝食を取ることに。

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昨日のうちにもらっておいた朝食用のお弁当。


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中身はこちら。鮎の甘露煮、筍の土佐煮、きんぴらごぼう、つくね串、漬物、蒟蒻ゼリー(梅味)、味付け海苔とバラエティ豊かなおかずが入っています。昨日の夕飯に引き続き、お弁当も美味でした

朝食を食べ終えても、雨が止まないどころか最悪なことに雷まで鳴り出しました とりあえず周りの状況を確かめるべく、受付まで下りていくことに。4:45現在で、売店はまだ開店前で、受付もカーテンが閉まっていて、山荘の御主人と売店の開店準備をしている係の人しかいませんでしたが、とりあえずテレビをつけてもらって天気予報を確認することに。すると、なんと午前中一杯雷雨の予報でした 今日は父と10時頃麓で待ち合わせをしているので、早いところ出発したいのですが。。。とりあえず外が明るくなるまで部屋で待機することに。

5:20頃になって、レインウェアの上下を着込んで身支度を済ませて受付まで下ります。相変わらず他の登山客の姿は見えません。皆昨日の夕方のように雨雲が通り過ぎるまで山荘で待機するようです。明日は予備日で休暇をとってあるし、父にも山荘の電話を借りて雷雨で下山できないと伝えれば、雷が収まってから下山しても大丈夫だろうと思ったら、第一陣の雷雲が過ぎ去ったらしく、雨も小降りになってきました。「よし、今行こう」と、じっと待つことが大嫌いな猪突猛進型の母がやる気になってしまい、5:30に山荘の人に「お気をつけて・・・」と心配そうに見送られながら下山を開始しました。

外に出るなりまた雨が激しくなり、雷も轟き始めました。今なら引き返せるので戻ろうかと考えたところに、後ろから2人組がやってくる姿が見え「なんだ、他にも下山する人がいるじゃん。よし、行こう」と母が早足で歩き出しました。ふくらはぎの火傷がレインウェアのパンツとすれてものすごく痛いのですが、頭上で雷が鳴っているのでそれどころではありません。痛みをこらえて先に進みます。

しばらく進むと雨がいっそう激しくなり、雷が落ちる頻度も高くなって、しょっちゅう空がピカピカと光ります。「怖いーー」 この先のルートは未体験だし、雷のなか下山するとは登山経験豊富な方々だろうと、後ろから来る2人組を待って、「着いていきます〜」と御一緒に下山させていただくことに。このお二人は横浜から来ていて、昨日八方から入山して今日は五竜に行く予定が、この雨なので仕方なく下山するという母より少し年上くらいのご夫婦でした。

空が光って2秒くらいでズドーンと落ちたり、目の前を真横に走る稲妻を目にしても動じることなく、奥さんが先頭に立ってぐんぐん下りていきます。下りが苦手な私ですが、火事場の馬鹿力で普段では考えられないほどの猛スピードで必死についていきました。八方尾根は稜線上のルートが多く、雷から身を隠す場所がありません。4人の最後尾で、一番背も高かったので、一番雷が落ちる確率が高いので、最大限腰をかがめた姿勢で下山しました。

丸山ケルン手前では、稜線上を歩くルートと、丸山のピークを踏まずに斜面を降りて行くルートがあり、この雷の中で当然斜面を降りるルートを選ぶかと思ったら、「こっち行こうか」と、丸山ケルン方面に進んでいきます。アリエナイと衝撃を受けますが、どんどん先に進むので、置いていかれないように慌てて先を急ぎ、腰をかがめながら小走りでケルン前を駆け抜けてその先の斜面を下りました。

少し雨が小降りになったと思ったら、次から次へと雷雲が押し寄せて、また雨が激しくなって空も暗くなり、そこら中で雷が落ち始めます。この下山では、今までの人生で一番恐ろしい思いをしました 森の神様と、今は亡き母方の祖母&父方の祖父母に「どうか雷に打たれませんように」と必死に祈りながら先に進みます。因みに母はずっと「六根清浄」と唱えていたそうです。

所々で森の中を歩くルートがあり、木々の下でほっと安心しつつも、早いところ下山しようと、1回水分補給の休憩をした以外はノンストップで下りていきます。

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命からがら、6:45に八方池に到着 まだ雷鳴が轟いていますが大分遠ざかったので、やっとカメラを取り出して八方池を撮影しました。

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晴れていたら、このように水面に逆さ白馬三山が見えたはずなのに・・・ (↑唐松岳山荘で購入した絵葉書。Photo by菊池哲男)

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小高いピークを登って第三ケルンの前を通過します。ケルンは背が高いので、避雷針の役割をしてくれるだろうと、ちょっと安心しながら通過しました。

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6:50に八方ケルンに到着 ここで、今朝八方池山荘から出発してきたという団体客とすれ違いました。真上に雷雲が通過する中無謀にも下山してきたオマエが言うな!という感じですが、こんな天気の中登って行って大丈夫かな・・・と、ちょっと心配になりました

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↑クリックで拡大↑

雨も止んで、空もかなり明るくなり、峠は越えたと安心しながら先に進みます。振り返ると、先ほどの団体客はまだ八方ケルン前にいました。

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八方池山荘までは、歩きやすい木道が続きます。雨で濡れてちょっと滑りやすくなっていますが、周辺に続いていたつるつる滑る岩場よりははるかに歩きやすかったです。

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八方の町を見下ろします。


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八方池山荘のすぐ手前で、案内板を発見。晴れていたらこのように見えていたはずが・・・

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この日は全滅でした


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東側の景色は・・・


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なんとか一部の山を見ることができました。


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↑クリックで拡大↑

山荘前にあったルート案内板。黄色の矢印がこの3日間の縦走路です。


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そして7:30に八方池山荘に到着 やっと命が保障されて、人心地付きました 山荘に泊まっていた人たちに、この天気の中もう唐松から下りてきたのとビックリされてしまいました

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ここから麓まではリフトとゴンドラを乗り継ぐだけです。予想以上に早く着いてしまったため、8:00の運転開始を待つことに。しばらくすると乗り場のシャッターが上がり、中から係員が出てきました。運転状況を確認すると、まだ上空に雷雲があるのでしばらく運転見合わせとのこと 黒菱平までは登山道が付いているのでひとまずそちらから下山してくださいと、さらに30分余計に下山することに・・・

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リフトの横の石畳の道をジグザグに降りていきます。これで今リフトが動き出したらあの兄ちゃんただじゃおかないと話しながら下山しました。

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振り返るとかなりの高度さがあります。


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そして8:10に黒菱平に到着 リフトはまだ動いていませんでしたが、黒菱平から先のアルペンクワッドとゴンドラ・アダムは無事運転を再開していました。

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長野オリンピックの名残


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4人乗りリフトに2人ずつ乗って下りていきます。結構な高度差で眺めもよく、風に吹かれながら下りていくととても気持ちよかったです

リフトを降りてから料金(270円)を払い、そのままゴンドラ乗り場まで歩いていきます。これから登る人が続々と到着中でした。

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ゴンドラ乗り場。ここではゴンドラに乗る前に料金(860円)を支払います。6人乗りですが、これも2人で貸切です。登りの人たちは6人でギュウギュウ詰めになっている人が多かったです。

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文明って素晴らしいねと、母と二人で感動しながらゴンドラが麓まで連れて下りてくれるのを、景色を堪能しながら待ちます。

ゴンドラ乗り場に到着 中学生ぐらいの団体さんが乗り場に行列を作っていました。まだ上空は天気が不安定なようでしたが、無事登れますように・・・とお祈りしてあげて、下山をご一緒した横浜からのご夫婦と八方のバス停まで10分ほどの距離を歩きます。

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8:50に八方のバス停に到着 栂池まではバスで戻る予定でしたが少し待つのでタクシーを使うことに。バス停奥の観光案内所でタクシーを呼んでもらうと、5分もしないうちにタクシーがやって来ました。栂池までは10分ちょっとで着きました。料金は2,700円と、思っていたよりも安かったです。

下山してすぐに栂の湯に入ろうと、一番温泉に近い場所に車を停めていたのですが、インターネットでは10:00開店と書いてあったのに、係員に確かめるとこの日は12:00開店とのこと。とてもそれまで待ってられないので八方の、予め調べてあったみみずくの湯に向かいました。

9:45ぐらいに到着しましたが、お店の人に聞いてみると10時開店だけどもう掃除が終わったので入れますよ、とのこと。早速入場券(500円)とタオル(300円)を購入して一番風呂に入ります 本当は温泉に入れれば最高ですが、ふくらはぎを火傷しているのでシャワーだけで済ませました

さっぱりと3日分の汗を洗い流し、穂高駅で無事父とも合流を果たし、渋滞に巻き込まれることもなく無事に16:30頃に家に到着しました。

色々と教訓になりましたが(特に日焼け止めの徹底について)期待通りの花に溢れた縦走路と、登り応えのあるキレット越えを果たし、2日間美しい夕景を眺めることができて、大満足の山旅となりました

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オマケ。帰り道に東富士五湖道路で車窓越しに撮影した富士山 夕方にこんなに全体がはっきりと、しかも緑の森林部分と赤い土の部分までくっきりと見えるのはかなり珍しいことです。唐松で見逃した分、ここでこんなにキレイな富士山を見ることができたと嬉しくなりました

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2008年08月03日

白馬岳・唐松岳(2日目・後半)

※2日目・前半はコチラ

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12:10に?峰南峰に到着


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唐松岳もあともう少しです。


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↑クリックで拡大↑

来し方を振り返ります。こちらから見ると、不帰ノ嶮は意外と簡単そうに見えます。左手奥の天狗の大下りの方が高度感があって大迫力です。右手手前のピーク(?峰北峰)で追い越した日本人の若者と外国人の中年男性2人パーティーがまだ休憩中です(クリックで画像拡大後、さらにポインタを乗せて拡大すると見えます)。1週間以上かと思われる超重量級テント泊装備のようだったので、かなりゆっくりペースで来ているようでした。

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↑クリックで拡大↑

同じアングルでパノラマ撮影してみました。




水分補給をしてから出発します。?峰を越えると殆どアップダウンはなく、?峰は右手側に巻いて行くので頂上は踏みません。

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天狗の大下りをバックに撮影。左側が結構切れ落ちて見えますが、足場はしっかりして幅も2本足で余裕で立てる広さなので快適な歩行が楽しめます

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ガスの切れ間に本日の宿・唐松岳頂上山荘が見えました。


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頂上まであと一登り 頂上では何人か先客が休憩中のようです。

実はこの辺りで遠くの方からゴロゴロと嫌〜な音が聞こえ始めました。まだ遠くだから山荘に着くまでは大丈夫だろうと思っていたら、意外と早く音が近づいてきます。これはヤバイと最後の力を振り絞って猛スピードで頂上まで登っていきました。

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13:10に唐松岳頂上に到着 先行していた麦藁おじいさんが休憩していましたが、雨が降り出したので「お先に」と下りていきました。私達も休憩することなく、記念撮影だけ済ませて山荘方面へすぐに下山しました。

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真っ白なガスに包まれていたのが一瞬ガスが切れて山荘全体を見ることができました。足場が組んであって、現在工事中のようです。

八方尾根から登ってきた登山客が結構多く、空身で頂上まで来ている人が何人かいて、その人たちにおいていかれないように必死で下山します。雨が降って、雷が鳴っている中でもまだ頂上に登ってくる人がいて、よく怖くないな〜と思いながらすれ違いました。山荘まであと5分というところでとうとう雨が本降りになり、さらにスピードアップします

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13:30に唐松岳頂上山荘に到着 なんとかズブ濡れになる前に到着しました。この直後から雷が落ち始め、山荘の御主人が雷で停電するのを避けるために電源を落としに行っていました。

受付のある新館から上がり、売店の左手にあるドアを通って新南館への渡り廊下(土間になっていてサンダルが一足あるだけ)を渡り、個室棟の新南館に入ります。右手の靴置き場に靴を置いて、階段を登って右手の奥から2番目が私達のお部屋でした。

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こちらが本日のお部屋。剱岳が見える部屋で、個室料は16,000円でした。宿泊料は、一泊二食で9,000円です。窓の外を見ると、そこに見えるはずの剱の姿はなく、ガスで真っ白です。。。 激しく打ち付ける雨音を聞きながら、9時間の歩行で疲れた足を休めます。ふくらはぎの日焼けが痛みを伴いだしたので、タオルを濡らしてきて巻きつけて冷やしました。新南館は個室客専用のトイレと洗面所があって、混み合うこともなく快適に使用できました トイレは洋式です(昨日の白馬山荘は和式)。洗面所の水は消毒水で口に入れることができないので、歯磨きにも売店で買った飲み物を利用します(これは節水対策として昨日の白馬でも自発的にやっていましたが)。

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雷雨の中、なんとか剱岳が姿を現してくれました(これで何とか個室料を棒に振ることはなくなりました)。この黒い雲が過ぎ去れば、昨日のような美しい夕景が見れるはず・・・

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唐松岳。激しい雷雨なので、さすがに今は頂上に人の気配はありません。

夕食は17:00からですが、16:30を回ってもまだ激しい雨と風が止みません。食堂は、この新南館からは一度外に出て歩いていかなくてはならないのでさあ大変。乾燥室も旧館にあるし、なんとかレインウェアを汚さずに済まないか・・・とあれこれ思案していたら、受付のお姉さんが部屋までやってきて、雨がひどいのでお食事の時間をずらして雨が止むまでもう少しお待ちくださいとのこと。ということは、この激しい雷雨も今晩中に止む見込みが高いということ 期待してしばらく部屋で待ちました。

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17:07。ガスの向こうに立山〜剱岳全体が姿を現しました。段々雨雲が移動してきているようです。まだ風雨は強いままです。

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17:13。剱がはっきりと見え始めました。雨も落ち着いてきたようです。15分頃にまた受付のお姉さんがやってきて、お食事の準備が済みましたので食堂までいらしてくださいとのこと。レインウェアが必要か尋ねたら、もう必要ありませんとの答え!約4時間降り続いた雷雨がようやく収まったようです。登山靴で行くのはなかなか面倒なので、山荘備え付けのサンダルで行くことに。しかし、雨でずぶ濡れになっていることが予想されたので、ビニール袋を足にかぶせてその上からサンダルを履いたらいろんな人に「上手いこと考えたねえ」とほめられました(笑)

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17:20にようやく夕食にありつけました。メニューはハンバーグ、焼き魚、昆布の煮しめ、里芋、おひたし、湯葉で巻いた高野豆腐、ごぼうサラダ、サツマイモの甘露煮、オレンジと、お替り自由の御飯、味噌汁、お茶です。今まで泊まった山荘の中で一番美味しい御飯でした 水不足なので、食器は全て使い捨てです。

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食後に翌朝用のお弁当を受け取って食堂の外に出ると、空気が澄んでとてもキレイな景色が広がっていました 風はまだ強くてものすごく寒いのですが、皆外に出て記念撮影をしていました。

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剱の上空では青空が見え始めました。


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手前の斜面と大黒岳(?)に日が当たっています


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一度部屋に帰って窓から景色を堪能します。窓枠が額縁になって、一枚の絵を見ているようです。

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再び外を散策。今日も外から自分達の部屋を撮影してみました。

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麓の町に山の影が映りこんでいます。 実は、この右手に八ヶ岳と富士山が見えていたのですが、ちょっと方向感覚を失ってしまってまさかそんなものが見えるとは思わず、写真を撮らないどころか肉眼でも確認することができませんでした・・・ まあ富士山なんて毎日のように見慣れているからいいさ、と強がりを言って自分を納得させます(悲)

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唐松岳に沈む黄金色の夕日


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夕空に浮かぶ立山三山〜剱岳


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東の空に浮かぶ虹


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立山三山〜剱岳のアーベントロート


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過ぎ去った雷雲と唐松岳山頂


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空を見上げるとヘリコプターが。山荘の人の話では、先ほどの雷雨で不帰で立ち往生した単独行の女性がいたというので、その人の救助か、または後日ニュースに出ていた白馬岳三国境付近で行方不明になった(その後無事発見されたそうです)御夫婦の探索に向かったのかも知れません。

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赤く染まった唐松岳と不帰ノ嶮


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美しい夕焼けと唐松岳


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この日見納めの剱岳


受付前のテレビ(立派なAQUOS)で見たNHKの天気予報によると、明日は朝から雨とのこと・・・ でも山の天気は変わりやすいので、明日になったらまた予報が変わるかもしれません。なんとか無事晴れてくれますようにと祈りながら19:30に就寝

<3日目に続く

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2008年08月02日

白馬岳・唐松岳(2日目・前半)

※1日目はコチラ

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白馬岳・唐松岳 2008.07.26(Sat)〜07.28(Mon)

【データ】
●標高:白馬岳=2,932m、唐松岳=2,696m
●ルート:
  1日目⇒栂池高原〜栂池自然園〜天狗原〜乗鞍岳〜白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜白馬山荘
  2日目⇒白馬山荘〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘〜不帰キレット〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘
  3日目⇒唐松岳頂上山荘〜丸山ケルン〜第三ケルン〜八方池山荘〜黒菱平〜八方駅〜八方バス停
●標高差:1日目=+1,296m/−293m、2日目=+982m/−1,284m、3日目=+33m/−815m
●歩行距離:1日目=9.5km(6.5時間)、2日目=8.5km(9時間)、3日目=6km(2.5時間)
●アクセス::長野自動車道豊科ICから栂池高原へ約1時間(第一駐車場:300円/日)

【行程】
3:00起床 外はまだ真っ黒ですが、闇の中でもガスで真っ白なことが判明しました 今日は白馬岳〜唐松岳の縦走路の核心部・不帰ノ嶮(かえらずのけん)を通過するので、なんとしても雨だけは避けたいところです。 昨日のように午後になってだんだんガスが晴れますように・・・と祈りながら、部屋で朝食(山荘のお弁当のあんぱんと、持参したウィダーインゼリー)を取って夜が明けるのを待ちます。

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まだ暗いですが、今日は長丁場なのでヘッデンをつけて4:30に白馬山荘を出発 山荘前では団体さんが準備運動の真っ最中でした。

まずは村営頂上宿舎方面に向かってガレ場を下り、丸山に向かって登り返します。丸山頂上には展望台がありますが、真っ白で何も見えないので左手の道に入り、ジグザグに下りていきます。

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↑クリックで拡大↑

途中で雷鳥の親子に遭遇 昨日遭遇したときよりもずっと近い距離です。母鳥の周りで5〜6羽の雛が一生懸命餌をついばんでいました

しばらく進むと、まっすぐ続く巻き道と、左手の斜面を登るルートの分岐が出現しました。ここが白馬三山の一つ杓子岳(しゃくしだけ)に登るルートとの分岐点だったのですが、特に標識はなく(白馬鑓までのルートは、標識も印も殆どありませんでした。昨日の栂池からのルートにはしつこいほど印があったのに。。。)、もっとガスが濃かったら分岐を見落としてしまいそうでした。私的には白馬三山を全部踏破してから唐松に向かう気満々だったのですが、母がこの先の不帰ノ嶮を見据えて無駄な体力を使うのはやめようというので巻き道を通ることにしました。ここで、白馬山荘からずっと後ろについてきていた単独行の男性に抜かされました。同じくらいのペースで歩いてきていたと思ったら、途中の山道で抜かさないように気を使っていてくれたらしく、私達を追い抜いてあっという間にガスの中に消えていきました 山荘にザックを置いて空身で来ていて、今日は白馬鑓(しろうまやり)と杓子に登ってから下山するとのことでした。

母娘2人で真っ白なガスの中を再び歩き始めます。しばらくは傾斜がゆるやかな登りですが、鑓の手前から傾斜がきつくなってきます。

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途中で見つけたオダマキ。風に揺れてブレてしまいました


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イワベンケイ、ミヤマダイコンソウ(?)、ショウジョウバカマ、ウルップソウ


白馬鑓の頂上手前の斜面で、左手の斜面から降りてきたパーティーとすれ違いました。この左手を登ると頂上に着きそうですが、まだ道が新しく、最近できた直登(頂上からは直滑降)ルートのようだったので、既存のルートのとおりまっすぐの少し傾斜がゆるい方の道を登っていきました。

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白馬鑓と不帰ノ嶮方面の分岐地点に到着。ここで先ほど抜かされた単独行の男性が頂上から降りてきたところでした。この男性によると、ガスの中で見えませんが、頂上は目と鼻の先とのこと。ザックをデポするまでもなさそうなのでそのまま頂上に向かいました。

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6:30に白馬鑓ヶ岳山頂に到着 真っ白で何も見えません。。。 晴れていたら、こんな景色が見れたようです↓

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白馬岳(中央)と杓子岳(右手前)

(白馬山荘で購入した絵葉書より。Photo by中西俊明 )


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唐松岳への縦走路(左奥の双耳峰は鹿島槍ヶ岳)

(白馬山荘で購入した絵葉書より。Photo by中西俊明 )




先ほどの白馬鑓頂上と縦走路との分岐地点で小休止。お腹が空いたので山荘でもらったお弁当のくるみぱんと、持参したSOY JOYを一本、さらにGODIVAのチョコレートバーを一欠け食べてエネルギー補給 天狗山荘への下りに備えて靴紐を締めなおしていると、天狗から5〜6人ほどの中年男女混成パーティーがやってきました。やはりガスの中ですぐ先の頂上が見えず、頂上によっていくかどうか決めかねている様子だったので、頂上まですぐですよと教えてあげると皆さんそのまま頂上に向かいました。そして私達親子も縦走路の先に進みます。

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斜面を下ってしばらくすると、岩に「←天狗」と書かれた標識がありました。ガスの中の斜面では、チングルマが満開でした。

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ウルップソウ。昨日は殆ど花が終わって真っ黒なものばかりでしたが、天狗山荘周辺ではまだキレイに花を咲かせているものが沢山ありました。

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7:30に天狗山荘に到着 ここでトイレ休憩です ちょうど清掃中で、キレイな洋式トイレを使うことができました

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山荘前にはこんな看板が。「白馬岳から天狗山荘までの標準コースタイムは3時間です。これより不帰方面、唐松岳までのコースタイムは4.5〜5時間です。体力・脚力に自信のないお客様は11時以降の不帰方面への歩行を御遠慮ください」4:30に出て7:30に到着したので、ここまでぴったりコースタイムどおりに来たことになります。まだ11時にはなってないのでこのままのペースで不帰方面に突入します

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山荘奥の看板に従って不帰方面を目指します。ここで麦藁帽子を持った軽装の男性が歩行に備えて身支度をしていました。見たところ60代半ばという感じですが、身軽でとても足が速い人でした。

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8:05に天狗の頭を通過。


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ガスの中斜面を下って行きます。この辺は傾斜がわりと緩やかで下りやすい道が続きます。

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砂礫が広がっているのでコマクサも沢山咲いていました。

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しばらく斜面を進んでいくと、みるみるうちにガスが晴れてこの先の縦走路が姿を見せ始めました。

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左手斜面はまだ真っ白ですが、右手の視界はかなり開けて、この分なら今日はこのままガスは晴れてくれそうです

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そして目の前に見えたのが今回の縦走路の核心部・不帰ノ嶮です。

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なだらかな下り斜面を進んで8:30に天狗の大下りの取り付き点に到着 ここでパンをかじって再びエネルギー補給をして20分ほど休憩を取ります。私達が到着すると、麦藁帽のおじいさんが軽々と大下りを下りていきました。

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目の前に聳え立つ不帰ノ嶮。左手の緑が濃いピークが?峰、次の双子が?峰北峰と?峰南峰、その次が?峰となっています。?峰の鞍部から?峰北峰までが一番険しい地点となっています。

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ストックをしまって大下りを下っていきます。所々鎖を補助に使いながらゆっくりと岩場を下りていきます。今から振り返ると、不帰ノ嶮よりもこの大下りの方がよっぽど難しかったです 前日うっかり日焼け止めを塗り忘れてふくらはぎが真っ赤に焼けています 前日に痛みがなく、そのまま冷やさずに寝てしまったところ、この日はパンパンに腫れて、さらに翌日には皮が張って動かすととても痛くなり、下山後には水ぶくれになってしまいました・・・ 殆ど曇りだったのにここまで火傷するとは、本当に山の紫外線は恐ろしいと痛感しました

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結構下ってきました。


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9:40に標高差300mの大下りを下りきって不帰キレットに到着 振り返ると取り付き点はかなり上の方です。

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これから向かう?峰。キレットで休憩している間に、ヘルメットを被った単独行の40代くらいの男性に追い抜かれました。この岩場をダブルストックで難なく下りてきていました 鑓温泉から登ってきたそうです。

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10:35に?峰の頭に到着 ここまでは特に危険な箇所はありませんでしたが、ここからが過去最高難度の岩場が続きます。

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?峰北峰。矢印地点に先行する人がいます。(上が麦藁おじいさんで、下がヘルメットの男性)

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ちょっとかわいいイラストの看板


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途中、こんな鉄梯子でできた橋を渡るところもあります。それほど高度感はなく、楽しめました

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三点支持で岩場を伝って歩きます。


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こちらは登りの鉄梯子


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今回一番ヒヤッとしたのがここ。矢印の先をよく見てください。ツルツルの一枚岩になんとも頼りげないロープがぶら下がっています。あれを登るのと不安になりましたが、これは通行止めのルートで実際には左手を巻いていくようになっています。あせって損しました(笑)

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不帰ノ嶮真っ只中。


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途中でウスユキソウが咲いていました。


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一見手ごわそうな岩場ですが、ちゃんと足掛りがあるし、補助の鎖も付いているので簡単に登れます。

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11:40に?峰北峰に到着 あれ?ということは、これで一番危険で険しい部分を通過したということ??

・・・不帰ノ嶮、全く恐るるに足りませんでした


事前に色んな人のブログを見て、結構簡単という評価を知っていましたが、ガイドブックではこれまで登った山の中で最高難度にランクされていたので、母など食欲が沸かないほどビビってましたが、実際に登ってみると、足場はしっかりとしていて(二本足で立っても余裕の幅。誰かとすれ違うときは怖そうですが。。。)至るところに補助の鎖がついているので、岩登りの経験があれば難なく登れるところでした。確かにこれだけ鎖場が連続するような岩場は他の山にはありませんが、個々の難易度では槍ヶ岳や赤岳(真教寺尾根ルート)の岩場の方が難しい箇所がありました。岩場はやっぱり下りの方が難しいので、今回のルートでは不帰ノ嶮よりも天狗の大下りの方が数倍難しく感じました。・・・とはいっても、雨が降って滑るようになると、難易度は格段に上がると思いますが

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この先進むルート。やはり大分簡単そうに見えます。


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ガスの中から剱岳がほんの少し姿を現しました 核心部を無事通過したことだし、これからは景色を楽しみながら(しかし油断はしないように)ゆっくりと進んでいきます。

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唐松岳から続く八方尾根。矢印の下には明日通過予定の八方池が見えています。無事晴れて逆さ白馬三山が見れますように・・・

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チングルマ越しに見る唐松岳。あともう一息です


<2日目・後半に続く

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