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2008年07月31日

白馬岳・唐松岳(1日目・後半)

※1日目・前半はコチラ

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12:50に小蓮華山(これんげやま:2,769m)に到着 山頂部分は崩落しかけているので立ち入り禁止になっていました。

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先に進んで裏手から見た小蓮華山の山頂。確かに岩がもろく、登ったらどんどん崩れそうです・・・

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三国境(さんごくざかい)・白馬岳へと続く道。巻き道になっていてとても歩きやすかったです。

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途中で雷鳥の親子に遭遇 親鳥の周りで雛が一生懸命餌を探して食べています。雛が孵るこの時期は、かなりの高確率で雷鳥の親子に出会えるようです。

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13:35に三国境に到着 三国境とは、長野県・新潟県・富山県の三県の境のことです。因みに入山地点の栂池高原と下山地点の八方は、両方とも長野県になっています。



三国境から白馬岳へは、またキツイ傾斜の登り斜面が続きます。ガスっていて展望は効きませんが、日差しが弱まる分歩きやすくなりました。

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途中の斜面に広がっていたコマクサウルップソウの群落。ウルップソウはもう花の盛りを過ぎて、真っ黒に枯れていました。。。

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ガスの中、先へ進む気力を奮い立たせてくれた一面のお花畑。「花の山」として有名なとおり、至るところで花が咲いていたので、展望が効かなくても十分山旅を楽しむことができました

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白=ハクサンイチゲ、黄色=ミヤマキンポウゲ、青=ウルップソウ


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ガスの切れ間に顔を出したピーク。やっと白馬岳の山頂に着いたと思って登りきると、目の前にさらに高いピークが待ち構えていたこと数回・・・

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ガスが晴れた瞬間に、後ろを振り返ります。結構な距離と高度を稼いでいるので、白馬岳のピークはもうすぐのはず

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ガスの中、何度目かのピークをゆっくりと登っていきます。


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そして今度こそ本当に白馬岳(2,932m)の頂上に到着 ガスって何も見えませんが頂上は多くの登山客でにぎわっていました。やはり栂池からよりも猿倉の大雪渓から登ってくる人の方が圧倒的に多かったです。

岩場に腰を下ろして軽食を取り、水分補給をしてからボチボチ山荘に向かって下山を開始しました。途中の斜面で人が集まっていたので何事かと思ったら、ここでも雷鳥の親子連れが食事中だったようです。私達が到着した頃には残念ながら親子は遠ざかってしまいました。山荘に続く道の途中で左にそれるルートがあったので、そちらに進んでみました。

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そこにあったのは、白馬岳開拓の功労者・松沢貞逸(まつざわていいつ)のレリーフでした。

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日本一大きな山荘(収容:1500人白馬山荘が眼下のガスの中から姿を現しました。

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山荘の裏手に建っていた石碑によると、この辺の高山植物帯は、国の天然記念物に指定されているそうです。

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石碑の左手に立っていたコマクサ保護を呼びかける看板。今回の縦走路で他の場所でも何回か目にしました。

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15:00に白馬山荘に到着 この日はかなりの混雑で、一般客室はなんと布団1枚に3人で寝る状態だとか 恐ろしすぎて想像できません。。。 そんな状態になるのがいやで、予め個室を予約しておきました。ちょっとタイミングが遅く、残っているのは個室料2万円のツインルームだけでした。個室料のみ先払いとなっていて、振込用紙が送られて事前に支払うシステムになっていました。台風等で入山できなかった場合にのみ返金可能ですが、雨で自発的に登山を取りやめた場合には当然お金は返ってきません。 宿泊費は個室料と別で、1泊2食で9,000円です。本当は夕食をレストラン・スカイプラザで食べようと思ったのですが、この日は混雑のためにレストランの夕食営業がなかったので食堂で食事を取りました。朝食は、翌朝の出発が早かったのでお弁当にしてもらいましたが、一般的な山小屋のお弁当とは違ってなんとパンでした。詳しいメニュー:あんぱん(デニッシュタイプ)、くるみパン、ジャム、りんごゼリー(ゼリー飲料)、紙パック入り牛乳、チーズ2種類。

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食堂のある3号館の2階が個室ゾーンになっています。食堂右手の3号館客室入口のドアを開けると、階段があってその先に客室が並んでいます。手前の2号館の相部屋の喧騒と比べるとシーンとしてとても快適な空間が広がっていました。

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奥から2番目の特別室2号室が私達のお部屋です。特別室だけドアが洋風で立派な造りになっていました

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部屋の中に入ると立派なシングルベッドが2台置いてありました。ベッドはとてもふかふかで、シーツもちゃんと洗濯してあってキレイです

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手前にはテーブルセットがありました。登山でくたくたに疲れた足を椅子に座って休めることができるのは嬉しかったです 開き戸の中はクローゼットになっていて、ハンガーがついています。これも着替えを干して乾かすことができて便利でした。2万円でこの設備とこの静けさが得られるなら安いものだと思います

夕飯は、通常は時間指定制ですが、この日は宿泊客が多すぎたために回転しきれないらしく、16:30から先着順とのこと。幸い部屋が食堂の近くなのでスキを見計らって、一巡目に食事にありつけるように列に並びました。16:00には長い行列ができて、一巡目に間に合うかどうか微妙な感じでした。16:20に夕飯の準備が整ったということで、先頭の客から順番に食堂に通されました。入口でトレイを受け取り、奥のカウンターまで進んでお料理を順番に受け取っていくセルフ式で、時間の効率化が図られていました。

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今宵の夕飯はこちら。魚の煮付け、肉団子、なすの煮浸し、きんぴらごぼう、茹でたブロッコリー、ポテトサラダ、デザートのブルーベリー&ハスカップタルトの他、御飯・お味噌汁・お茶はお替り自由でした。味は、お味噌汁は美味しかったですが、他は可もなく不可もなくという感じ。。。レストランでしょうが焼きとかカレーライスとか、好きなメニューを頼んだ方が絶対に満足度が高いと思います。

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山荘到着直後は酒盛り客で満席だったレストラン・スカイプラザ。食事時なら皆食堂に出払って空いているだろうと思い、やってきたら案の定空席ができていました。

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夕飯がちょっと不完全燃焼だったのでデザートにケーキを注文しました。こちらは洋梨のケーキ。お味は普通でした

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そして私が注文したチョコレートケーキ。これは下界で食べるのと同じくらい美味しくて満足しました

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レストラン内にある日本一高い(標高が)モンベル・ショップ。登山グッズの他にも、食料や飲み物、記念品など色々販売していました。あることを思いついて、絵葉書セット(800円)を購入。

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あることとは、山頂からはがきを送ることです 切手もちゃんと売店で販売されていて、受付にあるポストに投函するとちゃんと配達されるというシステム。集配はいちいち山を登ってこなきゃいけないので、自分が下山する前に届くというのは難しそうですが、山頂から送るというのは良い思い出になります

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消印もちゃんと山頂仕様。今回出張のために同行できなかった妹と、最近引っ越したばかりの祖父にはがきを送ってみました。投函4日後に無事届いたようです。

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自室に戻って窓の外を眺めます。目の前の小高いピークは丸山で、明日はこれを越えて左手に進み、唐松岳まで縦走します。まだ日が高く、いくら快適とはいえ部屋に引きこもっているのは勿体無いので山荘の外に出て景色を楽しむことにしました。

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山荘脇から見上げる白馬岳山頂。夕方になるとだいぶガスが晴れて、山頂がその姿を現しました。母が積んだ善行のおかげでしょうか

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自室を外から見上げてみました。


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ガスの向こうに頭を現したのは剱岳です。こんなに近くに来て見れなかったらどうしようかと心配でしたが無事に見ることができました やはり母が積んだ善行の効果があったのでしょうか

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ギュウギュウの相部屋ではくつろげないようで、沢山の登山客が山荘の外に出て景色を楽しんでいました。

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右手の山(朝日岳?)に沈む夕日。


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夕日に照らされた杓子岳(左手の大きなピーク)と、小さいながらもぽっかりとその姿を現した剱岳(右手奥)。

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立山〜剱岳と、毛勝山が奥の方に姿を現しています。


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そろそろ冷え込んできたので部屋に戻り、日没を待ちました。この日の日没は19:15過ぎでした。因みに消灯は20:00でしたが、廊下・トイレと個室だけは消灯後も電気がつきました。明日に備えて消灯前の19:30に就寝 明日はこれまでの登山歴の中で一番の難所・不帰ノ嶮(かえらずのけん)を通る縦走が待っているので、どうか雨だけは降りませんように・・・と祈りながらふかふかのベッドでぐっすりと眠りました

<2日目・前半に続く

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2008年07月29日

宮ノ浦岳

<登山日>2008/6/7(土)
<天 候>雨
<行 程>淀川登山口[約1360m]〜淀川小屋(40分)〜花之江河(60分)〜投石岩(60分)〜宮ノ浦岳山頂[1936m](80分)〜投石岩(60分)〜花之江河(60分)〜淀川小屋(60分)〜淀川登山口(40分)
<歩行高低差>約576m
<歩行時間>7時間40分(山頂まで4時間)

2008年07月29日

白馬岳・唐松岳(1日目・前半)

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白馬岳・唐松岳 2008.7.26(Sat)〜2008.7.28(Mon)

【データ】
●標高:白馬岳=2,932m、唐松岳=2,696m
●ルート:
  1日目⇒栂池高原〜栂池自然園〜天狗原〜乗鞍岳〜白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜白馬山荘
  2日目⇒白馬山荘〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘〜不帰キレット〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘
  3日目⇒唐松岳頂上山荘〜丸山ケルン〜第三ケルン〜八方池山荘〜黒菱平〜八方駅〜八方バス停
●標高差:1日目=+1,296m/−293m、2日目=+982m/−1,284m、3日目=+33m/−815m
●歩行距離:1日目=9.5km(6.5時間)、2日目=8.5km(9時間)、3日目=6km(2.5時間)
●アクセス:長野自動車道豊科ICから栂池高原へ約1時間(第一駐車場:300円/日)

【行程】
1月の塔ノ岳登山以来、実に半年振りに山に登ってきました 行き先は、数年前から「いつか花の時期に・・・」と狙っていた北アルプスの白馬岳唐松岳です。直前まで天気予報がコロコロと変わり、なんとなく雨の確率が高そうでしたが、宿泊地・白馬山荘と唐松岳頂上山荘の個室を事前に予約してあったし、白馬山荘の個室料は前金制で既に2万円を振り込んでいたため、雨になっても仕方ないと決行しました。

今回は、母と私の2人登山で、妹は直前に出張が入ってしまって参加を断念し、父が麓を観光しに途中まで同行して、前夜車中泊の2泊3日の行程でした。

25日(金)の午後に会社を早退して帰宅 その後一番風呂に入って最終のパッキングをして16:30過ぎに自宅を出発しました 東名〜富士五湖道路〜中央道〜長野自動車道といつものルートで豊科ICで下りて、約1時間で栂池高原の駐車場に到着しました。栂池高原には駐車場がいくつかありますが、ゴンドラ乗り場と、その対面にある栂の湯に隣接する第一駐車場に車を停めました。料金は、翌朝係員がやってきて、3日分計900円を徴収されました。駐車場が満車になるだろうと思って早めに着きましたが、夜中のうちに到着した車は2〜3台で、朝も数台到着しただけで、2日後に下山したときも満車にはなっていなかったので、夏山シーズンには満車になることはあまりなさそうです。因みにトイレはあまりキレイではないので、麓にある道の駅白馬を利用した方がよいでしょう。。。



翌朝は5:00に起床 高原ですが、暑くて寝苦しく、あまり熟睡はできませんでした。携帯で天気予報を確認すると、朝のうち曇りで日中は時々晴れ、午後は雨という予報でかなり絶望感に打ちひしがれましたがここまできて引き返すわけには行かないし、この2〜3日は1日のうちに何度も天気予報が変わっていたのでもしかしたら天気が良くなるかもしれないと、一縷の望みを抱きながら身支度を済ませました。

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ゴンドラは6:30に運転開始で、6:00前からちらほらと乗り場に人が集まり始めたので、乗り場とチケット売り場前の二手に分かれて並びます。チケット販売は6:20頃。2箇所の窓口に分かれて切符を購入します。登山者は、荷物が10kg以上になると追加料金300円を徴収されます。母は9.5kg、私は9kgで二人ともギリギリセーフでした 栂池高原〜栂池自然園までの片道セット券(1,720円)を購入し、乗り場前の列に合流すると、6:30きっかりにゴンドラが運転を開始しました。

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最初に乗るゴンドラ・イブは6人乗りで、私達親子3人と、単独行の男性1人で一緒のゴンドラに乗りました。

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ゴンドラがみるみるうちに高度を上げていきます。スピードも結構あります。乗車時間が約20分なので、この間にゆっくり朝食を済ませておけばよかったのに、気付くのが遅すぎて最後の5分ほどでおにぎり1個を慌てて食べて下車しました。

ゴンドラを降りてから、ゆるやかな斜面を下って2〜3分ほど歩くと、栂池自然園へと続くロープウェイ乗り場に到着します。定員は70名+係員1名なので、始発のロープウェイに押し込まれてギュウギュウ詰めになって発車しました。栂池自然園の案内アナウンスが流れる中、景色を楽しみながら約7分間の空中散歩を終えると栂池自然園駅に到着します。

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アスファルトで舗装された斜面を登って栂池自然園に向かいます。目の前を歩くのは父と母。父は観光モードなので軽装です。他にも写真撮影のために横浜から10名程度の団体客が自然園観光に訪れていました。

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栂池自然園前に7:15に到着 ここでトイレを済ませ、朝食の残りを食べて7:30に出発。父は奥のビジターセンター(自然園入口)へ、母と私はその手前で右に曲がって登山道に進みました。



登り始めて1時間ほどは急傾斜の登りが続きます。太陽は雲に隠れていましたが、この傾斜がかなりしんどくて大汗をかいてしまいました 前日に雨が降ったそうで、ところどころ道がぬかるんでいました。 天狗原辺りを目指す写真撮影目的のトレッキングツアー客が連なって、最初のうちは渋滞気味でしたが、どんどん休憩を取る人が出てきて次第に先行する人が少なくなってきました。この登山道ではゴゼンタチバナが沢山咲いていました。

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8:30に天狗原(てんぐっぱら)に到着 ここで大勢の人が休憩中でした。ペースがゆっくりな代わりに休憩をあまり取らない私達母娘は、写真撮影と水分補給を済ませてそそくさと出発しました。

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天狗原の池塘(ちとう)


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ワタスゲ


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木道を経て、森の中を抜けて雪渓を登った先の稜線を目指します。


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森の中はこんな大きな岩がゴロゴロした道が続きました。先行する若い女性が途中で岩の間にペットボトルを落としてしまい、すぐ後ろにいた母がストックを使ってなんとか取り上げようと奮闘。女性が「もういいですよ」と自分でとろうとしましたが、なんとか母が取り上げて、女性に感謝されて先に進みました。「手がドロドロになった」と母が言うので、「もういいって言ってたんだから放っておけば良かったじゃん」と言ったら、天気が良くなるように善行を積んだとのこと さて、効き目はあるのかどうか。。。

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来た道を振り返ります。天狗原の木道がはっきりと見えています。


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しばらく進み、雪田の脇の岩場を登っていきます。


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赤い印をたどって付いた踏み後に従いながら、急斜面の雪田を登っていきます。ちゃんと踏み後が付いているのでアイゼンなしで進めます。

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雪田上で後ろを振り返って写真撮影をする私。


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雪田を登りきってから後ろを振り返って撮った写真がコチラ。天狗原の木道がまだ見えています。



またしばらく岩場が続く道を進むとハイマツ帯の平坦な尾根道に出ます。前方に大きなケルンが見えるのでそれを目指して進みます。

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9:40に乗鞍岳山頂(2,463m)に到着 ケルンの向こうにはこれから向かう小蓮華山の手前のピークが見えています。

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ケルンの右手に進んで下っていくと、目の前に大きな白馬大池が現れます。ちょうど上空の雲が晴れて青空が出たので、池の色が真っ青になってとてもキレイでした

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小蓮華山から本日の目的地・白馬岳に続く稜線は雲の中でしたが、手前のピークの樹林帯の緑と、雪渓の白と、池と空の青色とのコントラストにすっかり心を奪われてしまいました

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右手に目を向けると、白馬大池山荘の赤い建物が見えます。


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左手のピークから右手の山荘までをパノラマ撮影してみました。


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絶景を目の前にして、ちょっと早めの昼食タイム


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乗鞍岳から白馬大池への下り斜面


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この構図で何枚も写真を撮ってしまいました。惚れ惚れする景色です


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池の上を吹き抜ける涼風で、水面にさざ波が立っていました


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透き通った池の水。水深は結構ありそうです。


池の右手から回りこんで、一箇所雪渓を横切って、対面の白馬大池山荘に向かいます。

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山荘とハクサンイチゲ


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チングルマ


10:50に山荘前に到着 昼食休憩と写真撮影タイムを挟んだので、コースタイムよりも結構遅れたかと思ったら、登りはじめから結構ハイペースで来ていたらしく、ほぼコースタイムどおりに到着しました。 山荘の前はキャンプ指定地になっていて、家族連れが結構いました。外来トイレを借りてすぐに出発です。

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山荘周辺はお花畑が広がっていました。


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ハクサンコザクラ


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小蓮華山・白馬岳方面へ向かう斜面。結構傾斜がきついので、ゆっくりペースで登っていきます。ここからしばらく砂礫地帯が続き、高山植物の女王・コマクサ」が沢山咲いていました。

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砂礫地帯のお花畑


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コマクサ


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コマクサと他の植物が一緒に咲いているところを見たのは初めてでした


勿論、コマクサ以外の花も沢山咲いています。


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花びらの縁に毛が生えているのでこれはチシマギキョウ


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ミヤマアズマギク


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チングルマ。これまで若者(花)とおじいさん(ヒゲ)は何度もみてきましたが、今回ようやく中年を発見することができました

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こちらがチングルマのおじいさん。


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ガスに包まれてしまって展望が効きませんでしたが、斜面に広がるお花畑に励まされながら進みます。

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ハクサンフウロ


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コバイケイソウ


<1日目・後半へ続く

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2008年07月28日

焼岳2 (やけだけ) 2455m  長野・岐阜県 [日本百名山]

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第225号 2008/07/28 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 1週間前には梅雨があけ、夏本番ですね。暑い日が毎日続き、夏ってこんなに暑か
ったかな、なんて思っています。暑さに参っているのは私だけでしょうか。

 みなさんは今年の夏の予定は立てましたか。長距離を走るためのガソリン代がすご
く上がり、海外旅行のオイルチャージは信じられないくらいの金額です。私は旅行会
社に電話して、まだ情報を集めている段階です。


 今回紹介する山は、日本百名山の焼岳(やけだけ)2455mです。ご存じのよう
に北アルプスの最南部にあり、日帰りで登ることが出来ます。本文にも書きましたが
2回目の紹介です。また、焼岳から西穂高岳、ジャンダルム、奥穂高岳と縦走した第
1弾です。


【今週紹介する山】

   焼岳2 (やけだけ) 2455m  長野・岐阜県 [日本百名山]


 私の印象は

   「 前回の秋と違い 花を見ながら歩けた 焼岳 」



【歩いた日】     2008年7月16日(水)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

7:07焼岳登山口(中ノ湯上)−8:19下堀出合8:24−8:56(2300

m地点)9:00−9:21焼岳[北峰]〈2393m〉



   【 登り 2時間5分    】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。



【感想 等】

 前回の焼岳登山ははちょうど10年前の秋に小雨の中、このコースを歩き上高地に
降りた(1998年の焼岳登山)。
今回は焼岳が目的ではなく西穂高山荘までのアプローチとしての登山である。
前回の秋の焼岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama58/yama58.htm

 大学4年の秋、大縦走を企てた。それは燕岳から穂高・焼岳まで縦走、その後南八
ヶ岳から蓼科・霧ヶ峰・美ヶ原と縦走というものだった。
この計画は9日間をかけ8割方実施できた。
 ただ、穂高では雨にやられ、槍ヶ岳から穂高山荘までの大キレットは重い荷物を背
負い滑る岩を越えるのは大変なアルバイトだった。精神的にも肉体的にもへとへとだ
った。
 翌日も雨で穂高山荘連泊。次の日は天候は回復したが、ジャンダルム越えは荷物の
大きさもあり断念した。

 そんなわけで、北アルプス南部縦走は奥穂高岳から西穂高岳までのジャンダルム等
を残してしまった。
 そして、いつか登ろうと思いつつも月日は過ぎていった。

 今回、3連休を取ることができることになり、海の日の3連休と合わせ7月16日
から21日までの6連休になった。
このチャンスを逃したらいつ行けるかわからないと思い、ジャンダルムに挑戦する事
にした。

 ジャンダルムは知る人ぞ知る登山者のあこがれのピークである。日本百名山で標高
日本3位の奥穂高岳から見えるドーム状の瘤で標高3163mである。
アルペンガイド(山と渓谷社)には「険しい岩稜帯が連なる穂高の縦走路の中でも最
も困難なコースである」とでていて、歩くなら奥穂高岳からの南下を進めている。そ
の理由は「北上コースは10以上のピークの登りは南下コース倍近く標高差があるば
かりでなく、多くの難所が下り展開となり、難易度が増大する」とある。

 私はその北上コースを選んだ。北上コースを選ぶ人の多くは西穂山荘へのロープウ
ェイの利用に依る登りの軽減が大きいからだろう。私は岩稜の登りが好きなので選ん
だ。新穂高ロープウェイは秋と冬の2回利用している。
 前回の焼岳登山は小雨で展望がなかった、ということで今回は百名山の焼岳を入山
コースに選んだ。ゴールも百名山の奥穂高岳という両側に百名山を挟んだゴールデン
コースである。
 
 西穂山荘から穂高岳山荘までのこのコースタイムは10時間である。このコースを
歩くためには、両方の小屋へ泊まる必要がある。ということは予備日なしで2泊3日
は最低必要になる。だから、確実に実行するには3連休だけでは不安に思ったのであ
る。
 6連休になったことで、下山後に車が入れない上高地から登る「霞沢岳」をおまけ
に加えて
4日間。あと2日は梅雨があけていない今の時期、雨天の予備日とした。予備日は順
調に行けば、近くの山に登るようにその計画も作成して出かけた。

 もちろん、出かける前の準備として、体力作りと健康に多少は気を付けた。いつも
このメルマガで書いているように毎月1回の山歩きをし、職場では階段の1段ぬかし
で上り下りした。たまには小学校の登り棒の遊具で手だけで登り岩登りのための腕力
を鍛えたりした。また、生活リズムを整え睡眠時間を確保した。


 そんな私の6連休の第1弾が「焼岳」だ。
午前7時頃、中ノ湯上の登山口に着いた。7時7分、曇り空の中私は出発した。
樹林帯の中をゆるやかに登っていく。国道158号線を上高地入口で曲がったところ
にも登山口があるが前回もこの中ノ湯温泉上からのコースだ。

 少し登ると、足下に銀色に光る物が見えてきた。よく見ると車のバンパーだ。そう
言えば、今は樹脂で出来ているバンパーがほとんどだがかつては鉄板だった。もっと
よく見ると逆さになったつぶれた車体も付いていた。車の音もかすかに聞こえるので
近くの国道から飛び込んできたのだろうか。今でもそんな事故が起こると、こわい登
山路だ。

 1時間ほど歩くと尾根に出た。広場のような所もあった。
硫黄のにおいがただよってきた。

 残念ながら焼岳の上の方はガスがかかっている。
8時19分、上高地入り口の「朴伝の湯」から上がってくる「下堀出合」に着いた(
写真)。

 そこからはガレ横を登っていく。傾斜が急になる。
北アルプスで唯一の活火山「焼岳」らしい火山灰のガレである。
10分ほど登ると、そのガレに残雪が見えてきた(写真)。

 GWの南アルプス深南部の南赤石林道でも書いたように今年は残雪が多い。
これからの縦走中の残雪が少し心配になる。

 山道脇にはツマトリソウ、イワカガミ、ジムカデ、アオノツガザクラなどが咲いて
いた(写真)。
花を見ながら歩いている内に2300m地点に着いた(写真)。2200m、230
0mと大きな石に書いてある。標高を知ることが出来てうれしいが、もう少し他の方
法があるのでは・・・、と思ったりする。

 この文のタイトルには焼岳の標高は2455mとあるが、これは南峰である。南峰
は現在危険なため入山できない。
登頂できる北峰は2393mである。標高2300mに到達したということは、あと
約100mで山頂だ。
写真のようにすぐ上にガスが迫り、今回も展望がない可能性が高い。

 焼岳小屋への分岐近くでは、硫黄のにおいがする蒸気を噴出していた(写真)。
かなり強い硫黄臭がする。
ロープが張ってあり立入禁止だ。

 そのまま岩を回り込んで上がっていくと焼岳山頂であった。
9時21分に着いた。
山頂には抜きつ抜かれつしながら登ってきた若い男性2人がいた。

 残念ながら、今回も展望はなかった。
2455mの南峰が近くにあるはずであるが見えない。
前回の雨混じりの強風よりはかなりよいが・・・。

(次号「割谷山」へ続く)


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/hyaku-dindex.htm

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◆◆masarusのコーナー◆◆     ・・・ 山歩きでメタボ脱出2  ・・・

 前回6月14日に「山歩きでメタボ脱出」を書いたら、6日後の朝日新聞の6月2
0日の日曜版の「元気のひけつ」で、山登りが取り上げられ、『体力・経験にあわせ
てメタボ対策』がありました。 
 「登山はエアロビクスの最高峰」というのです。私の言っていることを強力に後押
しして くれています。日本登山医学学会でも取り上げられたそうです。

 空気の薄い山間地で過ごして健康に生かす「高所治療」という考えは以前からあっ
たそうです。19世紀にはオーストリアの医師が山地で肥満治療を実施したそうです。
ロシアなどでは低酸素の空気で高血圧の治療をしているそうです。また、ヒマラヤ登
山者がやせて帰ってくることや、山岳民族は大体やせていることもしられています。

 そこに注目して研究や実験を進めている人達がいるんですね。山歩きっていいです
ね。
(この続きは次回)

 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
======================================

◆◆次号予告◆◆  「割谷山」(わりたにやま 2224m)長野・岐阜県
  
======================================
┏━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━┓
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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「私の出合った日本百名山」
 ホームページ http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyakumei-index.htm
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