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2008年05月24日

クヌギタケ?

kunugitake.jpgとある山で撮ったキノコの写真です。
たぶん、クヌギタケだと思います。

ちょうど木もれ日がイイ角度にさしかかり、
緑の苔とキノコの柄の透明感がうまく表現できました。

2008年05月24日

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2008年05月22日

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2008年05月21日

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2008/6/1改正

2008年05月21日

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2008年05月18日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第216号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第216号 2008/05/18 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 初夏のような暖かい日が続き、自転車で少し市内を走りました。気持ちのよい季節
になりました。街路樹も新緑できれいですし、その下のツツジも見頃でした。
 5月に入り、ミャンマーの巨大サイクロン、中国四川省の大地震と大きな自然災害
のニュースが入ってきましたね。
「巨大台風が来る」という事前の情報が十分伝えられなかったり、鉄筋の入っていな
いレンガだけの家が多かったりということが被害を拡大させた、という報道もありま
した。
 これらのことに関しては日本ではまだましかな、と思っていますが想定外の自然災
害には為すすべがないのが現状です。
 私は静岡に住んでいますので、年に2〜3回職場でも地域でもいろいろな防災訓練
を行っています。東海沖地震が来ると言われ20年以上が経ちますが、近くの大災害
を見ると心配になってきます。備えをしたいものです。
 また、被災した人々やその社会のより早い復興を願っています。

 今回紹介する山は、前号に引き続き、バラ谷山(ばらたにやま)2010mです。
その第3弾として、バラ谷山からの稜線歩きの帰路です。思ったより歩きやすかった
のですが、ガスと雹に見舞われました。お楽しみください。


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┗─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─┛
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【今週紹介する山】

 バラ谷山(ばらたにやま 2010m) [南アルプス深南部]  [3-3]

        その3 バラ谷山〜千石沢〜山犬段


 私の印象は

   「 千石沢への尾根歩きは快適だった バラ谷山3 」



【歩いた日】     2008年4月26日(土)

【天候】        霧時々小雨

【コース及び時間】


バラ谷山11:51−14:30鋸山〈1668m〉−14:41千石平14:49

−14:59千石沢分岐−15:24千石沢取付15:28−15:34自転車の場

所−15:46千石沢取付−16:11五樽沢のコル下−16:41山犬段



【 下り(バラ谷山から山犬段) 4時間38分   総合計 10時間52分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。



【感想 等】

 (前号「メルマガ214号」、「メルマガ215号」から続く)

 GW、春を感じることができ、混まないところに行きたい、と探し出したのが南ア
ルプス深南部の「黒法師岳(日本三百名山)」。
山犬段からは南赤石林道を歩いていって上西平沢から登るコースを選び、歩いていっ
たが林道の落石・崩落に苦しみ「バラ谷の頭登山口」まで戻り、そこを登りバラ谷山
に着いた。尾根は雪がいっぱいだった。残念だがそこで引き返した。

 今回はその帰路の山歩きだ。
バラ谷山を出発し、もと来たなだらかな尾根を下るとすぐにヤブを登ってきた道に着
いた。
ガスが濃いが、冷たい雨も降ってきた。仕方なしに雨合羽を着る。

 不思議なことにその下の尾根にはほとんど雪はない。
また所々の木に赤いテープや白いビニルひもが付いている。
濃いガスがあり展望がきかない中、安心できるうれしいサインだ。

 バラ谷山から歩き始めて1時間余、小さなピークを越えた。
もしかしたら「房小山(1868m)」か、とも思ったが標示を見つけることが出来
なかった。
地形図にも載っている山名なのできっと、幾筋もある内の標示のない山道を通ったの
だろう。
展望もあるようだが、視界30mでは山頂か否かさえ気づかなかった。

 13時20分過ぎ、プレートに消えかけた字で歩いてきた方向に「房小山」とあっ
て房小山を通り過ぎたのがわかった。
左には「鋸山」の字が見える。ガスの中、歩いている道は山犬段に向かう尾根道間違
いはない(写真)。

 ガスで展望がきかない分、木々や足下に目がいく。
コバイケイソウの群落がかなりあった。
コバイケイソウは花もいいが、この青々とした葉の状態が好きだ。

 14時過ぎ、笹の尾根から岩の小さいピークがいくつかある尾根になった。
この辺りが「鋸山」だろう。
その最高峰のようなところで10分近く休憩した。ピークを示す標識はなかったが房
小山もなかったのでそんなものかと思った。
そのうちに2mmくらいの雹(ひょう)が降ってきた。寒いわけだ。
その雹は20分ほど続く。

 そして歩いていくと、14時半、標識のある本物の鋸山(1668m)に着いた(
写真)。
そこは高さ的にはピークであろうが、写真からもわかるように広々としていて鋸状に
は見えない山頂であった。

 ガスはまだ晴れず、なだらかな尾根をどんどん下っていくと10分ほどで「千石平
」に着いた。
そこにもコバイケイソウがたくさん群生していた。
ひらけたところにはベンチも作られていた。
ガスで展望はなかったが、そこで休憩して辺りを見回した。
アルペンガイドではこの辺がキャンプサイトになっている。
水は千石沢を下って手に入れるのだろうか・・・。

 千石平から10分ほどで千石沢であった。
そこには写真のような立派な標識があった(写真)。
ここを下りていけば、自転車を置いてきた近くの「千石沢取付」だ。

 コバイケイソウの中を下っていく。
ガスは相変わらず濃い。
どんどん下りていくと、沢の脇にはあまり見たことのない変わった黄色い花が咲いて
いた(写真)。
(家で調べたが、ヤマネコノメソウか?)

 この千石沢は水量が少ないので他の沢と違って登山ルートになっているのではない
かとも思った。
林道から見たいくつかの沢は水量が多く、大きな石が上流から流されてきたり豊富な
水量で登れるような感じがしなかった。

 下り始めて25分、林道に着いた。
行きがけの朝見た懐かしの標識が傾きながら立っていた(写真)。
時刻は15時半前だ。予定よりかなり早い。これなら十分明るい内に山犬段に着くこ
とが出来る。

 荷物を置いて自転車を取りに行く。
朝14分間かかったが、自転車までわずか3分であった。自転車がなければ早い。
自転車を3カ所ばかり担ぎ、落石箇所を越えた。
例の苦労した1mの倒木越えは行きの時以上に大変だった。
足場も悪く、逆からはもっと高かった。

 やっと越えたと思ったらバランスを崩して前につんのめった。
前輪が大きな石にぶつかり、反動でくるっと180度回転した。
ハンドルが前屈みになった左の頬にぶつかった。
「いたっ!」
頬の骨が折れたかと思った。
骨は大丈夫そうであったが、頬から少し血が流れていた。
しばらくそこで休んだ。
「油断大敵」
時間も予定通り以上に来ることができ、疲れてはいるものの体調もまずまず。
その油断がいけなかった。

 千石沢取付からは慎重に、自転車で走ったり自転車を押したりしながら山犬段に戻
った。
16時41分、山犬段休憩舎に着くことが出来た。今夜は山犬段休憩舎に1人で泊め
てもらう。
 


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

   http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-d/hyaku-dindex.htm

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◆◆masarusのコーナー◆◆ ・・5/31のオフミ会は道の駅「川根温泉」で!・・


 【 5周年記念オフミ会のお知らせ 】


日時 2008年5月31日(土)18時から20時

場所 道の駅「川根温泉(日帰り温泉)」
  公式HP http://www.ja-shizuoka.or.jp/shizuoka/topics/onsen/onsen3.htm
  川根温泉の場所
      http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi3524767080511072256

行き方 国道1号線バイパス向谷ICから県道64号線を30分(道路標識あり)
    JR金谷から大井川鉄道で35分、「川根温泉笹間渡」下車徒歩5分

楽しみ方(前号に1〜8があります) 

9 翌6月1日(日)は川根温泉を7時に出発して、8時寸又峡温泉から一般的ハイ
 キングコース(コースタイム7時間弱)の朝日岳1827mに登る予定です。
 その時、「夢の吊り橋」も通っていきます。
 夢の吊り橋 http://www.okuooi.gr.jp/

10 下山後は、「美女づくりの湯」で入浴します。いい温泉ですよ。
寸又峡 地図 http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi3917225080511072725
寸又峡温泉 http://www.yumeguri.com/higaeri/shizuoka/sumata.html
美女づくりの湯 http://onsenoyazi.blog81.fc2.com/blog-entry-95.html

11 歩けないけど、山を味わいたい人向けには「ウッドハウス おろくぼ」がお勧
  め。川根温泉の近くにある「リゾート施設」です。
  TEL・FAX 0547−56−1100

12 大札山、蕎麦粒山、高塚山等の情報は
  川根本町企画観光課 0547−58−7077 へ。

13 6月1日は『ミステリートンネル&アプト機関車体験教室』のイベント有り。
  長島ダム周辺を散策し、アプト式電気機関車の運転台に乗ることも出来るようで
  す。大人4000円。詳しくは大井川鉄道へ。TEL0547−45−4112

14 この長島ダムは9月15日までライトアップされているようです。日没から午
  後9時までです。

 
(オフミ等に参加希望やご質問はメールでmasarus 宛にどうぞ! また、参加希望者
用の掲示板を作成しました。折り返しその掲示板のURLもお知らせします。)  

  
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
======================================

◆◆次号予告◆◆  高塚山 (たかつかやま 1621m)三百名山・
  蕎麦粒山 (そばつぶやま 1627m)[南アルプス深南部]  

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「私の出合った日本百名山」
 ホームページ http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyakumei-index.htm

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2008年05月18日

ギャラリー:大庭城跡公園のバラ園

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近所にある桜の名所大庭城跡公園(神奈川県藤沢市)のバラ園が今見ごろを迎えているということで昨日は散歩がてらバラの撮影に行ってきました。

今回は山の記事ではありませんが、どのバラも見事だったのでこちらで一部ご紹介したいと思います
バラの種類に詳しくなく、まともな説明ができないので画像のみお楽しみください

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バラ園全景


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これはなんだか赤キャベツっぽいと思いました(笑)


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私の手、かなり大きい方なのですが(女性で私より大きな人に会ったことがありません)どのバラも私の手と同じくらい大きくてビックリです

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まだ沢山つぼみがついていたので、見ごろはしばらく続きそうです。お近くにお住まいの方は是非足を運んでみてください

2008年05月11日

ギャラリー:男体山

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GWに1泊で日光に行ってきました 各所から日本百名山の男体山を眺めることができたので、本日は写真だけご紹介します。(各画像をクリックすると拡大表示できます。)

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明智平から見た男体山。この日はあいにくの雨でかなりガスっています・・・


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こちらは戦場ヶ原から。2日目は文句なしの快晴でした


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華厳の滝の駐車場から。


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半月峠の駐車場から中禅寺湖と一緒に。


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オマケでこちらも日本百名山の皇海山


今度は見るだけではなくて実際に登ってみたいと思います

2008年05月06日

バラ谷山(ばらたにやま 2010m) [南アルプス深南部]  その1

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第214号 2008/05/06 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 GWはいかがでしたか。みなさんは楽しく過ごすことができましたか。
私は休養の4日間でした。といいますのは、バラ谷山でのダメージが大きく体調を崩
してしまったのです。健康のすばらしさを大いに感じたGWでした。

 今回紹介する山は、バラ谷山(ばらたにやま)2010mです。「バラ谷山」とい
う名前を聞いたことがない方も多いと思います。私もあまり印象にない山でした。こ
の山は南アルプス深南部にあります。深南部といってもひろいですね。島田・金谷か
ら大井川を北上した所にある寸又峡と浜松市の北部、水窪ダムの間にある山です。
実を言いますと、日本三百名山の黒法師岳に登るつもりで歩いたのですが、たどり着
けなかった記録です。その第1弾として、南赤石林道林道歩きをお知らせします。
お楽しみください。

●本日、これを発行しようとしたら「静岡南アルプスふもとの県道で崩土、60人足
止め。30メートルにわたり土砂埋まる」というニュースをキャッチしました。畑薙
第一ダム近くで落石があり登山客が足止めをくっているようです。南赤石林道の近く
の県道でもこうです。やはり崩れ易いんですね。

 masarusのコーナーにも書きましたが、やっとできました。メルマガ200号記念!
CD−ROMです。インターネットで閲覧できない方は是非、写真と共に見てくださ
い。

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【今週紹介する山】

 バラ谷山(ばらたにやま 2010m) [南アルプス深南部]  [3-1]

            その1 南赤石林道の現状は・・・



 私の印象は

  「 全く手が立たず敗退した 南赤石林道 」


【歩いた日】     2008年4月26日(土)

【天候】        霧時々小雨

【コース及び時間】

5:17山犬段発=(自転車・徒歩)=5:59千石沢取付−6:13自転車乗り捨て

−9:29バラ谷の頭登山口−9:37崩落箇所通行不能で引き返す−9:40バラ

谷の頭登山口


   【 林道歩き  4時間23分  】



*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにして
 ください。



【感想 等】

 GW、春を感じることができ、混まないところに行きたい、と探し出したのが南ア
ルプス深南部の山。
深南部といってもいろいろな山があるがある程度の手応えのある山として探し出した
のが「黒法師岳(日本三百名山)」だ。

 黒法師岳に登るにはいくつかのコースがある。
一番登りやすいのは戸中川からであろう。
山犬段からは蕎麦粒山・三ツ合山・鋸山・バラ谷山と尾根を歩いていく方法と南赤石
林道を歩いていって上西平沢から登るコースがある。アルペンガイドのコースタイム
で前者が16時間30分、後者が13時間(その内9時間10分が林道歩き)だ。

 林道歩きは好きではないが、かかる時間の少ない13時間の南赤石林道を行くこと
を選んだ。
今までの経験から登山道は崩れにくいが、林道は崩れやすいことを知っている。昨年
も畑薙ダムの先で林道が崩落して赤石岳や荒川岳などへの登山口であるさわら島への
送迎バスが不通になり計画を中止した方も多かったのではないだろうか。

 そんなわけで、インターネットで調べたり営林署に問い合わせたりした。
しかしネット上では有益な情報を入手できなかった。営林署は、昨秋からまだ見に行
ってないのでわからないとのことであった。

 これは手強そうだと感じると共に、毎年行われている川根本町の「自然観察会」を
思い出していた。
山犬段よりもっと奥の寸又川左岸林道を使い町のマイクロバスで自然観察会に行く催
しだ。
この企画はなかなか希望者が多く私は4年前にようやく参加できた。
普段は鍵がかかって入れない林道を住民や自然愛好者のために有効に使うよい企画だ
と思ったものだ。

 昨秋からの半年で落石はあるだろうが、林道の崩落で全く歩けないことも考えられ
る。
その場合は林道から山に上がる3カ所のエスケープルートが使える。

 というわけで、できたらあまり歩かなくてもよいようにタウンサイクルの自転車を
持って行き挑戦した。
長い行程であるので早朝5時過ぎには出発した。

 山犬段から林道を少し下っていくとゲートがある。
ゲートは歩行者用に隅が通ることができる。初めは両側が木々に覆われたなかなかよ
い感じのコースである。
すぐに山の左側斜面を切った林道になる。
私が連絡してから営林署で来たようで路面をブルでかじった新しい跡がある。
かじったばかりで路面は柔らかいがなんとか自転車で走ることができた。

 その路面も20分ほどで終わった。写真のような落石だらけの林道になった(写真
)。
少し歩けば、落石のない自転車で走れる道になると思い自転車を押して進んだ。
私と同じような考えを抱く人があるようで、林道にはミニバイクかマウンテンバイク
の太めの轍が残っている。

 やがてかなりの落石が林道を塞いでいるところに出た。
バイクの轍はそこでUターンをしていた。あきらめて戻ったのか、そこにバイクを置
いて先に進んだのかは定かではないが・・・。
私はその先が走れるだろうという期待を胸に自転車を担ぎ落石の山を越えて進むこと
にした。

 千石沢取付までは3回ほど大きな落石を越えた。
1つは倒木もあり落石の中を歩きながら1mほど自転車を持ち上げて越えなければな
らなかった。
また、林道の崩落で崖下に滑り落ちないように慎重に通過したりした。

 千石沢取付を過ぎるとますます状態が悪くなった。
林道の元の路面が残っているところはほとんどなく上からの土砂の落下か林道の崩落
のどちらかである。

 いやいや、この先にはきっと自転車で走れる林道が開けているはずだ、と自分の楽
観を信じ自転車を担ぎ進んでいった。

 6時13分、ついに現れた。傾斜が急で自転車を持っては進めない(写真)。
右手で自転車を持ち、左手で斜面をつかみ3分の1くらい進んだが無理だった。
出発してから1時間も経たない内に自転車を乗り捨てなければならないとは残念であ
った。

 その後も自転車で走れるところは皆無だった。
自転車を乗り捨てて正解だった。
所々に濃いピンク色のミツバツツジが咲き、私を励ましてくれる(写真)。

 また、シカも崩れた斜面の上から何頭も私を見守ってくれる。
ある落石場所ではシカの歩いた跡を通ったりもした。シカが歩けるところなら人間も
歩けるように思ったからだ。実際、上手くいった。

 道は行けども行けども同じ繰り返しであった。
遅々として距離は稼げない。

林道脇に雪が残っているところもあった。
標高1300mでも雪がある。車で山犬段に来る途中の林道でも雪を見つけたので心
の準備は出来てはいたが・・・。

 掴まるところのない急斜面を滑らないように踏ん張って何カ所も通過した。
出発して2時間経つと右足膝の裏の腱が攣った。
10時間ほど歩いて車で靴を脱ぐときに足が攣ることは時々あるが、まさか2時間で
ダメージを受けようとは思ってもみなかった。
今回は出発前に、これまであまりやらない準備運動をしてきたが、効果はなかった。

 3時間近く行った崩落箇所でトラロープが付けられているところが1カ所あった。
きっと古い崩落箇所なんだろう。ここはロープがなくても歩ける。
これ以上急な崩落箇所をいくつも越えてきたのだ。
来た道はもう戻りたくない。帰りは尾根道を帰ろう、と思った。

 そのころには左足膝の裏も攣ってしまった。
痛くて足を高く上げることができないので引きずるように落石の中を歩いていた。
すると今度はS字に曲がった枝に躓いて左ずねを石にぶつけてしまった。
痛くても誰のせいにも出来ない。血が紺色のズボンからしみてきたがズボンの色であ
まり目だだなくてよかった。

 林道にはシカの骨も落ちていた(写真)。
毛が付いているものもあり計3体見つけた。
年月が経っているようで2体は完全に白骨化していた。
普通の林道なら死体があるだけで埋葬したり撤去するだろう。
いかに人が入らないかということがわかる気がする。

 9時29分、ようやく「バラ谷の頭登山口」に着いた。黒法師岳への登山口までは
あと2kmだ。
よし、頑張ろう、と進んでいったが、そこから8分行った所でこれ以上前に進めなく
なった(写真)。

 傾斜が急で足は全く食い込まず表面の砂が滑って谷底へ落ちていく。
下の方にある石をたよりに渡ろうとして石の上を靴の先でかじり足を置くと20cmば
かりの石が谷底に落ちていった。
全く手も足も出ずこれ以上は進めない。

 仕方がないので、先ほどの「バラ谷の頭登山口」に戻り、そこから尾根に進むこと
にした。
「バラ谷の頭登山口」に戻ったのは9時40分、朝出発してから4時間半近く経って
いた。計画では黒法師岳への登山口まで全部歩いても4時間半である。いかに時間が
かかっているか、である。
しかも両足膝裏が痙攣し、かなり疲れがたまっている。

 今回の「南赤石林道」歩きは敗退だった。
結果論から言えば、
最初から尾根を歩けば、スムーズに黒法師岳に着けただろう。
自転車を使わなければ、担いだり持ち上げたりしなくてすみ、疲れがもっと少なくて
済んだだろう。
千石沢で林道をあきらめ尾根道を歩けば、黒法師岳に着けただろう。
歩きながらもいくつもの方法を考えたが、残念ながらの敗退だった。

 帰宅翌日、林道の様子を知らせようと営林署に電話した。
それでわかったことは、5月に1回ブルで路面をかじる。それも323班と書かれた
白い札のある林道までと林道のほんの一部分だ。あとは林道の崩落で行けない、との
ことだ(行く前に詳しく教えてくれれば・・・)。聞き出してやっとここまでわかっ
た。
多くの林道を見てきたが私はここまで荒れた林道を知らない。しかも、登山ガイドに
も書かれていないし、現場の林道入口にも具体的な表示がないのである。
 安全のためにも、是非新しい情報がほしいものだ。

◎もし、最近この南赤石林道を歩かれた方があったら様子を是非教えてほしい。

(次号に続く)


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

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  記念CD−ROM』・・・

●お待ちどうさまでした!!ようやく『「私の出合った日本百名山」メルマガ200号
 記念CD−ROM』が完成しました。

2003年5月に第1号を発行から5年かかりました。これまでお知らせしたメール
マガジン・HPのすべてを1つのCDにまとめてみました。
読み物として資料として活用してくださるようお願いします。

 1月に200号を突破してから修正に修正を加え、満足のいくものができました。
『150号記念CDROM』は、ほぼHP通りに作りましたが、この200号記念は
かなり加筆しました。

例えば、トップページのインデックスは・・・
・山歩きの楽しさ(14の楽しさ)…講演に使った資料をHPにリンクさせました
・メールマガジンのリスト(1号から200号)…今回新しく作成
・メールマガジンに載せた百名山(NO.1〜100)
・メールマガジンに載せた百名山他の山々(NO.101〜200)…県別に再編集しました
・私の出合った富士山…富士山関係をまとめました
・焼津アルプスメイン…日時順にそろえました
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私からのyahooメールを受信できるようにしておいてください。
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(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  バラ谷山(ばらたにやま 2010m)2[南アルプス深南部]  

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2008年05月04日

爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳

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爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳 2004.07.23(fri)〜24(Sat)

【データ】
●標高:爺ヶ岳(南峰)=2,660m、鹿島槍ヶ岳(南峰)=2,889m
●標高差:1,559m
●歩行距離:往復約23km
●ルート:
1日目⇒扇沢〜柏原新道登山口〜種池山荘〜爺ヶ岳南峰→冷池山荘〜布引山(標高2,683m)〜鹿島槍ヶ岳南峰〜布引山〜冷池山荘
2日目⇒冷池山荘〜爺ヶ岳北峰〜爺ヶ岳中峰〜爺ヶ岳南峰〜種池山荘〜柏原新道〜扇沢
●アクセス:長野自動車道豊科ICから扇沢へ

【行程】
初めての泊りがけ登山がこの爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳の縦走でした。ちょうどこの年に冷池山荘がリニューアルオープンしたので、キレイなうちに!と泊まってきました。

前日に扇沢の駐車場に到着し、車中泊して翌朝5:00に扇沢を出発 車道を下り、10分で登山口へ。

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入山時刻を記録するためにデジカメで登山口看板を写しました。すると、デジカメの液晶画面に赤いバッテリーマークが点滅しています。「あれ?」そんなはずはない。ちゃんと充電はしておいたのに。。。よし、もう一度電源を入れなおしてみよう。―しかし。。。結果は変わらず、バッテリーマークは点滅したままでした そういえばバッテリーの充電中に雷が落ちて停電したのですが、その後ちゃんと充電終了の緑ランプがついていたと思ったのですが、ちゃんと充電ができていなかったようです。山に来る一番の楽しみは写真を撮ることなのに・・・ しばらく呆然としました。

すっかり戦意喪失してしまいましたが、ここまで来て帰るわけには行きません。「今度は予備のバッテリーを持ってこよう」と肝に銘じ、とりあえず今回は山小屋で使い捨てカメラを買うことで妥協しました。



沈んだ気分のまま、まずは種池山荘を目指して山道を進みます。しかし、最初から結構きつい上り坂。苦手な岩場でもガレ場でもなく、とても歩きやすい道でしたが、何しろ今日はいつもと違って1泊2日分の重い荷物を背負っています。それだけでなく、バッテリー切れという悲劇にも見舞われ、足取りも重くなってしまいました。それでもゆっくり登っていくと、段々両脇に花が咲き始めました。これは何だろう?と思って近づいてみると、花に名札がつけられていました。「おぉ!親切な人がいるもんだ」どうやらこれは、頂上の山荘の人がつけてくれているようでした。写真を撮れないことが悔やまれましたが、気を取り直して先に進みます。

途中で小休止を取りながらゆっくり登っていくと、ガレ場に出ました。そこにはまだ雪が残っていました その雪の手前に一人の男性が立っています。タバコを一服して休んでいるのかと思いましたが、まったく違いました。実は彼は種池山荘のスタッフで、道が崩落しかけているのを整備してくれていたのです 大変申し訳ない勘違いをしてしまい、失礼しました 心の中で謝りながら、お兄さんに感謝しつつガレ場を抜けました。



画像

そして、やっと種池山荘手前の、有名なコバイケイソウの咲き乱れる斜面に出ました。青空にコバイケイソウの鮮やかな緑の葉っぱと白い花が映えてとてもキレイです これはなんとしても写真に収めなければ!と思い、バッテリーがちょっとでも回復していることを祈りつつ、アングルを決定して恐る恐る電源を入れました。すると―。画面にはちゃんと目の前の風景が写っています。「やった」急いでシャッターを切り、そして次のシャッターチャンスに備えてすぐに電源を切りました。

8:30に種池山荘に到着 山荘前のベンチで食事を取り、休憩を取ります。そして山荘でインスタントカメラを購入しました。やっと登山の楽しみの復活です



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ハイマツ帯の中、稜線を登って爺ヶ岳南峰を目指します。見上げるような高さで一瞬不安になりますが、経験上、これくらいの高さならすぐに頂上に着くはず。心を落ち着かせて歩みを進めます。

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しかし今日はよく晴れてるなあ・・・。鼻歌でも歌いだしかねない気分で何気なく右手を見ると、遠くに見覚えのあるトンガリが。「槍だ!」母を呼び止め、しばらく槍ガ岳に見とれました。

爺ヶ岳南峰に登ると、さらに眺望が開けました。槍・穂高、剣・立山、そして鹿島槍。360度のパノラマとはまさにこのことだ!と思いながら、これを思う存分デジカメで撮りまくることができないのを残念に思います。(それでも復活したバッテリーでなんとか1枚撮ることに成功しました



爺を降りて、今日の宿となる冷池山荘を目指します。すると、前方から何やら青い集団がこちらへと近づいてきます。あれは何だ?・・・しばらくすると、中学生の集団だということがわかりました。どうやら登山教室のようです。こちらが進むと、皆立ち止まって道を譲ってくれました。そしてすれ違いざまに「おはようございまーす」「がんばって下さい!」「アッポー(Apple)」・・・たまに変な台詞が混ざっていますが、皆大きな声で挨拶をしてくれます。良い子たちだー、と思いながらこちらも挨拶をして通り過ぎますが、行けども行けども、途切れることなく子供たちがスタンバっているのでいい加減疲れてきます。息が切れてきたので「ありがとうございまーーす」と語尾を延ばして時間を稼ぎました 

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ガレ場を降り、森の中を再び登ると、11:30にようやく冷池山荘に到着しました 「冷池」の名前のとおり、そこには小さな池がありました。山荘の中に入ると、髪の長い感じの良いお姉さんが「お疲れ様でした」と声をかけてくれました。チェックインすると、部屋の希望を聞かれます。「ロフトだと個室のような感じになりますよー」と言われ、迷わずロフトを選択しました。階段を上がって目の前の部屋に入ると、はしごがあります。それを登って右手の3畳ほどのスペースが、我々母娘の「部屋」になりました。

重い荷物を置いてアタックザックを取り出して身軽になってから山荘を出て、今回の登山の最終目的地、鹿島槍を目指して登ります。ちょっと進むとガスに包まれましたが、鹿島から降りてきた人たちに聞くと、頂上は晴れているとのこと。晴れているうちに頂上に着かなきゃ、と一気にペースアップを図ります。が、力が出ません。シャリバテでした 「お腹すいたー」という気持ちとは裏腹に、ちっとも昼食を取れるようなスペースが見つかりません。結局30分程度フラフラになりながら登り、やっと昼食にありつきました。



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途中の布引山を経て、少し下ってからまた鹿島槍へと登り返します。ここまですべて私の苦手なガレ場。しかも、シャリバテの身にムチ打って登ったためのスタミナ切れもあって、一気にペースダウンしてしまいました このままのペースじゃ頂上を踏んでから山荘に帰るとだいぶ遅くなってしまいます。そこで、元気な母のみ頂上を目指し、私はゆっくり行けるところまで行って途中で引き返す、ということになりました

時計を見ながら「あそこまで行ったら引き返そう」と進んでいきますが、進むにつれて「ここまで来たんだから・・」と欲をかいてしまいます。そして―。葛藤の末、13:30にとうとう鹿島槍ヶ岳南峰を制覇しました

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ガスに包まれ、向こう側の視界はほとんどゼロでしたが、絶対に登れない、と諦めていた山に登れた達成感に気分を良くしながら小休止を取りました。

少し休んで疲れをとってから、苦手なガレ場の下りに入ります。いつものペースじゃ明るいうちに山荘に帰れないかもしれません。母に下り方のコツはないものか聞いてみると「いつもへっぴり腰だからいけないんだよ」と注意されます。本人にはそんなつもりはないのですが。。。 とりあえず、背筋を針金のように直線に伸ばすよう意識すると、ペースがいつもより速くなりました。なんだ、こういうことだったのか。そのまま快調ペースで下りて、15:15に山荘に戻りました。



部屋には私達以外まだ入っていなかったので、誰もいないうちに着替えを済ませてくつろいでいると、向かい側のロフトと下の大部屋に、次々と登山客が入ってきました。皆関西人のおばちゃんでした。

話を聴いていると、ほかの部屋では男女相部屋だったり、同行者と別々の部屋になる人もいたようです。ほぼ個室状態のロフトを占有できて、つくづく予約しておいて良かったと思いました

この日はかなり登山客が多く、2階の喫茶室をつぶして宿泊部屋に当てるほどでした。しかも明日は今日よりもさらに客が多くなる見込みだとのこと。文字通り「すし詰め状態」を想像し、今日でよかったと安心しました。

交代制で食堂で夕食をとります。焼き魚やニチレイの冷凍春巻き、インゲンの胡麻和えなど、想像していたものとは全く違うメニューで驚きましたが、全ておいしくいただきました 朝食もここで食べることができましたが、私達はお弁当を作ってもらって山で食べることにしました。

水も歯磨き粉も使わないで歯磨きをしてから(もちろん自然保護のため。)消灯時間よりも早く就寝 階下のおばちゃん達のしゃべり声やいびきが気になりましたが、早い時間に寝たので睡眠時間は稼げました。



朝4:00に起床 ロビーに荷物を置いて、山荘からちょっと登ったところにあるテント場に向かいました。モルゲンロートを拝むためです。しかし、風が強く周りはガスだらけ。うっすらと空が明るくなってきて、朝日が昇ったことに気づきましたが、朝日はどこにも見えません。その朝日を受けて美しいモルゲンロートを見せるはずの剱・立山方面もガスの中。憧れのモルゲンロートを見ることはかないませんでした



5:00に山荘を出て冷乗越へ。ここに来ると剱・立山の頭が見え始めました。ガスが晴れてモルゲンロートになります。感動しながら3台目のインスタントカメラで写真を撮っていると、目の前のガスの塊に、何か見えました。

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これはまさか―。播隆上人がおはまさんと見違えた(※新田次郎『槍ヶ岳開山』参照。)あの―。「ブロッケン」思わず叫ぶと母も「本当だ」 手を振ると、ブロッケンも一緒に手を振っています。やがて、ブロッケンは薄れていき、その出現現場には下界の森が見えていました。「あー消えちゃったー」

すごいものを見た、と感動の余韻にひたっていると、山荘で朝食をとってから出発したと思われる登山者が続々と私達を追い越して登っていきます。当然ながらこの人たちはブロッケン現象を見ていません。自分たちだけが見たんだ、という優越感に胸を躍らせながら、帰り道を足取り軽く爺ヶ岳北峰に向かって再び登り始めました



帰りは3つある爺ヶ岳の頂点、北峰・中峰・南峰をすべて登りました。北峰で、朝食に山荘でもらったお弁当を食べます。母はちらし寿司で私はおにぎり 目の前に槍を見渡しながらの朝食はなんとも気持ちの良いものでした。

画像

<赤い屋根の種池山荘と剱・立山方面>


その後、行きと同じ道を通って種池山荘から柏原新道を下って扇沢を目指します。種池山荘では前日と同じベンチで小休止。すると、向かい側に初老の男性2人が座りました。お互いに今日までのルートを報告しあいます。するとおじさんは「早いですねー。私らなんて一昨日種池に泊まってから昨日冷池に行って鹿島まで登ってきましたよ。それを一日ですかー」感心しきりのおじさん。そして私を見て「若いねー。それならこの先いろんな山に登れるねえ。」これは昨日同室になったおばちゃん軍団からも言われた台詞でした。

そうか。この先いろんな山に登るのか・・・。この言葉がきっかけで、ホームページ開設を決意しました。「今後のために早めに作っておかなきゃ!」(その後実際に作成したサイトはこちら

柏原新道の下り道は想像以上に長いものでした。ガレ場も岩場もない良い道で苦労することがなかったので、登ったときは割りと短いように感じましたが、下ってみると全く違います。2日分の疲れもたまっていて、へっぴり腰にならなくても足先が疲労で痛みだしました。「もう限界。下界はまだ」段々いらいらし始めたそのとき。ドサッと転んで尻餅をついてしまいました。「一度も転ばずに登山することはできない運命なのか・・・」暗い気持ちになりながら、意識も朦朧としかけたところで、やっと木々の合間から扇沢の駐車場が見え始めました。「やっとついた〜」

登山口を出て車道を登ります。これが、昨日は気づかなかったのですが結構な上り坂でした。鉛のような足を引きずりながら進み、トンネルをくぐって11:40にやっと駐車場にたどり着きました。もう体力を使い果たしてヘロヘロでしたが、心地よい達成感に包まれていました

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