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2007年10月30日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第192号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第192号 2007/10/30 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 一昨日の日曜日は低気圧が通過後の良い天気でしたね。
快晴の中、富士山がきれいに見えました。
私はそんな中、地元の人達と近くの川の樹木の剪定に汗を流しました。
発電器を軽トラに積み、電動ヘッジトリマーで垣根の上端をそろえました。
久しぶりのヘッジトリマーで腕が疲れました。

 今回紹介する山は、和名倉山(わなくらやま)〈白石山(しらいしやま)〉(20
36m)です。埼玉県にある二百名山です。私が登った登山口は山梨県の西、甲州市
三ノ瀬にあります。尾根歩きが楽しい山ですが、「山ノ神土」からは伸び放題の笹の
露払いと「焼小屋ノ頭」からの放置された大量のワイヤーに少々うんざりしました。
それを差し引いてもなかなかよい山だと思います。 
 

 
【今週紹介する山】


 和名倉山(わなくらやま)〈白石山(しらいしやま)〉(2036m)

  [ 二百名山、埼玉県 ]




私の印象は

     「 露払いと大量放置の太ワイヤーにうんざりの 和名倉山 」
    


【歩いた日】     2007年9月23日(日)

【天候】        曇りのち雨

【コース及び時間】

 三ノ瀬(山梨県甲州市)6:02発−6:29七ツ石分岐−(七ツ石尾根)−7:

24牛王院平7:30−7:34山ノ神土−8:40西仙波−8:45東仙波−9:

00焼小屋ノ頭9:05−9:45川又分岐−9:57二ノ瀬分岐−10:13和名

倉山(白石山)〈2036m〉10:24−10:35二ノ瀬分岐−10:42川又

分岐10:47−11:20焼小屋ノ頭11:35−11:46東仙波−12:15

リンノ峰下12:30−12:58山ノ神土13:03−13:07牛王院平−13

:13将監峠−13:23将監小屋分岐−14:05七ツ石分岐−14:25三ノ瀬

(みはらしP)


   【 登り 4時間22分  下り 4時間21分   計8時間43分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


【温泉】    塩山温泉 宏池荘  400円



【感想 等】

 9月下旬の3連休を使って日本200名山3座にトライしようと出かけた。
3座の縦走ではなく山梨県の西、北東、東と移動しながらの登山だ。
その第2日目は和名倉山〈白石山〉(2036m)である。

 塩山市からR411を上って柳沢峠を下り一ノ瀬高原を通り三ノ瀬の「民宿みはら
し」に着いた。
ここからこの山に登る場合、車を止めるのはこの民宿の駐車場しかない。
細い道で周りの風景に気を取られていたので登山口がわからなかった。
アルペンガイドには「慣れたタクシーの運転手なら三ノ瀬上端の登山口で降ろしてく
れる」と書いてあった。
「上端」か、民宿前の舗装道はまだ上っていた。少し歩いてみると民宿みはらしの看
板が出ていた。
そこには「登山者のみなさん、お帰りなさい。」のようなことが書いてあった。
じゃあ、この上に登山口があるのか、ともう少し上ってみる。ない、どこまで行って
も登山口がない。
もう一度、みはらしまで戻りガイドを見る。先ほどの文の続きに「指導標にしたがい
沢に沿って登っていく」とある。

 「沢」。辺りを見回すと沢は民宿みはらしのすぐ下のカーブの所にあった。
行ってみるとHPの写真ののような標識があった。
「上端」の言葉にとらわれすぎ、下を見なかった。

 6時過ぎ、民宿みはらしをもう一度覗いたが不在のようだったので黙って車を置い
て出発する。
将監小屋へ軽トラで荷を運ぶためにも使われるやや広い傾斜の緩やかな沢沿いの山道
を登っていく。
両側にはたくさんの木々が茂っている。

 30分弱歩くと「牛王院下」だ。ここから七ツ石尾根を登っていくと将監峠を通ら
ずに牛王院平に出る。
両側の笹を刈ってくれてあり巾2mほどで歩きやすい。
登っていくとかなり大きな木もあった。

 やがて山道はもっとなだらかになり木々に囲まれた牛王院平に着いた。
少し休んでから平坦な道を進む。山の頂付近にガスが出てきた。
5分弱で「山ノ神土」に着いた。

 標識に沿って右折すれば和名倉山〈白石山〉だ。(直進は唐松尾山、笠取山方面で
ある)
県境になっている直進方向は巾2mくらいに笹がきれいに刈ってあるが、和名倉山〈
白石山〉方面は笹が伸び放題である。
しかも山道は笹の中を斜面に付けられている。
だから笹の上を歩くことになる。たいへん滑る。
その笹には露がたくさん付いているから余計滑る。。
また、歩くたびにその露がズボンに付く。
靴はゴアテックス製なのでそのまま濡れることはないが、露払いが長く続くとズボン
からたれて靴の中が湿ってくるであろう。

 ガスはますます深くなってきた。
道は尾根なので晴れていれば展望があるはずだ。
山ノ神土から1時間近く歩くとシャクナゲが両側に茂っている。
花の時期に来れば素敵だろうと思いつつ、上半身で露払いをして進む。

 8時40分、標高1983mの「西仙波」に着いた。
ここには標識がなかった。
そこから5分で2003mの「東仙波」だった。
そこには白い金属板の表示があった。

 9時、焼小屋ノ頭に着いた。
地名の意味はわからないが、焼けた木の根が至る所にありそれが続いている。
山火事の跡の感じだ(写真)。
下の草は黄色に染まり始めていた。
しかし火事は何年も前のことのようで周りの木々も大きくなってきている。

 数年前、焼津アルプスでも放火事件があり、木々が少し焦げたがそれらの木々はす
ぐに枯れてしまった。
木は火の熱さに本当に弱いのかもしれない、とその時思った。

 しばらく行くと、樹木伐採の残骸だろうかワイヤーが散乱している(写真)。
直径2cmほどのワイヤーだ。
長い距離に渡って写真のように散乱しているので足にも絡んだりする。
私も2回ほど転びそうになった。

 合計の鉄の量は何百kgはあるだろう。
なぜ放置されているのだろうか。
危険であるし環境にもマイナスである。
また、鉄くずとしても価値がありそうだ。
下に降ろす手間と金銭との兼ね合いなのだろうか。
全く残念である。

 川又への分岐を過ぎ、二ノ瀬への分岐を10時近くに通過した。
小雨が降ってきている。私はまだ雨具は付けていない。
標識に従って右方向に10分余行くと2036mの和名倉山〈白石山〉に着いた。

 和名倉山〈白石山〉山頂は樹木の中にあった。
なぜ、和名倉山と白石山の2つの名前があるのだろうか。
本によると呼び方が山梨側では白石山で埼玉側では和名倉山だという。
他の地域でも見えるところによって呼ばれ方の違う山は多数あると思う。
しかし公式の表示は1つにしているところが多い。
1つにした方が紛らわしくなくてよい。

 残念ながらの小雨なので10分余で山頂を去ることにした。
帰路は同じ道を戻っていく。
たいしたアップダウンのない尾根歩きなので晴れていれば静かな快適な山歩きになっ
ていただろう。

 11時半前、焼小屋ノ頭で雨が強くなってきた。
雨がやむか展望が開けたらゆっくり昼食にしようと思っていた。
しかたないので合羽を着た。そして昼食を半分食べた。
やや合羽を着るタイミングが遅くなり靴の中はだいぶ湿ってきている。

 残念だが、雨はやみそうにない。
それでリンノ峰の巻き道の木々の下で残りの昼食を食べた。
その後も順調に歩き13時過ぎには牛王院平に着いた。

 ここからは将監峠に向かった。
将監峠がどんなところか見ておきたいと思ったのだ。

 6分で将監峠に着いた。
きれいな草原になっていた。晴れていれば気持ちよさそうだ。
将監小屋へのルートがあるかと思ったが、三ノ瀬への下りから小屋への道が付けられ
ていた。

 ここまで来れば、あとは軽トラックも通る巾が広い緩やかな道だ。

 しかし、その道は先日の台風の影響で20カ所近く亀裂が入ったり崩落したりして
いた。
台風の恐ろしさを見せつけられた気がした。

 14時半前、民宿みはらしに着いた。
渓流釣りの2人組と登山者2人が民宿の山の幸がたっぷりの昼食を食べていた。
自動車の駐車料金を払おうとするとお茶とブドウを出してくれてた。
お言葉に甘えブドウをいただきながら30分ほど山の生活を伺うことができた。
山の暮らしがわかる有意義な時間になった。

 帰りは塩山駅近くの塩山温泉「宏池荘」で汗を流した。
電車で来た登山者が多数入浴していた。
大菩薩や乾徳山の話に花が咲いていた。駅に近く昔から登山客に利用されているのか
もしれない。
   
 2日目を無事に終えた私は3つ目の目的地「御正体山」に向かって出発した。



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆masarusのコーナー◆◆    ・・・ 「山歩きの楽しさ」を話す ・・・

 前号(NO191号)前書きで少し触れましたが、自治会の社会学級に依頼されて
「山歩きの楽しさ〜焼津アルプスと日本百名山〜」という題で1時間ほどお話をする
機会がありました。平均年齢60歳くらいという受講生約70名が私のつたない話を
聞いてくれました。
 この masarusのコーナーに書いてきた「山歩きの楽しさ」をもとに加筆修正し、私
のHPをコピーしてパソコンを使ってプロジェクターでスクリーンに映しながらお話
ししました。
 話す前に少し挙手していただき聞いたのですが、今年になってから山歩きをした人
がわずかに3人でした。毎週のように散歩やウォーキングをしている方は半数いまし
た。一般的には手頃なウォーキングをする人の方が多いのを改めてわかりました。近
くに焼津アルプスがあるのに実体はこの程度でした。
 大勢を対象に話すことは難しいですね。「山歩きの楽しさ」がどれくらい伝わった
かわかりませんが、北アルプスの涸沢の紅葉の美しさなど山のすばらしさは感じても
らえたようです。

(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 御正体山(1682m) [ 二百名山、山梨県 ]  

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2007年10月23日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第191号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第191号 2007/10/22 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 今週末は、良い天気でした。
私は近くの焼津アルプスを歩いてきました。秋は深まりつつありますが、静岡の50
0mほどの山の紅葉はまだまだ先です。富士山が山頂付近だけ雪が付いていました。
みなさんはどのようにしてすごしましたか。

 今回紹介する山は、鋸岳(のこぎりだけ 2685m)です。山梨・長野県の県境
南アルプス・甲斐駒ヶ岳の北西4kmほどのところにある二百名山です。
 あとから、この釜無川源流からは歩行者・自転車等進入禁止であることを知りまし
た。私が登頂した日にも4グループが入山していました。
そんなわけで、このコースはお勧めできませんが、報告します。 
 

 
【今週紹介する山】


 鋸岳(のこぎりだけ 2685m) [ 二百名山、山梨県・長野県 ]



私の印象は

 「 進入禁止と知らず入ってしまった釜無川源流からの 鋸岳 」
    (* このコースはお勧めできません)



【歩いた日】     2007年9月22日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

釜無川源流ゲート6:19発=(自転車)=6:43ゲートから3.5km地点6:4

8−8:07飯場跡−9:25横岳峠9:37−11:38角兵衛のコル11:46

−11:49角兵衛沢分岐−12:03鋸岳〈2685m〉12:24−12:34

角兵衛沢分岐−13:00三角点ピーク13:05−13:58横岳峠14:09−

14:53飯場跡15:00−16:04ゲートから3.5km地点=(自転車)=1

6:33釜無川源流ゲート


   【 登り 5時間19分  下り 3時間46分   計9時間5分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


【温泉】    道の駅「信州 蔦木宿」つたの湯  500円



【感想 等】

 9月下旬の3連休を使って日本200名山3座にトライしようと出かけた。
3座の縦走ではなく山梨県の西、北東、東と移動しながらの登山だ。
その第1日目は鋸岳である。

 前から登りたかった南アルプス南部の鋸岳。
甲斐駒から縦走で行くことも考えたがより簡単な釜無川源流からの入山を選んだ。
『アルペンガイド14 北岳・甲斐駒・仙丈(山と渓谷社)2001年4月』にもこのコー
スが出ていた。
コースタイムを合計すると登り8時間、下り6時間の14時間であった。
コースタイム17時間の飯豊山を11時間半の日帰りで歩いたことがあるので、何と
かなると思い登ることに決めた。
一応、非常時に備えヘッドライトなどを持った(道迷い等に備えそれらを持っていく
ことが多い)。
また川沿いの林道は、時間短縮のため、サイクリングを楽しむために、自転車を持っ
ていった。

 国道20号線から少し入ったところにある釜無川源流のゲートに着いたのは朝6時
少し過ぎだった。
HPの写真のような厳重なゲートがあり「工事関係なきものの立入禁止」「徒歩、自
転車、バイク等による通行も禁止する」「この先、土砂崩れのため立ち入り出来ませ
ん」など、たくさんの看板が付いていた。

 自分1人なら、躊躇してしまっただろうが、先客が3人以上はいることは確かだっ
た。
それは、すでに車が2台止まっていて、途中客を送り届けて帰るタクシーにも出合っ
たからだ。

 また、看板に日付もないし、いつ付けられた物かもわからない。工事のじゃまにな
るから付けたとか・・。
 HPでも最近登った登山記録もヒットしているし、アルペンガイドにもあるコース
である。

 6時19分、柵の左側の石の上を自転車をかつぎゲートを越えて出発した。

 釜無川沿いの林道は、平らで路面もよいなかなか走りやすいコースだった。
自転車は内装3段のタウンサイクルだ。
途中、工事関係者の駐車場があり車が数台止まっていた。
その先に簡単なゲートがまたあった。(飯場跡まで合計3つのゲートだ。)

 快調に20分余走ると台風等の大雨で崩れて工事した跡に着いた。
そこから急な登りの林道になったので自転車を置いて歩くことにした。
ゲートから500mごとにあった表示を見ると「3.5km」とあった。
3.5kmを20分余で進んだことになる。
少しだけだが楽ができ時間を稼ぐことができた。

 道はすぐに川沿いのゆるい勾配になった。もう少し自転車で行くこともできた、と
少し後悔をした。
ここから先は、生々しい崖崩れの跡が多数あった。
現在も工事中でショベルカーが置いてあった。
林道が流され道を付け替えてあるところもあった。

 林道脇のフジアザミが長い林道歩きを癒してくれる。
少し行くと、「富士川の水源」という古い大きな金属製の看板もあった。
飯場跡手前には先日の台風の影響と思われる土砂崩れの跡が手つかずのままあった(
HPの写真)。
林道横の沢からの鉄砲水が山の上からの土砂を大量に運び林道を覆い尽くしていた。
釜無川源流のこの地域は大雨のたびに土砂崩れがあるのだろうと思った。

 8時過ぎ、飯場跡に着いた。
飯場跡には赤い屋根の新しい建物が建っていた。
その前で少し休憩した。
地図ではここから左岸に越すことになっている。
道を探すと、川に下りるところに対岸に向かって赤い矢印があるのを見つけた。

 そこを対岸に渡ると、やはり赤い目印を見つけることができた。
よかった。コースはあっている。
4年前の台風一過の幌尻岳を思い出していた。
台風で登山道が完全に流され探し出すことが出来なかった・・・・。

細くなった釜無川沿いを登っていく。
しかし喜んだのもつかの間、赤いペンキやテープは数分で見えなくなった。
沢を歩くしか道はない。
やはり登山道は流されたのだろうか?

 20分ほど歩くと、それは確信に変わった。
沢をそれ以上進めなくなったのだ。
仕方ないので、対岸に目を凝らし歩けるところを探した。

 あった!
10mほど下流に、小さな赤いテープを見つけた。
沢からよじ登ると数mの高さの所にはっきりとした登山道があったのだ。
そこからは台風の影響は少なく順調に歩けた。

 針葉樹の茂った急な坂を登っていく。
やがて、「この先 富士川の水源」の新しい標識があった。
ここまで全く標識がなかったので不思議な感じがした。
そのまま急な坂を登り続けると2又に出たが、表示がない。

 道が登っているのは右なのでそちらを選ぶ。
左は「富士川の水源」への道かもしれない、とも思ったが、先ほどの表示から離れて
いるので違うと思った。

 やがてダケカンバ林になり、足下にはシダが茂っている。
トリカブトなど夏の花の残りも咲いている。

 9時25分、横岳峠に着いた。
そこには今日見る2つ目の標識があった。
「この下に富士川の水源があります」とあり、木の杭に「横岳峠」と書いてあった。
どちらも立派な標識だが、先ほどの物より風化していて古そうだった。

 どうも登山ルートとしての整備はする人はないが、
富士川の水源としては役所からの費用が落ちている感じであった。

 横岳峠で10分余、休憩した。
ここは少し広いし平らで、草が刈ってある感じでテントを張るのに適している。
ガスが出てきたが、ここまで登ればあとは尾根歩きだ。

 初めは少し登りだ。
しかし尾根歩きは楽しいので苦痛ではない。
また歩きにくい所もなかった。

 10時41分、三角点に着いた。
2607mの三角点ピークかと一瞬思ったが、
それは登りの途中にあったので「三角点ピーク」とは違うことがわかった。
なんでそんなところにあるの?といった感じだった。
結構この登りは体にこたえた。

 ガスは近くにはないが山々にかかり展望を妨げている。
ぼーとして歩いていると、
三角点ピークから少し下ってからもう通り過ぎてしまったことに気づいた。
山道の両側にはシャクナゲがたくさん生えていた。
ガスが薄くなり山容が見えてきた。

 11時半過ぎ、角兵衛のコルに着いた。
山頂まではあと一登りだ。
少し休んでから出発した。

 そこから3分ほど歩くと、角兵衛沢分岐だった。
12時過ぎ、2685mの鋸岳山頂に着いた。
山頂にはヘルメットにロープをもった若者3人組が休んでいた。
甲斐駒まで縦走で、今日は行けるところまでという。
私も縦走のコースも考えたが、今回はあきらめたので余計にいいなぁ、という気持ち
が強くなる。

 今日は展望がなく残念ではあるが、念願の鋸岳に無事登れた喜びをかみしめた。
しかも予定より早めで、空が明るい内に下山できそうである。

 3人組はそのうちに出発し、山頂は私1人である。
のんびり休もうと思って昼食を取ってくつろいでいたが、コバエがうるさい。
何匹も顔に付いてくる。
あまりにうるさいので12時半前、下山することにした。

 コースがわかっている来た道を戻ればいいので安心だ。
10分で角兵衛沢分岐、3人組はここから登ってきたのだ。下を覗くとガレた急登で
楽ではない。
私のように日帰りの軽い装備ならまだしも、ビバーク用の装備を一式持てばかなりの
重さになる。

 順調に下り角兵衛ノ頭と小さなピークを越え、1時に三角点ピークに着いた。
その手前では、少しガスが晴れ、鋸岳やその他の山が見えてきた。
鋸岳の特徴のある山頂のぼっちを今回初めて見た。

三角点ピークには林道で追い抜いてきた中年夫婦が休んでいた。
彼らは鋸岳登頂後、角兵衛沢に下り、「大岩下ノ岩小屋」にビバークするという。
ゲート手前であったタクシーは彼らを送ってきたものだったのだ。

 彼らと5分ほど話し、急坂を下っていった。
1時少し前、横岳峠に着いた。
そこにはテントが張られ中年夫婦が休んでいた。
下の釜無川源流から水を汲み上げここに泊まり、明日鋸岳にアタックするという。
それものんびり出来ていいな、と思った。
彼らと10分ほど話し下っていった。
源流表示近くでは、沢の水を飲んでみた。おいしい!
沢の水は冷たくてミネラル豊富で本当においしい。

 途中、単独の男性にあった。
彼も、横岳峠にテントを張るという。
私は中年夫婦がいることを告げ、下っていった。

 樹林帯を快適に下り、釜無川沿いの道に出た。
登りでは20分ほどコースを外れたので今度ははずれないように歩いたが、やはり目
印を見失った。
仕方ないので、沢を下っていけば飯場跡に着くことはわかっているので沢を歩いた。
ずんずん下っていき、この辺かな、と左岸を見ると20mくらい上流に飯場跡の赤い
屋根の建物が見えた。
行き過ぎていたので戻って河原から上った。
(またしても、数分であるが道に迷ってしまった。道が流されているので仕方ないこ
とだが・・・)

 飯場跡には20人くらいの中年グループがいて、建物の1階土間に宿泊スペースを
作っていた。
今日一日、何組かに出合ったが、みんな登り方や過ごし方が違っていた。
ガイドブックに十分出ていないからであり、おもしろい。

 数分休憩してから、3時に出発した。
ここからは長い林道歩きだ。
自転車を止めたところまで約6kmある。
疲れない程度にすたすた歩いた。

 少し下りということもあり自転車を置いた3.5km地点には1時間4分で着いた。
すぐに自転車に乗り走り始めた。
しばらく走るとシャベルカーなどで道路を工事しているのが見えた。

 近づくと、道路に幅3m余、深さ1.3mほどの穴が2つあいていた。
1つには工事用の鉄の板が2本かかっていて通れたが、もう1つは今掘っているとこ
ろだった(写真)。

 どうしよう、と困って見ていると、
「この道は歩行者も自転車も通行禁止だよ。ゲートに書いてあっただろう。通行人が
あると工事がやれないんだよな。少し待ってな。」と言う。
やはり通ってはいけなかったのだ。
「すみません。」と、言って私は工事を見ていた。

 10分ほど待っただろうか、工事用の鉄の板を架けてくれて通ることができた。
「ありがとう。すみませんでした。」
私は急いで通った。
(帰宅後、2007年2月発行の日本二百名山 登山ガイド[山と渓谷社]を見ると、
地図上に登山道は書いてあるものの「ルートは存在するが、釜無川に沿って付けられ
た道は砂防工事用のため一般車はもちろん、徒歩による通行も禁止されている」と出
ていた。)

 4時半過ぎ、車に着いた。
帰りは国道20号線を少し甲府方面に走ったところにある道の駅「信州 蔦木宿」の
『つたの湯』に入り汗を流した。
 ここは、夜10時までやっていてジャグジー、サウナ、露天風呂とそろっているの
で利用することが多い。

 疲れをとって、2つ目の二百名山「和名倉山(白石山)」に向かった。



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆masarusのコーナー◆◆    ・・・ 山岳レースで転落死 ・・・

 昨日(10月22日)の新聞に「山岳レースで男性が転落死」、という記事が載っ
ていました。10月20日午後11時半ごろ、東京都奥多摩町原の小河内峠付近の山
中で、「日本山岳耐久レース」の参加者がコース脇の斜面を転落し、死亡したという
ものです。
 奥多摩山域をめぐる71.5kmのコースを24時間以内に走破するレースに参加
していたそうです。
 事故は今回が初めてだと書いてありましたが、いつかは起こるのではないかと私は
危惧していました。
 それは日中、注意して歩いていても転落することはあります。しかも、夜間の移動
は登山道がよく見えないのでコースをはみ出し植物を痛めたり山肌を崩したりするこ
とも十分考えられます。だから夜間のレースは危険であり環境にもよくありません。
 私の山歩きは、ほとんど夜間は行動していません。また、ストックや杖などを使っ
てはいません。これも、登山道にストック等の穴を開けたくないからです。また、な
るべく、両手を自由にしたいからです。(膝が悪かったり安全のためにストックを使
うのを反対しているわけではありません。)
 ちょうど4日前(18日)の、同じ朝日新聞、読者の『声』欄に「集団で山走り 
危なくて迷惑」という投稿が出ていました。これは約800人が参加した「高尾山天
狗トレイル」に遭遇した新聞読者からのものでした。参加者だけでなく、登山者も巻
き込まれる心配もあるわけです。
 是非、企画する関係者には一考してほしいですね。

(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
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2007年10月16日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第190号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第190号 2007/10/16 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 北海道では平地でも積雪があったり各地から紅葉のたよりが届いています。
いよいよ秋が深まってきましたね。例年より紅葉が遅れているというニュースも目に
します。お出かけの際には紅葉などのチェックをして出かけるとより楽しい山歩きに
なると思います。
 出かけられない人は、私の紅葉の山歩きのHPを見て楽しんでください。
穂高岳(3190m)http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama55/yama55.htm
悪沢岳(3141m)http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama83/yama83.htm
巻機山(1967m)http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama27/yama27.htm
苗場山(2145m)http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama32/yama32.htm
笠ヶ岳(2897m)http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama57/yama57.htm

 今回紹介する山は、Mt.プーシー(ラオス、ルアンパバーン)です。
NO187で Mt.ナムソンとナムソン滝のトレッキングを紹介しましたが、ラオス第
2弾です。高さは低くあっという間に山頂でしたが、展望はよかったです。
  
 一宮市の清水さん、「私の出会った日本百名山」CDの件は了承しました。今週末
『山歩きの楽しさ〜日本百名山と焼津アルプス〜』という講演会を私のHPを見せな
がら行います。現在修正中ですので200号突破記念でおわけすることが出来ると思
います。よかったらどうぞ。なお、清水さんに5回ほどメールを送っていますが、届
かないようです。調べてみてください。

 
【今週紹介する山】


 Mt.プーシー(700m) [ ラオス、ルアンパバーン ]


 
私の印象は

 「 ルアンパバーンの町が一望できるというのですぐに登った Mt.プーシー 」



【歩いた日】     2007年8月25日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

 メインストリートのホテル16:30発−16:38 Mt.プーシー登り口−16:

45 Mt.プーシー〈700m〉17:20−17:25 Mt.プーシー登り口−17:

33ホテル着


   【 登り(宿泊ホテルから) 15分  下り(ホテルまで) 13分 

  計28分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。



【感想 等】

ラオスの首都ビエンチャンの北100kmほどの所にあるバンビエンからミニバス
で9時間半かかってルアンパバーンに着いた。
バンビエンではMt.ナムソンとナムソン滝のトレッキング(NO187)を楽しんだ。

Mt.ナムソンとナムソン滝のトレッキング(NO187)のHP→
 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama187/yama187.htm

ルアンパバーンはバンビエンから100kmほどの距離だが道がそれほどよくない上
に曲がりくねったり山をいくつも越えてくるので時間がかかった。
まさに1日がかりだ。
しかも、運転席の横の狭い助手席に2人掛けで窮屈で参った。

 今回の旅行は日数も短いので、安ホテルに荷物を置くとすぐに Mt.プーシーに向か
った。
 山に登りやすいようになるべく近くのホテルを取った。

 ここルアンパバーンは町全体が世界遺産になっている。今夜泊まる宿も世界遺産の
1つのような歴史を感じさせる建物であった。
明日、町の中を観光するにしても、その全体の様子をつかむにはまず、 Mt.プーシー
に登るのがよいと思ったのだ。

  Mt.プーシーは海抜こそ約700mだが、もともと町の標高550mほどと高いと
ころにあるので山自体は150mほどの小高い山である。

 16時半、ホテルを出てメイン通りであるシーサワンウォン通りを南西方向に向か
う。
わずか、数分でルアンプラバーン国立博物館が見えてきた。
その前にMt.プーシーの登り口があった。

 登り口からHPの写真のようななだらかな石段を1・2分登ったところに小さな建
物があり、そこにおばさんがいて入場料を徴収していた。
20000kip(約2us$)だ。
1時間のマッサージが30000kip(約3us$)と考えると、高いかなという料金だ
が、外国人から金銭を得るには良い方法だ。
外国人の懐にはそれほど痛くはない金額でもある。
HPの写真の石段には誰も写っていないが、多くの外国人が展望を楽しむために登っ
ていた。

 南国の木立に囲まれた石段を7分ほど登るともう頂上だった。(ガイドブックには
328段あると書いてある。)
500mlのペットボトルの飲料水を用意し、気合いを入れて登ってきたのにあっけ
なく着いてしまった。
ほんとに150mの高さがあるのか疑問である。

 山頂からは360度の展望だ。
HPの写真は北東方向に見えるナムカーン川と町並みである。
その右の写真は南東方向の小高い岩とメコン川である。
ここで多くの観光客が順番に写真を撮っていた。
ルアンパバーンはメコン川とナムカーン川に挟まれた町である。
2つの川は雨期ということもあり赤茶色の水をたたえていた。

 山頂にはタートチョムシーという高さ24mの塔のような建物があり、その中に仏
像が安置されていた(HPに写真)。
ぐるっと1周ゆっくり展望を楽しんだ後、多くの観光客がするように涼みながら景色
を眺めていた。
頂上の端の方には機関銃だか高射砲の残骸があった(HPに写真)。
敵の飛行機や攻めてきた人を撃つには絶好の場所でもあることを気づかせてくれた。
かつて世界中のこのような場所がそうであったように・・・。

 山頂には東洋系の顔は少なく、日本人は私1人であった。
ルアンパバーンはヨーロッパ人に人気があるように思えた。

 30分余休んでから下山を開始した。
登り口までわずか5分であった。
傾斜もちょうど下りやすくできている。

 ルアンプラバーン国立博物館の横の通りではナイトバザールの準備をしていた。
山岳民族が民芸品を売るために並べていた。
少し覗いてから、ホテルに戻った。

 汗をかいたのでシャワーを浴びて、メコン川沿いのレストランでビアー・ラオ(ビ
ール)を飲みながら夕食を取り、ここでの一番の楽しみである「托鉢」を見るために
早く寝ることにする。
 


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆masarusのコーナー◆◆    ・・・ メルマガ・HP充実に向けて ・・・

 たかさんからのメールです。
「はじめまして。購読することとなりました。宜しくお願いします。」
たかさん、メールありがとうございます。大変うれしいです。読者が増えて、みなさ
んとの交流がより拡大することはうれしいです。
 よかったらみなさんも友人知人に紹介してくださるとうれしいです。

 小沢さんからのメールです。
「毎週メルマガを楽しく読ませてもらっています。私は10年前まで東京に住んでいま
して今は故郷の岩手在住です。東京にいた頃は電車で行けるハイキングコースをよく
登りました。(百名山にはほど遠いです。)そしてビデオ片手にポイントをしぼって
撮りながら登りました。その時ただ撮るのではなくどんなことを思って登っていたの
かも保存したくてしゃべりながら撮りました。
そのなかで特に感銘したのは丹沢山系の塔ノ岳を中心とする縦走でした。山登りをは
じめて数年しかたっていなかった頃なので下山中に真っ暗になってしまい焦った事が
あります。今はなかなか山登りの時間がとれなくて行っていません。地元には岩手山
をはじめ焼石岳、早池峰山があるのでいつかはと思っています。
ホームページで写真入りの記事、写真指定文の所に平行して写真を載せていただけれ
ばと思います。写真が掲載されている下段までスクロールしなくてもすみますから。
個人的な意見ですみませんでした。では、またメルマガを楽しみにしております。」

小沢さん、メールありがとうございます。丹沢はいい山ですね。だから多くの登山者
で賑わっています。私は2度しか登っていませんが、大変印象に残っています。
また、東北の山もいいですね。私は8月下旬に行くことが多かったので高山植物も終
わりかけていました。退職後、花の時期に行きたいと思っています。

 HPの件、わかりました。
百名山紹介までの100号は左に写真を配置しました。その方が文を書きやすいし、
見やすいと思ったからです。ただ、私の技術的な問題でHPビルダーを使ってHPを
作成しています。しかも、枠付きでないと写真の横に配置できません。
一太郎などのワープロソフトのように自由に枠や文が配置できるといいのですが、う
まくいきません。どなたか操作方法がわかったら教えてください。(私が使っている
のは古いバージョンの6です。)
できれば、201号からリニューアルしたいと思っています。


(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
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◆◆次号予告◆◆  鋸岳(2685m) [ 二百名山、山梨県・長野県 ]  

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2007年10月06日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第189号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第189号 2007/10/06 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 9月は例年ない暑さでしたね。
10月に入っても暑かったり涼しかったりしています。
みなさん、風邪を引かないように気を付けてくださいね。
また、大型台風が来ています。3連休に影響がないといいのですが・・・。。

 今回紹介する山は、玄岳に続いて登った日金山(ひがねさん771m)です。
伊豆スカイライン歩きは少し危なくお勧めできませんが、9月の初めにしては歩きや
すい気候でした。日金山登頂後は石仏の道を下り、湯河原で温泉に入りました。
9月に入り、久しぶりに「歩いた!」という1日になりました。。  

 
【今週紹介する山】


 日金山 (ひがねさん 771m) [ 静岡の百山  熱海市、函南町 ]


 
私の印象は

  「 車道歩きが長かったが、下りの『石仏の道』と温泉を楽しんだ 日金山 」


【歩いた日】     2007年9月8日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

 玄岳〈798m〉登頂(NO188)後−氷ヶ池(昼)11:32発−12:00滝知山

〈649m〉12:10−12:45熱海峠12:50−13:02姫ノ沢公園−1

3:10日金山(十国峠)〈771m〉13:20−13:46岩戸山分岐−14:

10取水場−14:30登山口−15:00落合橋


 【 登り(氷ヶ池から) 1時間23分 下り(湯河原へ) 1時間40分

                            計3時間3分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


【温泉】        湯河原温泉「ままねの湯」 (200円)



【感想 等】

 (前号NO188より続く)氷ヶ池で昼食を食べた後、日金山に向かう。
ここまでは標識があったのに、途切れる。
25000分の1の地図にも「伊豆スカイライン」の車道しか表示がない。
それはわかっていたことだが、すばらしい高原に歩道がないのは残念である。

 しかたがないので、車道脇の牧草地を歩き出す。
草が刈られていて歩きやすかったが、5分ほどで牧草地は終わり行き止まりだ。
幅2mほどの道のようなものも見えたので行ってみたが、草が生い茂り歩ける状態で
はなかった。
それで、車道の溝を歩いた。
それも、すぐに途切れたりするので、右の方に草地があるときはそこを歩き、草地が
ないところは車道の隅を歩いた。

 30分ほど歩くと滝知山という標識が見えてきた。
地図上では道路の西側の少し高いところが山頂だが、道路脇の東側に駐車場と共に展
望できる場所があった。
天気も快晴、相模灘が気持ちよさそうに見えた。
玄岳への登りは蒸し暑く汗をかいたが、高原状の伊豆スカイライン歩きは風が通り気
候的にはまずまずであった。
(日金山へのコースの80%は車道を歩いたので、交通事故の危険性が高く、あまり
勧められない。)

 滝知山で10分ほど休んでから、また車道歩きだ。
しばらくすると、進行方向に日金山が見えてきた。
山頂に見覚えのあるレストハウスがあるのですぐわかった。
まだまだずっと先の方に見える。予定の時間に着けるのか、少し不安になった。
HPの写真のように標高差は余りないので何とかなるだろうという気持ちも半分あっ
た。

 ほぼ北に進んでいた道も大きなヘアピンカーブを過ぎ、熱海峠に着いた。
ここに伊豆スカイラインの料金所がある。
有料道路を歩いてきたので注意されるかもしれない、と思ったがうれしいことに何も
言われなかった。
この峠は静岡から熱海に行くとき通る所だ。
伊豆スカイラインと熱函道路が十字に交差しているのだ。

 前方に日金山が大きく見える。もうすぐだ。
25000分の1の地図では、山頂の所に「十国峠(日金山)」と書いてある。
私も今朝まで十国峠を別名で日金山という事を知らなかった。
このスカイラインは何回か通ったことはあるし十国峠にも来たことはある。
スカイラインの駐車場からケーブルカーで山頂に行ったこともある。
今朝の資料調べで日金山と十国峠が初めて結びついた。

 熱海峠で5分ほど休憩をし、すぐ先にある細い車道を登っていくと姫ノ沢公園だ。
その先の新しい東光寺の建物の左を登っていくとその先が草原になっていて、向こう
に建物が見えた。
それがケーブルカーの山頂駅でありレストハウスだ。そこに山頂がある。

 氷ヶ池から約1時間半。日金山の山頂に着いた。
久しぶりの晴れで、大勢の観光客がいた。
山頂の表示は、やはり十国峠だった。
ここからは十国が見えるのだ。
伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、武蔵、相模、安房、上総、下総だという。
いくつ見えたかはわからないが、快晴のため湯河原の町並みや真鶴岬が手に取るよう
に見えた。
HPの写真のように近くの岩戸山も大きく見えた。

 観光客のあまり来ない、レストハウスの2階から展望を少し楽しんだ後、下山を開
始した。
来た道を姫ノ沢公園まで戻り、そこにあった標識に従って左に下る。

 よく寺社にある赤い字の書いた幟が山道の脇に立っている。
15分ほど下るとお寺だ。これが本当の日金山東光寺だ。

 東光寺のお地蔵さんの所には風車がたくさんさしてあった。
しばらく境内や石仏を見た後、「日金山石仏の道」に向かった。
そこは、全部で42丁目まである。
木々に囲まれた歴史の道を歩く。

 東光寺から5分ほど下りたところに岩戸山への分岐があった。
ここからが本格的な石仏の道だ。
石仏は○丁目の石柱と同じ大きさの物が多く、立ち止まってじっくり見るほどでもな
かった(写真)。
すいすい下りて25分で取水場に着いた。湯河原町の水はここが源泉なのか?
飲んでみた。天然の水はおいしい。これも山の楽しみの大きな1つだ。

 そこから20分下ったところが、登山口だった。
14時半だ。順調に歩いてきている。
舗装された車道を30分下って1丁目の落合橋に着いた(写真)。

 15時、on time。
やった!
近くのコンビニで缶ビール2本買い完歩を祝って1人喉を潤す。
コンビニの店長にネットで調べてあった「湯河原温泉 ままねの湯」の位置を聞く。
近くの橋を渡った路地の奥だった(写真)。

 内湯以外何もないが地元の温泉はいい。
写真のように常連客が入浴後外で休んでいた。
彼らと少し話をして入る。
泉質は弱アルカリ性低張性高温泉で源泉82度、PHは8.6だという。
いつもはかなり熱めだそうだが、この日はちょうどよくて助かった。
湯治客もあるそうだ。

 温泉から出て、駅へのバスを待っているとおばあさんと目があった。
彼女は毎日山の上の家から1時間かけて下りてきて、温泉に入りバスで帰るのが日課
だという。
このおばあさんはなかなか健康によいことを考えたと、感心した。

 湯河原駅からJRで無事、18時過ぎに家に着いた。
1日の歩行時間5時間弱、久しぶりに歩いたなあ、という充実の1日だった。

 


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

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◆◆masarusのコーナー◆◆    ・・・ 楽しいから山に登る(15) ・・・

  『13, 人や自然にお世話になり、お返しできる楽しさ』

 楽しいから山に登るのNO15、最後は『13, 人や自然にお世話になり、お返しで
きる楽しさ』です。

 時々書いてはきましたが、意識するか否かに関わらず、人々の協力・助けがなくて
は私たち素人は山歩きが出来ません。

 里山である「焼津アルプス」でさえ、南アルプスのトレーニングで30kgの荷物を
背負って少しコースを外れたらいばらの道だったり足場が悪かったりして、いつもは
5分で澄むところを30分かかった事もあります。
 また、普通の山歩きでも伸びたススキで手を切ったこともあります。
下草を刈ったり台風などで荒れたところを直したりしてくださる方があるからこそ、
私たちは安心して快適に歩けるのです。本当にありがたいことです。

 かつて12月の暮れに焼津アルプス満観峰に向かって歩いていると知り合いの農家
の若い衆が鎌などを持って数人で下りてきました。
 聞くと、彼らは静岡側と焼津側で交代で山頂の草刈りをしているという。
私たちが山頂の草原で快適な気分を味わえるのも彼らのおかげだとこの時初めて知っ
たのでした。

 これは、全国の山で言えることです。表示を付けたり登山道を整備したり山小屋・
避難小屋を作ってくれたり・・・。

 それだけではありません。
登山口までの道を整備してくれたり、道路で道がわからないとき教えてくれたり、私
たちがお世話になっている方は数えられないくらいです。

 HPに山の情報を書き込み利用させてくださっている方にも私はお世話になってい
ます。
電話で役場や警察に情報の提供をお願いすることもあります。こんな方にもお世話に
なっています。

 これらの事があって、初めて山歩きが出来るのです。

 また、家族や職場の人達の協力もありがたいです。
サポート体制がないととても山歩きを続けることは出来ません。

 そして、このメルマガを読んでくださっているみなさんのお力も大きいです。
叱咤激励や励ましのメール、活用してくださっている方々。
それらも楽しい山歩きが出来る要因の1つです。

 つたないメルマガですが、私が多くの人にお世話になっているお返しが少しでも出
来る喜びを感じています。
 これからも、微力ながらメルマガ&HPを作っていきたいと思っています。


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