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2007年05月29日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第175号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第175号 2007/05/29 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 あと少しで6月ですね。私は装備が軽くなる夏山が好きです。
私のように夏山を楽しまれている方には、待ち遠しかった6月ですね。
平地では汗ばむ季節ですが、山ではすがすがしい風が吹く中や、涼しい樹林帯の中で
は快適ですね。梅雨が始まる前に近くの山に出かけてみませんか。
 
 今回は、静岡市の奥にある奥大光山(おくおおっぴかりやま)です。前回の続きで
あまりに気持ちよかったので、安倍峠から急遽行くことに決めました。
 期待して行って裏切られることもありますが、期待しないで行って今回のように思
ってもいなかった自然とのささやかな出合いもあります。


 
【今週紹介する山】

 奥大光山(おくおおっぴかりやま  1620m) [ 静岡の百山 ]


 
私の印象は

「 思いつきの山歩きだったがいろいろ楽しめた 奥大光山 」



【歩いた日】     2007年4月30日(月)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

 旧安倍峠12:34−12:57バラの段13:05−13:27ワサビ沢の頭−

14:02大笹の頭−14:22奥大光山〈1620m〉14:27−15:33大

滝分岐−14:47安倍大滝15:51−16:10三河口−16:22梅ヶ島

【 登り(旧安倍峠から)1時間39分  下り(梅ヶ島へ)1時間51分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。

 
【感想 等】

 〈前号NO174から続く〉
http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama174/yama174.htm

12時半頃、旧安倍峠で昼食を取った。安倍峠は、かつて来たときと全く変わってい
ない感じだった。
そこは、クマササに覆われ、樹木が茂っていた。
私は新安倍峠から舗装された林道を通り、下りていった。
(新安倍峠の変わり様はびっくりして旧安倍峠がどこだったか少し探してしまった。
安倍峠にはHPの写真のように2人の先客が昼食中であった。

 サブテーマに「いろいろ楽しめた・・・」と書いたが、それは奥大光山に行く予定
は全くなかった。歩きながら時間もあるし中腹の「バラの段」だけでなく周遊できな
いかと地図を見ていて思いついたのだ。
 初めての山では地形や予想タイムなどもわからず、なかなかコース変更は難しい。
周辺を何回か歩いたことがあるのでできたことだ。

今回歩いて、予想外に出合ったのは次のようなことだ。
・木にクマらしき新しい多数の爪跡。
・今まで見たこともない大変急な下り坂。
・白いたくさんのイワカガミの群落。
・久しぶりに見た安部の大滝。
期待していたわけではないので、余計に出合いがうれしかった。

 12時半過ぎ、バラの段に向かって出発した。
前号でも書いたが、新安倍峠まで車で来ることができるので人が多い。
私より少し前にもバラの段に向かって中年夫婦が登って行った。
ここは里山とは違った自然を手軽に楽しむことができる。
また、富士山のビューポイントとしても有名であり、コンテストや写真展でよく見か
ける。

 バラの段には、安倍峠からぐんぐん高度を上げていく。
30分ほど上がると三角点がある。そこがバラの段で、HPの写真のように富士山が
よく見える。
先日読んだ山と渓谷社の本「静岡県の山」だったと思うが、そこには梅ヶ島からバラ
の段往復のハイキングコースが紹介されていたくらいだ。

 バラの段から10分くらい行ったところで、写真のようなクマの爪跡らしきひっか
き傷のある木を数本見つけた。
それほど古くはない。
1週間くらい前の新聞で、もう少し静岡市街地に近い小学校のそばでクマを見かけた
という記事を読んだばかりであった。今回はクマ除けの鈴もラジオも持っていない。
出合ったときはその時だ、と心に決め歩くことにした。

 この稜線はずっと1600m台でなだらかで、多くが足下がクマザサで周りが灌木
だ(写真)。
残念ながら、新緑の芽吹きはまだだ。
大きな木が倒れ苔むしているものやキノコが生えているものもあった。
当然ではあるが、そこでは世代交代や他の植物との競争が繰りひろげられている。

 そんなことを考えながら歩いていたら「大笹の頭」に着いた。
そこは山道の上に三角点がある。なだらかなので表示がなければ大笹の頭に着いたと
はわからないくらいだ。

 そこからは奥大光山、1620mはすぐだ。
これもまたHPの写真のように表示がなければ通り過ぎてしまいそうななだらかなピ
ークだ。
その2〜30mほど手前に三河口に下る分岐がある。

 このコースは草木バス停から登り、大光山から梅ヶ島まで逆に縦走したことはある
が、ここから三河口に下るのは初めてだ。
 14時半少し前、下り始めた。
 1分ほど歩いて、この山塊では経験したことのない急坂であることがわかった。
地図の等高線を見てある程度はわかってはいたがそれが全くすごい。(写真で写して
もその高度感が出ないところが残念だ)
 しかしクマササの根があるのでそれほど滑らない。つまずいて落ちないように慎重
に下った。
しかもけっこう長く続く。
そして、HPの写真のような両側崩れているやせた山道も所々にあった。

 時々、緩やかな下りになり足を休ませてくれる。
30分ほど下ると、新緑の芽吹きがやっとある。
花のように明るく鮮やかな、黄緑色の葉が目を楽しませてくれる。

 山頂から1時間ほど歩くと、かなりのガレ場もあった。
ガレがどんどん進んでいるようで、木にトラロープ張り間違って行かないように防い
でいた。
このロープを渡した木ももうすぐ落ちてしまうだろう。

 そこからはやや暗い樹林帯の中を歩く。
半日陰のところに白いイワカガミが群生していた。
前回もっと遅い時期に大光山の稜線歩きでイワカガミを見ていたので
イワカガミと出合うのはもう少し後かなと今回は期待していなかったので余計にうれ
しかった。

 15時半過ぎ、「大滝0.2km」の表示のある分岐点に着いた。
短い吊り橋を渡り、滝からの力強い白い流れを見ながら歩くと安部の大滝に着いた。
落差90mで「日本の滝100選」にも選ばれているだけあって見応えがある。
前回来たのは20数年前かな、久しぶりに見て感激した。
(それで大判の写真をHPに載せた)

 そこから20分ほどで三河口に着いた。
植えられたものではあるが、そこの桜や深山ツツジが満開であった。
バス停では1区間の県道を12分で歩き、梅ヶ島に着いた。

 八紘嶺のおまけの山歩きであったが、期待してなかっただけに自然との多くの出合
いがうれしかった。
鳥獣ではウグイスを初めたくさんの鳥類(残念ながら名前はわからない)、リス、タ
ヌキに会えた。

◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆masarusのコーナー◆◆ ・・キャラバン製登山靴のソール剥がれる(2)・・

 前回、5年半履いた「キャラバン製登山靴GK40」のソールが剥がれてきたこと
を書きました。またこのシューズが4回目の故障であることも書きました。
 それ以外の2足は、オールシーズンの登山靴は20年、通風性のある軽登山靴は1
0年使っています。後者は底がかなり減りそろそろ買い換えの時期に来ています。

 ちょうど、5月20日の朝日新聞日曜版に「クッション長持ちシューズ」『素材頼
みから「構造改革」』という記事があり、ライニングシューズについての面白い記事
が出ていました。
 運動靴の耐久性は500〜600kmとされてきたそうです。それは、靴底がすり
減ったり布が破れたりするためだそうです。しかし、あるメーカーで500km走行
後にクッション性を調べたら30%も低下していたそうです。それでスポンジ素材を
やめてプラスチック波形の素材に変えたらクッション性も10%アップし、低下も6
%で済んだというのです。

 私の運動靴もスポンジが敷いてあるのですが、距離は履いていませんが、ややクッ
ション性下がってきています。
 でも、この記事を読むまでは、靴の寿命やクッション性の劣化が何年で・・・とい
うようには考えたことがありませんでした。

 ちょうど10日ほど前に、『なぜおいしいアイスクリームが売れないの?(シビル
・チョウドリ著、講談社)を読みました。面白かったです。だめな会社をよみがえら
せる3つのレッスンを物語風に面白く書いてあるのですが、これは他の職業や生き方
にも通じるものがあると思いました。
 アイスクリームで言うと、社員や消費者の意見をよく聞きおいしくするのはもちろ
んですが、おいしいアイスクリームを作っても売り方が悪ければ売れないのですね。

 では、靴ではどうでしょうか。
それぞれのメーカーには、是非商品の耐久年数や材質の良さを消費者に分かりやすく
知らせて欲しいと思います。

 そうすることがおたがいの利益になるからです。
メーカーにとっては特長を知ってもらえるし、消費者にとっても商品についての誤解
がなくなり、使用中のアクシデントがなくなるばかりではなく今後の購入計画を立て
やすくなります。

 今回もっときちんとした対応をしていただけていたらキャラバン製の新しい後続商
品を買っていたでしょう。残念でなりません。
次回、どんな靴を買おうかと、壊れた靴をスポーツ店に取りに行きながら陳列棚を見
渡しましたが、キャラバン製の靴は一足もありませんでした。
 ちょっとした対応が会社の浮き沈みにも影響するように思えてなりません。

前回少し書いたように、メーカーからの返答文に4つの質問及び意見を手書きで書き
込み、隅に書いてあったFAX番号当てに送りました。
FAXが届かない可能性もありますし、仮に届いても返事はないだろうと思っていま
した。そうしたら5日後に電話がかかってきました。〈次号へ続く〉

 みなさんからの登山用品で困った体験談を募集します。お待ちしています。
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆  尾白川渓谷、鞍掛山(2037m)、日向山(1660m)[山梨百名山]  

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2007年05月18日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第174号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第174号 2007/05/18 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

 前回のメルマガで、発行日が5月9日なのに「5月も中旬になり今日はとても暑か
ったですね。」と書いてしまいました。まだ上旬の終わり頃でした。訂正しお詫びし
ます。(10日過ぎに、出す予定で書いていて早すぎてしまいました。9日は半袖で
も暑い日で2時間ほど外にいましたので大変でした。)

新緑も深まってきましたね。例年なら梅取りをしている時期なのですが、昨年全国的
な大量の虫の発生で全部の葉を食われたためか、花は咲いたのですが実はほとんど実
りませんでした。今までにないことでした。
 
 今回は、静岡・山梨県の境にある八紘嶺(はっこうれい)です。八紘嶺は山梨百名
山及び静岡の百山に選ばれた山です。晴天が続いたGW前半に出かけました。。


 
【今週紹介する山】

 八紘嶺(はっこうれい 1918m)  [ 山梨百名山 静岡の百山 ]


 
私の印象は

「 初夏の日差しの中を雪山を見つつ歩いた 八紘嶺 」



【歩いた日】     2007年4月30日(月)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

 静岡市梅ヶ島8:33発−8:37登山口−9:18林道出合い9:23−9:3

8安倍峠への分岐−10:43八紘嶺〈1918m〉11:01−11:47安倍峠

への分岐−12:05新安倍峠P−12:24旧安倍峠


  【登り(梅ヶ島から) 2時間5分  下り(旧安倍峠へ) 1時間23分】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


 
【感想 等】

 人混みや大勢が集まるイベントが好きな人がいる。逆に、人混みは疲れるから等で
好きでない人もいる。
私は後者である。
 それで、前回・前々回(NO172,NO173)に書いたように、GWは避け、
少々天気予報は良くなかったがGWの1週間前に前から行きいと思っていた伊豆に出
かけた。GWは家でじっとしてようと思った。

 しかし、GWに入り、あまりにも良い天気になった。4月29日は快晴の中、空気
も澄んで富士山はもちろん、伊豆半島も駿河湾越しに手に取れるくらいに近くに見え
た。
 翌30日も良い天気だ。それじゃあ、静岡の奥にちょっと行って来ようかと、梅ヶ
島に向かった。
私にとって静岡の奥は、家の近くの焼津アルプスと並んでアルプス縦走時のトレーニ
ングの場でもある。以前書いたように、その中でも一番登るのが山伏岳である。

 今回は久しぶりにもう少し奥にあるこの八紘嶺に行きたくなった。八紘嶺は山梨県
と静岡県の県境にあり、北にある山梨県の七面山から歩いたり、西にある大谷嶺に行
き大谷崩れから下山したりしたこともある。
 今回は梅ヶ島温泉からの往復をしようと思い出かけたのである。

 8時半過ぎ、県道29号線の終点、梅ヶ島に車を止め登り始めた。そこには車は2
台ほどしか止まっていなかった。
かつて、GWや紅葉の時期には駐車する場所がなくて困ったものだ。今では安部峠ま
で車で行くことができ、そこに駐車場がある。だからここに少ないのか、まだ時間が
早いのか、みなさんは他の観光地に行ったのか・・・。ちょっと、びっくりしたが。

 舗装道路の横の階段を通り、その後林道を5分ほど登るとHPの写真のような登山
口がある。
そこから杉林の中を進んでいく。途中、樹木越しに大谷嶺などの山々が見える。アカ
ヤシオも少し咲いていた。
山道は地形図の等高線に垂直にどんどん標高を上げていくが、疲れない。
それは、先週歩いたばかりで体が山歩きに慣れていて、弁当・水筒だけ入った荷物は
軽いからか。

 登山口から40分ほどで安倍峠に通じる林道に出た。
そこには広い駐車場があって車1台が止まっていた。すぐに山道に入り緩やかに高度
を上げていく。
樹木も徐々に広葉樹が混ざった雑木に代わる。

 9時半過ぎ、安倍峠への分岐に着いた。歩き始めてから1時間、樹木越しに青空を
見ながら気持ちがよい汗をかいた。
ここからは稜線歩きだ。晴れの日のなだらかな稜線は快適だ。
足下にはクマザサが茂り灌木の間の山道を歩いていく。
少し行くと、右手にガレ場があり富士山が顔を出す(下の写真)。
朝、家の近くから見たときよりはっきり見える。富士山はいつ見ても、どこから見て
も美しい。
前にも書いたが、私は富士山がよく見える道を選んで毎日の通勤路にしている。また
、職場からも毎日その日の富士山の見え方を確かめている。
 
 富士山だけでなく、その他の山々もきれいに見える。方角から言って山梨県側だ。
詳しい地図がないのでわからないが・・・。

 若い単独の男性が下りてきた。彼は七面山の敬慎院からだという。かなり早い。
その後も3組5人に会う。みんな七面山からだ。

 その内に正面方向の木々越しに真っ白い南アルプスの山々が見えてきた。
前衛の山、緑の木々、青い空の元では目立ちすぎるくらいの白色だった。
(HPの写真は八紘嶺山頂の灌木の枝の間からの南アルプスであるが、途中の山道か
らはもっとはっきり見えた。)
GWの約1900mの稜線は半袖でいい暖かさだが、3000mの山々はまだまだ冬
だと思った。

 そんなことを思っていたら、なんと足下に雪が現れた(HPの写真)。
目を疑ったが、確かに雪であった。
1カ所だけだが、4月の初めに降った雪が残っていたのだ。

 木々の間から八紘嶺の山頂が見えてきた。山頂の西側は木はなくクマササだけだ。
ここからあと10分くらいだ。
そう思い気持ちも軽くなってきたとき、山道の灌木に目をやるとHPの写真のような
シカの食害にあった木々がいっぱいあった。山伏岳のヤナギランもそうであるが、シ
カの食害のよる被害が目立ってきている。
熊にしろ、シカ・イノシシ等にしろ、自然の動物と人間との共生をいかにしていくか
難しいところだ。

 そこから2分ほどで八紘嶺の山頂であった。
HPの写真のように葉を落とした灌木に囲まれていた。
その灌木越しに雪で真っ白になった南アルプスが見えた。
人は誰もいず、のんびり昼寝でもしようか、と思っていたら七面山方向からにぎやか
な中年3人組が来た。
それで11時過ぎ、安倍峠に戻ることにした。

 写真を撮りながらのんびり歩く。
梅ヶ島への分岐を過ぎ、12時過ぎ安倍峠の駐車場に着いた。ここは以前からの安倍
峠と区別するように新安倍峠と言っている。車は5台ほど止まっていた。
落石のために山梨県側には通り抜けできない。家族連れが昼食を兼ね新緑を見に来て
いる。

 私も昼食を取るところを探しながら歩いた。
結局、旧安倍峠に行き、そこで昼食を食べた。

 歩きながら「このまま下りるのもつまらない。奥大光山まで足をのばし、安部の大
滝を見て車に戻ろう」と思い、昼食後はもう一山、歩くことにした。
 〈次号に続く〉



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆masarusのコーナー◆◆ ・・キャラバン製登山靴のソール剥がれる(1)・・

 今まで山歩きで、登山中に2回ほど間近で登山靴のソールが剥がれ困っているのを
目にしてきました。中には山小屋で針金をもらい、ソールを縛って歩いている方もい
ました。

 私は現在、3つの登山靴を使い分けています。冬用の靴、雪があることもある春と
縦走用の靴、夏用の汗がこもりにくい靴の3つです。30年の間には何足も履きつぶ
してきました。底が減ったり破け始めたりして・・・。
 私も、台湾の山(2回目の玉山)でオールシーズンの登山靴のソールが剥がれ始め
水分が湿ってきたこともありました。そのときは無事下山できました。
 そんなことがあって、今では山から帰ると泥を取って洗ったり中敷きを干したりと
手入れをしています。

 今回は5年半前に買ったゴアテックスの登山靴のソールが剥がれました。
今も履いているオールシーズン用の登山靴はなんと21年前のものです。台湾でソー
ルが剥がれ出したので、1万円で底を交換し使っています。
 この「キャラバン製登山靴GK40」は、買ってすぐ1回の山行きで先端が少し剥
がれ修理してもらいました。その時はメーカーからお詫びの文面及び強力に接着した
との報告をもらいました。
 2年後にはひもを掛ける金具が取れてしまいました。
 3年目にはまた先端が剥がれ、剥がれたところを自分ではさみで切って使っていま
した。
 そして今回購入から5年半で、靴の手入れ中にソールの内側が剥がれ始めているこ
とに気づきました。
 それで、今までの修理の履歴を付けて購入店からメーカーに送ったのですが、クレ
ーム処理できないという電話があっただけで修理履歴のコピーも返ってきませんでし
た。不誠実な対応にがっかりしました。
 私はこの靴の履き心地が良いし気に入っていたので、残念でなりませんでした。全
体的に接着力が弱かった不良品ではないかと疑っていたのです。

 それで、靴を取りに行った折り、購入店にメーカーからの詳しい返事をほしいと伝
え、住所・TEL・FAX番号を知らせました。何日も待たされるのは嫌なので、す
ぐに連絡していただけるようにFAX番号を知らせ、返事はFAXでいいと伝えたの
です。

 5日後、FAXがあり、こう書かれていました。しかも、直接キャラバン社からの
FAXではなく、購入店からの間接的なFAXでした。

 件名:GK40検品報告
見解:お客様のご使用によるソールの摩耗と経年による劣化が原因でアウトソールが
   剥離した。

 こんな簡単な文面では納得できません。しかし、FAXには住所も電話番号も書か
れていません。それでは正式の会社からの文面とは思いません。
 FAX用紙をくまなく探すと、送り主のFAX番号が小さく印字されていました。
それで4つの質問及び意見を書いて送りました。   〈次号へ続く〉

 みなさんからの登山用品で困った体験談を募集します。お待ちしています。
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 奥大光山(おくおおっぴかりやま  1620m) [ 静岡の百山 ]  

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2007年05月09日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第173号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第173号 2007/05/09 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

5月も中旬になり、今日はとても暑かったですね。
そして新緑も深まってきましたね。山歩きにぴったりの季節です。
自然の中に出かけてみませんか?

 今回は、静岡県の伊豆半島の南にある三浦歩道です。通行止め箇所があり、予定を
縮めて石部温泉〜雲見温泉を歩きました。高通山も行く予定でしたが、通れないので
次回にしました。石部温泉では念願の平六地蔵の湯に入りましたが、大変良かったで
す。HPの写真を見ながらメルマガをお楽しみください。


 
【今週紹介する山】

 南伊豆 三浦歩道(石部温泉〜雲見温泉 160m) [ 静岡県 ]



 
私の印象は

「 伊豆西南海岸の展望を楽しんだ 三浦遊歩道 」



歩いた日】     2007年4月21日(土)


【天候】       晴れ


【コース及び時間】

 伊豆松崎町石部温泉13:27発−13:45黒崎展望台分岐−13:50黒崎展

望台13:54−14:03三競展望台14:08−14:37雲見温泉バス停

   【 所要時間(石部温泉〜雲見温泉) 1時間1分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。



【温泉】  石部温泉 平六地蔵の湯  0円


 
【感想 等】

 心地よい南西の海風に当たりながら南伊豆遊歩道(入間〜千畳敷〜富戸ヶ浜)を歩
いた後、車で伊豆半島の西海岸を北上し波勝崎に向かった。今回の伊豆の旅での最大
の目的は『波勝崎遊歩道』歩きである。
南伊豆遊歩道 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/yama172/yama172.htm

私の計画は、石部温泉から雲見を通りサルの放し飼いで有名な波勝崎まで歩き、自
転車で石部まで戻り、平六地蔵の湯に入って1日の疲れを癒す、といったものであっ
た。路線バスを使えないか、時刻表を見ながら乗り継ぎを検討したがうまくいかなか
った。それで、車まで戻る方法として自転車を持っていくことにした。初夏の風を浴
びながら登山&サイクリングを楽しもうという計画だ。

 この日の天気予報は雨の降水確率も高かったが、晴れ間も広がり天気はまあまあで
ある。
前座の『南伊豆遊歩道』も気持ちよく歩き、午後1時前には波勝崎に着いた。ここに
自転車を置き、出発点の石部に行こうとした。
HPの写真ように入口には遊歩道の看板と標識があった。しかし、遊歩道の真ん中に
「この先土砂崩れのため通行止め」とあった。ずっと楽しみにしてきた、一番の楽し
みを取られてしまい、かなりショックであった。
事前の問い合わせは全くしていない。チェックをしておけばよかったと後悔した。
 通行止めでも折り返しのコースだったり、エスケープルートがわかっていればその
まま通ってみることも考えたが、今回の計画はそれができない。仕方なく、コースを
短縮し『三浦歩道(石部温泉〜雲見温泉)』のみにした。

 午前中、『南伊豆遊歩道(入間〜千畳敷〜富戸ヶ浜)』を楽しんだので、『波勝崎
遊歩道』は次回の楽しみに回した。
そんなわけで、車で雲見まで戻り、雲見温泉バス停近くに自転車を置き、石部温泉に
車で向かった。

 石部温泉平六地蔵の湯に着くと、中年カップルが入っていた。HPの写真のように
ここは露天風呂で、混浴である。もっとも、水着でも構わないのでその女性は水着を
着ていた。
ここは海岸から標高1〜2mほどだ。
今回のコースは、この高さから150m以上登っていくのだ。

 午後1時半少し前に歩き始めた。川沿いに少しさかのぼると伊志夫神社がありそこ
から歩道は始まる。
少し上がると、三浦歩道と山道の2つに分かれる。(初めからこのコースだけなら、
三浦歩道を通って山道を戻ったり、バスで戻ってくることもできる。せっかく持参し
た自転車を使いたくて今回の選択になった。)

 私は展望のいい三浦歩道の方を進む。
少し急な坂を登っていく。20分ほどで少し平らになり、黒崎展望台への入口の標識
がある。
わずか5分ほどなので寄ることにする。
このコースは、午前中に歩いた『南伊豆歩道』とは違い、コースのほとんどは山の中
でその途中に海を見下ろす2つの展望台がある。
コース中の植物は普段、家の近くの里山で見かけるものとは違っていた(HPの写真
)。また、ウラシマソウが黒紫の首をもたげ、釣り糸状のひげ?をのばしていた。ち
ょうど、開花時期の初めで道の近くに何百株も目にした。
 
 黒崎展望台からは駿河湾や近くの石部や岩地の海岸線がよく見えた。遠くの山は雲
がかかっていてよく見えなかった。
黒崎展望台からほぼ平坦な道を10分ほどで三競展望台だった。こちらは歩道のコー
ス上にあり、HPの写真のように東屋もあった。
標高160mほどの展望台からは駿河湾や遠くの海岸線はよく見えた(HPの写真)。

 そこから急な坂を10分余で国道136号線に出る。少し国道に沿って歩き、国道
沿いの山の中の歩道に入る。
そこには「石切丁場跡」がある。江戸城の石垣を築き直すのに使ったという看板があ
った。切り出した跡はかなりの空間になっていた。
ここの標高は50mほどなのですぐに雲見の集落だ。
5分ほど歩くと、雲見温泉バス停だった。

 そこに置いてあった自転車に乗り、国道136号線を戻る。
この国道は、雲見から石部までは海岸線に沿って標高10m〜50mの所を通ってい
る。
masarus のコーナーに書いたが、私は学生時代数年間の長期休みを使いサイクリング
で日本一周をしたことがある。
自転車さえ良ければ、少しの上り坂は平気である。
しかし、今回持参した自転車は通勤通学用に内装三段変速の普通のタイプである。そ
のため、上りには苦労したが坂があまり急でなかったことと、HPの写真のように海
岸の風景が良くて疲れを忘れさせてくれたことが幸いして、走りきることができた。
このコースは山歩きよりもサイクリングに向いているかも・・・とも思うくらい、初
夏の南西の風を感じながらのサイクリングは気持ちよかった。わずか15分で石部温
泉に着いた。

 石部温泉平六地蔵の湯は2年前の2月下旬に、長九郎山、八丁池に登ったときに寄
ったが、入れなかった。冬季は休業ということを知らなかったのだ。私の持っていた
ガイドブックにも出ていなかった。それで、今回は再挑戦だった。
長九郎山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama132/yama132.htm
八丁池  http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-b/yama102/yama102.htm

 ちょうど、バイク野郎が1人入っていた(写真)。この泉質はガイドブックには「
含塩化土類食塩泉」とある。海の水よりは薄いがかなり塩辛かった。
無料であるので洗い場も手桶も石鹸もいっさいない。そのシンプルさもいい。
 私は手で湯をすくい汗をかいた体にかけて入った。温度はちょうど良かった。
先に入っていた人が出たら、水着をはいた若い男の人が入ってきた。女性はいなかっ
たが、水着を着てはいるのに少し驚いた。私が入浴中にあったのはこの2人だけだっ
た。できれば、地元のおじいさん、おばあさんと会いたいと思っていた。
 というのは、集落を歩いていてシニアカーに乗ったおじいさん、腰は曲がってはい
るが元気そうに山の畑に向かうおばあさんを何人か見かけたので話してみたいと思っ
たのだ。元気の源はこの温泉なのか、海の幸・山の幸なのか、年を取ってもやれる仕
事を進んでやることなのか・・・。
その楽しみも次回に持ち越すことにした。

 私は屋久島に宮之浦岳に登りに行って入った「海中温泉」に深夜に入り、地元の老
人と話して楽しかったことが今でも脳裏に焼き付いている。
宮之浦岳 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama100/yama100.htm


◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 楽しいから山に登る(7) ・・・

  『8,健康づくり・健康の保持』

 「楽しいから山に登る」の6つ目は、『健康づくり・健康の保持』です。
私の山歩きは以前、冬休み・夏休みが中心でした。内容もアルプスの縦走だったり、
何日間かの遠征だったりしました。それも、大変楽しいものでした。
 今はだいたい月に1度の山歩きを楽しんでいます。
数年前にぎっくり腰をやってからは会議などで腰に疲れがたまると、すぐに医者に飛
びついて電気やマッサージで治療してもらっていました。治療をやってもらっている
ときは気持ちがいいのですが、完全には治りません。治療に行くと、いつも同じ顔ぶ
れがいるのです。要するに背筋や腹筋等の筋力が落ちて治らないのです。
 それで、毎月歩くようにしたら、腰に疲れがたまることが減りました。
 それどころか、積極的に健康づくりをしようという気持ちになりました。歩き方を
その時々によって変えるのです。ある時は筋肉疲労をあまりつくらないように歩き、
またある時は疲れさせて筋肉を増やす方向で歩く。コースタイムがかなり速いときは
後者の歩き方です。例えば、コースタイム17時間を約12時間で歩いた飯豊山など
の山歩きがそうです。
飯豊山 http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku/yama19/yama19.htm

6年ほど前からそのような歩き方をしています。
おかげで、健康診断でもあまり悪いところはなくなりました。健康であることが、楽
しさを感じる第1段階ですよね。

 私の知り合いでも、毎月歩くようになって、膝が治ったり健康になった人はたくさ
んいます。みなさんも、健康づくり・健康の保持のためにも山歩きをしましょう。
 現在、山歩きをやめている方や病気の方は、まずは平地歩きから始めたり医者と相
談したりしてから取り組んでみてください。
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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2007年05月03日

週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第172号

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☆☆☆  週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第172号 2007/05/03 ☆☆☆

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 みなさん、こんにちは。

GWまっただ中です。
みなさんはどのようにお過ごしですか?
私は5月3日の今日は地域のゴミ拾い活動に参加後、『浜行き』という地域の方々が
食べ物の持ち寄りによる飲食会に参加しました。ビール・日本酒は自治会が用意しま
す。場所は近くの河川敷で行いました。東海沖地震が心配な静岡ですが、毎年2回行
われるこのような会で交流を深めていけば、いざというときに良いかもしれません。

 今回は、静岡県の伊豆半島の南にある南伊豆遊歩道です。入間漁港から千畳敷に寄
り富戸ヶ浜まで歩き戻ってきました。三坂富士(280m)の山腹を海岸沿いに付け
られた遊歩道を歩くコースですが、なかなか気に入りました。写真がきれいですので
HPでご覧ください。


 
【今週紹介する山】

 南伊豆遊歩道(入間〜千畳敷〜富戸ヶ浜 160m) [ 静岡県 ]


 
私の印象は

「 初夏の気持ちの良い海風を浴びながら歩いた 南伊豆遊歩道 」



【歩いた日】     2007年4月21日(土)

【天候】       晴れ

【コース及び時間】

 南伊豆町入間10:05発−10:30千畳敷10:40−11:21富戸ノ浜1

1:34−12:21入間P

   【 行き(入間〜千畳敷〜富戸ノ浜) 1時間6分   

                  帰り(富戸ノ浜〜入間) 47分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。


 
【感想 等】

 まずは、HPの写真を見てほしい。
山歩きで見る山の木々や山から見下ろす平野や他の山々の展望もすばらしい。
でも、HPの写真のような海の展望もすばらしいとは思いませんか?

 私は春になると伊豆に行きたくなる。
伊豆には春や初夏がより早くやってくるような気がしてそれを全身で感じたくなるの
だ。
そのイメージを抱くのは、2月に咲く河津桜や南伊豆のマーガレット畑の影響だろう
か?

 ただ、伊豆は入るための主なルートが国道135号・136号の2本で、渋滞が多
く私の中では県内にありながら伊豆は感覚的に遠い。
そのため、四季を通して伊豆が好きでありながら行くのを躊躇してしまう。
どこもそうであるが、GWや一番美しい時期が混む。
それで、今回はGWより1週間前に出かけることにした。

 前日、仕事が終わってすぐに伊豆に向かう。
静岡から伊豆市の修善寺まで94km。平日の夕方なので三島で少し混んだくらいだ
った。
(ニュースでよく休日の渋滞情報をやっているので時間がかかる気がするのだが思っ
たより早くてうれしくなった。)

翌日、南伊豆の西海岸、入間に向かう。
 修善寺から南伊豆は近くはないが、伊豆西海岸を通る国道136号線はスムーズに
走れた。
天気予報はあまり良くなかったが、前夜の雨による朝霧が取れラッキーなことに晴れ
てきた。
10時少し前に入間に着いた。

 HPの写真のように小さな入間漁港は時間が止まったかのように静かだった。
駐車場には軽トラック3台が止まっていたが、ひと気はない。それどころか、集落で
も誰にも会わなかった。
10時過ぎ、昼食と水筒を持って出発した。
富戸ノ浜で昼食を食べようという計画だ。
時間があれば、もっと南東にある中木から歩いたり、富戸ノ浜から吉田まで足をのば
すこともできる。
今回は交通の便がうまくいかず、富戸ノ浜で折り返すことにした。

 入間漁港の奥から木々の生い茂る山道を登っていくと、すぐに太平洋の青い海が見
えてきた。
磯や断崖に打ち付ける波の白さと紺碧の海のコントラストが美しい。
砂浜の海岸も好きだが、男性的な磯もいい。

少し行くと、コンクリートの細い林道に出た。
車は通った形跡はないのでかつては使われていたのだろう。
千畳敷への道路だったのかもしれない。

 空には銀色の飛行船が飛んできた。
天気も良くなったし飛行船からは伊豆半島がきれいに見えているだろう。
コンクリート道は緩やかに登り少し下ると行き止まりだった。
そこから細い道が延びていた。しばらく進むと眼下に千畳敷が見えてきた。
下りていって岩の上に行こうとすると通路の手すりが3本倒れていた。
道幅もあるし平坦なので今日のような天気なら危なくはない。

 HPの写真のように断崖に波が打ち寄せる様子を眺めていると時間の経つのも忘れ
る。
釣りのメッカだと言うことであるが、誰も姿はなかった。
10分ほど眺めた後、引き返して富戸ノ浜に向かう。

 先ほどのコンクリートの道の終点に富戸ノ浜への標識があった。
入間から歩いて来た場合、草の陰になりわかりにくいところにあった。
山道を高さ100mくらい登っていくと、また海が見えてくる(HPの写真)。
木の手すりも付けられ、その近くにはタンポポや黄色のダイコンソウに似た花、スミ
レなどがたくさん咲いていた。
進行方向に、吉田の集落も見えてきた。
そして眼下に、富戸ノ浜も見えてきた(写真)。
南西の海の香を含んだ気持ちの良い風が全身を包む。
この風こそ、私が最も好きなものの1つだ。
少し汗ばんだ体の熱を取り除いてくれる・・・・

 そこからやや急な坂を下ると富戸ノ浜だった。
日溜まりにはアザミも咲き始めていた。

11時21分、富戸ノ浜に着いた。
この浜には車道が通じていない。近くに民家もない。
来るには入間か吉田からの山道か船しかない。

 その波の音しか聞こえない小石の海岸はゴミだらけであった。
海からの漂流物である。
流木、生活用品、特に自然には分解されないプラスチックのゴミが多かった。
どこから流れ着いたのかハングル文字のペットボトルもあった。
これらのゴミを片づけられたらいいなあ、と思いつつも
海岸に接岸できる小舟で何十隻分だろうか、と昼食を取りながら考えた。

 帰りは千畳敷に寄らないので50分弱で戻ることができた。
この後、もう1つメインの計画があるので富戸ノ浜ではのんびりはしなかった。

車で波勝崎に向かった。(次号に続く)



◆◆◆◆ この写真付きのページは次のURLからご覧になれます。

       http://masarus2.hp.infoseek.co.jp/hyaku-c/hyaku-cindex.htm


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◆◆ masarusのコーナー ◆◆ ・・・ 楽しいから山に登る(6) ・・・

  『4,写真撮影が楽しい』

 『5,写真や文で記録しそのすばらしさを残したり他の人と共有する楽しさ』に似
ていますが、今以上に写真撮影にのめり込んでいたときもありました。
そのころは2kg近い三脚と重くてかさばるカメラや交換レンズ等を持って山に登って
いました。
南アルプス椹島(さわらじま)で行われた白籏史郎氏の写真講座に参加したこともあ
ります。山岳写真家である白籏氏は参加者が持参した南アルプスのどんな写真でもど
こから写した物かがわかり驚いたものでした。
 三脚は重いほどいい、と教わり重い三脚を持つようになりました。コンクールで賞
金やトロフィーをもらったこともありましたが、自分の求めているものは少し違うな
と、思い今は応募はひかえ、仲間とのグループ展のみ参加しています。
 
 写真撮影が中心の山歩きだと、1時間待てば雲がかかっていい写真になる、雨上が
りは空がすっきりして絶好の写真が撮れるぞ、などと同じ場所に滞在時間の長い山歩
きになります。今の私には爽快に山を歩く方が合っているように思っています。(こ
の気持ちはまた少しずつ変わっていくとは思いますが・・・)
 現在の私の山歩きは、その時々に「私が出合った」山々や風物を写していこう。ち
ょうど、すばらしい風景に出合えたら傑作写真をねらおう、というものに変わってき
ました。
 そんな写真ではありましたが、2004年には『私の出合った日本百名山』写真展
をやらせていただきました。予想以上の来場者がありうれしかったです。
写真展 http://www.geocities.jp/masarus21/syasinten/orei-2.htm

 写真撮影の楽しさを地元中学生にも伝えています。年に1度ですが、土曜日に開か
れる特別授業で教え始め、10回目になります。
 今年も来月、20名くらい生徒を連れて、近くの山里に自転車で写真撮影に出かけ
ます。 
 写真撮影の楽しさを少しでも伝えられたらうれしいと思っています。

 今では一眼レフや重い三脚は押入にしまい、デジタルカメラをポケットに入れての
山歩きです。(先日、久しぶりに一眼レフを出したらレンズにカビは生えているし、
シャッターが下りない、という状態。がっくり・・・。みなさんも保管には気を付け
てください。)
 
(読者の皆さんからのメールを募集します。このメールマガジンを読んでの感想でも
いいですし、ご自分の体験談でも、ご質問、ご意見でも何でもかまいません。このコ
ーナーではそれらを紹介していきます。)
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◆◆次号予告◆◆ 南伊豆 三浦歩道(石部温泉〜雲見温泉 160m) [ 静岡県 ]  

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財寶温泉水に出逢い、自然の恩恵、天然の力の素晴らしさを学びました。
この感動、この共感をこれからも一人でも多くの皆様へお届けしたい。私
たちが大切に考える健康の原点はすべてみずからは
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