先月中旬、4年程の沈黙を破って、サパティスタ民族解放軍(EZLN)が全面警戒態勢を宣告し、表舞台に浮上した。ただ、後に続いたコミュニケ(公式声明)で武力闘争は否定したのだが、この全面警戒態勢が何を意味するのかが不明瞭で、6月下旬には様々な憶測が飛び交った。この後のEZLNが取る方針を詳しく記した「第6ラカンドン密林宣言」が出された。
この宣言の第一部はサパティスタの闘争の歴史を語り、第二部では、今彼らが置かれた状況と問題点――例えばEZLNの政治・軍事部門は、軍隊であるからこそ、民主的にはなりえない等――を、第三部では彼らの世界観――資本主義は搾取によって成り立っていて、それが新自由主義的地球規模化と共に世界を破壊する、等――を、第四部で、彼らの国メキシコ観――新自由主義に取り込まれた政治家、権利や自由を失くした憲法、そのなかで抵抗する人々、等――を語る。
そして、ここに翻訳・公開する第五部では、彼らが何を望むのかが語られる。彼らが求める方向は、ある種の表出する南の革命のひとつと言えるのではないだろうか?
この第五部に続く第六部「どのように任務を実行するか」は、メキシコ先住民運動連帯関西グループのサイトで閲覧可能。
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