11月上旬、米州首脳会談が開催されたアルゼンチンのマル・デル・プラタにおいて、ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は「『全米自由貿易協定は死んだ!われわれアメリカの民衆がFTAAを葬った』と宣言した。新自由主義と帝国主義に反対する民衆が結集するここが、真の米州首脳会談だと付け加えた」(引用元)。そのチャベスが提唱しているFTAAの代替案であるALBAとは何なのか。以下は「対外貿易銀行〔Banco the Comercio Exterior(スペイン語リンク)〕(Bancoex)により出版されたALBAに関する情報の要約である。」(英文引用元)
ALBA:中南米とカリブ諸国のためのボリバル代替案
〔ALBA: Bolivarian Alternative for Latin America and the Caribbean:Original Article in English/ZNet 原文〕
テレサ・アレアサ〔Teresa Arreaza〕;venezuelanalyisis.com;2005年2月13日
米州ボリバル代替統合構想〔ALBA〕(Alternativa Bolivariana para las Americas)は、そのスペイン語の頭文字が示すように、米国が支援する米州自由貿易地域(FTAA、スペイン語の頭文字はALCA)に対する代案であり、後者と異なるのは、規制緩和された利潤最大化の論理に厳密に基づくものではなく、社会志向の貿易圏を提唱する点である。ALBAは、必要な援助のもと、先進諸国の指令の下でのこれまでの実情よりも有利な条件で、諸国が貿易交渉に参加できるようにするため、人類にとって本質的である公正と平等という平等主義の原則、社会の最も疎外された部門の福利、そして西半球の低開発諸国に対する再活性化された連帯の意識を訴えている。
貧困を撲滅する、より効果的な仕組みを用いることにより、ALBAは――ベネズエラ政府の提案によると――FTAAの政策と目標に対する均衡勢力〔counterweight〕を提供する。この代案モデルは同様に、多国籍企業の特権をしのぐ真の地域統合達成への最も重大な障害を識別している。立ちはだかる障害のひとつは、この半球の諸国間の発展に存在する深刻な格差であり、それにより、ハイチやボリビアの様な貧しい諸国が、世界の主要な経済大国と張り合うことを強要されていることである。貿易での不利な条件を克服するのを助ける為、ALBAは経済的に最も弱い諸国との連帯を推進しており、その目標は全てのメンバーが利益を得る自由貿易地域の達成である(誰も負けることのない同盟〔a win-win alliance〕)。
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