▼共同通信から全国の加盟新聞社に配信
現地報告「嘆きのバグダッド」(全3回)
(上)権限不明の警備が増える 軍、民間会社入り乱れ
(中)宗派の違いが殺害理由に 「内」に向かう怒り
(下)襲撃される病院、薬も不足 危機にさらされる医療
※3月31日(金)付け朝刊以降の新聞に掲載されます。掲載日・見出しは新聞によって異なります。全国紙には掲載されません。また、共同通信・各新聞社のHPにも掲載されませんのでご了承ください。
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僕がバグダッドに入って2週間がもう過ぎたが、その間に「クリスチャン・ピース・メーカー・チーム」(CPT)の3人に続き、拘束されていたアメリカ人記者・ジル・キャロルさんが解放された。http://news.yahoo.com/s/ap/20060330/ap_on_re_mi_ea/iraq_carroll_released_24;_ylt=Au24KtX7MAsdkO5IhuLvkPBX6GMA;_ylu=X3oDMTBiMW04NW9mBHNlYwMlJVRPUCUl
一時は完全に「行方不明」で情報が途絶えていたが、突然の解放だ。しかも今回は軍隊組織が「救出作戦」で解放したのではなく、犯行グループが「自発的に」解放したという(まだはっきりと経緯が判明したわけではないが)。
同じアメリカ人でも、CPTスタッフ・トムフォックスさんは殺害されて遺体で発見。今回は同じアメリカ人でも解放。
何が生死を分けるのか。国籍か。イラクに軍隊を送っている国だからか。男性か、女性かなのか。
「国境なき記者団」の調査結果(05年5月発表)http://www.rsf.org/article.php3?id_article=13652(PDFファイルを参照)によると…
・殺害された記者の93%は男性。
これはイラクの取材現場に男性が多いからだが、一概にそうとも言えなかったりする。いまでも女性記者は結構イラクにいる。
・イラクに軍隊を送っている国の国籍の記者の殺害は2割。
・イラクに軍隊を送っていない国の記者の殺害が8割を占めている。
したがって、殺害に関しては軍隊派遣国かどうかはあまり関係がない。
拉致・誘拐に関していえば…
・イ...

