食育基本法に絡んで、毎日新聞が「<栄養失調児>校長見かねて、こっそり牛乳飲ます」という記事を掲載している。その前文は「食育基本法が昨年夏施行され、国は朝食を取らない小学生をなくそうと呼びかけるが、法の理念とかけ離れた現実に学校現場から悲鳴が上がっている」と結んでいるが、これはネグレクトの問題ではないのだろうか?
ネグレクトを行っている人は、そのネグレクトを行っている理由を、子供のせいにし、もう一方の親のせいにし、そして環境のせいにする。
責任転嫁。
この記事に出てくる親もその典型だろう。
ネグレクトは児童虐待の一種だ。それが外部に露見し、問題とされたとき、親が反省して態度を改めるなら良い。しかし、再び責任転嫁をする人がいる。そして、責任転嫁が攻撃性を帯、その方向が子供に向かったときは悲惨だ。さらなるネグレクト、身体への虐待へのエスカレート……子供が死に至るケースも散見される。そして、その攻撃の方向はさまざまなところに向く可能性だってありえる。
ネグレクトされた子供の逃げ場はない。近所、学校その他のコミュニティーで救うしかない。そして、家庭の問題とせず、社会で解決せねばならない問題なのだ。そして必要があれば、ネグレクトを止めるために、法的手段も必要となろう。「あのとき……」と反省してからでは、遅すぎる。
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