更新が滞っていましたが、「シバレイのたたかう~」に新しい記事をアップしました。今回は、フィリピンで深刻化している、治安当局者による「反政府的な人物」の暗殺が行なわれている問題。日本の経済協力で建設された巨大ダムによる被害者団体のリーダーも殺されています。
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深刻化するフィリピンでの「超法規的処刑」 ~日本の経済協力プロジェクトも影響か?~
先日、某NGOのスタッフとしてフィリピンで活躍中の友人に2年ぶりくらいに会って話を聞いた。「対テロ戦争」が始まって以来、どこもそうだが、現地の政権や有力者に都合の悪い人物・団体を弾圧したりすることが正当化されている。フィリピンでも、01年のアロヨ政権以来、人権活動家や、キリスト教会関係者、農民・労働者団体の指導者、弁護士、ジャーナリストなどが次々に暗殺され、野党の議員すら犠牲になっているという。
軍や治安当局者による暗殺が起きていることは、フィリピン政府も認めており、フィリピン警察はこれまで、122人* が「超法規的処刑」の犠牲者となっていると発表している。これをうけて、今年5月に特別捜査班が、7月には元最高裁判事による調査委員会が設立された。だが、「対テロ」を名目に、人権弾圧政策を推し進めてきたのは、アロヨ大統領その人であるだけに、フィリピン政府が十分な対応をする否かは、今後も注視していく必要があるだろう。
* 現地の政治団体や人権団体などは「犠牲者は700人以上」と主張している。
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