【2006年12月15日 共同通信ニュース速報】
【17:55】改正教育基本法が参院本会議で、与党の賛成多数で可決、成立した。
【17:26】防衛庁「省」昇格関連法が参院本会議で可決、成立した。
その時間、僕は打ち合わせに行くために新大久保の駅近くで650円のまぐろづけ丼を一人で食べていた。駅前の改札口は妙に華やいでいた。普段でも待ち合わせの人たちが多いが、この日は一人で待っている人よりも大勢で待っている人たちが多かった。年末の金曜日だから、これから忘年会に向かう人たちが多いのだろう。本当にいつもより逆に華やいで見えるのは気のせいか。
一方、東京の国会前では多くの人たちが集まっていたという。何人かの知り合いから聞くと、「1000人」「2000人」いや実際はもっと多かったのかもしれない。でも、僕が行って見たわけではないからわからない。テレビのニュースを見たって、国会前の様子は全然報じられてなかった。
結局、この法案成立の前で、僕は何もしていない。が、一つ思い出したことがある。
阪本順治監督の映画「KT」http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id236133/ を劇場で観たとき、その内容もスリリングで圧巻だったが、宣伝チラシのコピーの言葉が心に残った。
「国ヲ 愛スル心ガ 人ヲ 殺ス」
単純化するわけでもなく、決して極端でもなく、確かにそう思う。自国の民族も殺すし、よその国の人たちも殺す。
いまのアメリカの大統領も、北朝鮮の将軍も、イスラエルの首相も、あるいはヒトラーでも、スターリンでも、ポルポトでも、チャスシェスクでも、あの世の天国にいるのか、地獄にいるのかはわからないが、もし会えるのであれば聞いてみたい。
「皆さんは愛国者でしょうか? いま、ないしは当時皆さんがやったことは国を愛していたからなんでしょうか?」
その「愛し方」は様々だったかもしれないが、みんな愛国者だったと思う。
僕が大学3年生だった92年6月15日、国会でPKO協力法案が成立した。当時は衆議院で自民・公明・民社の賛成329に対し、137議席あった当時の社会党(以前はこんなに議席があったのか…)と当時の社民連は採決をボイコットして欠席した。
自衛隊が海外に派遣されるなんて考えられない時代を過ごしてきた僕にとって、この法案が成立したことはその後の僕の人生...
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