首相「根拠なく遺憾」 ライブドア集中審議(2/17 共同通信) 小泉純一郎首相は(中略)堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長の二男への金銭振り込みをメールで指示したとの民主党の指摘について「根拠のない情報を基にして人を傷つける行為だ。極めて遺憾で、法律以前の問題だ」と述べ、民主党の対応を厳しく批判した。 与党、民主の責任追及で一致=安倍官房長官「永田氏に大きな責任」(2/23 時事通信) 自民、公明両党は23日午前、都内のホテルで幹事長・国対委員長会談を開き、堀江貴文容疑者が武部勤自民党幹事長の二男への資金提供を指示したとされる「送金メール」問題について、「根拠が疑わしいものを国会で取り上げたのは極めて遺憾」として、民主党の責任を追及していく方針で一致した。 (中略) 一方、安倍晋三官房長官は同日午前の記者会見で、民主党の永田寿康衆院議員が議員辞職の意向を固めたことについて「この問題をそもそも取り上げたのは永田議員であり民主党だ。メールが全くの偽物であるならば、大きな責任があるのは当然だ」と指摘。 堀江メール騒動について、「根拠のない情報を基にして人を傷つける行為だ。極めて遺憾で、法律以前の問題だ」という小泉総理。「メールが全くの偽物であるならば、大きな責任があるのは当然だ」という安倍官房長官。どちらの主張も至極もっともである。ここ数日繰り広げられている、民主党幹部と呼ばれる人たちの責任逃れの姿勢は、あまりにも情けない。 しかし、こうした小泉総理や安倍氏の主張を聞きながら、ふと思う。「だったらなぜ、この二人はイラク戦争を支持してるんだろう?」、と。 思い出してほしい。イラク戦争とは、大量破壊兵器やアルカイダとのつながりといった「根拠の乏しい情報を基にして」、国際法に反して行われた戦争である。そしてそこでは「人を傷つける行為」どころではない、多数の人々を殺害する攻撃が行われたのである。 「根拠のない情報を基にして人を傷つける行為」は「極めて遺憾で、法律以前の問題だ」(小泉総理) 「(根拠とされたものが)全くの偽物であるならば、大きな責任があるのは当然だ」(安倍官房長官) 本気でそう思っているのであれば、根拠のない理由をかかげてイラク戦争を行ったブッシュ政権に対しても当然、小泉首相は「極めて遺憾で、法律以前の問題だ」と言うべきだし、安倍氏も「(根拠が)全くの偽物であるならば、大きな責任があるのは当然だ」と主張すべきだろう。 もっとも、お二人が「強い者に弱く、弱い者に強い」タイプの人間だったり、あるいは日本をそういうタイプの国にしたいというのであれば、話は別ですが。 【過去の関連記事】 イラク戦争:「イラク侵攻は神のお告げ」(ブッシュ大統領)(2005.11.24) イラク戦争:ファルージャで米軍は何をしたのか(2005.11.11) アメリカがイラン国内で諜報活動 攻撃を検討(2005.1.18) 【緊急署名】攻撃激化に反対の意思表示を(転載歓迎)(2004.11.11) 検証:イラク戦争と国連憲章(3)(2004.10.24) 検証:イラク戦争と国連憲章(2)(2004.10.13) 検証:イラク戦争と国連憲章(1)(2004.10.7) 国連演説:ブッシュ大統領のダブルスタンダード(2004.9.23) 9/11から3年:見捨てられた死者たち(2004.9.14) 指導者としての素質と、論説委員としての素質(2004.8.24) NY Times紙 「ブッシュ大統領は謝罪すべきだ」(2004.6.18) 9.11調査委員会 イラクとアルカイダが関係していた証拠なしと判断(2004.6.18) 支離滅裂なイラク政策(2004.4.22) 「茶色の朝」(2004.2.15) 小泉首相のウソ・デタラメ(2004.2.1) 小泉内閣の、あやふやなイラク攻撃支持理由をふりかえる(2004.1.26) サダム後のイラクに関する的確な分析記事(2003.12.23) イラク人の言論を弾圧する米軍(Aljazeera)(2003.12.17) イラク問題に対する、公明党の情けない主張(2003.12.9) 防衛庁長官のどうしようもない詭弁(2003.12.6) イラクの大量破壊兵器はどこ?(2003.10.1) ---...
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