この日は東京都ほか、幾つかの県で知事選(または市長選)

の選挙日でしたね。


選挙権をお持ちのみなさま、ちゃんと投票へ行きましたか?



「投票へ行くか行かないかは、個人の権利。

 別に行かなくたって、いいじゃない。」シラー





・・・ハイ、全くその通りでございます。


私もそう思っていました。









中国で暮らす前までは。







中国人に「選挙ってあるの?」と聞くと


「あるよ!」


という人と


「ないよ。」


という人がいますが、正しく言おうとするならば、



「形式的にはありますが、実質的にはありません。」



ということになります。



つまり、形の上で「選挙」というのはたまに行われていますが、


(それでもその形式的な選挙すら行われずに、いつの間にか

 上海市長が代わっていたりすることも多々あります。)


候補者は共産党の上の方から選ばれた人ばかりですし、

選挙権を持つ人も選ばれた人たちのみで、


要は、全く民主的な選挙ではありません。 全く。



それについて、私は上海で日本語教師をしていた頃

クラスのみんなに聞いたことがありますが、

学校の先生や企業の管理職のような人たちですら、

政治には関心がありませんでした。


ある日私がその理由をある生徒(小学校の国語の先生)に

問いつめてみると、



「私たちが政治に関心を持ったところで、国には何の

 影響も与えることができないから意味がない。」



とのこと。



特に上海の人たちは経済的に豊かであったこともあり、


ヘタに政治に口を出したりするよりは自分に投資をし、

一所懸命働き、少しでも自分の生活を(経済的に)

良くすることにエネルギーを注ぐ方が賢明だ、


という考えを一般的に持っていました。



まぁ、その点が例えば北京の人たちから見ると



「計算高い。いつも頭の中でそろばん弾いてる。」むっ



と思われ、嫌われる要因の一つなのですが…。


(そして、それは事実です。実際に上海出身の

 商売人は多いです…)





まぁ、そんなコトが多々ありましたので、


私は帰国してからは選挙には毎回必ず行っています。



ちなみに我が夫は日本で正社員として○年も勤務し、

毎月少なくない税金を支払っているのに選挙権は無く、

本人は元々(実質的な)選挙が無い国から来たので

もしかしたらピンときていないかもしれませんが、

私は



「めっちゃ不公平やん!」プンプン



と思い、なるべく夫に相談するようにしています。



・・・と言いつつ、今回は意見が分かれたので

私の考えで投票してしまいましたが。(夫よ、スマン…)





庶民も女性も当然のように選挙権を持つようになってから

だいぶ経ち、私は日本に生まれました。


なので、普通に日本にいたら選挙権を持てることの

ありがたみなんて分からなかったと思いますが、



実は、これは本当に貴重な権利なんです。




・・・って、今は分かる。






だから、非常感謝。しょぼん







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This diary's written by 山崎こずえ


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