
【『兼田 敏 作品集』 / 山下一史指揮東京佼成ウィンドオーケストラ】
随分昔に購入したCD2枚組ですが、収められた楽曲も随分と懐かしい曲ぞろいです。
まず、『吹奏楽のための序曲』。これ、いい曲ですよね。殊に夢見るようなファンタジーを感じる叙情的な部分が好き! シンコペーションが特徴的な快活な箇所もいいけどね。
この曲の思い出は、静岡県西部地方なのか浜松市なのかはよく覚えていませんが、この中高生選抜メンバーで臨んだ世界大会、この曲が課題曲だったのですが、見事グランプリだったか何かを獲得しているんですよね(なお、自由曲はチャイコフスキーの交響曲第4番より終楽章!)。あっ、当時ペーペーだった私は、このメンバー選考にすら参加していません。ただ、メンバー入りした先輩たちもいて、後日この大会の実況録音を中学校の音楽室で聴いた記憶もあります。先輩たちの話によると、この日の演奏は上手くいったようで、観客も曲が終盤に近付くとざわめいてきて、最後は和音が鳴り終わらない内に大喝采! う〜ん、憧れましたね。
なお、この大会、世界吹奏楽大会(WASBE)とはもちろん異なり、オランダのケルクラーデで4年に1度行われる世界音楽コンクール(WMC)のことかな? このあたりのことはよく覚えていません。
ちなみに、この曲、本番で確か披露はしていないと思うのですが、私もアルト・サックスで結構練習した記憶は残っています。魅惑の旋律もありましたよね。
次は、『吹奏楽のためのパッサカリア』。これは、おそらくは兼田氏の一番著名な、そして一番素晴らしい曲と思っています。気品ある作品で、とても魅惑的ですね。
この曲は、私の先輩たちが吹奏楽コンクールの自由曲として採り上げています。覚えていることの一つに、各パートごと何月何日までに仕上げるのか、目標を黒板に書いてあったことが。この年度は課題曲のほうが技術的には難しかったので、確か多くのパートが自由曲のほうを早く仕上げるとなっていたような。
当時、私の中学校は、全国的ではありませんでしたが、静岡県では(私が入学する前ですが)1位になったこともある、それなりに知られた学校でしたから、そんな先輩たちが吹いていたこの曲、一度は本格的に練習してみたかったな。アルト・サックスにはソロもあるし。
あとは、『吹奏楽のためのバラード I』。これは初演を聴いています。第16回ヤマハ吹奏楽団定期演奏会でのことです。原田元吉氏の指揮で当時浜松市民会館と言われていた会場でね。曲が終わって拍手されているシーンだけが何故か記憶に残っています。なお、当時は『II』も『III』もなかったので、「I」は付けられていませんでしたね。
ところで、ヤマハ吹奏楽団浜松にはもちろん憧れていましたが、後々私の先輩たちや同輩らが入団していましたね。今もお元気でしょうか?
最後は、吹奏楽コンクールでたくさん聴いた『嗚呼!』でもいいけど、『日本民謡組曲「わらべ唄」』を。これは実際に吹いています。私が出演した最後の定期演奏会でね。
そう、この年を最後に、もう吹奏楽の舞台に立つことはない私。また皆と立ってみたいなぁ! いや、吹奏楽でなくてもいいから! ってノスタルジーに浸ってしまうことも。ただ、私はシャイだと思うのですが、例えば大人数を前にしてしゃべったりすることは決して(多分)苦手ではありません。これも、吹奏楽で舞台に結構のぼっている体験からか!?
| このブログのURL
|この記事のURL