TOP>松井 大輔(MF)

2012年02月20日

松井冬子展 @横浜美術館4

DSCN1332【2/19 松井冬子展 ―世界中の子と友達になれる― 於:横浜美術館】

 昨日(19日)は休日ではありましたが、職場に顔を出す用事があり、それが終わってからですが、スーツ姿のまま横浜方面に向かうことにしました。なぜって、横浜美術館で行われている「松井冬子展」に行ってみようかな、と思ったからです。

 先日行ったブリヂストン美術館もそうだったのですが、横浜美術館に足を踏み入れるのも今回が初めてでした。丹下健三・都市・建築設計研究所がかかわっているだけあって、立派なつくりでしたね。

 さて、「松井冬子展」ですが、思ったより絵に実存感がなかった印象でした。彼女は幽霊も描いていますが、だからというわけではないように思います。この希薄さが逆に持ち味なのでしょうか?

 ちょっと不思議に思ったのは、彼女の作品は図録で見ると、場合によっては実物よりも良く感じるものがあるということ。細部がかえってよく見えることもあるのでしょうが、多分にデザイン画っぽい要素もあるゆえのような。

 でも、《くちなわ》や《自画像》には実存感があり、《世界中の子と友達になれる》(2002年)の労作やあの《陸前高田の一本松》の団扇も悪くはなかったけど、《この疾患を治癒させるために破壊する》は動的ですらある上下対称性を持つ構図ですが無彩色中心でありながらも極めて鮮やかで目を奪われました。

 なお、「横浜美術館コレクション展」も同時開催されていましたが、これは意外と楽しめました。幕末明治の写真・洋画は大変興味深かったし、セザンヌ、ピカソ、ダリ、デルヴォー、エルンスト、マグリット、ミロなどなど、思わぬ場所で再会しちゃった! って感じでね。

ranking
blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ

2012年01月27日

フェルメールからのラブレター展 @Bunkamura ザ・ミュージアム5

vermeer【1/26 『フェルメールからのラブレター展』 於:Bunkamura ザ・ミュージアム】

 何か展覧会に行くの、久し振りな気がします。最初は横浜美術館で行われている『松井冬子展』に行こうと思っていたのですが、そういえば木曜日休館だったことに気付いて、横浜ではなく渋谷に出向くことにしました。

 さて、その『フェルメールからのラブレター展』ですが、41点という決して多くはない展示数ですが、その中のヨハネス・フェルメールの3点が別格なんで、まあいいでしょう、って感じかな。

 そう、フェルメールの作品は他とは全く次元が違いました。「手紙を通したコミュニケーション」と題された3つめの部屋にその3点は展示されていましたが、これまで2つの部屋で鑑賞してきた他の画家の作品は本当にただの前座に過ぎなかったと実感できるほどに!

 最初は《手紙を書く女》。いきなり度肝を抜かれました。この柔らかく温かい実在感のある光の表現は何だ! 素晴らしすぎて声も出ないとは、まさにこのことです。後で印刷されたもので振り返ってみても、今ひとつ雰囲気が違って見えるのは残念なのですが、だからこそこの感じ、直接会場で味わってほしいな、とも。

 他の2点、フェルメール・ブルーも鮮やかな《手紙を読む青衣の女》や、召使いの表情が何ともいえない《手紙を書く女と召使い》でもそうなのですが、拡大にも耐えられるというか、逆にその精緻さに驚く描写力や、実は物凄くよく考えられた構成には驚嘆しますが、それがさりげなく自然なのが素晴らしい! また、瞬間をとらえて写実的なんですが、時間的な広がり・流れもあり、そこに作品としての深みを感じます。

 とにかく、この展覧会、フェルメールの3作品を生で鑑賞するだけでも行く価値がある! といえるでしょう。

ranking
blogram投票ボタン
ブログランキング・にほんブログ村へ

【広告】

サイト内検索

メンバー紹介

このサイトに自分のブログを載せたい!
(ブログの登録は無料です。)


カテゴリー

アーカイブ

最新の情報をお届け!


rss