中国語の学習を始めてしばらく経つと、少なからず中だるみが生じる。そこへもってきて、入門テキストによっては中盤から急に難しくなるものがあり、生徒の学習意欲をそぎ、挫折の道へと引き入れてしまう。 テキスト編集者は、もちろんある意図をもってやっているのだろうが、テキストなんてものは、部屋にこもって悶々と作っているうちに、だいたい難しく作ってしまうものなのだ。難度を急に上げないで、バランスよく編集するのは非常に簡単ではない。 そういうテキストを、不幸にも選んでしまった、あるいは余儀なく使わされている講師は、シラバス通りにレッスンを進めていくと必ず脱落者を出してしまう。生徒の様子を見ながら、進度を遅くするとか、解説プリントを自己作成するとか、いろいろ工夫して乗り越えなければならない。 もちろん一番いいのは、テキスト選定時に、中盤で難度が急上昇するものは使わぬことだ。
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