中国の大手家電量販店「永楽電器」で購入した家電製品が、私たちの新しいマンションに届いた。そこで、上海で家電製品を購入する際の豆知識を少々。
上海の大手家電量販店には、「永乐电器(永楽電器)」「国美电器(国美電器)」「苏宁电器(蘇寧電器)」がある。「永楽電器」は「国美電器」に買収されているので、実際には「国美グループ」と「蘇寧電器」の2大勢力になる。
以下の豆知識は主に「永楽電器」の話だが、他の量販店でもそう変わりはないはずだ。
「永楽電器」で家電製品を購入する場合、まず売り場の店員に購入伝票を書いてもらい、その伝票を持ってレジで精算をするようになっている。店員はメーカーごとに担当が分かれていて、自分の担当するメーカーを褒め、隣のメーカーを貶す傾向があるので、複数の店員に話を聞くことだ。ただ、メーカーと製品がたくさんありすぎて、私のように聞けば聞くほど訳が分からなくなることもあるが・・・。
エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品には、中国のエネルギー効率表示のラベルが付いているので、購入の際の目安にするといい。表示は、最も節電の1級から最も電気を浪費する5級まで分かれている。冷蔵庫や洗濯機は電気を使うと言ってもたかが知れているだろうが、エアコンともなれば電気消費量が大きく、ラベルを確認しないわけにはいかない。実際、電力消費効率と価格は連動していると考えていい。5級の壁掛け式エアコンは2,000元以下で購入可能だが、1級となれば4,000元以上することもある。私たちが購入したエアコンは、壁掛け式が1級、床置き式が2級になっている。値は張ったが、いい買い物をしたと思う。
日本ブランドの製品は、一般的に価格が高い。ブランド力で売っているからだ。中国ブランドと同じ価格では中国ブランドよりも機能の少ない、古い製品しか買えない。たとえば液晶テレビであれば、日本ブランドの製品は同じ価格の中国ブランドより一回り小さなサイズになってしまう。
製品に付いている値札は、参考価格でしかない。たとえば値札に3,500元とある商品は、実際には3,300元ほどで販売されており、客が値下げ交渉をしてきた場合に備え、最低販売価格は約3,200元ほどに定められている。最低販売価格を含む価格の一覧は各売り場の店員に配布されており、最低販売価格を下回るとコンピューター管理されているレジで精算ができなくなる。製品によって、また時期によって、値下げ幅は当然異なる。最低販売価格を引き出せるよう粘りたいところ。
家電製品をまとめて購入する場合は、さらに安くすることが可能だ。複数の購入伝票を店舗マネージャーのところへ持って行って、直接値引きを行ってもらうのである。それぞれの売り場で店員に伝票を書いてもらった後、レジへ行かずに最後の売り場の店員に話してみよう。マネージャーのところまで連れて行ってくれる。マネージャーは手持ちのポイントを使って、値引きを行う。私たちは、彼女のお姉さんが「永楽電器」の店長と知り合いだったことから、計1,100元もの値引きを獲得することができた。
「永楽電器」では、購入した商品を購入翌日にも届けてくれる。浦東では「康橋」地区に倉庫があるらしい。商品の配送と設置は別々になっていて、設置作業は配送の翌日以降に「永楽電器」の作業員が行ってくれる。作業員に聞いたところ、製品ごとにではなく、ブランドごとに作業班があるらしい。私たちの場合も、床置き式エアコン、壁掛け式エアコン、壁掛け式液晶テレビの設置で、別々の作業員が立ち替わりやって来て作業を行った。
さて、私たちの購入した家電製品だが・・・


テレビは、テレビ好きの彼女の熱烈な要望で、37インチの液晶を購入した。テレビ自体は、壁掛けにも床置きにもできる。テレビ設置壁面に空けられた穴は、有線や電源の電線を下のコンセントへ通すためのものだった。



洗濯機はドラム式が人気で、店頭に並んでいる洗濯機の約6割を占めている。彼女も衣服に優しいドラム式洗濯機がいいと言っていたが、価格が高いことや衣服の取り出しに不便なことから、写真の洗濯機へと落ち着いた。
家具と家電が届き、いよいよ転居の準備が整った。
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