映画『手機(携帯電話)』のオープニングはとてもユーモラス。
今や有名人となった厳守一が子どもだった30年前の場面。厳守一は親戚に嫁いで間もない呂桂花に付き添い、遠くの炭鉱に出稼ぎに出ている夫の牛三斤に電話をかけに行く。
村に初めて通った電話をかけるためわざわざ郵便局まで行くぐらいだから、よほどの急用があったのだ。
炭鉱の事務所から作業中の牛三斤に拡声器でその内容が叫ばれる。
现在广播找人,广播找人!牛三斤,牛三斤!你的媳妇叫吕桂花!吕桂花让问一问,
最近你还回来吗?
Xiànzài guǎngbō zhǎo rén,guǎngbō zhǎo rén!Niú sānjīn,Niú sānjīn!Nǐ de xífu jiào Lǚ guìhuā!Lǚ guìhuā ràng wèn yi wèn,zuìjìn nǐ huílai ma?
放送します、放送します!牛三斤、牛三斤!嫁さんの呂桂花から伝言です。近いうちに帰ってきますか。
さて、“最近”に注目である。日本語の「最近」は過去にしか使えないが、中国語は近い未来についても使える。辞書を引くと確かにそう書いてある。こういった同じ漢字でも微妙に意味にずれあるものには注意が必要だ。
それにしても、新婚さんにとっては近いうちに帰るかどうかは大きな問題なのだな……
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