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2006年05月30日

台湾アイドルF4のファンなら、台湾中国語を学びましょう

台湾アイドルF4が好きになって中国語の学習を始めた人も多いと思います。あなたが学んでいる中国語のテキストをよく見てください。漢字は、省略されたもの(簡体字)を使っていませんか?台湾では、省略した文字は使っていません。日本でも以前使用していた難しい漢字(繁体字)を使用しています。「F4にファンレターを書きたい」と思って中国語を勉強しても、中国本土の漢字で書いたら、読んでもらえないかもしれません。なぜなら、彼らは簡体字(中国本土の漢字)は読めないのです。F4のファンなら、中国の中...

2006年05月26日

「台湾中国語」の講座に兵庫県から参加の申込が・・

現在、東京と横浜で「台湾中国語」の講座を開講しています。台湾の中国語は、中国本土の中国語とかなり違うのです。漢字は中国本土では省略した文字「簡体字」を使用しているのに対し、台湾では、戦前日本で使用していた文字「繁体字」を使用。発音記号は、中国本土は「ローマ字」を使用しているのに対し、台湾では、カタカナのような記号「注音符号」を使用しています。発音も、中国本土では舌を巻く音が多いのに対し、台湾では舌を巻きません。今、台湾アイドルF4がブームで、彼らが話す中国語を学びたい人が増え...

2006年05月25日

面子(メンツ)の有効利用

“对不起”は直訳すると顔向けが出来ないとなり、意味が非常に重くなる。加えて中国は日本のように何でもとりあえず謝っておく「すみません文化」ではなく、簡単に非を認めて謝罪するのをよしとしない文化である。よって中国側に非があると思われてもなかなか“对不起”とは言ってもらえず、あれやこれやと理屈を並べ立てられ煙にまかれてしまう。

中国人に“对不起”と言わせたい場合の最終手段は面子(メンツ)を持ち出すことである。中国人の面子重視を逆手に取るわけだ。例えはこんな風に――

“你让我没面子了!”「あなたに面子をつぶされた」
“面子全让你给丢光了!”「お陰で面子まるつぶれだ」
“我的面子往哪儿搁!?”「私の面子をどうしてくれるのですか。」

中国人にとって面子をつぶすということは理由のいかんを問わず悪であり、それだけで十分“对不起”に値する。

また相手に強い要望をするときも面子は有効である。面子まで持ち出してお願いすることは、一種の超法規的措置を講じてほしい、いろいろと問題はあるだろうがそこを何とか理屈を超えてお願いすると言っていることになる。

“给我个面子吧!”「私の顔を立ててください」
“看在我的面子上,……”「私の顔を立てて……」

面子を盾に取られれば、中国人は仕方がない一肌脱ごうとなる可能性が高くなる。

最後に一言付け加えておくが、日ごろ面子など口にしない人が敢えて言うからいいわけで、ここぞというときに使わないと効果はない。あまり乱用していては「それがどうした」と言われるのがおちだ。
また面子を盾に要望を聞き入れてもらうということは、相手に一つ貸しを作ってしまったと考えておかなければならない。

2006年05月22日

発音練習は大切、でもほどほどに

講師として入門のレッスンでポイントとなるのは、何と言っても中国語学習の楽しさを生徒にアピールして、まずは学習を継続してもらえるよう仕向けることである。
そのためには、生徒は会話を習いに来ているのだから、一回目のレッスンから実用につながる内容にし、会話が出来るようになるという期待をもたせられるようにすることが必要だと思う。

市販の入門テキストの多くは最初に発音編があり、後に本編が続く。テキストによっては発音編が数ページにも及ぶものもある。これをそのまま前から順番にレッスンを進めていくと発音練習だけで最初の3、4コマがつぶれてしまう。生徒によっては興味をそがれてしまい挫折する恐れさえでてくる。いくら発音が大切だからといって、実際の意味を持たないピンインの読み方だけの練習に終始するようなレッスンをしてはいけない。

発音編はいつでも参照できるようにまとめられているのだと考え、発音編を学習しながら本編も進めていくようにする。なにも発音編を律儀に全部する必要はない。もし本編に適当な箇所がなければ、文法負担のない内容のプリントを自分で作ればいい。例えば数字、人名、料理名やあいさつなどの決まり文句を集めてみてはどうか。

ついでに書いておくが、無料体験レッスンで発音練習だけしかしないのは言語道断である。スクール側から言うと体験レッスンとは集客を目的としており、参加者はこのスクールはどんなおもしろいレッスンをしてくれるのかを見に来られる。なのに無味乾燥な発音練習だけでは来るものも来なくなる。中国語学習の楽しさを伝えられる工夫がほしい。

2006年05月19日

タクシーの相乗り

むかし私が北京に留学していたころのお話。
大学までタクシーで帰るときたまたま知り合いと相乗りした。下車するとき運転手は私たちにそれぞれ別に料金を要求してきたので、私たちは二重請求だと反発して口論になったことがあった。日本の常識から言えばあり得ない話だ。
結局その場は私たちが言い負かしたが、後でこの事を中国の友人に話すと運転手の方が正しいと言われた。その時は中国人の考え方に驚き、彼らは個別主義なんだなーと感心した。でも別にタクシーの運転手に悪いことをしたとは思わなかったけれど……

先日“法制全接触”という報道番組で同じようなもめごとをレポートしていたので紹介したい。

空港から三人の乗客を乗せたタクシー運転手は、最初は三人が一つのグループだと思っていたが、会話を聞いているうちに三人はもともと飛行機の中で知り合っただけであることを知ると、業務規定通りに相乗者に対して70%の乗車料金を要求した。これを聞いた三人は飛行機で知り合っても友人なのだから相乗りとは見なされないと反発して大喧嘩になった。

相乗りに関する業務規定は実際にあるようだ。運転手のでっちあげではない。
但し今回のケースは状況が違っていて、他のタクシー運転手のインタビューによると、先に乗客が乗っていて運行途中で後から乗客を拾った場合に相乗りと見なされるのだそうだ。

ということで結局この運転手の負けで相乗料金はもらえずじまいであったが、135元のところを150元でお手打ちとなった。15元は何なのだろう?

取材中、相乗りは“合乘héchéng”、もめごとは“纠纷jiūfēn”と言っていた。

2006年05月17日

“硌gè”

今回はコメディードラマ“闲人马大姐”。

老母が男物のシャツを持ってごそごそしているところへ娘が近づいて何をしているのかと聞くと――

“你记得上回我给你爸买了件衬衫,他说脖子上这商标老硌gè着他。”
「この前お父さんにシャツを買っただろう。えりネームが当たって気持ち悪いって言うんだよ」

漢字一文字には相当な情報量が含まれており、簡潔に多くの内容を表現できるのが中国語の大きな特徴である。今回登場した“硌”は、これだけで「体の一部が凹凸のあるものに触れて嫌な気持ちがする、傷がつく」という、どうしてこんな微妙な内容を言うためだけにわざわざ一つの漢字が存在するのか不思議になるような意味を表す

いくつかの辞書から用例をピックアップしておこう。

沙发的弹簧坏了,坐下去硌得慌。ソファのばねが壊れて、座るとごつごつして気持ちが悪い。
鞋里进去些沙子,脚硌得都疼了。靴の中に砂が入って、足に当たって痛い。
饭里有沙子,硌牙。ご飯に砂が混ざっていて、ジャリジャリ歯に当たる。
用牙硌了一个印子。歯でガチリと噛んで歯形をつけた。

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