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2007年04月29日

アイティメディアのIPO(後編)

投資後、売上も順調に伸び、キャッシュも減らなくなったが、常に

営業は瀬戸際の頑張り、PVの伸び率も鈍化、という成長の踊り場

にさしかかったことがある。実際にも、自分の投資先3社の業容が

似たレベルになり、翌期の伸びが最も小さかったのは、アットマー

クアイティ(I社) だった。その際には、結果を見て場当たり的な発言

を繰り返すキャピタリストの弊害を目の当たりにしたし、CEO自ら進

退伺いをされる場面もあった。


アットマークアイティのIPOまでのプロセスで分岐点になったのは、

アイティメディアとの合併である。以前も一度検討し、自力でのIPO

を目指す決断をしたのだが、独力での成長シナリオが明確には描

けないなか、再度検討する機会が得られた。カルチャーの違いなど

当初デメリットと考えられていたこともメリットと評価できる部分があ

り、実際の執行者が前向きに取り組んだ結果、話は進展した。


結果的には、異種の組み合わせでお互いの弱みを補い、それぞれ

が今までになかった強みを獲得した。また、成長の踊り場で澱みが

発生しつつあった社内の雰囲気にも新しい緊張感が生まれた。早め

に事務所を統合しつつ、メディアの統合は行わなかったことが功を

奏し、広告主にも提供できるメニューが充実した。


合併時には、親会社の持株比率を維持する関係で、アットマークア

イティ側で株式移動を行ったが、リスクを見込んで「逃げるが勝ち」

と豪語していた方もいたそうである。しかし、実際には合併前に懸念

した共食い状態も生じることなく、順調に売上を伸ばすこととなり、

コンテンツの充実と営業マインドの醸成がはかられた。


合併時に取締役は外れたが、毎月の業況把握を行わせて頂き、

途中の紆余曲折を見聞きすることができたのは、今後に活かせる

ものと確信している。管理責任者の工藤さんもカメのように着実な

成長を遂げられ、IPO直前には発言にも自信が漲っていたのは、

本当に喜ばしいことだった。


上場承認日や上場日には、お忙しいなか、藤村さんからもお礼の

メールが届き、喜びを共有できた感じがした。忙しい時に何を行うか

は、究極の優先順位づけであり、経営者の資質を裏づけると思う。


IPO自体は、一瞬の出来事だが、そのプロセスを共有できた喜び、

そのプロセスの中で、企業とともに成長を果たした敬愛すべき個人

の営みを知る機会を得られたことは、自分自身が今後をより良く

生きていく上で欠かせないものになっている、と確信している。

2007.4.29

2007年04月27日

夜景

9時、会社でMTG(今月のアポ件数:73)

ベンチャー企業での成功体験もあり、事業計画の説明もきちんとし

ている。ビジネスは海外で展開し、日本市場で上場する企業が増え

れば、国内の起業環境も少しは改善されるかも知れない。

13時30分羽田発のJALで福岡へ。

16時、住吉で取締役会(74)

実績は、だいぶ見えやすくなった。本来は、投資時にこれくらいの

管理資料があれば、投下した資金が無駄に使われる割合も減って

いくだろう。小さい案件を積み上げつつ、大型案件を待つ時期か。

18時、会食(75)

桜坂を上がる途中の見晴らしのいいテラス席で、美味しい料理を

頂いた。西向きだったので、夕日が沈んでいき、少しづつ暗くなって

いく気配が時間の経過を感じさせてくれた。サービスも申し分なく、

とても心地良いお店だった。

<BOOKS>

ダニエル・ネトル, 山岡 万里子
目からウロコの幸福学
あなたの幸不幸を決めるのは、あなた自身の人生に対する態度だ。



本橋 信宏
心を開かせる技術―AV女優から元赤軍派議長まで
コミュニケーションを円滑に図るポイントは、好奇心を持つこと。

2007年04月25日

バーニー

 バニー(兎)ではありません。バーニーです。香港在住の、某局のキャスターです。

 四半期毎に業績発表をすると、複数の英語テレビ番組に出演します。業績や今後の戦略などについて説明するためですが、これは旧マネックス証券が上場した頃から続いているので、もう7年近くになる恒例作業です。もちろん必ず毎回と云う訳ではありませんが、継続的に行っているので、知らず知らずのうちに古い付き合いも出来ます。バーニーは、そんな知人の一人です。

 2001年の秋、国際会議に出席するために香港に行った時、現地の4畳半程度の、それは驚くほど狭いスタジオで彼に初めて会いました。エンジニアも居なくて、全てワンマンでアポを取り、準備をし、キャスターまで務め、そしてその映像はライブで全世界に放映されると云う、その局が始めた画期的な方法は、私にとっては強烈に刺激的でした。しかしそれ以上に新鮮だったのは、バーニーのバイタリティーと親しみやすさです。

 彼はその後テレビ局を変わったのですが、その雰囲気は全く変わりません。嬉しいことに私のことを憶えてくれており、彼の番組に出る度に、古い友人にあったような感覚を憶え、彼もまた、私をそのように扱ってくれます。普段会わないからこそ、定点観測的に分かることと云うのもあります。バーニーの視点は正にこれで、彼の質問は、3ヶ月前ではなく、数年前と比較しての分析などがあるので、或る意味でとても勉強になります。

 どれだけ多くの『視点』を想像できるか。どんなに意識しても足りないことです。これからもバーニーとのような付き合いを大切にしていきたいと思います。

2007年04月25日

株式会社バズマーケティング 中村的 設立趣意書

http://www.venturenow.jp/news/2007/04/17/1952_014431.htmlhttp://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20347266,00.htm でも既にリリースされていますが、セプテーニホールディングスさんとアライドアーキテクツでバズマーケティングという合弁会社を4月23日に設立しました。 ...