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2006年08月30日

金融再編

 金融ビジネスを構成するコンポーネンツは何でしょうか。

 金融というビジネスは、概念的に大雑把に切り分けると、リスクを手放して資金を調達する者(発行体)に対するアクセスと、リスクを取って資金を供給し換わりにリターンを受ける者(投資家)に対するアクセスと、金融に関するノウハウ(即ち人材)の3つから出来ていると云えるでしょう。

 今迄の日本に於いては、終身雇用的色彩が強かったので、ノウハウを持った人材の獲得は困難であり、時間をかけて養成するしかありませんでした。しかしM&Aなどが頻繁に起きる最近では、或いは外資系と云うそもそも終身雇用的でない環境で育った人材が増えてきている最近では、人材の流動化が大きく進んでいます。

 投資家に対するアクセスを確保することは、例えば個人向けであると全国規模の人的組織を作らねばならず、とても大きなコストの掛かることでした。しかしこれはインターネットの出現とその利用によって、例えば当社のように、嘗ての常識から考えると極めて安価に投資家へのアクセスが作れるようになりました。

 発行体へのアクセスはどうでしょうか。これは金融技術の進歩や金融市場の発展によって、嘗ては発行体となり得なかった存在(それは会社であったり、ファンドであったり、実物資産や権利であったりするのですが)も、発行体となれるようになりました。即ち発行体の種類と数が爆発的に増加し、その結果、発行体へのアクセスは以前よりもずっと簡単になりました。

 こうして、金融ビジネスを構成する全てのコンポーネンツが、現代に於いてはとても簡単に調達・用意できるようになったと考えています。それは即ち、我が国に於ける金融再編が、これから活発に展開していく可能性を表しています。

 当社はそのようなアクティビティの中心、核となって、新しい金融を創造していきたいと考えています。

2006年08月30日

[コラム] 機内で小林秀雄の講演を聴く

昨夜、東京に入った。 今回の機内では、予めiPodに落としておいた小林秀雄講演集を6時間くらい聴きながら来た(講演の合間には深浦八段の名著「最前線物語2」を読んでいた)が、なんかあっと言う間のフライトでよかった。茂木健一郎さんの「脳と仮想」で、小林秀雄の講演につ

2006年08月29日

ベンチャーの影

昨日取材のとき、


「藤田社長はほんとうに敵をつくらない人ですよね?」


と言って頂いた。しかし私はとっさに、


「いやいや、恨んでいる人も多いと思いますよ」


そう答えました。



ゼロから会社を作って9年め。

これまでの過程でも、いろんなことが起きました。




入社して本当に幸せなになった人もいれば、希望に燃えて
入社したのに思うようにいかず辞めた人もいます。



株価の上昇局面に投資し大きな利益を得た人もいれば、

逆に下落局面に大変な損失を負った人もいます。



当社との取引に大変満足してくれるお客様も、

逆にクレームになるようなケースも残念ながらあります。



若い会社を応援してくれる人もいれば、逆に苦々しく思う人

もいます。



提携している友好的な会社も、もちろん競合している会社も

あります。



事業と組織を拡大すればするほど、利害関係者は増える。


大きなことに挑戦すればするほど否が応にも敵は増えます



もう覚悟しているけど、これから先も会社を拡大する過程で

それが起こると考えると、本当に辛い。




若い経営者がよく掲げる目標。

「関係者すべてが幸せになる会社を作りたい」


それは素晴らしい。もちろん我々もかくありたい。


がしかし、現実はそんなに甘くない。もっと辛く厳しい。


困難が待ち受ける事業への挑戦、断腸の思いの人事決断、

コストカットが必要な厳しい収益目標。



「みんなが幸せにならないならやりません」

そんな美談を言い訳にしていては、ベンチャーは何もできない。

何もしないでいると行き詰まり、それこそ株主や従業員を

不幸にしてしまう。



ベンチャー経営の良いところばかりを語っていてもいけない。

たまには辛い部分も伝えなくては。



・・と、急に思って書きました。




2006年08月29日

多彩な選択肢

7時5分福岡発のJALで帰京。

10時30分、渋谷で月次MTG(今月のアポ件数:43)

CGMの時代は、個人の力が頼りになる。個人の力を集めるにはマス

メディアの活用が効果的である。事業化に集中し過ぎると、外部に知

らしめる重要性を忘れがちになるのがベンチャーの常。

11時30分、ランチ(44)

社長と月次MTG。資金繰りの苦しい会社も10月頃には白黒がつきそ

うである。しぶとく残ることが勝つための鉄則になりつつある。残った

会社をきちんとサポートしていけば、そこそこの打率は残せそうである。

14時、丸の内でMTG(45)

前期の好調を受けて策定した予算が重くなりつつある。採用は計画

通りできたが、一人当たりの生産性は低下し、収益性が低下した。

下期の挽回に期待。IRの方は、力が抜けていて、いい感じである。

16時、銀座6丁目でMTG(46)

新年度に入り、売上の桁が変わってきた。年内の単月黒字を目指し

て、社内の雰囲気は元気になっているようだ。

17時、平河町でMTG(47)

メンバーも充実してきて、下期はいよいよ勝負を賭ける時。計画を

きちんと立てて、果敢なチャレンジを実践して欲しいもの。経営陣

の役割分担もかなり進んできた感じである。

18時30分、同所でMTG(48)

神田の会社に関して、報告を聞く。わずか1年の活動量は、素晴ら

しいの一語に尽きる。いろんな可能性を見出しながら、判断力も

洗練されてきている。多くの選択肢があると成功確率が高まる好例

といえる。

<BOOKS>

カリスマ人を動かす12の方法
人は誰でも、自分を理解してくれる人を求めている。

なぜ、あの会社は儲かるのか?
戦略の成果は、最終的には数字になって表れる。

2006年08月25日

オールアバウト 専門家に相談できる「プロファイル」

オールアバウト、最近は見なくなりましたが、 一時期は良く見ておりました。 すでにガイドは約500名だそうです。 このサイトのポジショニングは、すごく詳しいニッチ・オタク向けではなく、 もっと一般受けするようなちょっとしたこだわりレベルだそうです。 これには納得しました。 それと、同社の大株主ですが、リクルートさんは知ってましたが、 ヤフーさんもそうなっているとは知りませんでした。 さて、上場もして次の手を捜しているオールアバウトさん、 ガイドからの案内を見るだけでなく、専門家に 相談できる機能を昨年よりつけているそうです。 http://profile.allabout.co.jp/ 現在は「住宅」「マネー」のふたつの分野の専門家だけですが、 新たに「ビジネス」も追加するそうです。 そんなんで私にも声がかかりました。 私がやるとしてもマーケティング。 それも富裕層マーケティングですからね。 一般の商店さんからご依頼が来ても対応できないんですよ。 なのでお断りをしましたが、こんな機能も あってもいいかと思いますよね。

2006年08月25日

永続するには

10時、麹町でMTG(今月のアポ件数:38)

社名変更からもうすぐ1年。変身することの難しさを実感する頃でも

ある。続けることが成長を育むので、長く続けるための絞り込みが必

要なタイミング。広げた上で絞り込むのは難しい決断ではある。

13時30分、銀座1丁目でMTG(39)

保険会社の取締役としての心得を伺う。公共性の高い事業だけに

重要なことだと思われる。目先の利益を追いすぎると続けることが

困難になりやすい。企業は永続性を第一とすべきだ。永続するため

の成長であり、変化対応力だと思う。

<BOOKS>

起業家の本質
独創性なしにビジネスは長く生き残れない。

2006年08月24日

ブログ見てますよっ!のプレッシャー

昨日あるベンチャーキャピタルの方から「増資しようとしている経営者の人」を見つける...