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2005年10月26日

社内会食

昨日、偶然エレベーターで一緒になった転職して間もない社員に、


転職してきて、毎日楽しいです

と言ってもらった。



「前の会社より楽しい?」


「はい!ぜんぜん楽しいです」

ということで。


こんなことを言われるのは、何よりうれしい。



ある調査によれば、ES(従業員満足度)の高い会社に対する投資は、

中長期的にみれば、高いパフォーマンスを産みだすそうだ。


私も同感です。





話変わって。




私は、少なくとも週に1~2回のペースで、社員と会食をしている。



昇進祝いであったり、月間MVPであったり、歓迎会であったり。

理由はいろいろ。



同じ目標に向かって仕事をしている仲間と食事をするのはとても楽しい。


例え馬鹿話をしていても、有意義な時間だ。




取引先や、他社の経営者などとの会食を通じたコミュニケーションも

もちろん大切。



でも当社の場合、業績を直接的に伸ばすには、

社員と飲んで盛り上げたほうが効果的であると考えている。



有益な情報を入手できることも多い。








そこで、最近気になることが。



会社が大きくなって、会食に参加する上司が増えた。



マネージャーと、その上の局長と、その上の担当役員と・・。


上司がいると現場の社員が話しづらいのです。






私はできれば普段、仕事で絡みにくい現場に近いところにいる社員に、

率直な意見を聞きたい。




いまの会社に満足しているのか?


何が会社の課題だと思っているのか?


顧客はなんと言っているのか?


今後はどういうキャリアを積みたいのか?



本人からアピールも聞いて、時には抜擢したい。






抜擢は、私の立場で言えば抜擢でも、上司の立場からいえば、

優秀な人材の引き抜きということになる。



だから利益相反するのです。




当社は、自慢ではないけど他社と比べればかなり、
フラットで風通しのよい会社だと思う。


年もみんな変わらなく若いし、威張っている人もほとんどいない。


それでも会社組織はどこまでいってもピラミッド構造


それは当社も例外ではない。






そんな訳で、当社の上層部の皆さま、社内会食のアレンジは

ご配慮くださいますようお願いします。





2005年10月26日

去る人

10時、湯島で営業会議(今月のアポ件数:71)

営業数字が挙がらない4名からはハングリー精神が感じられ、いい

感じ。役員の指摘も的確で、これを継続していけば、成果が出てくる

はずである。ネットワーク監視機器は、いよいよブレークしそう。

12時15分、丸の内でランチMTG(72)

顧問の方といろいろと話す。資金調達時の事業計画書や営業提案

資料の作成を請け負うサービスは、需要がある。ビジネスプレゼン

テーションの重要性は、今後も高まることだろう。大事なのは、中味

だと言っている人は、少し硬直的だと思う。

13時30分、丸の内でMTG(73)

ベンチャー企業が20分で事業プレゼン・質疑応答を経て、資金調達

やアライアンス推進を行なう試み。果敢なチャレンジだが、いろいろと

改良すべき点は多い。

15時、平河町で月次MTG(74)

12月には、資金が底をつくので、少しでも売上が欲しいところ。やる

べきことは明確なので、成果を出すことに集中できそうである。

17時、平河町でVC連絡会(75)

社長は、病欠。アライアンスパートナーの大企業の方に、いろいろと

話していただき、可能性は感じることができた。バジェットもあるので、

11月からの成果が楽しみである。

19時、南青山で会食(76)

南青山の会社の営業マンの歓送会。福岡とも接点があり、いい機会

になれば、と思う。職種に適性も感じる。別の投資先から入社しても

らった方は、表情が一変しており、いい感じ。神経を擦り減らす仕事

だが、うまくいった時は、本当に良かった、と喜べる。

2005年10月24日

金融再編

未来の話をしよう

 マネックス・ビーンズ・ホールディングス(MBH)は本日、中間業績を発表しました。詳しくはホームページを御覧頂きたいのですが、営業収益、営業利益、営業利益率など、あらゆる主要経営指標で過去最高を記録し、いい中間決算となりました。これもひとえに当社を御利用頂いているお客様、並びに株主を始めとする当社を支持頂いている方々のおかげです。ここに御礼申し上げます。

 MBHは同時に、新規事業の発見と育成を目的とする会社、マネックス・ビジネス・インキュベーション(MBI)と、個人の投資教育を推進する会社、マネックス・ユニバーシティ(MU)の設立決定も発表しました。MBIは、日増しに急速に展開する経営環境に、より迅速に対応していくための仕組みであり、またMUは、創業時から厖大なエネルギーを投入し、常に強い信念を持ってきた「個人投資家に正しい投資教育を案内することは我々の使命であり生命線である」という考えをよりヴィヴィッドに具現化するものです。

 またマーケティングのアクセルを一気に踏み込み、効果的に当社の認知度向上を実現するために、より分かり易くて短い名前を目指して、当社の社名を12月3日(予定)にマネックス証券に変更することを決定・発表致しました。

 私たちは東証一部上場を果たし、低コスト・高利益体質も確立しましたが、これは私たちの道のりのまだまだ4分の1程度でしかないと思っています。本番はこれからです。我が国の金融再編の中核となりたい。なってみせます。新たなステージへ、自ら第2弾ロケットに点火して突き進む私たちを是非応援して下さい。

2005年10月24日

日刊工業新聞にコメント掲載されました。

日刊工業新聞の”10兆円産業への胎動。ベンチャーキャピタルの課題を探る” ハンズオンブーム 付加価値提供の能力を というところに、私のコメントが掲載されました。

記事に前半はいつも大変お世話になっている本荘さんが登場し、私は最後の2行に登場しています。 NILSの例のお話したので、NILSのスピーカーの方々も掲載されていました(掲載されている方は私がリスト化したわけではなく、公表されているリストを記者の方が参照されました。)

よくまとまっている記事だと思います。



2005年10月22日

BtoCの儲け方

以前は、BtoBが主な投資エリアだったが、最近はBtoCも手がけて

いる。ブランド・知名度がないのは、ベンチャー共通の悩みだが、知

名度のある大企業でもBtoCは苦労する。BtoBで事業がうまく立ち

上がらないベンチャー企業の打開策として、BtoCへの挑戦は有力な

選択肢になるだろう。


BtoCビジネスでの主な儲け方は、広告、コマース、有料サービス、

ということになる。いづれもページビュー(PV)やユニークユーザ(UU)

が主要な指標になるが、システム運用のコストも連動するので、当た

り前と言えば、当たり前の話である。投資先で、PVは伸びるが、広告

収入は伸びない、という時期があり、その運営は、とても難しかった。


いわゆるトラフィックを稼ぐには、GoogleやYahooのような検索サー

ビスが基本であり、それをジャンル別にした専門性が今後のニーズ

を満たすことになるだろう。そういう意味で、RSSの普及は、後押し

材料として強力である。また、クリック率上昇を生む広告配信技術の

進化やメディアミックスによるプロモーションの相乗効果については、

いろんなチャレンジが行なわれることだろう。実際にメディアとして広

告収入を生むには、代理店構築も重要なポイントになる。


コマースに関しても、発注ツールとしてPCや携帯電話は強力であり、

カタログ通販企業のオリジナル製品をコンテンツとして保持すれば、

トラフィックを持っている企業は有力になる。有料サービスに関しては

さらにコンテンツ依存の比重が高まり、コンテンツホルダーとの連携が

必須になってくる。


以上のような基本線を踏まえると、ブログは、トラフィックを稼ぎ、口コミ

プロモーションを自然発生させる強力なサービスとなる。書き手と読み

手の相乗効果で、PVを増加させ、コマースを活発にする。また、RSS

の登場で、メルマガは代替される分、RSS広告への期待は大きい。


モルタルの世界では滞在時間にも関心が高い。コマースに関しては、

駅ナカでのショッピング、コンビニでのレジ前陳列、ショッピングモール

での書店・飲食店のポジション、等々。広告に関しては、中吊り広告、

ビル壁面のLED、バスのラッピング広告、等々である。ネットの世界で

も使える仕組みは、普段の生活で普通に触れているのかも知れない。


2005年10月22日

VC論:付加価値

サンノゼ・マーキュリーのNet start-ups face odd problem: more VC cash than they need (会員登録しないと見ることはできません。無料です) という記事に対して、Daveさんが、ポスト産業資本主義社会のVC  というエントリーを書いています。 Daveさんのエントリーでは解説があります。

Web 2.0 カンファレンスでのVC 2.0 のテーマはまさにこのような話でした。 

ポイントはいかです。

That has put some start-ups in a tricky position. Many Internet entrepreneurs don't need the cash, because they're building products cheaply -- using open Web technologies, often with two or three developers. So in return, they're demanding that VCs have a lot more to offer than just cash.

``If you really want to have a seat at the table,'' Conrad says of venture capitalists, ``you've got to be involved at an earlier stage -- putting in little dollars, and then really work the deal.''

以前のネットベンチャーというのは、多額のシステム開発投資 と広告宣伝費をかけてるというモデルで、10-50億円調達し、 1年間 で消えました という案件が結構ありましたね。 なつかしい。  

お金は少なくてよく、起業家はVCから資金調達するにしても相手を選ぶようになっているという時代ということです。 横並びではない ということも言えるでしょう。

SugarCRMの資金調達の例を見る
2 August 2004: Sugar Sales 1.1 and SugarCRM Funding(ラウンドAは2 Million)
February 15, 2005 SugarCRM Receives $5.75 Million in Series B Funding
October 17, 2005 SugarCRM Receives $18.77 Million in Series C

というタイミングと金額です。 日本の場合だともともとUSと比べ、調達金額が少ないので、SugarCRMの資金調達の例を見ると、実は親近感がわきます。同じ感じです。
日本の場合は、シリーズC というのがなくて、シリーズCのときにはIPOしているというイメージです。ですから、IPOまでは5-10億円程度ということになります。

ラウンドAで、1-2億円 できれば全額出資するか、有力VCと半分づつ(GoogleのようにセコイアやKPCBの2社で投資する例) だし、 シリーズBの3-5億円はさらに付加価値の提供できる投資家とやっていく というイメージです。

付加価値というのは成長ステージによって求められるものが違います。例えば、グローバル展開しようというステージになったら、グローバル展開を支援するようなグローバルファームが存在したり、 投資銀行のようにIPO回りやM&Aといったサービスができる投資家も登場します。 ”付加価値”を提供できるか否かがポイントです。

日本の場合だと、どうしても安定株主だとか、取引先だとかを重視する傾向がありますが、守りの資本政策  と  攻めの資本政策 の違いと言えるでしょう。 攻めというのはより大きな成功を目指している ということであり、そのためには付加価値を提供できる投資家をもとめていく という姿ではないかと思います。

私としては、特徴だったり、提供できる付加価値をより高めるためにはどうしたらよいか?という点を常に考えるようにしています。 

ポイントは、
①インダストリーの専門性・ナレッジ

例えば、オープンソースの流れをかなり深く理解している 等、かなり詳しいレベルになり、そして 業界全体の流れを俯瞰できるようになること。

②ネットワーク

業界のキーマン等との広範囲かつ深いネットワークを持っていること。

③マネジメントサポート

①と②から戦略面、実行面を支援し、 マネジメントチーム採用等を支援できること。
コーポレートガバナンス等のマネジメント仕組みを導入できること。

④お金のサポート

必要なときに必要なお金を提供できること。 特にタイミングが重要で、リスクの高い時に
投資決定できるかどうか。 そのためには①-③を持ち合わせないと、単に”様子を
みたい”ということになります。

⑤信頼性・トラックレコード(ブランド?)

知名度・ブランドといってもよいかも知れませんが、あのVCは凄い と思われるかどうかです。投資実績等をしっかり伝えていくこと等が重要です。 今の時代はブログという簡単に情報発信できる時代になりました。 ベンチャー企業にとっては投資することで成功の”お墨付き”となるような存在になるかどうかです。

以上、 いろいろと書きましたが、書いているのを読むと もっと頑張らないと駄目だなと思います。 理想のレベルにはまったく達していないので、すこしづづ頑張っていきたいと思います。 

2005年10月21日

CNETの”グリー、田中社長のSNS式起業の方法”は面白い

CNETさんにGREE田中さんのインタビューが掲載されました。

内容としては、CTOの藤本さん は PHPといったシステムやインフラ面 の内容が豊富です。

オープンソースを使いこなし、ユーザー参加型のコンテンツ、 全部無料の広告モデル。
Web 2.0 の代表的なモデルです。 

私のようなコスト構造を理解していると、どれだけ凄いことなのか? ということがわかるですが、GREE入門編としては面白いインタビューなのではないでしょうか。

2005年10月20日

福岡出張

10時、小川町でMTG(今月のアポ件数:56)

卒のない説明で、確かな進捗を感じる。熟年の方は、経験豊富な

ので、ビジネスの要点もきちんと押さえていて安心感がある。

11時30分、虎ノ門でMTG(57)

来週も上海に行くそうで、動きがあるのは、非常にいいことである。

技術営業の人員がなかなか採用できないのが悩みのようだ。

13時30分羽田発のJALで福岡へ。

16時、天神で取締役会(58)

9月は、きちんと黒字化し、上昇基調。研修生を多めに採用して、

一段の成長を目指す。一括の収益管理も何とかうまく行ってる。

19時、住吉で月次MTG(59)

新しいことへのチャレンジなので、もっと果敢さが必要だろう。企画

を実践していく人は辛い立場だが、成功した時の充実感は大きい。

あきらめない限り、失敗はない。やめない限り、成功の可能性は

残る。続けていくうちに、成功の芽も出てくる。

22時、流れで呑み会

<BOOKS>

成功前夜 21の起業ストーリー
起業家精神とは、気質ではなく、行動である。

2005年10月20日

ハンズオンは死語

本日、某新聞社の取材を受けました。ベンチャーキャピタル業界特集というこでした。ハンズオン型VCにインタビューしているということでした。

私は、「ハンズオンは死語だと思う」と答えました。誰も使っているし、取締役に就任しているからハンズオンとか、営業紹介するからハンズオンとか、定義も曖昧です。手をかける という意味なので、何か手伝ったら、ハンズオン と呼ぶことができます。(何もしない とハンズオンにはならない ということです)

海外のTop VC ファームのWebサイトを見ると、ハンズオンとは別に書いていないです。 なぜかというと、当たり前なので、書いたところでアピールにならない ということだと思います。

記者の方には、 ”Value Add”(付加価値提供)という言葉で説明しました。 投資先企業にどれだけのValueを提供できるか?という点が今後求められる ということを説明しました。  

結局は、我々といっしょにやったら成功する(確率が高い)ということだ です。 

そして、 投資金額、投資戦略 等のビジネスモデルをしっかり考える必要があります。投資スタッフの頭数を増やさず、より大きな金額を投資し、リターンをいかに高めるか等、いろいろと考える必要があります。 

インターネットの時代ですから、ブログのように情報発信したりすることも重要です。

これから、ハンズオンというのは使うのやめようかなと思います。

2005年10月19日

競争優位性

10時、湯島で営業会議(今月のアポ件数:52)

有象無象な感じになってきたが、新しく入った4名からきちんと成

果を出す人が出れば、他の人もいい刺激を受けるだろう。自分の

ウリ(競争優位性)をきちんと考えないと、看板のないベンチャー

は厳しいことが、まだまだ分かっていないようだ。

12時30分、南青山で取締役会(53)

社長が発表するかたちになって、だいぶ分かりやすくなった。固定

コストが上がってきているので、黒字化には結構時間がかかるかも。

材料はいいが、キャッシュをなかなか生まないのが悩みの種。

15時、会社でMTG(54)

駒込の会社のファイナンスに関し、VCの方と打ち合わせ。向島くんが

作ってくる資料が楽しみである。

19時、六本木で会食(55)

12月から入社する方とアソシエイト2名との顔合わせを兼ねて。和や

かなムードで、12月からが楽しみである。

<BOOKS>

あたりまえだけどなかなかわからない組織のルール
相手のことを思いやる気配りが、人格を磨く。