以前から、内的リズムはとても重要だと思っている。心地良いテン
ポやリズムが刻まれていると、人生は滑らかに進んでいく。一定の
リズムを保つには、呼吸を整え、感覚を澄ましておくことが必要だ。
リズムが整わない時は、外気を感じながら歩くのも有効である。頭
を使うのではなく、リズムを整えると、気持ちも安定する。
希望のレベルを高く保つことは、リズムを整えること以上に重要であ
る。希望のレベルが高くなると不安定になるが、希望のレベルが低か
ったり、単に嫌なことからの逃避の場合、殆どの場合、希望していな
い結末になる。希望していないことに意識が奪われて、周りから不幸
の種を集めてしまう。
会社で恥をかきたくない、馬鹿と思われたくない、病気になりたくない、
等々、レベルの低い希望である。それだけを考えている人は、会社で
恥をかき、馬鹿と思われ、病気になっていく。高いレベルのセルフイメ
ージを持ち、誠実に仕事と取り組み、全力を尽くし、前向きに取り組ん
でいれば、周りからの評価もあがり、次第に成長し、気分良く健康でい
られる。
希望のレベルを高く保っていれば、次第に同じレベル希望を抱く人が
集まってくる。但し、そういう状態になるまでは、リズムを保ち、待つこ
とが必要である。待っていれば、次第にレベルの高い人が増えてくる。
それでも、周りに低いレベルの人しかいなければ、自らのレベルを高
めることが、必要なことになる。
上記のことは、ベンチャー企業にも当てはまる。志の低い企業は、なり
たくない状況だけしか分かっておらず、競合企業の悪口に終始する。
同じ類の企業は、徒党を組み、悪貨は良貨を駆逐し、成長しかけた企業
も、途端に衰退モードに陥る。
野望を抱くことは、ベンチャー企業にとって、成長の必須条件である。
志を高く持っていれば、リスクが大きいチャレンジに心強いサポーター
が現れる。オンリーワンのチャレンジだけに、じっくり時間をかけ、成果が
出るまで忍耐強く待つことも重要となる。時間の経過は、野望を風化させ
やすいが、理想とする世界のイメージをしっかりと持ち、志を高く保って
いれば、必ず結果はついてくる、と信じきることが、成功確率を高める。


