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2005年02月28日

会社の辞め方


今度出す本は、若い人に起業家という生き方を
知ってもらいたくて書いた。

日本経済の活性化には若者のチャレンジが
欠かせないと心から思う。


ゼロから会社を起こすのはすばらしい経験。


個人的にも若い起業家を応援している。




起業家になる人にとっての一番最初の関門は、
会社を辞めるときだろう。


自分が辞められる状況を、自ら作り出せるどうか
力量が問われる。



会社は辞める人よりも残った人のほうが遥かに大変。


お客様や会社、周り人の迷惑を顧みずに
自分がやりたいときに会社を辞めて起業する。

それではモラルに欠けている。

ちょっと言い過ぎかも知れないけど、
スーフリが逮捕されたときに
「少子化の中、元気があってよい」
といった政治家の失言と同じだ。


若くて起業するなら何をやってもよい訳ではない。



当社には、起業家志望者が相変わらず多い。

それはすばらしいことだと思う。

でも会社の辞め方はさまざまだ。

応援できないケースもある。


どうか私からも会社からも応援できるような状況を
作り出してから会社を辞めてスタートできるように
してください。


2005年02月27日

ホリエモンとかニッポン放送とか

昨年のプロ野球参入問題以来、ライブドアへの注目度は非常に高い。
旧エッジがライブドアに社名変更してから1年、時価総額も大幅上昇で

ある。堀江社長は、自分の中学・高校の後輩にあたり(12年後輩、十二

支も同じ)、大学も同じである。出身地も中学のある久留米市から20km

以上離れている田舎(八女市・大川市)で、どこの自宅の敷地もだいたい

300坪以上はある。

#自分の実家は酒販店だったので、敷地は600坪ほどだが、1,000万円

でも買い手はつかない。
昨年のプロ野球騒動の際は、ダイエーを買った孫社長も同じ高校に在籍
してたこともあり、高校の同窓会誌では、二人のお蔭で母校が有名になっ

た旨、報じられていた。自分の中2の時の担任だった地理の先生は、堀江

社長や孫社長に関して新聞やTVで、よく取材をされていた。


自分が見るところ、堀江社長の素晴らしさは、果敢な行動力だろう。
今回のニッポン放送株式の買収の電光石火ぶりは見事としか言いようが

ない。ただ、800億円という資金は、大企業であれば、保有している会社も

多く、トヨタなどは、その10倍以上のキャッシュを1年間の営業活動で生み

出しているわけであり、約1ヶ月分の稼ぎに過ぎない。そんなお金でフジサン

ケイグループを手中にできるかも知れないのである。トヨタの場合、フジTV

のCM代だけでもすぐに元を取れそうな話ではないか。

また、ライブドアがやろうとしているメディアの融合も、AOLがタイムワーナ

ーを買収したり、孫社長がTV朝日の筆頭株主になったことと全く同じであり、
5年以上前に起こったことの蒸し返しである。失敗に終わった2例をトラウマと
することなく、ブロードバンド時代には、ネットとブロードキャストとの融合が
本当に成し遂げられるかも知れない。仮にそうでなくても、地上波デジタル放送
により、放送局は、システム面を含め、大変身を迫られているのが現状である。


株式購入の方式に関して、「空白の一日」論があるが、立会外取引は、厳然

としたルールであり、他社も過去に多く利用しているものである。指摘されて

いるような問題点はあるものの、江川問題のように最初に使われたルールで

ないことは事実である。また、リーマン(外資)によるメディアの間接支配を心配

する向きもあるが、新生銀行で勝ち逃げされた怨念をあまり深く持つべきでは

ないと思う。PEファンドに出資する外資への課税強化と同様、グローバルな視

点の欠けた意見だと思う。郵政民営化に反対する元大物議員に至っては、ニッ

ポン放送問題を根拠に、郵政三事業(郵便、郵貯、簡保)を民営化すると外資に

牛耳られるとまで、のたまわっていた。ここまで偏向した意見は見事の一言で

ある。日本人だけの個別最適が全体最適とはならず、孤立化を招く危険性を

もっと認識すべきだと思われる。破綻している国家財政(年金・地方財政等を

含む)を唯一救えるのは、グローバルな資金の循環であり、外資の誘導を積極

推進すべきである。


そういう面からも、現在ライブドアが発行差し止めを求めている司法判断は、
極めて重要だと思う。これが認められず、新株予約権が大量に発行された

場合、日本市場の信頼性は損なわれ、外資の投売りで株式相場は冷える

危険性が高い。ニッポン放送が発行済株式数を超える新株予約権の発行を

決め、フジテレビに全額割り当てたのは、商法の濫用であると言えよう。

記者会見では、フジサンケイグループとしての資金流出はない旨、明言して

いたので、発行会社の資金調達目的は鼻からない。あとは、裁判所の役割

を積極的に捉えるか、消極的に捉えるかで、差し止めの仮処分決定が下さ

れるかどうか、ということになるだろう。濫用直ちに行為差し止めにならない

ところが、法律論と法律執行論との溝である。個人的には、地裁はライブドア

に軍配を上げるのではないかと見ている。


VCでも投資先のエクイティのダイリューション(希薄化)は、最も気にするとこ

ろだが、あういう決定はできないような条項が投資契約や社債要項には入って

いる。また、視点を変えれば、ライブドアの発行したCBに関しても、同じ問題が

あり、株価が下落した場合、既存株主は、大きなダイリューションショックを強

いられることになる。ライブドアの株主だったら、あれこそ商法違反で発行無効

を訴えたくなるものである。


このような次の予測が立ちにくい状況を、当初堀江社長は詰んでいる詰め将棋

だと言っていた。但し、お気づきの方も多いと思うが、本当に詰んでいる詰め将

棋であれば、詰んでいることを伝えることは、マイナスにしかならない。詰んで

いることが分かった場合、敗者は、ルール破りをするしかなくなる。将棋版を広

げたり、存在しない駒を加えることで詰んでいた詰め将棋が詰まなくなってしま

う。政界・財界の力を借りれば、縦を横にすることはできる。その辺は十分認識

している堀江社長の詰め将棋発言は、相手が戦意を喪失する可能性を探った

ものだろう。可能性は低いが、抵抗しなくなれば堀江社長の目論見通りになり、

正気を失い変な行動(今回の新株予約権発行もその一種か)を取れば世論を

味方につけることができる。


先週末のTV東京での携帯アンケートは、圧倒的な堀江支持だった(80%)。
コメンテーターは、(自分の結論と異なるので)「携帯だから若者が多い」という

意味不明のことを言っていたが、堀江支持は、20代より50代に多いのが各種

世論調査である。50代の多くの人は、フジテレビのH会長のような旧勢力に干さ

れた人である。不況と言われるなか、裕福な生活を謳歌している旧勢力よりは、

何かが変わることを期待させる若者に人気が集まるのも仕方がないことだろう。


今、フジテレビ側にいる人は、現行の秩序を良しとしている人々である。TVを

はじめ、マスコミで働き高収入を得ている人は、当然フジテレビ支持である。

ホリエモンを支持して政財界に睨まれるよりは、個人的に安心である。
今、ライブドアを支持している人は、変化を求めている人々である。
若者は、就職せずに食っていける現状をそんなに悪いものとは感じていない。

変化を求めているのは、能力がありつつ使ってもらえない高齢者である。
旧勢力が既得権益の死守に躍起になっている間に、きちんとソロバンをはじく

外資に美味しいところ取りをされ、そのツケが(メディア族を含まない)一般国民

に回ってくる悪循環は、(非常識な税制を導入することではなく)国民自身の

気づきによる価値観の向上によって、断ち切られるべきものである。しかし、

その気づきを与えるべきメディアが旧勢力側にいては、殆どの国民は気づく

術を絶たれているのである。

(2005.2.27)

2005年02月25日

スピードとハードワーク

日本電産の永守重信社長の著書を読んだ。


永守社長曰く、勝ち組と負け組の明暗を分けるのは、


・スピードが50%

・ハードワークが30%

・トータル的能力が15%

・学歴や経歴が3%

・社歴や経験が2%



なんとスピードとハードワークで80%!



でも、私も同感です。

成功している起業家はみんなそうだし、企業内で
活躍している人もそうだ。

頭が良かろうがそうでなかろうが、本質的な競争力が
何かを見抜いている人はそうするのだと思う。

ネットビジネスのような変化の激しい業界は特にあてはまる。



それではスピードとハードワークが8割だとすると、
優秀な人材とは?

学歴や教育はどこで役に立つのか?


ということになる。


「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」


ひたすらストイックな経営者、永守社長の本は
プレッシャーも受けたけど、とても参考になった。





著者: 永守 重信
タイトル: 「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる


2005年02月14日

起業準備

続いてご質問・ご意見にお答えします。


僕は4年後迄には起業すると決めています。大学生で起業する人もいますが、今の自分には起業するというのがとても非現実的な事です。そこで少し時間をかけて非現実的な事を達成するために階段を一歩ずつ上っていこうと考えています。
具体的には就職して営業の経験を積み(1~3年契約で雇ってくれる会社を探します)その間に資金をため、また、いい仕事をした結果として人脈も築ければいいかな、と考えています。
会社の中で成果を出せないような人間が、起業して成功するのは絶対無理だと考えています。そこで、まずは第一段階として就職した会社で死に物狂いで結果を出すつもりです。
そこで藤田さんに質問なのですが、起業するまでに何をしておくべきだと考えますか?起業するまでに、僕には4回生の1年間と、会社員の3年間、の時間があります。仕事を頑張る、資金をためる、事の他に何か準備しておいた方が良い事はあると思いますか?
本を読む、経理の勉強をする、などたくさんあるとは思いますが、藤田さんの意見をぜひ聞かせてほしいです。よろしくお願いします。



おっしゃるとおり、会社の中で成果を出せなければ起業しても
成功するのは難しいと思います。

私も『歌が下手だ=ミュージシャンになれない』と、
『仕事ができない=起業家にもなれない』は同じだと思い、
必死でがんばりました。


また、仕事をがんばり、同時に本を読んだり経理の勉強をしたり
するのも正しいと思います。


あと、何かあるとすれば、常に社長や役員と同じ経営者の視点を
もって仕事をすることではないでしょうか。

私は営業マンだった頃、役員と親しかったこともあり、
常に経営者的な視点を持って働いていました。

そのときに役員と色んな話をして感じていたことや考えたことは、
会社を始めてからとても役に立っています。

同世代の同僚だけでなく、上層部と親しくすることも
ひとつの方法かも知れないですね。



2005年02月14日

憧れの職業

続いて質問・ご意見にお答えします。

ボクも起業したいと思っています。
会社の経営者が、プロ野球選手とかJリーガーみたいに若者からあこがれの仕事になるよう社長には突っ走って欲しいと思います。



これは私の目標のひとつでもあります。

私も高校生や大学生の頃、社長業にちっとも憧れを
抱きませんでした。

経営者はおじさんのイメージが強かったからです。

若い社長も、=青年実業家は胡散臭いイメージで、
とてもそうなりたいと思えませんでした。

若い起業家が憧れの職業になれば、日本社会は
もっと活性化しますね。

2005年02月14日

女性起業家

久しぶりに、頂いている質問・ご意見にお答えします。
溜めてしまって申し訳ありませんでした。


私にはトレンダーズの経沢さん、アイランドの粟飯原さん、ビエナの岸さん・・憧れの女性起業家がいます。渋谷ではたらく社長 さんには尊敬されている女性社長ゃ仲良しの女性起業家はいますか?

本日、あさって上場のDeNAの南場社長とお会いしました。

DeNAの創業当初から少し投資もさせてもらって、
南場社長とは6年くらい前から親しくさせて頂いてます。

なんだか更に若返って美しくなっていたような…
(お世辞ではありません)

当社と同じくネットバブル崩壊の危機に直面しましたが、
すばらしい会社になっていました。

2005年02月07日

うそ日記

残念ながらアメブロでは無いのですが、
面白いブログがありました。

うそ日記

小倉優子の彼氏になりきったりしている、
そんな妄想が面白い。


私もひとつ、うそ日記を書いて見ました。



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『うそ日記』


注:この文章は個人の妄想であり、実在する人物とは
一切関係ありません。




おれは憧れの堀江社長のアシスタントとして採用された。

いよいよ今日は初出社の日。

おれの将来の夢は、インターネット業界で起業して
堀江社長みたいなビッグな社長になること。
堀江社長について回って、経営ノウハウを盗んでやる。

社長は今、トータルワークアウトで体を鍛えてる。

かっこいいなぁ・・・




「あ、おはようございます!堀江社長」

「おはよう」



ついに堀江社長が現れた!どきどきするなぁ。


「今日のスケジュールどうなってる?」

「えぇ・・・と、10時からお台場フジテレビの
スタジオで『平成教育委員会』の収録
・・・その後『anan』抱かれたい男ランクイン
したので取材があって・・・、」

「ちょっと待って。抱かれたい男、何位?」

「えぇ・・・と、8位です」

「ちっ、微妙だな。それから?」


「はい。それから新宿に移動して、12時から
新宿アルタスタジオで『笑っていいとも』の
テレフォンショッキングです」

「それから?」

「午後は、代官山スタジオで『GQ』の表紙の撮影、
・・・その後、生田スタジオに移動して細木一子さんの
新番組の収録・・・夜はみのもんたさんとの会食が入ってます」



(あれ?変だな・・・普通の仕事の予定がないぞ・・・)





我々は、フジテレビに到着した。

「おはようございまーす」

「おはようございます!」


”堀江貴文殿”と書かれた楽屋に入る。

堀江社長はメイク中だ。




「ちょっと、マネージャーさん」

ディレクターさんらしき人がやってきた。



「あの、マネージャーではないんですけど・・・」

「でもスケジュール調整とか身の回りの世話とかしてんでしょ?」

「・・・そうですけど」

「まぁいいや、堀江社長にドラマの話があってね」

「ドラマですか!?・・・うちの社長、経営者ですよ」

「でも、数字(視聴率)取れるんだよねぇ、堀江さん」

「そうですか・・・一応、社長に聞いてみます」




おれはメイク中の社長に話にいった。

「・・・という訳ですけど、ドラマなんて出ないですよね?」

「面白い!」

「え?」

「面白いよ、それ。やってみよう。それをインターネットで
放映すればいいんだよ」


(・・・なるほど。ここでインターネットビジネスと結びつくのか)



さすがだ。




メイクを終えた堀江社長、今度はなにやら真剣な眼差しで
考え込んでいる。

――きっと何か大きなビジネスのことを考えているに違いない。


そっとしておこう。



「・・・なぁ」

「はい!なんでしょう」

「スタイリストは誰がいいと思う?」

「は?スタイリストですか?」

「そう。専属でつけようと思ってるんだ」

「はぁ・・・」

「去年ベストジーニスト賞だったけど、今年はベストドレッサー
狙ってんだよ」

「・・・わかりました。調べておきます」



経営者は見た目も大事だしな。堀江社長って、意外とおしゃれなんだ。





「それからさ、今度CD出すから」

「え?」

「ディナーショーもやろうと思ってるんだ」

「・・・ディナーショーですか?」

「そう、それもネットで放映しようと思ってる」

「・・・」




楽屋を出て廊下を歩いていると、和田アキコさんとすれ違った。

「堀江君じゃない、元気?」

「あ、おはようございます。」


堀江社長は深々と頭を下げていた。
芸能界の上下関係を意識しているのだろうか・・・。


「来週あたり、食事でもしない?」

「ぜひ」



「おい、来週の夜の予定どうなってる?」

「はい・・・えっと、全部会食で埋まってますね」

「なに?どれ見せてみろ」



「これ、キャンセルしておいて」

「これですか?サイバーの藤田社長ですけど・・・」

「そう。どうせたいした話じゃないから」


(ぎゃふん!)


おわり。







社長日記を見てわかるとおり、実際には
堀江さんはちゃんと仕事をしています。

♯来週ほんとに会食が入ってるけど怒って
キャンセルになりませんように・・・



2005年02月05日

転職イベント

雑誌Type主催の転職イベントで講演してきた。


演題は、゛営業力を磨いたから今の経営がある″ 。


確かに私の営業時代に身につけたキャリアは、
現在の社長業に通じるものがある。



トップ営業では、商品の売り込みだけでなく
提携などの交渉もしなくてはならない。

採用では優秀な人材を口説き、人生を賭けて入社して
もらえないといけない。

金融機関対応では、自社の事業をきちんと説明して融資を
受けたり、魅力的に説明して投資を受けたりできなければ
いけない。

取材対応では、大きく取り扱ってもらえるように、事業や会社を
魅力的に紹介できなければならない。

商品企画では、お客様のニーズを的確に反映させたものを
企画できなければならない。


プレゼンテーション力、交渉力、企画力、締結力…


営業だけ出来れば良い訳ではないけど、共通項は多い。


でも、営業出身の社長が取り立てて多い訳では
ないのはどうしてだろう?



もちろん、営業職と経営職は全然違う。

営業のスペシャリストではなく、経営者を目指す人は
次のキャリアはマネジメント職を目指すべき、という話も
しておきました。