とにかく暑い毎日の沖縄
この日は、園の玄関先に出てシャボン玉遊びをしました。
日差しがすごく強くて、ちりちりと焼け焦げてしまいそう・・・・
子どもたちもアセをいっぱいかきながらおおはしゃぎでした。
どれくらい暑いかというと・・・・

頭皮から汗がふきだすくらいです。(⌒^⌒)b
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ブルーシールはアメリカ生まれの沖縄育ち。砂糖は沖縄産のサトウキビを使用。紅イモ・サトウキ...
今日は沖縄戦から61年目の慰霊の日です。
世の中の変動をひしひしと感じているかたは多いと思います。
過去の事を忘れないためにも目下、
潮流的な未来小説に取り組んでいます。
作家なんかでもないのにそこまでやることは
ないんじゃないのとか言われそうですね・・・・。
この二つのネタはもう使えないので公表しておきます。
実は昨年のこの時期にもしてるんですよ・・・・。
無益な戦争はしてはいけません。
サッカーのW杯の戦いは別ですが・・・・・。
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第一話
●近未来の日本の風景「美女メルセデスの出現!」
200X年、ある日の朝、僕は京葉線の新木場駅で北東の方角を見上げていた。
子供たちが喚声を上げている。乗降客で駅のホームはざわついている。
透き通ったセルリアンブルーの空が突然暗くなった。みな東京湾の上空を指をさしながら不安そうに見つめている。
「パパ、あれ見て。すごい数。何なの?」
「しかし、ずいぶん飛んでるよな・・・」
「UFOかしら・・・」
「まさかね・・・」
「高度が高くて・・・。あっ、でもあの速さは一体・・・」
「飛行機かい?なんか丸い形してるぞ。五角形のしるしが見えるし。たぶん日本のじゃねえ。どうみても日の丸じゃねぇし」
学生が尋ねた。
「じいさん、よく見えるねぇ・・・」
「前の戦争ではいつだったかな・・・東京の上空を軍部が飛行機を1,000機も示威飛行なんかしてよ・・・」
「そうだったんだ・・・」
「こうみえてもむかしは戦闘機乗りだ。ゼロ戦で真珠湾までいったんじゃ・・・。ひっく・・・」
「わかった。わかった。じいさん。んもう・・・朝からこんなに呑んじゃってさぁ・・・」
「おめぇさん、学生さんかい。戦争なんかにいくんじゃねぇ。いくんじゃねぇよ。俺は3人の兄が学徒で南方戦線にいって死んでしまった。いいか、絶対いくん・・・・」
「わかった、わかった。じいさん。いかねぇよ」
大学生はいまにも酔って倒れそうな老人を駅の医務室へ運んでいった。
「あたし怖いわ・・・」
「戦争になるのかしら?・・・」
若い女たちは身が震えている。お台場や羽田空港の一帯は夜の暗さになった。部分日食にでも出会ったような不気味さだ。周りが静まりかえった。日頃政治に無関心な若者も、ふと自分の身が心配になってくる。
駅の職員が駆けつけた。
「駅長、電話が通じません。携帯電話も・・・」
「いったいどうなってるんだ・・・」
「テレビもラジオもだめです・・・」
いつもは電車内で携帯電話と会話しているOL・サラリーマン。IT社会の恩恵で便利な生活に慣れ過ぎてしまった彼らはパニック状態になっている。この日は彼らにとって日本の全てのシステムが一新する記念すべき日のようだ。僕はいま、彼らの予告していたロードマップが現実となり幾分顔をこわ張らせている。前日、日本政府はホワイトハウスに日米安全保障条約破棄の一方的な通告をしたばかりだ。
現政府はメルセデス嬢の率いるヤマト創世グループ(前身は昭和の初期に発足した民間の世界戦略研究所)の一部門として機能しているに過ぎなくなっている。彼女は日本人の母とフランス人の父の間で生まれた。父方の昔を辿れば函館戦争時のフランス軍人とまでは判明している。だが、その両親が亡くなり、明治以来からの国家規模の遺産を引き継いだ時点でメルセデスの名は国内外で一躍世界に広まっていた。
人々は彼女がマリア像の顔に似ていることから、カソリック教会では話題にもなった。バチカン国内でも彼女の調査を出生時から水面下で進めているという。この日から日本は自力で国を守らなければならなくなった。アメリカの核の傘が無くなった今、非戦などという甘い観念は捨てざるを得ない。これまで熱心にナショナリズムを唱えてきていたジャーナリスト・軍事・経済評論家たちはいざその事態になると逃げ出してしまう。
海外の特派員は総論賛成各論反対という玉虫色の論議がこの国をここまで腐らせた原因だという。世界の若者の右傾化が顕著になり、世紀末からの真の指導者待望論が日本の若い世代からもでてきている。勝者と敗者の確執・激しい貧富の差は対立関係を拡散させる。メルセデスにより現日本国憲法は新しく塗り変えられることになる。二十一紀初頭の世界同時多発テロ以来、景気も悪化の一途をたどり失業率は20%まで跳ね上がった。内閣の支持率は一桁台になっていた。
僕の予想だとおそらく日本は何日間は無政府状態になる。彼女が東京に来るのは1週間後だが、その前に最終的な会合が函館で行われる手はずになっている。僕は取材で一息ついたら、急ぎ、メルセデス嬢の軍師である三咲の戦闘ヘリで函館に向かうことになっている。電車が手動で緊急停車を試みていた。中央コントロールセンターのコンピューターが制御不能になったらしい。東京湾の上空では羽田空港の管制塔の支持を待つジャンボ機が十数機旋回している。緊急無線はしばらく使えそうなので、おそらく手動で着陸するつもりなのだろう。彼女は数日前からネットで航空機や乗り物には乗らないよう警告していた。
これまで得体のしれない若きメルセデス嬢の警告には誰も本気にしていなかったようだ。その時がついに来たのだ。この一週間の間、僕は側近の三咲に極秘で東京の様子を逐一報告していた。三咲は彼らでしか通話できない特殊な携帯電話を使う。普通の携帯電話は早朝から全国一斉に通話出来なくなっていた。この日から全世界のインターネット、TV、ラジオなどありとあらゆる電波も遮断される。ニューヨークや東京、ロンドンの株式市況は一斉に停止する。
すべての周回衛星は使用不能となった。スペースシャトルから見た地球は青い海と暗黒の大陸しか映らなくなっていた。海外の軍事施設には彼らから発信された強力なコンピューターウイルスで全世界で無用の長物となる。医療機関以外のすべての機器が使えなくなった。米国も恐れるネットウイルス「ブルー・モンキー」。ネットを通していかなる軍事システムをも破壊するソフトが完成したばかりだ。
すでに核保有国は自力で核ミサイルの発射・迎撃が出来なくなっていた。ウイルスはそれを自爆させる働きも持っている。情報は新聞や印刷物のみとなった。メルセデス嬢をはじめとする日本とその同盟国が世界のイニシアティブを握り、60年前の極東軍事裁判の公平な再審と国連に替わる世界平和民主政府連合の樹立に動き出した。
そして、原爆投下担当者の関係者達とトルーマン元大統領の正当性や彼らの無差別爆撃犯罪を、新たな国際公平裁判で時をへだてて裁かれることになった。
(ブラジル戦の夜に見た夢の話)
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第二話
●マンハッタンの亡霊「マリリン」
8月15日、午後7時、ロビンとマリリンは金曜日の仕事を片づけようとしていた。
「ねえ、ロビン実は今日の朝、変な人たちに会ったのよ」
「マリリン、その話は・・・」
「えっ、どうして?まだ何も・・・」
「俺も結構会ってるよ・・・」
「そう、あなたも・・・」
ロビンとマリリンは以前の会社をリストラされたあと、再就職でいまのマンハッタンの会社で勤務している。待遇にはまあまあ満足している。世界貿易センタービルの跡地の近くにある50階建ての世界的な投資会社である。
「あれからもう何年になるかな」
「何のこと?」
「ジャップやヒトラー・・・」
「あたし、本でしかしらないけど、もう58年・・・」
「俺もだよ、たしかそうだね。いままで学校ではそう教わっているが・・・」
「広島・長崎のこと知ってる?あたし、これでもオックスフォードで研究論文・・・」
「あぁ。聞いてるよ。以前君の本も読ませてもらったよ・・・」
「でも、エノラ・ゲイって正義の記念碑的なものなんでしょ?」
「たしかに、そう言われているね・・・」
「今度のイラク戦争は正当性あるのかしら?」
「まったくないね。情報もかなりのアレンジを施している。58年前とまったく同じ・・・」
「二等兵のリンチという若い女の子がイラクの病院で救助されたわよね」
「確かではないが、信憑性はかなり薄い。多分捏造とみている。民間人しかいない病院に特殊部隊は簡単に入れるし、余りにも出来すぎているしさ。湾岸戦争でのクウェート駐米大使の女の子のやらせのイメージと重なるしね」
「やっぱりそうなのね・・・」
突然オフィスの照明とパソコンの画面が一瞬のうちに消えた。
隣のビルの照明やニューヨーク中の明かりも点いていない。
「大丈夫か。停電のようだ・・・」
「ええ、わたしは大丈夫よ」
「何があったんだろう?マリリン」
「わからないわ・・・」
「とにかく、階段で降りよう。他の会社のやつらも下っているし・・・」
「そうね・・・」
「ところで、マリリン。君はこんなときでも何でそんなに落ち着いてるんだ?」
「そう見える?」
「いや、なんでもない・・・」
ロビンはマリリンと一緒にペアで仕事を組んでまだ半年。マリリンのそれ以前のことは知らない。これまでロビンは何度も聞いたが語ろうとはしなかった。そう言えば、ロビンには初対面のころからマリリンが空気のように感じはじめていたことは確かである。異性としての盲目的な感情もあった。だが、どうしても、空気以上のものは伝わってこないはがゆさもあったことは事実だ。
「ねえ、ロビン、のどが渇いたわ。お水が飲みたい・・・」
「マリリン、半分まで来たんだ。1階に着けば飲めるよ。ここではだめだ・・・」
「水。水。水・・・」
マリリンは我を忘れたかのように、叫びながら降りていく。
混み入った階段の中では逃げ惑う男女でパニックにおちいっている。非常電源で薄暗い明かりの中だがロビンにはわからない。ロビンは不思議な光景を見ていた。壁にヒビが入りはじめた。いたるところに出来たその紋様は、悲しそうな人の顔や手や足、胴体の様に見える。それと階段を降りていく彼らの頭部の位置が一定で振幅がない。どう見ても自然な階段の降り方ではない。マリリンの身体の周りには薄明るいものが常にまとわりついていたように見えていた。しばらくして、ロビンとマリリンは途中ではぐれてしまう。
混雑の中、ようやくロビンは一階にたどり着いた。
「マリリン、着いたよ・・・。マリリン・・・」
だが、いくら待ってもマリリンの姿はすでにそこにはなかった。
警備員が駆けつけてきた。
「大丈夫?はやく非難してください。テロかも知れない。こちらへ・・・」
「でも、とにかく水を彼女に・・・」
警備員の娘はマリリンといった。ロビンはふと管理室の彼の写真立てを目にしていた。
「マリリン・・・」
「なにか・・・」
「いえ、別に・・・・」
マリリンが9.11の被害者であることをロビンはこのとき確信していた・・・。