VS 神様のパズル   星☆☆

at 丸の内TOEI

 ”三池崇”に名作なし!今回もやってくれました。。しかも、今回はあの”角川春樹プロデュース”と来れば、もはや”迷作決定”ですな。。。

 主演のイッチこと、市原隼人クンの主演作品を鑑賞するのは、今年早くも3本目!かなりのハイペースです。ここ3作品連続で、☆6個獲得と、調子は決して悪くないだけに、苦手な”三池作品”でもなんとかなるかも?と期待していましたが・・・恐るべし”三池ワールド”!!

 主人公は、双子の弟(市原2役)に全ての才能を持っていかれた、落ちこぼれの兄(市原)。ロックでのし上がることを夢見て、ギター練習に精を出すが、正直将来性はない。。唯一、バイト先の寿司屋で、大将にその腕を見込まれていることが、せめてもの救い・・・。

 そんな彼が、ひょんなことから、双子の弟たっての頼みで、弟の替え玉として、大学の講義やゼミに出る羽目に・・・。しかも、弟の専攻は物理学!ただでさえ頭の悪い、兄は大苦戦!!しかも、ゼミの顧問(石田ゆり子)に懇願され、世界的に有名な天才少女・サラカ(谷村美月)をゼミに参加するよう説得して欲しいと頼まれる始末。。。

 遺伝子操作によって産まれた、試験管ベイビーでもある、サラカと、双子のはずが落ちこぼれた兄。アイデンティティの欠落という共通点で結ばれた2人は、「宇宙を作ることは出来るか?」という素朴で、広大な謎に挑むことに・・・。おお!スケールがデカイじゃないか!!

 ・・・・ん?政府?警察?地球滅亡?いやいや、スケールデカすぎますやん。。なんで、そこまで大きくする必要ある?この人の悪い癖で、最後は皆殺しか、宇宙規模の爆発・・・でしか映画を終わらせられない。。

 途中までは、市原・谷村の凸凹コンビが、”宇宙創造”というテーマの下、様々な試行錯誤を通じ、心を徐々に通わせていく姿が描かれていて、なかなか面白かったのですが、解かり易く説明してくれるものと思っていた、物理の説明はさっぱりわかりにくいし、後半は物語の破綻もいいとこ!!大体、あの極限状態で「寿司食いねえ!」って言われても・・・ある意味こっちの方がスシ王子か?ヨッ!スシ王子!!結局、観なかったな・・・スシ王子。。

 もうね。途中からは、無意味に露出過多な、谷村美月チャンの衣装と、胸元にしか、目が行かなくなるから。。それは映画としてどうよ?物理の不思議や、宇宙の神秘が、そんな煩悩仕掛けに負けちゃう内容ですよ。。

 才能無いのに、この監督は多作なんだよね。。まあ、仕事選んでないんだろうケド。。。おまけに、つまらない上に、ヒットもしない。なんで、それでも彼にオファーが来るんでしょう?カルト的人気か?タランティーノと仲良いしね。。類は友を呼ぶ?しかし、なんで寿司だったんだろ。。原作にも出てこない要素らしいしね。。そこのオリジナル設定は、そんなに大事だったのでしょうか?めくるめく終盤の悪夢を、恐いもの見たさで観るには・・・お金がもったいないかもねえ。