TOP>2009年09月

2009年09月13日

アバター?OZ?・・・で大事なのは「家族の絆」って?

VS サマーウォーズ   星☆☆☆

at 新宿バルト9

 前作「時をかける少女」の予想外の大ヒットで、一躍アニメ映画の期待の星になった、細田守監督。そんな監督の長編アニメ映画第2弾がこちら。

 名作映画のアニメ化だった、前作とは異なり今回は全くのオリジナル作品。だからこそ、監督の本当の力量が試される作品でもあります。

 物語は美人な学校の先輩・夏希に、内気な数学天才少年・健二が夏休み限定のバイトを、頼まれたことから始まる、ひと夏の物語。。と言っても、決して青春ものでも、ラブストーリーでもない。。夏希の頼んだバイトとは、彼女の彼氏のフリをして、彼女の長野の実家に行って欲しいというものだったのだ!

 先輩の彼氏・・・フリとは言え、美味しいシチュエーションではある。。が、しかし彼女の実家は、お盆と言うこともあり親戚の皆様、全員集合状態!!家族全員の食卓での、彼氏お披露目タイム・・・内気な健二は挨拶するのも一苦労。。でも、一人っ子で、親が留守がちだった健二は、少しづつこの賑やかな家族たちが、羨ましくも思えるように。。

 その頃、ネット世界では、大異変が起きていた。。この映画で登場する世界は、現代の日本と一つだけ異なる点がある、それはネット上にOZ(オズ)と呼ばれる仮想現実世界があり、国民は全員が自分のアバター、つまりネット上における自分専用のキャラクターを持っているということだ。アバターは、勿論ネットユーザー個人のアドレスや、個人情報を有し、ショッピングをはじめ、各種の申請、交通機関の統制もこのOZで行われる。

 ところが、何者かが発明したウィルスが、OZの世界を攻撃したため、現実世界にも次々と影響が出始める。。国内のインフラにダメージを与え、公共機関にも多大な被害が・・・。ウィルスの開発には、天才的な数学の知識を有するため、犯人と間違えられ逮捕されてしまう健二!

 なんとか潔白を証明したものの、OZ内のウィルスの暴走は止まらない!!健二は、夏希一家と共に、このOZの・・・日本の一大事に、立ち向かうのだが・・・。

 この映画のテーマは、「家族の絆」。それは、確かに伝わった。特に序盤の最初のOZの異変で、一家の司令塔であるおばあちゃんが、親戚や古い知り合いに片っ端から、電話を入れて「大丈夫だよ!あんたならできる!」とみんなを鼓舞して、突然の事態に動揺する人たちをまとめて行く姿は、現実世界がどんなに進歩しても、”絆”には勝てない・・・と改めて思い知らされました。。

 でも中盤に、重要な登場人物が思いがけず亡くなると、途端にテンポが落ち、ネットに詳しい人しか付いていけないような、仮想現実世界の話が延々と続き・・・退屈に。。監督はネットの問題を、身近なものと捕らえているようですが、この映画で描かれているような世界を観客に理解させるには、もっと説明や、わかりやすい解説が必要だったのでは?せっかくの”家族の絆”が空虚になってしまいます。。

 それと、主人公の声に若手俳優を当てるのは、この監督の得意技ですが、今回も主役の声を担当した神木くん、桜庭ななみさん、もの凄く下手でした。。他が、有名な声優さんや、ベテラン俳優さんが担当していたから、余計に彼らの下手さが、際立ってしまいました。。実際の演技と、声だけの演技ではやっぱり勝手が違うのでは?ましてや、桜庭さんは、実際の演技すら、まだまだ経験の浅い方ですから、起用した方にも問題はあるでしょうね。

 子供だけでなく、大人も楽しめて、誰かが死んだりしない・・・(実際には一人死んでいるんだが・・・)そういう映画を作る姿勢は評価できるし、映像も見易い。ただ、やはりアニメ好きの内輪だけで盛り上がれる映画・・・という域を脱していませんね。。大体、最後のネットでの大勝負が花札って・・・まあ麻雀じゃなくて良かったか・・・ってモンでもないだろ?まさか映画の大スクリーンで「猪・鹿・蝶」ってやるとは思わんかった。。ラストの山下達郎の主題歌は最高!!夏の終わりに聞きたくなる曲です。こちらは自身持ってオススメします!!

2009年09月13日

「声」は魔法さ・・・。

「声」は魔法さ・・・。 [2009-09-13 12:22 by tube1998]
アバター?OZ?・・・で大事なのは「家族の絆」って? [2009-09-13 01:41 by tube1998]
港は見えるが・・・船は既に・・・沈んでる!? [2009-09-13 01:35 by tube1998]
まさに王道!!迷えるハリウッド映画よ!この映画こそ希望の灯だ!! [2009-09-13 01:16 by tube1998]
監督デビュー?公園デビューくらいにしとけば良いものを。。 [2009-09-13 00:52 by tube1998]
そのユルさに思わず南極の氷も溶け出す!! [2009-09-13 00:20 by tube1998]

2009年09月13日

そのユルさに思わず南極の氷も溶け出す!!

VS 南極料理人   星☆☆☆☆

at テアトル新宿

 今、日本で一番ノリに乗っている俳優は?と聞かれたら、私は迷うことなく彼の名を挙げる。堺雅人!!主役良し・脇役良し、ドラマ・映画フィールドを選ばずに活躍できるし、何よりもどんな役でも自分のものにしてしまう、恐ろしいまでの幅広い演技力。。

 彼の笑顔は七色の笑顔と呼ばれ、何でも喜怒哀楽を全て笑顔で表せるとか・・・。ほんまかいな?と思ったアナタ!「クライマーズハイ」や「ジェネラルルージュの凱旋」を観なさい!!本当にこの人、笑顔で全てを表現していますから・・・。

 今作「南極料理人」では、「喜怒哀楽」の「喜」・「楽」な堺雅人さんを堪能できます!南極の昭和基地より更に、極寒の地「ふじ基地」に派遣された、様々な理由や、境遇を抱えたスタッフたち・・・。個性豊かで、一癖も二癖もある、彼らを「食事」という絆でまとめる、西村さん(堺)という料理人の物語。。

 なんせ半分実話ですからね・・・面白くないはずがナイ!!ただし事件は・・・何も起こらない(笑)本当にね見事なまでに最初から、最後までな~んにも起こんないんだ!コレが。。ただ、肉の丸焼き!巨大な伊勢海老のフライ!!・・・とまるでアニメの世界の様な、食事の数々に圧倒されまっせ。。

 でもね、でもね。本当に美味しそうなのは、シンプルな”おにぎり”だったり、”ラーメン”だったり・・・そして日本に残してきた、料理下手な奥さんの料理を髣髴とさせる、油ギトギトの唐揚に思わず涙の西村さんに、ホロリとさせられます。。

 どんな場所でも、自分なりの楽しみを見つけて、基地内にバーを開いてしまうドクター(豊原功補)や、ラーメンで体が出来ている!と公言している隊長(きたろう)、やりたい研究のために究極の単身赴任を続ける班長(生瀬勝久)・・・ゆるーいキャストの面々に、堺雅人・・・ゆっ、ゆる過ぎる・・・。

 若い隊員(高良健吾)の、国際電話の話、あれは実話か!?だとしたら、素敵過ぎる!!オレもKDDIに電話しちゃうぞ!!もち清水さん頼みます!!ってダメ??(観た人しかわからんって・・・。)

 家族の存在、みんなで食べる食事のありがたさ・・・そういった普段忘れがちな、当たり前の素晴らしさを、是非身近な誰かと観に行っていただきたい作品です。「かもめ食堂」当たりが好きな方は、特に必見ですかね?そうそう、最後に流れる主題歌は、ユニコーン・・・どこまでユルいねん!!

2009年09月13日

監督デビュー?公園デビューくらいにしとけば良いものを。。

VS キラーバージンロード   星★

at 新宿バルト9

 こうなることはわかっていた・・・。岸谷五朗監督作品第一弾・・・面白くなるはずがないモンね。。陣内孝則の時と全く同じ・・・。名俳優は、名監督にあらず・・・。

 監督本人が映画は「エンターテイメント」でないといけないと語っていましたが、これは”エンタ”ではなく、”ネタ”ですよ!?しかも漫才のネタの世界・・・。簡単に言うと、整理もされていない芸人の書き殴った、ネタ帳を映像化して、観させられている感じ・・・?

 何をやってもドジばかりの女・沼尻ひろ子(上野樹里)は、あろうことか結婚式を翌日に控え、不可抗力とは言え、マンションの大家さん(寺脇康弘)を殺してしまう・・・?無事に結婚式を迎えるため、死体を樹海へ隠すため、ひろ子は山奥へ・・・ところが、そこで自殺できない自殺志願女・小林(木村佳乃)と出くわしてしまう。。

 運の無い女と、男運の無い女・・・はぐれ者女二人の友情と逃避行・・・。アレ?これどっかで観たよーな??思い出した!中島哲也監督の「下妻物語」と「嫌われ松子の一生」だ・・・。よりによって、有名監督の作品を2本もパクっちゃったよ。。しかもデビュー作で。。

 ちなみに、奇抜な衣装でのバイク2人乗り→下妻物語、妙なミュージカル→嫌われ松子の一生、主人公が誤って人を殺し、逃避行→嫌われ松子の一生、無駄に出まくる暴走族→下妻物語・・・その他にも、シュールな映像の挿入や、画面の急な切り替え、ズーム映像の多用等・・・演出法まで同じ!なのに全然面白くない!!(大笑)

 いや~、そこまで似せたなら、フツー面白くなりそうなもんだけどね。。いやはやある意味アンタ天才だよ。。しかし、いくら友だちだからとか、先輩だからとか、過去に世話になったからとか、色々理由はあるんだろうけどさ・・・出演者の皆さんは役者の寿命縮めかねないから、出ない方が良かったんじゃない!?

 鑑賞後、気持ち良いくらいに何も残らない映画って、久しぶりだなあ。。あー、思い出した。途中ね、グラドルの小松彩夏が、売れないアイドルAYAKA役で出ているんだけど、彼女の熱烈なファン役の小出恵介が、街角で偶然彼女に声を掛けられて、ビックリして飲んでいたウィダーインゼリーを、彼女の胸元にこぼしてしまうシーンがあったのよ。(説明長い、長い。。)そのときのやりとりが、小出「出ちゃった・・・。」、小松「出ちゃったね・・・。」小出「あの・・・ティッシュ・・・。」・・・・・・AVか!!!ふざけんな!!!!!!!!!!!!!!!

2009年09月13日

まさに王道!!迷えるハリウッド映画よ!この映画こそ希望の灯だ!!

VS ナイトミュージアム2   星☆☆☆☆☆☆☆☆

at 札幌シネマフロンティア

 前作から2年・・・再び動く博物館が帰ってきた!!前作で、見事に夜中に動き出す展示物の謎を解き、博物館の平和を守りきった男・・・警備員のラリー。彼はその後、自らがアイデアを出した商品の大ヒットもあり、超多忙な業界屈指のセレブに。

 警備員の仕事も辞めてしまったが、やはり博物館の仲間たちが気になり、久しぶりに博物館へ足を運ぶと、来場者の伸び悩みから、展示物たちの大半がアメリカ最大の博物館「スミソニアン博物館」の倉庫へ運ばれる準備の真っ最中だった。。

 自分のせいだと悩むラリー。。そんなある日、スミソニアン博物館で大事件が勃発!!かつての仲間からのSOSにラリーが、再び博物館の平和のため立ち上がる!!

 主人公のラリー役は、勿論ベン・スティラー。今回は見事なアクションや、頭脳プレー、そしてちょっとしたラブストーリー・・・と比較的かっこいいベンが観られる?そして、前作に引き続き、ロビン・ウィリアムスやオーウェン・ウィルソンも登場!更に、アメリカ人初の女性パイロットであるアメリア・イヤーハート役で、今回初登場したエイミー・アダムスら、新顔も加わり、ますます魅力的な作品に。

 アル・カポネやイワン雷帝、ナポレオンが手を組み、主人公たちに襲い掛かる!!それを迎え撃つ、リンカーン!アインシュタイン!!そして・・・考える人!?奇想天外な物語ながら、展示物同士の時空を超えた友情や、彼らが果たしてきた、時代に残してきた大きな功績や、偉大さが感じられる物語展開に、思わず涙が出てしまいます。。

 女性初のパイロットを助ける、黒人初のパイロットたち。。自分の作戦の無能さ故、かつて仲間たちを数多く死なせてしまったことに、悩み続ける軍人・・・そういったリアルなエピソードは大人も満足できるはず。そして、何と言っても、我らがエイミー・アダムス。前作の「魔法にかけられて」で見せたお姫様役といい、彼女は少し浮世離れした役がとっても似合う!時空を超えた決して、結ばれない恋も切なかった。。今後も注目したい女優さんですね。。

 結末も良かった。誰も傷つくことなく、誰も不幸にならずに、前向きな形で物語が終わる・・・これぞハリウッドの王道!!最近のハリウッド映画のほとんどが、日本でヒットしない中、この作品が例外的に当たっている理由はそこにあるんでしょうね。。エンディングには、誰もが知っているある日用品の意外な発明秘話!?が観られるので、最後までじっくり楽しみましょう!!

2009年09月13日

OZ

OZ [2009-09-13 01:41 by tube1998]
港は見えるが・・・船は既に・・・沈んでる!? [2009-09-13 01:35 by tube1998]
まさに王道!!迷えるハリウッド映画よ!この映画こそ希望の灯だ!! [2009-09-13 01:16 by tube1998]
監督デビュー?公園デビューくらいにしとけば良いものを。。 [2009-09-13 00:52 by tube1998]
そのユルさに思わず南極の氷も溶け出す!! [2009-09-13 00:20 by tube1998]

2009年09月10日

PHENOMENA

箱根に行ったついでに 富士山をまわって 河口湖で夕食したのだけど (あれ、 新潟にいたんじゃなかったの?) 入った店は一応フレンチ・レストランなんだけど 店内にかかっていた イージー・リスニング が、あまりにすごいアレンジで、 もう味どころじゃなかった。 映画音楽からヒット・ポップスまで、 幅広く取り上げているのは王道なのだけれど、 まるで悪意あるかのように...

この記事の続きを見る

2009年09月08日

ECHIZEN‐HAMA

新潟市内から海岸沿いに車で40分ほど行ったあたりに 越前浜 という海水浴場と小さな集落がある。 ここに古い日本家屋をひとりで借りて住んでいるSさんという人がいて 美術館のキュレーターをやっていることもあり、 アート活動に理解があって 家を撮影の時に使わせていただいている。 天井の高い立派な家屋で、 部屋数もある。 広い座敷がモデル、スタッフの楽屋兼、撮影場所にもなる。...

この記事の続きを見る

2009年09月06日

スペイン料理:ラ・フエンテ(La Fuente) 東区泉

ダイエットはうまくいってませんが、それよりもなにより 気力も体力もがたっと落ちてしまったこの夏、 しばし体重は忘れ、気になってるお店で美味しいラン......

この記事の続きを見る

2009年09月05日

BAKANEGI

新潟古町の繁華街に なぜか 博多長浜ラーメンの店があり 夜中に小腹が減ったのっで立ち寄ると 店内には50’sのロックンロールが流れていた。 これはグローバル化なのだろうか。 「ばかねぎラーメン」とメニューにあったので頼むと、 ねぎが山盛りにトッピングされていた。 「おおばかねぎラーメン」というのもあったので 聞くまでもなかったのだけど 「さらにたくさん載っている...

この記事の続きを見る
   前のページへ

【広告】

サイト内検索

メンバー紹介

このサイトに自分のブログを載せたい!
(ブログの登録は無料です。)