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2009年07月31日

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2009年07月31日

GARY

JOHNのマネージャーのスティーブに、 「ギャリー・ニューマンのライブあるけど、行く?」 と誘われたのだけど、 えっ、 ギャリー って、 ゲイリー・ニューマン!? 思わず 「まだやってたの!?」 と言いそうになりましたが 80年代の彼を知っていれば、その気持ちわかるでしょう。 ところがなんと、 まだやっていたどころか 大きなホールは熱狂的な観客で埋...

2009年07月30日

LONDON

奄美から戻って 数時間後に ロンドンへ発ちました。 かなりのカルチャー・ギャップです。 ひさしぶりのイギリスなんですが 10年前、 20年前にも来ています。 なんか、 10年おきに訪れているんです。 それに、いつも岡野玲子と一緒です。 仕事がらみの旅ですが、 ふたりとも(80年代から)ロンドンが大好き。 前にも書いたように 次の映画プロジェク...

2009年07月26日

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2009年07月20日

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2009年07月20日

前代未聞の黒星満点作品が登場!!

VS ウルトラミラクルラブストーリー   星★★★★★★★★★★

at 新宿ガーデンシネマ

 ひどい。。これは果たして映画なのか?その前に、これを作品として認めて良いのだろうか??主人公を含め、ほとんどの登場人物が、東北の方言で話しているため、何を話しているのかさっぱりわからない上に、字幕もなし。。おまけに主人公は、奇声と方言でしか話さないため、観客は常に置いてけぼり。。

 内容を書こうにも・・・何もないんですよ。。青森の田舎で年老いた祖母と2人きりで暮らす青年(松山ケンイチ)が、農業をやりながら、好きな女性(麻生久美子)に好きになってもらうために、毎日農薬を浴びて進化していく・・・この時点で既に意味がわからないっ!!

 青森出身の松ケンはともかくとして、麻生さんはお願いなので、仕事を少しは選んでください!!あんまりおかしな映画ばかり選ぶから、心配したスタッフや関係者がたまに、まともな役を麻生さんにやらせているらしいのですが、仕事選びに一抹の不安を感じているのは、ファンも同じです。。

 この監督さん、各方面で大絶賛らしいですね。。今作もミニシアター系の作品としては、ヒットしている方なんだとか・・・。まあ確かに、意味がウルトラミラクルわからなかったことは確かですけど・・・ラブストーリーではないぞ!!最後、主人公脳みそだけになってるし!んで、その脳みそすら、熊に喰われてるし!そんな説明している自分が嫌っ!!

 ある意味、邦画の汚点でしかない作品。。やっぱり、そろそろ邦画バブルはじけそうです。。洋画も勢いのない今、映画界の未来は暗いカモ。。

2009年07月20日

リーダーの資質とは・・・?

VS 築城せよ!   星☆☆☆☆☆☆☆☆☆

at 新宿ピカデリー

 主演は映画初主演の歌舞伎役者、ヒロイン役も2,3本の映画に脇役で出演経験がある程度、監督は長編映画はこれが初、低予算映画だし、イマドキ珍しくオリジナル脚本の作品だ。

 普通はこの手の映画を、敬遠する人が多い。。そりゃあ、誰だって実績のある役者が出演している、大物監督による、ヒットした小説・漫画原作の大作映画の方が、ハズレは少なそうだし、楽しめそうだと思う。でも、そんな今や、ヒットメーカーと呼ばれる人たちでも、最初は無名の存在だったのである。。

 だからこそ、そんな原石の卵たちが集った映画に、私みたいな映画マニアは可能性を感じてしまう。少ない予算は、アイデアでカバー。主役が無名のキャストでも、脇役を渋い配役で固める。今作では、江守徹、ふせえり、藤田朋子、阿藤快といった面々が、映画初主演の2人を支える。

 そもそもこの映画を鑑賞しようと思ったのは、その奇想天外なストーリーにある。戦国時代に自らの城の完成を間近にしながら、家臣の裏切りにより、築城の日を待たずして、この世を去った愛知県猿投の殿さまと、その家臣2人。ひょんなことから、彼らは悠久の時間を超え、猿投町の冴えない職員、大工の棟梁、ホームレスの男性3人の体を乗っ取り、現代の猿投に蘇る。

 丁度猿投町では、広大な公園の跡地の利用方法を巡り、町民の雇用確保のための工場誘致を目指す町長派と、観光客誘致の目玉として城の建築を主張する住民派が、激しく争っていた。。そこに突然現れた殿さま(片岡愛之助)以下、家来2名。。住民派は殿さま一派を支持するも、現代に蘇った殿さまはわがままそのもの。。

 次の満月の夜には、あの世に戻らなければならない殿さまは、悲願の築城に執念を燃やすも、命令してばかりの彼の元を住民たちは、あっという間に去っていく。。悩む殿様だったが、唯一殿さまの主張に耳を傾ける歴史学者の助言もあり、現代のリーダーは民衆により選ばれることと、自分は選ばれるに足る存在でないことを悟る。。そんな殿さまがなぜか気になる、大工の棟梁の娘ナツキ(海老瀬はな)。。

 進まない築城・・・足りない人手と材料・・・苦悩する殿は、ホームレスから”ダンボール”という存在を教えられる。。木材の代わりに、ダンボールを利用すれば、城を建てられるのでは・・・?そう考えた殿は、ダンボール集めに奔走し、築城を手伝って欲しいと住民に頭を下げる。やがて彼の熱意が伝わったのか、住民たちは再び築城に向けて動き始める。。そして、殿はナツキをダンボール城の棟梁に指名する!!その頃、町長の馬場(江守)は、ダンボール城の取り壊し計画を着々と進行していた。。

 果たして、次の満月までに城は完成するのか!?そして町長の計画とは!?ダンボールで城を造るという前代未聞の取り組みも凄いですが、地元の住民の皆さんの協力で、実際に本当にダンボールの城を建てたっていうんだから、凄いよね~!!!
 
 主役の片岡愛之助さんは、立ち振る舞いや所作が、殿さまそのもの!さっすが歌舞伎役者の面目躍如!相手役の海老瀬はなさんもとても魅力的、ツンデレキャラのナツキそのものになりきっていましたね!今後の活躍が楽しみです!!殿とナツキの不思議な距離感は、少しラブストーリーっぽいところもあって、なかなか素敵です。(ウルトラミラクルラブストーリーよりも、ラブストーリーっぽいです!!)

 手作り感満載の映画は実に気持ちが良いです。スタッフ・キャスト・エキストラ三位一体の、これぞまさに本物の映画だと言わんばかりの出来栄え!!今の日本映画に不足している、作品への熱意や、映画への愛が感じられます。この映画のテーマは、リーダーの資質ですが、限られた予算で、これだけ面白いオリジナル作品を作った古波津監督こそ、真のリーダーかも?次回作にも期待していますよ。

2009年07月19日

絶対に負けられない戦いが・・・そこにはある!!

VS ハゲタカ   星☆☆☆☆☆☆☆☆

at 新宿バルト9

 ドラマの映画化が相次いでいますが・・・NHKのドラマが映画化されるのは、異例中の異例です。このシリーズの見所と言えば、巧みに現在進行形の出来事を、脚本の中に織り交ぜていく点。今回もそのセールスポイントは健在!!前作のドラマシリーズでは、ライブドアとフジテレビの争いを踏まえ、M&Aや敵対的買収、TOBに、ファンドといった、当時一躍脚光を浴びた、用語の数々が飛び出し、フィクションとは思えないような出来に・・・。

 今作では、中国の政府系ファンド・ブルー・ウォール・パートナーズの代表・劉一華(玉山鉄二)が、日本産業のシンボルである自動車産業の最大手・アカマ自動車(モデルは日産か?本田か?)に、友好的買収を持ち掛けてくるところから始まる。。

 ドラマシリーズの主役であり、かつて日本の株式市場を席巻した、ハゲタカファンド・鷲津ファンドの代表である鷲津(大森南朋)は、今作の冒頭では閉鎖的な日本のマーケットに嫌気が差し、半引退状態で我々の目の前に現れる。そんな彼の元に、銀行時代の上司であり、ドラマシリーズでは鷲津と死闘を繰り返した、芝野(柴田恭平)が、アカマ救済のための”ホワイトナイト”役を依頼しにやって来る。。

 始めは断る鷲津だったが、かつての闘志を取り戻し、日本のマーケットに戻る決意をする。鷲津の参戦で、一気に終結を迎えるかに思われたアカマ買収劇だったが、劉の思わぬ策略の前に、鷲津は防戦を余儀なくされる。。次第に追い詰められる鷲津ファンド。起死回生を掛け、旅立った海外で、鷲津のとった行動とは?そして鷲津の部下が発見した、劉の信じられない秘密とは?そしてアカマ自動車の行方は・・・?

 元々書きあがっていた脚本に、「リーマンショック」、「派遣切り」といった、最新のトピックを織り交ぜるために、全体の80%近い脚本を直して、撮影に挑んだという、まさにこだわり抜いた劇場版のハゲタカでは、ドラマから引き続きのメンバーである、松田龍平、栗山千明、中尾彬に加え、玉山、遠藤憲一といった実力派の面々が顔を揃えた。

 「資本主義の焼け野原」、「腐ったアメリカも道連れ」、「金だ!金が悲劇を生む!」、「この世の不幸は2つある。それは”金のある不幸”と”金のない不幸”だ。」・・・等々、今の金融業界いや、世界のマーケットの問題点と異常性を、これでもかとえぐる作風は、まさに社会派エンタテイメントと呼ぶにふさわしい出来です!!

 他の作品では観られないような、大胆で挑戦的な、テーマと内容は、邦画の今後の可能性を大きく広げてくれたと確信しました。ハリウッドのような派手なアクション映画は作れないかもしれないが、そんな映画よりもこの作品での、企業の買収を巡る争いの方が、よほど緊迫感も迫力も勝っている気がしました。。

 理想と現実、建前と本音、真実と虚実・・・もがくほど、落ちていく”市場の砂漠”で最後に鷲津が目にしたものとは・・・?今現在進行形で、そこまで来ているかもしれない”危機”を貴方は、劇場で現実より一足先に目にすることになる・・・。そのとき・・・あなたは・・・?