ラージャスタンラージャスタンの砂漠(タール砂漠)でであった、放浪の民「ラージプート族」の首領はこういった「君は仲間だ、このオピュームを飲み、幻想にひたるのだ」(オピュームとはアヘンのこと)さあ、君はこの申し出をどうする。

砂漠には「掟がある」誘われたら決して断ってはいけないのだ。!

 インドのデリーから「特急電車に乗ること1日」、やっとラージャスタン州(隣はパキスタン・でも昔はインドでした)の西の果てジャイサルメールに到着した。ここは、私達が最もイメージするインド人の住む場所、そう・「ターバンを巻いて、口ひげをつけて、おいしそうにカレーを食べるインド人です」 でも彼らは本来のインド人ではありません。では彼らはいったい何者だ?ここラージャスタンに多く住んでるのは、アーリア系(ペルシャ・今のイランあたり)の人々で、砂漠を横断して物資を運ぶ駱駝の隊商から通行料を巻き上げて「巨額の富を作った ラージャ(王様)が住んでいるんだ。ここを通過する荷物の多くは、金などの貴重な鉱物資源、またアフガニスタンあたりから流れてくる「オピューム(アヘン)」などです。だからここには砂漠の中に突然でっかいお城がデーントあったりする、なんともおかしな風景が延々と続いている。年1回プシュカールで開催される「駱駝市」にはなんと数十万頭の駱駝が砂漠をおおいつくし、駱駝の市(つまり駱駝を買ったり、売ったりする)が1週間にわたり開催される。

さて私達は、ジャイサルメールから「キャメルサファリ」(駱駝トレッキング)でこのタール砂漠を2週間にわたり旅をした。このタール砂漠に住む「放浪の民は・ラージプート族」女は派手な衣装に金銀を身にまとっている。なぜかって。いつでも全財産をもって逃げられるようにだ。彼らは独自の言語を話している、ヨーロッパに多く放浪している「ジプシー」の言語とおなじ、つまりからこそが、「ジプシー」のルーツなのだ。だから音楽と芝居(人形)、踊りにたけて、「砂漠の芸術家」とも言われている。

駱駝で移動すること10日目、そろそろ砂漠の砂の上の「ごろね」から解放されたいころ、ある小さな井戸の集落で、結婚式に出くわした、新郎は15歳 新婦は12歳 このあたりではこうして親同士が決めて、持参金つきで女性を買ってもらう、女性を買ってもらう?どうなっている、こういうわけ、あまり裕福でない家庭の女性いたちは「生きていくために、早めに12歳前後、牛や駱駝をつけて男性のいる家に嫁ぐ、そうすれば彼女は多少苦労しても生涯その男性の下で食べていける、つまり生きていける」日本の「別に1人でいいや」、と言っている男性や女性諸君とは生きる「生命の維持」と意味が違うのだ、でもこうした人たちが地球の全人口の60%以上であることは知ってほしい。

前置きはともかく、この家で、そこの家父は「君は優秀な日本人か、では仲間の証に、このオピュームを飲んで踊るのだ」このとき私はこの小さな黒い豆粒ほどのものが何であるか知らなかった。3日後、帰国してから、想像を絶する「下痢+嘔吐」のため救急車で病院へ、しっかり「入院する羽目になった」 病症:極度の下痢1週間 幻覚3日 おまけに警察の取調べ1日(悪気は無かったので、しっかり怒られて釈放)などとんでもない目にあいました。

さて君はこうしたときどうしますか?

1.ともかく現地主義だから、何でも試してみる。

2.どうもおかしなものなので断る。

3.飲んだふりをして日本にもって帰る。

さあ!日本の法律ではアヘンの服用をすればどうなるか知っているはず、下手すれば「新聞沙汰」です。決断を!

もちろんこの回答「決断」は「断る」以外ないですよね。興味だけで行動しては現地でいい様に扱われて、ポイと砂漠に捨てられます人間の命なんて「軽い」、イラクやアフガニスタンを見れば判りますよね。



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