23日から3連休だったので早くからここは今年最後の山三昧だと決めて、あれこれ行き先を考えていました。

候補だったのは燕岳〜常念、雨飾山、八ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、鳥海山などでしたが、週間予報と毎日のようににらめっこしていても、東北も関東も甲信越も天気が非常に悪くてどうしようかと思いました。

山には行かないという選択肢もあったのですが、後で後悔するのが目に見えていたので、無理してでも天気のよさそうな所に行くことにしました。(さすがに3日間とも雨マークのところに行く気はありませんでした。)

23日に色々考えたのですが、この時点で最有力候補は「ブルートレイン1泊&登山口の温泉旅館1泊で石鎚山」でした。ただしかなり金額が掛かる割りには、石鎚山以外に適当な山がありません。せっかく四国まで行くのなら剣山にも登りたいけれど、その場合レンタカーを借りないといけなくて、さすがに金銭的にも体力的にも厳しいなと躊躇していました。

23日夕方になると、近畿地方の予報がそれまでより良くなっているようで、四国はさすがに遠いから関西の山にしようと決めました。この地域でぜひ登りたいと思っていた山というと氷ノ山くらいでしたが、神戸は晴れ予報でも、兵庫県北部の天気はよくありません。それに距離的にかなり遠いようです。

あと思いつく山というと近畿最高峰の大峰山でした。登山とは別に天川村を訪れてみたいという想いが以前からあり、メインの山を大峰山の八経ヶ岳と決定。あとは天気と体力次第で、大峰の別の峰に登るか大台ヶ原に行くか、もしくは大阪や和歌山方面に行ってもいいかななどと結構アバウトに考えていました。

長くなりましたが、こんな葛藤の末にようやく埼玉の自宅を出発しました。

東北自動車道から首都高を経て東名に入ります。この時点でどのインターで下りるのか全く分かっていませんでした。山の本で大峰や大台ヶ原のアクセスを見ても、大阪方面からのことしか書いていなかったりします。途中のSAで地図を見てみると、高速では相当手前までしか行けないようです。

名古屋を通るより近いようなので、豊田手前で伊勢湾岸自動車道に入り、亀山ICから第二名阪に入ります。針ICで下りてからちょっと分かりにくいところもありますが、国道370号に入るとあとは問題ありません。

途中道の駅で休憩しますが、このあたりでガソリンがなくなってきていました。しかし朝の5時に営業しているガソリンスタンドがありません。この先、どんどん山の方へ入っていくようなので、スタンドが開くのを待つことにしました。

朝7時過ぎにガソリンを満タンにしてから出発します。この頃、ずっと曇りだった空がどんどん晴れてきて、遠くまで来てよかったと思いました。しかし吉野川沿いの国道169号線を山の奥へと進むうち、次第に天気は悪くなってきてしまいます。

大台ヶ原への入口を過ぎてからほんのわずかで、行者還林道に入ります。この道路は国道309号線なのですが、非常に狭く、また段差があったり落石があったりとかなり運転しにくい道でした。おそらく国道の中でも最低ランクなのではないでしょうか。

朝早いので対向車が来なかったのは幸いでした。なんとか行者還トンネルに辿り着いた時にはほっとしました。トンネルを抜けてすぐのところに登山口があり、10数台の駐車スペースがあります。既に数台の車が泊まっていました。

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この時点で8時40分くらいでした。何度か休憩してはいますが、埼玉からちょうど12時間掛かっています。思ったほど疲労はなく、CTだと5時間半から6時間のコースも問題なさそうでほっとしました。

しかしはるばるここまで来たにもかかわらず、ぽつぽつと雨が降ってきてしまい、かなりがっかりしてしまいました。日本で一番雨が多い地方らしいので仕方ありませんし、ここまで来たのですから、もちろんやめるなど考えられません。準備を整えて出発します。


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