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2012年01月04日

金峰山 2011年12月 その1

今日が仕事始めでした。
まだ通勤電車もすいておりました。


さて昨年末の記録を遅ればせながらアップします。


2011年12月30〜31日

金峰山は瑞垣山荘から登って国師への縦走路をたどったり、
あるいは逆に大弛峠から登ったことがありますが、
廻目平からは登ったことがなかったので
今回はこちらのコースをとりました。

帰省の渋滞を避けるため29日の晩に家を出て、双葉SAで車中泊
夜明けの甲斐駒や富士山を見てからゆっくりと出発。





山に小さな雲はかかっていますが、すっきりと晴れています。
野辺山あたりから仰ぎ見る八ヶ岳が素晴らしい。





野辺山駅を超えたところで小海線を渡り、川上村に向かう道に入ったあたりから
道路が白くなってきました。


スタッドレスに履き替えておりましたが
シーズン最初の雪道はやっぱり緊張します。


廻目平着
シーズンはにぎわっているのでしょうが
今日はキャンプ場もひっそりとして人影はありません。

ここいらはロッククライミングのメッカ
周囲の岩峰がなかなかかっこいいところです。








今日は金峰山小屋で泊まる予定でしたので
時間はたっぷり。


地図を見ると唐沢の滝なるものが近くにあるようなので
近くの遊歩道を散歩してみることに











朝日岳から延びる稜線
こちらも奇岩が並んでおります。







やがて道にうっすらと雪が





遊歩道をしばらく歩いて凍りついた沢に出たのですが
肝心の滝は良くわからず。
この辺かなと適当に決めてもどってきました。
何事にも先達はあらまほしきものなり。






さてあらためて金峰山へ
キャンプ場からしばらく沢沿いに林道をたどっていく










道のわきには、あちこちにハーケンを打ちこまれた小さなゲレンデ







林道終点、ここから山道に入ります。















最後の水場をこえて尾根道へと上がってゆく。






しばらく森の中を登っていくと
山道中間点の表示






このあたりは一面石楠花
花の季節は見事なことでしょう。

その木の陰から瑞牆山、八ヶ岳が望めます。






石楠花の森にぽつんと立った木






ここからはコメツガやオオシラビソの森。
日が差し込まない道で高度を上げ、急に冷え込んできました。


登りが一服し、斜面をトラバースする感じになったころ
森の切れ間から山の上部が見えてきました。

金峰山小屋まではもうすぐです。






森林限界に達したところで、小屋の前に出ました。






山頂付近と五丈岩
事前に聞いてはいましたが、雪は例年より少ないようです。
結局今回はアイゼンもつけずにすみました。


小屋のわきには大きな岩
ここからの展望もなかなか素晴らしい。









小屋に荷物を置いてサブザックで山頂へ向かいます。





続く





2012年01月04日

金峰山 2011年12月

今日が仕事始めでした。
まだ通勤電車もすいておりました。


さて昨年末の記録を遅ればせながらアップします。


2011年12月30〜31日

金峰山は瑞垣山荘から登って国師への縦走路をたどったり、
あるいは逆に大弛峠から登ったことがありますが、
廻目平からは登ったことがなかったので
今回はこちらのコースをとりました。

帰省の渋滞を避けるため29日の晩に家を出て、双葉SAで車中泊
夜明けの甲斐駒や富士山を見てからゆっくりと出発。





山に小さな雲はかかっていますが、すっきりと晴れています。
野辺山あたりから仰ぎ見る八ヶ岳が素晴らしい。





野辺山駅を超えたところで小海線を渡り、川上村に向かう道に入ったあたりから
道路が白くなってきました。


スタッドレスに履き替えておりましたが
シーズン最初の雪道はやっぱり緊張します。


廻目平着
シーズンはにぎわっているのでしょうが
今日はキャンプ場もひっそりとして人影はありません。

ここいらはロッククライミングのメッカ
周囲の岩峰がなかなかかっこいいところです。








今日は金峰山小屋で泊まる予定でしたので
時間はたっぷり。


地図を見ると唐沢の滝なるものが近くにあるようなので
近くの遊歩道を散歩してみることに











朝日岳から延びる稜線
こちらも奇岩が並んでおります。







やがて道にうっすらと雪が





遊歩道をしばらく歩いて凍りついた沢に出たのですが
肝心の滝は良くわからず。
この辺かなと適当に決めてもどってきました。
何事にも先達はあらまほしきものなり。






さてあらためて金峰山へ
キャンプ場からしばらく沢沿いに林道をたどっていく










道のわきには、あちこちにハーケンを打ちこまれた小さなゲレンデ







林道終点、ここから山道に入ります。















最後の水場をこえて尾根道へと上がってゆく。






しばらく森の中を登っていくと
山道中間点の表示






このあたりは一面石楠花
花の季節は見事なことでしょう。

その木の陰から瑞牆山、八ヶ岳が望めます。






石楠花の森にぽつんと立った木






ここからはコメツガやオオシラビソの森。
日が差し込まない道で高度を上げ、急に冷え込んできました。


登りが一服し、斜面をトラバースする感じになったころ
森の切れ間から山の上部が見えてきました。

金峰山小屋まではもうすぐです。






森林限界に達したところで、小屋の前に出ました。






山頂付近と五丈岩
事前に聞いてはいましたが、雪は例年より少ないようです。
結局今回はアイゼンもつけずにすみました。


小屋のわきには大きな岩
ここからの展望もなかなか素晴らしい。









小屋に荷物を置いてサブザックで山頂へ向かいます。





続く





2011年12月29日

2011年の山 後編



2011年の山

9月


天気の良い休日の1日
お手軽に楽しめる高尾陣馬縦走路を歩く













暑い1日でしたが、最後にビールを飲めれば満足





さて怪我などもあって不完全燃焼気味だった夏
これを取り戻すべく八ヶ岳を南から北まで通して歩いてみることにしました。


西岳から入って






編笠岳





権現岳





赤岳




横岳




硫黄岳





天狗岳





にゅう




縞枯山





北横岳






王岳





双子山






そして蓼科山と、つないで歩いた5日間











素晴らしい景色、苔むした森
そしてテント場で出会った人達との語らい





充実した山行でした。




10月

今年はいまいちと言われつつも
やってきた紅葉の季節

栃木のお仲間の話に聞く姥ヶ平の紅葉を
一目見てみようと出かけました。












地元の方に言わせると色合いが悪いとのことでしたが
流石に斜面一帯が赤や黄色に染まるさまは見事でした。



そしてうれしかったのは
ブログのコメントを見て駆けつけてくださった
リンゴさんとの遭遇
いっそう思い出に残る旅になりました。






予定していた大菩薩のオフ会、
残念ながら雨天の予報で中止。

その翌週、一人で久しぶりに行ってみました。






ここの展望はやっぱり一級品です。





山腹を飾る紅葉もまた見事でした。








11月

かねてより狙っていた両神山の八丁尾根コースへ







多くの岩場を越えながらのコースはなかなか楽しい






最後はガスがかかってしまいましたが
楽しい一日でした。





11月

ブログ仲間のお誘いを受けて
奥久慈は明山へ

参加者はyamasanpoさん、ネビルさん、リンゴさん、rayさんmariさん

yamasanpoさんご案内のバリエーションコースは
低山とはいえなかなかの手応え


















夜の部はネビルさんが腕を揮った料理に
持ち寄った酒で楽しい宴会

ぜひまたやりましょう!



12月

今年三度目の高尾山
そして景信山へ


雪をかぶった富士山がくっきりと






見事な展望を堪能した一日でした。









数えてみると今年の山行は21回
昨年より少なかったけれど
それぞれに楽しく充実した山登りができました。


そして・・・

今年22回目の山行にこれから出かけてきます。
明日はどうやら天気は良さそう

大みそかにその報告をアップする予定

それで行ってきます!



2011年11月15日

両神山 2011年11月 その1

このところ、いろいろありまして
ブログからすっかりお留守になってます。
皆様には失礼しておりますがぼちぼちやっていきますのでご容赦を。



2011年11月12日土曜日

本当は日曜日の方が好天の予報だったのですが、
住んでいるマンションの管理組合の仕事がありまして
土曜日日帰りで出かけてきました。




両神山は2008年の6月、日向大谷、清滝コースで登って以来です。
(この時の写真はアップしてなかった・・・

今回はぜひ八丁尾根と思ってましたので
yamasanpoさんのブログを参考にコース取りしました。



昨日は雨模様でしたが青空の除く夜明けです。





八丁峠下のスペースに駐車してスタート










昨日の雨の名残り

しっとりと濡れた落ち葉を踏みしめながら沢沿いに登ってゆきます。






各所にしっかりとした道標がありました。







暗い針葉樹の森の先には青空が広がっています。











登山道の紅葉は終盤






葉を落とした明るい広葉樹の森を登っていく







それでも所々に赤く染まった木々がありました。





うっそうとした緑の森も良いけれど、
冬枯れの明るい斜面も良いですね







これからたどる行蔵峠のピークが見えます。
急峻なルートがうかがえます。









間もなく八丁峠











木の間から北側の風景が見えました。











こちらは南側を振り返ったところ






菌類の一種でしょうがなんでしょう?






峠からは岩稜の道をたどって行蔵峠へ









良い天気になりました。
大きく展望が開けます。


浅間山方面






これから向かう東岳の稜線








長野国境方面
八ヶ岳が望めます。






雲の隙間から赤岳が出ていました。







他にも蓼科、北アルプスは鹿島槍、五竜、白馬と見えていたのですが
なぜか写真がない。
景色に見とれて撮り忘れていたか・・・



さてここから両神山頂までアップダウンの道が続く



記事も続きます










2011年11月09日

天狗山〜男山(11/5)レポ

のんびりと歩きたい。 今ごろは八ヶ岳の黄葉がきれいなはず。 そんな時に丁度こんなことがありました。 これはもう賞を戴いた芳ヶ平レポの同行メンバーと喜びを分かち合わねば!♪ で、メンバーに声をかけ、全員で行ってきました天狗山〜男山! 私達は約一ヶ月弱ぶりの山歩きでしたから、できれば御所平から男山だけにしたかったのですが 当日発で待ち合わせとなると問題は駐車場・・・御所平は狭いので厳しいか . . . 本文を読む

2011年10月21日

日本百名山 石鎚山 その2


九州の山、温泉、名水、そして時々ツーリング-石鎚山天狗岳

石鎚山とは最高峰天狗岳(1982m)、

石鎚神社上宮の弥山(1974m)、南尖峰の総称です。


成就社からの表参道コースは八丁坂を八丁まで下り、

その後は前社ヶ森を巻いて、夜明し峠、

一の鎖、二の鎖を経て、

三の鎖を登りきったところが弥山山頂です。


九州の山、温泉、名水、そして時々ツーリング-石鎚山弥山

石鎚山表参道コースの鎖場は、

試しの鎖(74m)、一の鎖(33m)、

二の鎖(65m)、三の鎖(68m)があります。



九州の山、温泉、名水、そして時々ツーリング-石鎚山三の鎖

私は二の鎖、三の鎖を登りました。


登る前は、渋滞にイラつき、

若い女性も多かったことから、

おね~ちゃんのお尻でも拝みながら登ろう!

と嘗めてかかっていましたが、

実際に登ってみると、

途中で泣きたくなる怖くて、

足はガクガク、顔はこわばっていました。


もう二度と登りたくありません。


つい最近も三の鎖で滑落事故があったそうです。


九州の山、温泉、名水、そして時々ツーリング-石鎚山天狗岳

弥山から天狗岳までは約100mの距離ですが、

急な崖上を歩くコースはスリル満点です。

狭い頂上には人、人、人…


時間に余裕があるときは、山頂小屋に泊まって

静かな中で御来光を拝みたいな~



九州の山、温泉、名水、そして時々ツーリング-石鎚山夜明し峠



九州の山、温泉、名水、そして時々ツーリング-石鎚山一の鎖付近の紅葉


ペタしてね

2011年09月29日

八ヶ岳:天狗岳9/23レポ

今月は芳ヶ平でキャンプしたくらいで、8月の夏休み以来 しばらくしっかり歩いていませんでした^^; そろそろ歩いておかないと足がついていかなくなってしまうね〜 日帰りで気楽に歩けそうなところ・・・って、最近そんな選択肢ばかり^^; そして最近の雨続きを危惧して道路状態の心配が無い所というのが もう一つの条件でした。 やはり八ヶ岳が行きやすい所になり、 積雪期に歩いたことのある唐沢鉱泉からの周 . . . 本文を読む

2011年09月29日

千畳敷に行ってきました

昨日は中央アルプスの千畳敷へ出掛けてきました。一人でなく夫婦で出掛けたので稜線へは登らず、カール内の遊歩道を散策してきました。

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千畳敷には観光で1回、登山で2回来ています。この日は過去にないような好天で、青空と岩峰のコントラストが美しかったです。気温は昼過ぎの山頂駅で8度でしたが、日差しがあるのでそれほど寒くは感じませんでした。

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南アルプスもきれいに見えていました。特に目立ったのはピラミダルな甲斐駒ヶ岳と大きな仙丈ヶ岳です。南アの左後方には八ヶ岳も見えていました。また富士山の頭が見えていて驚きました。

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カール内の紅葉は事前の情報ではまだ早いみたいでした。ですが遅いというよりも、台風などで痛んだ葉が多いように思いました。少し色づいて見えるところも、近づいてみると状態が悪いので、今年の紅葉はあまりよくないのかと思います。

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ナナカマドなどの紅葉はだめでも、山肌が茶色く染まってきているのはいい眺めだと思いました。またチングルマの葉が真っ赤になっているところも見られました。

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散策後はホテル千畳敷のレストランで風景を楽しみながら、駒ヶ根名物のソースカツ丼を食べました。味の方はまあまあと言ったところで、駒ヶ根の町中で食べた方がいいのかもしれません。

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往復とも少し混雑はしていましたが、ロープウェイもバスも臨時便が出ているためそれほど待たずに済みました。30分程度しか歩いていないので少し物足りませんが、その分のんびりときれいな光景を楽しめたかなとも思いました。





2011年09月28日

八ヶ岳縦走 2011年9月 その6


2011年9月18日  双子池→双子山→蓼科山→プール平


双子池にて朝を迎えました。





雨はやんでいました。
まだ周囲の山は雲がかかっているものの、
朝焼けの後に青空ものぞかせ、昨日よりは天気は良いほうに移っていると感じられます。






お湯を沸かし、まずコーヒー、そしてトマトスープパスタとビスケットで
八ヶ岳山中最後の朝食を済ませます。淡々と濡れたテントをたたみ出発の支度を進める。
双子池ヒュッテ前に戻ると、小屋に泊まった人たちが歯磨きをしたり、
軒下につるした雨具、スパッツを取り込んだりと準備中。


ヒュッテの横から双子山の登りにかかります。登山道脇に密生する笹の葉は夕べの雨でびしょびしょ。
雨具のズボンだけはいて登り始めました。





日がさしたり曇ったり、不安定でこの後本当に天気が良くなるのかどうか確信が持てません。
双子山山頂は夏ならばお花畑広がる気持ちの良い草原、
展望も広がっていて私も大好きな場所ですが、
今日はすっかりガスに囲まれ、風も強くごらんの状況。
天気については、ちと見込み違いだったか・・・


















いよいよ深くなる笹をかき分け大河原峠に降りる。


駐車場にはたくさんの車、
昨日から双子池や蓼科に入った人たちも多いのでしょう。
ここから軽装で蓼科日帰りの人も多いようです。





相変わらずガスがかかってますが、
なんとなく明るい雰囲気に。
やっぱり蓼科まで登りましょう。








前回蓼科に登った時は、プール平からの往復でした。
裏側からの方が標高差も小さく登りは楽なはず。







森の中をひと頑張りするころ、
強い日差しがさしこんできました。







おおっ!先行き期待できる展開。
ここでザックカバーを外し、一眼レフを取り出してコンデジと交代。



高度を上げるにつれ青空が広がってきました。











そして森の中を進んでいくと・・・
真っ青な空の下に蓼科が姿を現す。

気分が高揚してきます!












蓼科山荘前に到着
小屋の前にたたずむ人たちもそろって笑顔が浮かんでいます。











ベンチで一休み、水分と糖分を補給していよいよ蓼科へ
山頂に向かって真っすぐ、ぐいぐいと登っていく道。
山荘の先では登山者も増えてきました。
荷物は重いけれど、心は軽い。
汗をかきながら一歩一歩高度を上げていきます。


森を抜けて岩がゴロゴロする斜面をもうひと頑張り。
背後には浅間山も見えています。


そして山頂ヒュッテが見えてきました。






あとは岩の上を飛ぶように、山頂へ。












前回登った時は曇り空でしたが、
今日は望外の晴天
5日間の山行を締めくくるにふさわしいフィナーレ





まずは縦走路を振り返る。
スタートとなった西岳が右端に、
そこから編み笠、権現、赤岳、横岳、硫黄岳・・・
たどってきた道のり、風景を思い出しながら眺めるのもまた楽し。







そして北横岳から王岳に至る北八の山々
あんなにきつく感じた道もここからは小さく見えます。






岩石が積みあがる広い山頂、
昨日の雨に洗い流されて澄み切った空気、
展望の素晴らしさは何とも言えません。


もう見慣れた北アルプスも
いっそうくっきりと見えます。





五竜から、鹿島槍、爺ヶ岳、剱、立山・・・





鹿島槍から白馬に至る後立山







槍・穂高
今日は山肌の細かいニュアンスまで写りこんでいます。






浅間山から奥は菅平方面でしょうか







北横岳の向こうに奥秩父







この山行の無事のお礼に山頂の神社にお参り






連休の中日とあって次々と人が登ってきます。






名残はつきねど、山頂を後にします。
眼下に広がる蓼科の裾野に、ゴールとなる蓼科温泉があります。






山頂から南西に下る
一本調子の急斜面が続く。
登ってくる登山者も多く
ほとんど50mおきにすれ違うといった感覚。










女神茶屋も間近くなる登山道は、雨の後に多くの人に踏みかき回され
どろどろの道になってました。

ビーナスラインのアスファルトの道を横切り
信玄棒道と呼ばれる、戦国時代の軍事道路を下っていきます。





沢を横切るところで、水辺に降りて泥だらけになった山靴を洗う。
これで公共交通機関に乗っても大丈夫か。

ここで木の橋を渡ったのですが・・・
手すりもない木の板が張ってあるだけの橋、
濡れてぬるぬるになった表面はあたかも氷の上のように滑ります。

ずるっといって手をついたのですが、
そこには何の摩擦も生まれず、
つーーと滑って橋の下に落ちてしまった 

幸いたいした高さもなかったのでけがもなかったのですが、
思わず周りを見回し誰にも見られなかったことを確認。

やれやれ


あとは森の中の緩やかに下る道をすいすい歩いていくだけ。






コナラなど広葉樹の森から、唐松の森へと様相は変わり、
明るく乾いた道を進んでいく。

名残の蝉が鳴き、
足を踏み出すたびに、草むらから虫たちが飛び立つ。












最後は谷を渡って新湯の温泉へ。
ここで5日間の汗を流しました。




ここのホテルの浴場は、脱衣所も風呂場も畳が敷いてあります。
ちょっとびっくりしましたが滑らず、足触りも良くなかなか快適。
そもそも昼前とあって、ほかに客もなく広々とした温泉にゆったりつかることができました。


さっぱりした体で、プール平のバス停へ。
バス停脇の売店で牛乳をひと瓶一気飲み。
体中に栄養がいきわたる感じ。
バスを待つ間にカミサンへ下山の連絡メール
送信前にちょっと考え、頭に浮かんだことを書き添えました。
「夕食に生野菜をどっさり食べたい!」




おしまい


2011年09月27日

八ヶ岳縦走 2011年9月 その5


2011年9月17日  青苔荘→麦草峠→縞枯山→北横岳→大岳→双子池



週間予報では土曜日から天気が下り坂となっていました。
朝起きてテントを出て白駒池のほとりに出てみます。
ちょっと不気味な色に染まった空に、予報通りの天候の悪化の予感。





何はともあれテントをたたみ、麦草峠へ
三連休初日とあって、白駒池近くの駐車場からは次々とカラフルな服装の
山ボーイ、山ガールが入山してきました。







国道のすぐわきの森につけられた小路、
それでも深山を思わせる苔がついています。












いったん開けて白駒の奥庭
溶岩のうえに根を下ろした緑
ここも遠い年月を経て苔むした森に変わるのでしょうか










再び森に入った後、間もなく笹原に出ます。







麦草ヒュッテ前の草原
ここも鹿の害が深刻になってとうとうネットが張られてしまいました。



















いったん国道に出た後、茶臼岳に向かって再び森の中の登山道に入ります。



















大石峠を越えて、さらに登っていくと中小場で展望が開ける・・・
はずですが今日はガスの流れに囲まれています。
小休止している間に茶臼山が見えてきました。







風が強く、風景も灰色で昨日までとは違った寒々とした印象






再び森に入り、じっくりと登っていきます。
気持ちには余裕があるのですが、
少しずつたまった疲労に思ったように足が進んでいきません。

背後から来る、軽装で北八周遊に来た登山者に道を譲りながら少しずつ登っていきます。



ひと汗かくころに茶臼山に到着







山頂の標識のある場所は木に囲まれて展望はありません。
ここから展望台へと数10m進んでいきますが、
展望台は濃いガスと強風の中






早々に引き揚げました。


茶臼から縞枯との間の鞍部に下る。
下ったところあたりに、ちょうど縞枯の枯れ木の帯が来ています。






縞枯山へと再び登り返す。ここはわずかな登りで展望台前へ。
森の中では意識されませんが、
開けたところでは風の強さを感じます。

2386.8の標高点
ここからからほぼ水平に進んだところに
山頂があります。






山頂付近の広葉樹は色づき始めています。





再び縞枯れの「枯」側に出て数10m進むと山頂の標識。
ここからは雨池峠に向けて急な下りが始まります。






ピラタス側から登ってきた人たちとすれ違いながら
湿った登山道を下っていきます。





曇天、
雨池峠を吹き抜ける風に雨粒が混じる、
思うように進まない足取り

このあたり気分が下り坂でした。
忠実に稜線をたどるなら(北八に明確な稜線というのもそぐわない感じですが)
雨池山、三つ岳とたどって北横岳に行くところ・・・
「三つ岳、行ったことあるし・・・」という言い訳が浮かび、
なんだか乗り切れない気分でついついピラタス方面の木道に足が向かってしまった。











縞枯山荘前では、ロープウェイから上がってきた軽装の人たちと出会う。
天気は悪いけれど楽しげに歩くグループの皆さん、
山の中なのになんだか自分の方が場違いな感覚になってしまう。

ロープウェイ駅のところでちょっと一休み
食べ物を口に入れたらまた元気が出てきました。

気を取り直して坪庭から北横岳への道に入る。






坪庭から小さな橋を渡り、急斜面にジグザグにつけられた道を登っていく。
ここは春に何度も歩いたところ。
登りといえど勝手を知る道は軽く感じます。


三つ岳への分岐点手前でで出会った男性は、茶臼で自分を追い越して行った人でした。
麦草からぐるりと日帰りコースだったようですが、
あいさつを交わすとニヤリと笑って
「三つ岳パスしたの?駄目じゃない〜」
気持ちを見透かされたような一言に私も「へへ・・・」と
苦笑いするしかありません。







さてその分岐からは北横岳ヒュッテはすぐそば



連休に入り、小屋の前のベンチもにぎやかです。
ヒュッテの入り口にも今夜は予約で一杯ですとの表示。







とりあえず小屋の前に荷物を置いて
七つ池を見に行きましょう。
雪の季節に入ったことはあるんですが完全に埋もれてました。
池を見るのは初めてかも















池の前では坪庭から同時に登ってきたご夫婦が記念写真を撮ってました。
ロープウェイ下に車を置いて、北横岳から双子池を回って日帰りされるそう。






ヒュッテに戻り、再び荷物を背負って北横岳山頂へ
やっぱりガスに囲まれています。

目の前に蓼科がそびえているはずですが・・・







そして北峰へ
風が強く、あまりゆっくりする気もしません。
バタークッキーをスポーツドリンクで腹に押し込んで先に進みます。
今日は大岳を経て双子池に下り、そこで幕営の予定。
このルートは私も始めて通る道。






北横岳を超えると一気に人気が少なくなりました。








鎖場を降りたところで、単独行のベテランご婦人とすれ違う。
「たいへんだったわ〜、ここは完全にバリエーションルートよ」とのお言葉。
やれやれいったいどんな様子なんでしょう。








地図で見る限りはたいした距離もなく標高差もさほどないので楽観していたんですが






岩が重なってアップダウンを強いられる。
疲れのたまった足に、荷物の重さがじわじわ効いてきて
おまけに濡れて滑りやすい。

なかなかはかどらない行程にストレスがたまります。


なかなか大岳が見えないと思っていましたが
ようやく霧の中にそれらしいピークが浮かんできました。





大岳への分岐に荷物を置いて山頂へ
ここでも空身がいかに楽か身をもって感じます。


全く展望はありませんがとりあえず山頂の標識





・・・とここでにわかに雨が強くなってきました。
急いで荷物を置いた分岐に戻ります。








ここまでは雨具なしで済ませてきましたが
本格的な降りになりそうなので上下着用し、
一眼レフもザックにしまいこんでカバーをかけます。


ついでにチョコバーをかじっているところへ
先ほどの七つ池のご夫婦が追い付いてきました。



岩場のわかりにくいルートを一緒に切り抜け、
双子池へのくだりに入ります。
相変わらず、大きな岩を一つ一つ越えながらの歩程、
雨でなおさら歩きにくくなっています。

いい加減、膝もまいってきたころ
ようやく双子池ヒュッテが見えてきました。





くたくたになって小屋に着くと
小屋の窓から管理人さんが見ていました。

大岳から下る道の途中からずっと見ていたようで、
「お疲れさん、大変な道を下ってきたね!」とのお言葉。
ここでも苦笑するしかありません。

間もなく先ほどのご夫婦も無事にたどり着きました。
お互いホッと笑顔が浮かびます。


双子池ヒュッテも今夜は満員のようですが
まだ到着した方は少ないようです。



何はともあれ雌池のほとりのキャンプ地へ行き
テントを張ります。











そして水汲みへ


ここは雄池の水がそのまま飲料水となっています。
小屋の管理人さんも保健所の検査済みと太鼓判を押してました。









とはいえ、きれいな水には生き物もたくさん。
水筒を水に沈め、周囲を泳ぐ小さな虫が入らないように注意深く水を入れていくので
思ったより手間取ってしまった。




小屋でビールを仕入れ、
八ヶ岳最後の夜を森の中のキャンプ地で迎える。

この日は参鶏湯のスープに、餅を入れた雑煮。
ソーセージや、小魚をつまみにビールを飲み
温かいスープで腹を満たす。


とりあえずほっこりとした気分でシュラフに入りましたが
夜半から雨はいよいよ強くなり、フライシートをたたく音が大きくなってきました。

体の疲れもあって、気持ちはマイナス側
明日も天候が悪いようなら蓼科はパスして下山しようか・・・
でもせっかくここまで来たのだから最後のピークは踏んでいきたい・・・


すべては明日の朝の天気次第ということで
再び眠りにつきました。



次は最終日です

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