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2006年06月30日

「幻想」と「限界」

今日の日経新聞にワールドカップに関する論説が載っていた。電車の中で、自分自身に置き換えながら読んでいた。

ブラジルのサッカーは「アコーディオン」のように「横の収縮」を重ねながら、時折、鋭く内側に切れ込み、ゴールを狙う。

対して、ヨーロッパのサッカーは「トロンボーン」のように、大きなストロークで「縦への前後運動」によってゴールを狙う。

では、日本はどうか?

「横の収縮」はあるが、内側に切り返す際の「スピード」がない。なので、ゴールが狙えない。
では、「縦への前後運動」をしたらどうか?それには、体格的に大きなハンディがある。

つまり、日本はブラジル(ラテン)のような「跳躍的」サッカーは出来ないし、ヨーロッパの強豪国のような「大きな」サッカーも出来ない。出来るのは、チームワークの妙で「熟成」されたサッカーだけだが、熟成させるのはブラジル型でもヨーロッパ型でもなく、試行錯誤の上、日本オリジナルのスタイルを見つけ出す必要があるという論説だった。とても分かりやすい分析だと思う。

話しは変わるが、ある時、2003年だっただろうか?「FFS理論」というチームワークの状況を分析するプログラムをインタースコープの経営メンバーで受けたことがある。インタービジョンという組織に関するコンサルティング会社の創業者である小林さんという方が開発したものだ。グロービスの投資先企業が何社か受けたと記憶している。

小林さんは米国ペンタゴン(国防総省)の顧問を務めていた(いる?)こともあるそうで、戦争の際に最強なチーム編成をするには、どのようなメンバーで構成するのがよいか?という、人材の最適化の権威らしい。

そのプログラム(FFS理論)では、マネジメント層のメンバーを、「タグボート」「リーダーシップ」「マネジメント」「アンカー」の4つに分けている。

「タグボート」とは、小さな船体にパワフルなエンジンを積んでいる船で、大型船を先導したり、自力で動けなくなった船を助けたり、海難救助などで人命や貨物、船体の安全確保などに活躍する船のことを指す。ひと言で言えば、「リスク」の高い仕事をする船である。

この理論で言う「タグボート」とは、リスクを取って「新しいビジネスチャンス」を開拓しようとするタイプを指すらしい。

「リーダーシップ」とは、タグボートが見つけた「魚影」をどうすれば攻略することができるか?を考えて実行する、会社で言えば「売上」を上げることに貢献するタイプの人材を指す。

「マネジメント」とは、「攻めと守り」をバランスさせ、「利益」を出すことに長けているタイプだそうだ。最も経営者的と言ってもいいかもしれない。

「アンカー」は、「撤収」を決断するタイプだそうだ。

僕はどのタイプかというと、「タグボート」らしい。要するに「起業家」タイプということだ。

このタイプは、組織が大きくなっても、常に「新しい何か」を探して行動するので、自分の影響力の大きさに気づかず、周囲に迷惑をかけてしまう傾向にあるようだ。まさしく、当たっている(笑)。

因みに、マネジメントメンバーで「タグボート」だったのは僕ひとりで、ある種の窮屈さを感じてたのはそういうことか?と妙に納得したりもした。

インタースコープは、創業期のベンチャー企業にしては「タグボート」や「リーダシップ」が少なく、マネジメントが多い組織だったようだ。

ところで、僕の周りには、同じように「起業」して、同じように「VC(投資家)」からお金を集めて、その結果、上場を果たした人が大勢いる。

では、誰でもが株式公開できるのか?できたとしても、その後も成長を続けていけるのか?というと、それは明らかに「NO」である。

1990年代のネットバブルやここ数年の「プチバブル」は、誰でもがベンチャー企業を創業し、VC(投資家)からお金を調達し、株式公開ができるかのような「幻想」を生んだところがあるように思う。
しかし、現実は全然違う。

自分自身はどうか?と考えると、正直な話し、とても悩んでしまう。

数年前までは一緒に汗水を流していた人達が、今では「ヒルズ族」になったり、ヒルズには入居しないまでもセレブな生活をしている姿を見ると、正直に言って、自分は随分と遅れをとってしまったと思うこともある。

でも、「起業家」にも、色々なタイプやスタイルの持ち主がいる。

バカな「幻想」は捨て、自分の「限界」を知り、尚かつ、自分ならではの「可能性」を見出し、そこに情熱を傾けられる人になりたいと思う。

仮に「周回遅れ」となっても、「自分らしい生き方」を大切にして。

シリアルアントレプレナーで行こう!!! 巨万の富みは築けなくても。

2006年06月30日

価値観のマッチング

来週提案する研修のプレゼン資料が完成しました。


今日はもの凄く集中力があります。(笑)


辣腕ヘッドハンティングのA氏が

「価値観のマッチングをしている」と仰っていました。


価値観のマッチング・・・・


これはとても難しいことだと思います。

スキルのみのマッチングでは早期退職率が高くなります。

そこで必要なのが

クライアントと候補者の価値観のマッチングです。


すぐに辞めてしまう、

というのはそもそもミスマッチだったわけです。


派遣でも紹介でも同じです。


決まればいいということではありません。


長期就業してもらう為には、あらゆる角度からの

マッチング必要です。


目に見える情報と見えない情報。


見えない情報を洞察していく力が

コーディネーターやキャリアアドバイザーには

これからもっと求められていくことでしょう。


見えない情報の一つが「価値観」なのです。


結婚相手に「価値観が同じ人」を求める人が多いのと同じです。


実際本当に価値観が一緒であれば

結婚生活も永続しますが

結婚してみたら「違ってた」というのは

価値観を見極められていなかったということですね。


仕事も結婚もマッチングが大事です。(笑)

2006年06月30日

新幹線社内のインターネット接続サービスに物申す

 今、現在新幹線の中からインターネット接続するには、携帯電話のデータ通信サービスなどを利用することで実現できる。小生の場合、モバイル環境は、ウィルコムのPHSカードを利用しているので移動中のインターネット接続は利用できない。こんな中、2009年春からではあるが走行中にインターネットに接続できる環境をJR東海が整備していくというニュースを読んだ。
 
JR東海が新型新幹線で走行中のインターネット接続を可能に
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060629/242060/
 
 詳細は、よく分からないが、無線LANを利用したインターネット接続になるようだ。これであれば、東京−新大阪間の2時間半の時間でも仕事が出来ると喜ぶ人も多いだろう。
 
 しかし、新幹線の中でノートPCを広げられキーボードをパチパチ音を立てて叩かれるということである。この状況をJR東海は容認するのであろうか。今でも、パソコンを広げてパチパチを音と立てている乗客は、1車両で数人はいるであろう。皆さんはどうお感じになるだろうか。小生は、耳障り極まりないと感じてしまう。
 
 だから、小生は絶対に新幹線の中でパソコンは広げない。どうしても、パソコンを広げたい場合は、デッキまで持ち歩いている。あの無機質のキーボードが叩かれる他人の音は、非常に不愉快である。
 
 ぜひとも、JR各社にお願いしたいのは、ビジネス専用席を作って欲しい。パソコンを利用する人はそこに集めて欲しい。自分もパソコンを使うのであれば他人の音は気にならない。しかし、ゆっくり考え事をしたり、眠りたい人にとってキーボードの音は暴力以外の何者でもない。
 
 そして、禁煙席、喫煙席と同じように席を選べるようにして欲しい。ビジネス席と一般席のように。利便性だけを提供するサービスだけはごめん願いたい。




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