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2006年05月31日

起業家の「倫理観」

昨年の夏だったと思うが、グロービスの堀さんと簡単な議論をしたことがある。それは当時、堅調に推移していた新興市場における「リスク要因」についてだった。

堀さんとはそれまでにも何度か議論をしたことがあるが、彼は必ず、まず最初に相手の意見を聞いてくる。そして、その意見を受け止めた後、自分自身で考えてボールを返してくる。返されたボールを受け取ることで、こちらの思考が促され、結果として、両者にとって有意義な結果を得ることが多い。

「新興市場におけるリスク要因は何だと思う?」と訊かれた僕は、「金利上昇リスク」「基幹銘柄の業績向上による個人投資の資金の流出」「I.T.系ベンチャーの説明がつかないPER(最後はババ抜きになる)」等、いわゆる優等生な回答をした。

すると、それを聞いた堀さんは、しばらく考えた後、「起業家の倫理観はどうだろう? 例えば、堀江さんとかって、自分の株をだいぶ売っちゃったんでしょう?」と言ってきた。

それを聞いた僕は、「確かにそれ(そういうリスク)はあるな・・・」と思った。

その半年後、実際にそういう出来事があったわけだ。

堀さんの考えには同調できないことも多々あるが、こういう「直観力」とも言える思考力は素晴らしいと思う。

話しは変わるが、日経新聞の朝刊で一昨日から始まった連載記事(1面)に「日本を磨く」というものがある。

最初が、経団連の会長に就任された「御手洗冨士夫氏」。2番目が、首都大学東京の学長である「西沢潤一氏」。そして、3番目(今日)がソフトバンクの「孫 正義氏」だ。因みに、亡くなった僕の父も「正義」といったこともあり、孫さんには親近感を感じる。

当たり前の話しだが、いずれの話しも深いものだった。

その中で僕の印象に残っているのは、御手洗さんの「最も大切なのは広い意味でのイノベーション力だと思う」「経済のグローバル化は止めようがないが、国や文化ごとのローカリティ(地域性)は必ず残る(要約)」という発言と、西沢さんの「横並びやめ独創尊べ」というタイトルのもと、「鑑識眼のある人に評価を任せ、有望と思われる研究テーマに資金を優先的に配分する」というもの、そして、孫さんのヤフーBBの時のことを例に挙げての「逆風の中でも挑戦し続けることの大事さを学んだ」という発言である。

孫さんほどの偉大な人であっても、「学んだ」と言っている。その姿勢には、言葉がない。

その孫さんが、記者の方から「ライブドア事件」に関するコメントを求められて、「あつものに懲りてなますを吹いたら、挑戦者が減って元も子もなくなる」と言っている。僕もそう願いたい。

最後にもうひとつ。僕は、御手洗さんが言っている「キヤノンが終身雇用にこだわるのは、それが息の長いイノベーションを生み出す源泉になっているからだ」というところが気になった。

御手洗さんは、「それが世界中どこでもベストといえる仕組みとは限らない」とも付け加えている。

これを拡大解釈すれば、「すべての会社にとってベストな仕組みとは限らない」といえるのではないか?業種によっても、何が「イノベーション」を生み出すのか?は異なるだろう。僕はそう思う。

因みに、ドリームビジョンでは、人々の「生き方」や「キャリアデザイン」においても「イノベーション」があると考えている。「ブレイクスルー」と言い換えてもよい。何かを成し遂げるには、それが大きいことでも、小さいことでも、そこには必ず、何らかの「自己変革」があるからだ。

ドリームビジョン的に言えば、「Innovate your life !!!」である。尚かつ、「その人らしく」。

最後と言いつつ、話しが長くて恐縮だが、梅田望夫さんが「ウェブ進化論(かなり影響を受けた)」の中で「製造業の経済」を経験しているか?否か?ということを言っているが、僕は「それ」を経験していない。社会に出てから、一度も「製造業」に携わったことがないのである。

僕は、「そのことは非常に大きな意味(影響力)を持つ」と感じている。

僕流に言えば「人生はすべて必然」なので、極めてアナログな思考特性の僕が、こうしてネットビジネス(的)なことをやれているのは、そのことに関連があるような気がしている。

2006年05月31日

決算!そして上海!

3月末が決算なのだけど、、
この時期新入社員研修などで一年で一番忙しい時期に重なる。毎年、この繁忙期と決算が重なり本当に辛い。
結局、ぎりぎりの5月31日になってしまいます。
明日は、さいたまの朝霞にある会計事務所まで車を
飛ばして行って来ます。

そして、来週は、上海に行くことに。。。
上海の人材教育会社でインストラクター養成講座
をやるのでそこの講師に招かれたというわけ。
3泊4日、、ほとんど仕事だけでおわりですが
おいしい中華でもいただければいいのだけど。

2006年05月31日

仕事のこなし方にもコツがある

 小生は、いくつかの顔を持っています。社内SE、ITコンサルタント、セミナー講師、セキュリティコンサルタント、WEBプロデューサー、WEB業者... 様々な立場で、様々なクライアントや同僚と接しています。とかくよく聞かれることが「お忙しいですか?」という質問。結構、この質問の答えに窮することが多いんです。
 
 数年前までは、忙しくなくても忙しくても「おかげさまで忙しくしています」と答えていました。忙しい=仕事がある=仕事が出来る ということを意識的にも無意識的にも相手に伝えていたと思います。でも、これって「忙しいなら相談しにくいなぁ...」「忙しいなら私の安い仕事の依頼は頼みにくいなぁ」と思われてしまうことも多いんです。小生も逆の立場に立って考えたときに、「忙しいなら手を抜かれそうだなぁ」「これから小生がお願いする仕事は逆に迷惑なのかなぁ」と感じることに気づいたんです。
 
 では、逆に「忙しいですか?」という問いに「暇にしています」という答えではどうだろうか? 小生なら、「仕事にぎらつきが感じられて嫌だなぁ」とは感じますが、「暇ならば、仕事を依頼しよう」とは思いません。
 
 そこで、小生は、「忙しいですか?」と聞かれたら、「ボチボチです」とか、「おかげさまで何とかやっています」という答えを用意しています。日本人らしい、あいまな、玉虫色の答えなのですがこれが小生の場合は最善だと思っています。
 
 さらに、深く考えて見ましょう。いつも、ばたばたと仕事を一生懸命こなして朝から晩まで仕事をしている情景は、皆さんも当てはまる人が多いと思います。小生も10年前までは、朝から晩まで仕事をしている猛烈社員だった気がします。いかにも「仕事をしています」「私は難しい仕事をこなしているんです」というアピールを、その背中で訴えていた気がしますし、そのような方を見るとそう感じます。そのような人にちょっとした質問や依頼をする気になれるでしょうか? 「今、そんな時間が取れません」「今は、簡便してください」という答えが返ってくることを気にして、なかなか言えないものです。当時の小生は、仕事をこなしていることで精一杯で余計な仕事を寄せ付けないこともありそれはそれでよかったのかもしれません。
 
 しかし、今、コンサルタントの立場では相談されることが仕事であり、話しかけやすいことが条件であると考えています。そこで、コンサルタントは「アヒルの足」で泣ければならないと考えるようになりました。普段は、スイスイと水面を泳いでいるように見せてその水面下では必死に仕事をこなすのです。仕事を一生懸命にしている姿を見せないということです。
 
 普段、暇でない程度に時間に余裕を持っていると思わせることが、コンサルタントの営業方法だと思います。そのためには、夕方は早めに帰ることが分かりやすい。夜遅くまで仕事をしているコンサルタントは、ダメだと思います。その変わり、朝早く出社して仕事する。夜は、家についてからでも仕事する(情報漏えいには十分に注意して!)。仕事の進め方を最大限効率化する。仕事のこなすスピードを上げる。などのことをしなくてはなりません。
 
 出来る人は、忙しいのが当たり前。その忙しさを人に見せないことで、営業する。そんな営業方法もあるのではないかと思っています。




2006年05月31日

すばらしい出会い、20代社長!そしてXoopsはじめ。 - ヨクナルナルのSOHO人生 - 楽天ブログ(Blog)

Xoopsで構築された会社のホームページができました。
インプルーブのニューページ
まだまだコンテンツが追加予定ですが。
スッキリ、いいホームページになったと思います。
感謝!ポーカーフェイスさん。

ここのところ、新規の動きとかも入ってきて
ちょっと夜(=調べもの、資料作成、企画など)が忙しい。
今日も、本当にすばらしい出会いがありました。
20代社長でもスゴイ人がいる!K社長!いい感じ!
 Xoopsも覚えなくっちゃいけないし。
60前後の方もやってるという話。若い私は負けられまへん!(^ー^)

6  魅力があれば
  すべてがうまくいくから不思議
        斎藤一人の今日の言葉より

ブログランキングカチッ 今日は154位! アリガトウ!

○新刊登場 書籍コーディネート第11弾!4月の2冊目!
 『新会社法対応 自分でできる! 有限会社から株式会社にする本』
ソフトバンククリエイティブ 猪股真 著 ¥1,575  2005.4.28発売!  第11
〜有限会社189万社のための株式会社移行手続きマニュアル〜
   ※写真はとある都内書店の先日の平積み風景。感謝!猪股さん。喜んで!
     石割さんの本「ベンチャーキャピタルからの資金調達術」と一緒に並んでましたよ! 



2006年05月31日

・先物買いの銭失い

「社長ぉ、大変です。トウモロコシが大変なことになってるんです!」と受話器から聞こえる声はトウモロコシ屋さんではない。声量に驚いて受話器を机に落としてもまだ大声で説明している。今この瞬間にトウモロコシを買えばどれだけ儲かるか、そんなうまい話に乗らない経営者がいるなんて信じられない、といったことを数分間話し続ける。 「…ん、社長、聞いてますか?」「聞いてません。以前もお断りしたと思いますが先物には手 . . . 本文を読む

2006年05月30日

【本】俺の考え~本田宗一郎~

本田 宗一郎
俺の考え

もう10年以上も前の話なので少しギャップを感じながらもその信条を知りたく読んでみた。


とても勉強になるよ。

しかも、なんかね、「自分」を強烈に持ってる人だなって。

読んでいて非常識を常識にかえるエネルギーに満ちているというか・・・

パワーがすごい。


中でもとても興味深いものをシェアします。


>成功する人はいつでもカネよりも咲に信用を押し出している。信用が先んじているでないと成功しないと言うことは、事実である。


はっきり断言してるところが印象的。

しかも共感できたフレーズ。


お金はあとからついてくるものだからね。

そして、お金よりも大切なものはたくさんあるってこと。


「世の中金だよ」


って言う人とは仕事できないなって思った。


>ジョークというのは階級意識をなくし、平等感ができてくる


本田宗一郎がギャグとかいうんだ・・・


>社長なんていうとだれだって頭下げるくらいだから、ここでジョークをいってやれば、みんなだってホッとする。私のように仕事が大好きで、むきになってしごとをやっていて、これでお釈迦様みたいにご清潔であったら、うちの連中だって行き詰って、ついてこれないが、私と専務が漫才師みたいなことをいって、締めるとこはきちっとしめるから、みんな安心して平等感を味わってくれている。


これも納得だなぁ・・・


売りやすい品物をつくってやることがコストダウンだということ


これはもぉ・・・眼からウロコですわ。

マジで衝撃的な一言だった。


小売をしてるから特に響いた。

どんなに安く作ってうっても・・・商品が不備が多くて売れなかったら・・・

その売上はゼロ。

それこそコスト100%では売上・利益という騒ぎではない。

いいものを作ることが・・・

コストダウンだっていうことに気づかせてくれました。


性能は犠牲にしてはいけません。


>良い人材をみつける能力のある人が上にいさえすれば企業全体があがってきてみんなが幸福になれる。


これも納得。

良い人材を見つけれる人になろう。

直感を磨く努力。

人を見る眼を養うことも大事ですね。


>人間は逆境にたったときもっとも大切なのは反省である。


これは俺が普段から言ってるPDCと同じ理屈。

とにかく自分の行動を振り返ることはとても大事なこと。


>本田宗一郎の「夢」とは・・・


「夢」とはその背後に世界的視野にたった理論が裏づけになっていなければならない。どこの国いっても通用する理論、それが若い人の夢を生む。さらにその夢が、世界市場どこにだしてもひけをとらない製品を生んでいく。


>よいアイデアに国境はない。よい製品に国境はない。


ある意味緊張感を生み出す言葉。


hondaの社是。

「常に夢と若さを保つこと」


以上です。


素晴らしい本でした。




2006年05月29日

「弁護士」という職業

僕の弟は、実家の福島県郡山市で「法律(弁護士)事務所」を開業している。

「弁護士」というと、高給取りのようなイメージがあると思うが、一部の「渉外弁護士(企業の交渉事をまとめる弁護士)」を除けば、それほど割の良い仕事ではない。特に、弟のように地方都市で弁護士事務所を開業している場合は、尚更である。

いつだったか、ある事件について弟と話しをしていた時、彼が言ったことが印象に残っている。

それは、どこからどう見ても「凶悪犯」としか思えない容疑者の弁護を引き受ける時というのは、いったい、どういう心境で引き受けるのか?また、何故、引き受けるのか?という質問に対する、弟の回答だった。

「一人の冤罪(えんざい)を救うためには、多数の凶悪犯の弁護を引き受ける必要がある」。

一言一句は別として、弟は、僕にそう答えた。僕は、なるほどなあ・・・と思った。

僕は、堀江さんを擁護するつもりはないが、今回のライブドア事件に関するマスコミの報道を見ていて、ふっと、そんなことを思い出した。

弟の話しは、僕らの仕事にも通じることがあるような気がする。

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