朝食べたもの

パン、ぶどう

お昼に食べたもの

お茶漬け

晩に食べたもの

とんかつ、きゅうりとなすにもろみを添えたの、さつまいも、アスパラガス、ビール、お茶漬け

honey and clover

羽海野チカの「ハチミツとクローバー」の最終巻を、今日読んだ。
留学中にYoung Youが休刊することに決まったときには、おろおろしてしまった。
それくらい、遠くから、ずっと気にかけていた。
大好きな物語のひとつだったから。

読み始めたきっかけは、よく覚えていない。
小さな書店の棚に試し読みコーナーがあって、第一話だけ読むことができた。
その頃のぼくは、今では考えられないくらい落ち込んでいて。
深い海の底に棲む、孤独な魚みたいな気持ちで。
いつも、なぜか悲しくて。
「こんなはずじゃなかったのにな」って、知らず知らずのうちに呟いてしまうような。
生きながらにして、死んでいるような。
そんな目をして暮らしていたと思う。

ぼくは、彼らに自分の姿を投影していたと思う。
あるときは竹本くんになって。あるときは山田さんになって。あるときは真山になって。あるときははぐになって。あるときは森田になって。
「ぼくは、どこまで行けるんだろう」
「どうしたら、忘れられるんだろう」
「遠いなあ」
「私には、これしかない」
「光は、どこにあるんだろう」
彼らの言葉を、自分の言葉のように感じていたんだ。

強さと弱さ。
美しさと醜さ。
その両方を持ちながら、たったひとつのものを探していた。
物語の終わりには、竹本くんの(そしてはぐの)気持ちが溢れ出てた。

時が過ぎて

何もかもが 思い出になる日は きっとくる
ーでも

ボクがいて
君がいて
みんながいて

たったひとつのものを探した
あの奇跡のような日々は

いつまでも 甘い 痛みとともに

胸の中の
遠い場所で ずっと

なつかしく  まわりつづけるんだ…

う、うわああ(泣)←これは、読後のぼくの反応です。念のため。

講談社漫画賞受賞、アニメ化、映画化。
すっかり有名になってしまった、羽海野チカのデビュー作。
たくさんの人たちに読まれるといいな。

最終巻は表紙と帯に注目です。
この、キラキラして、ふわふわしてもの。
これはきっと、彼らを守り、支える、幸せな思い出なんじゃないかな。
ぐす。

今朝はフリオ・リャマサーレスの「黄色い雨」も読んだ。
忘却の黄色い雨が、すべてを滅ぼす話。
朽ちゆく村の、最後の老人の話。
思い出さえ、黄色く染まる。
忘却の雨によって。
思い出さえ失っても、でも美しいと思ってしまうのはなぜだろう。

今日は、思う存分、読書する日。
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