ずっと気になっているカボチャ。道路にはみ出しているので夕方は車に轢かれて無残になっている。が、翌朝はまた新しい芽が伸びてこんなに元気だ。元気で伸び伸びで感動、なんて言いたいのではなくて、つまり、美味しそう!カボチャの芽がこんなに美味しいということは、タイ人達から教わったのだ。日本でも他の地方は食べるのか知らないが、このへんの日本人に聞いて「ああ、美味しいよね」と同意してくれた人は、今のところ皆無。実家の父もカボチャは作っているし、私も子供の頃から大好きだったが、芽を食べさせられた記憶はない。さつまいもの茎は食べたけど。こういうたくましい植物なのであちこちに雄姿をさらしているが、芽が轢かれているのは見ても、摘まれているのを見たためしがない。これがタイ人にとっては、宝の持ち腐れというか、灯台下暗しというか、とにかく日本人はもったいないことをする、ということになる。

タイ人人口が減ってしまって、多くが日本人の妻で滞在年数も長いので、カボチャの話題を聞かなくなってしまったが、数年前、まだ賑わいの名残りがあった頃、この季節にタイ人が集まると、しょっちゅうカボチャの芽の話題がでた。あちこちにあるから目につくのだ。食べたい、でも勝手に取るわけにもいかない。でも、日本人は放置しているだけで残念だ。八百屋にも売っていない。それで食べてみた。さっとゆでて、ナムプリック(唐辛子にいろいろな材料を混ぜて各家庭オリジナルもあるディップ用ソースみたいなもの)をつけて食べたり、あっさり日本のお浸しでもいける。このままの色だから、彩りとしても最高だし、栄養もありそう。写真でツンツンしている芽の部分。花があると色彩はもっと美しくなる。祖父母宅に入り浸りの娘が帰る時に持ち帰ってもらおう。