おお、久々に大ヒットの出来事
つつがなく過ぎるはずの日だった。仕事はないし、子供達は学校だし、夏に外部講師として1回話す予定の大学に午後から行って別の外部講師の人のを聴講してから、編集を手伝った報告書を受け取りついでにちょっと先生と話して帰って食事作って食べて、ちょっとビール飲んで…というのが予定だった。とんでもないどんでん返しが待っていたのは、お昼を食べに夫の店に行った時だ。ちょっとヘンだな、とは思った。いつも出しているランチ営業用の看板が踊り場に置きっ放し。何食べようかと入ったら「コックさんがいなくなった」と夫。連絡もつかないし、アパートのカギはかかっているから様子が分からない。「いつから連絡つかないの」と聞くと「昨日から」と夫。日曜日は定休日だが、タイ人達でお花見をして、その流れでもっと食べたいということで夜に店を開けたのだが、その時も来なかったようだ。こういう事態は店をやっている限り想定内のはずなのだが、今回は迂闊だった、想定してなかった。
というのは、やっとここまできたって安堵感が勝っていたからだ。最初のコックさんはビザの更新をしなくて切らしているところを突然摘発された。その当日、団体の予約があって、まだ小さかった子供を友人宅に預けて私が手伝いに行って夫が料理してギリギリ乗り切った。ただ摘発の噂は即伝わって夫の電話は鳴りっぱなし。自分を雇ってくれとの売り込みだ。しかし問題はアレである。アレがない人ばっかり。しかしどうしようもないからそのまま続けている時のストレスといったらなかった。いつ家族崩壊になるかの不安。やっといい人を探してタイから連れて来てまだ半年にもなってない。とにかく今度は堂々と宣伝もできるわけだし、そうなれば私が失業してもなんとかやっていけるかも、と甘いことを考えていた矢先である。人生そうそううまくいかないわけね、と不遇続きの友人と別の店でランチしながら笑ってしまったが、さすがにショックはあって、そのランチで食べたいものがあったが300円高かったので節約して安いのにした。大家さんから合鍵をもらってアパートに行く時、夫は「おばけがいると嫌だから」とタイ人を誘って行った。部屋で冷たくなっている可能性はもちろんある。が、幸いそうではなくて案の定、荷物をまとめて出て行ったようだ。幸運を祈る、とはいえ、こっちはどうなるんだ。
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今のところ弁当作りをしなくていいようだ
この4月から生活スタイルを全面的に見直そうと思った。息子が高校になると毎朝の弁当作りという今までにない家事仕事が増えるから、これを機会に朝方生活にしようと思った。12時前に寝て1時間ほどベッドの中で読書して早起きするんだ、と決意。早起きといっても、一番近い高校だから、息子が家を出るのは8時を過ぎる。ってことは、早起きでも何でもないんだが。夜のうちに弁当を頭に入れて用意すれば料理も上達するかもね、とか思った。ところが、息子が「弁当は自分で作りたい」と最初から言う。ここでうんざりしてしまうのは、この子は言うことはいいのだが実行が伴わないことで、それでずっと裏切られているから安易に信じられないということ。自分から言っておいてズルズルやらないと当方の気落ちがますます萎える。しかし「ダメ、私がやる」なんて言い張るわけにもいかないから任せることにする。
ところが2日目に早速空の弁当箱を残して、父親から昼飯代をもらって行った。だから嫌なんだ。だったら最初からやるって言わないで欲しい、というのが私の気持ちで、それだけ。だからそれだけの事を夜の食事の席で伝えた。彼の言い分は「作ろうと思ったけど材料がないから自分で買い物したい」である。生活クラブ生協に入って長くて、その食材は冷蔵庫に詰まっているが、どうやらスーパーの冷凍食品などを利用したいようである。食材が気になる自分としては避けたいのだが、ここは自主性を尊重することにして1つ提案をした。「じゃあ、ランチ代で5000円を毎月やるから自由に使って。ただ食材は冷蔵庫に用意しておくから毎日それを使えば全部キミの小遣いになるし、買い物しても残るはず。作るのが面倒で買う時に親からお金はやらない」と。即合意してすぐに彼は買い物に行った。私にしたら弁当作りは避けられるなら避けたいことなのでひじょうに助かる。一応「なるべく既製品じゃなくて自分で作るように」とは言ったが見てない。おかげで今日も寝坊してしまった。
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土曜日の出来事いろいろ
紙ゴミの回収日だった。たくさんたまっているので起きてやらないとな、と思いながらグズグズしていたら、息子が先に起きてきた。昨夜、1人で出すのは大変だから手伝うように言いつけておいたのだ。彼の性格からして自分から起きて手伝うとは思わなかったので驚いたが、とにかくおかげではかどった。片付いた後、いつものように朝のコーヒーをどれにしようか迷っている時に、この間の選挙の結果県議になった友達から電話があって、久々に立ち寄った。彼女が息子に「高校おめでとう」と言ったら息子の方も「Tさんこそ、おめでとう」と言う。挨拶だけは得意なようだ。娘は「友達が来る」と昨日から何度も何度も繰り返している。つまり、存分に遊びたいから他の家族員に出て行って欲しいのである。「今日は仕事があるからダメ」と私。息子も、部活用のシューズを買いに出た以外、珍しく家にいるどころか、友達まで連れて来た。娘と息子は同じフロアを共有しているので、娘にとって兄の存在はじゃまである。なんといってもこの狭い家でかくれんぼするのが目的なのだから。息子が降りてきて「△(娘)の友達何人来ているの」と私に聞くから「自分で見ればいいでしょ」と言ったら「だって、かくれんぼしているから分からない」とマジメな顔で言う。ふざけているのか本気でボケなのか不明。
午後になって息子が外出。娘は友達におやつやお茶を運んでいる。私は仕事がはかどらない。このところずっとタイ語のラジオを聴いていて、こういう聴き取りが面白くて在宅仕事に支障をきたしている。夕方になって珍しく夫が一時帰宅した。そして「何で×(息子)の部屋にテレビがあるんだ」と言う。えええええ!見てみたらあるはずのないテレビがある。そもそもウチでテレビを見るのはほとんど息子のみでチャンネル争いもないんだから家用ので充分なはず。朝の新聞出しの手伝いはこういう事の伏線だったのか。合格祝いの小遣いをまとめて買ったらしい。「高価なモノを勝手に買うな」と説教するが知らん顔だ。次々と思いがけない問題を起こしてくれる。大きくなって行動の自由範囲が広がると心配のタネも増える一方である。しかも想定外の事だから対応が後手になってしまう。忍耐の日々だ。息子で鍛えられると娘の時は慣れるかと思うが、全然違う性格だから、また別種の問題を起こすのかと思うと、更年期障害と重なってこっちの身がもたないぜ、と思う。うんざりしていたら娘の友達が「あー、美味しかった」と言いながら帰って言った。空腹だっていうから即効でホットケーキを焼いたと娘。親の管理体制に問題があるんだろうか。でも今更方針変更できないし…行くところまで行くしかないか。
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