TOP>2006年07月

2006年07月31日

梅雨明けと雨の被害

この地方も梅雨明け宣言とのことで、今日は本格的な夏らしい1日になった。ただ、今年は痛ましい雨の被害があり、その爪跡が容易に消え去るわけもない。雨で思い出すのはタイの洪水である。外国人がタイ語を覚えるときにまずは「ロッ・ティッ=交通渋滞」がくる。約束の時間に遅れる時、このひと言ですべて片付くのがバンコクの交通事情。そして次が「ナーム・トゥアム=洪水」である。このところ異変が起きているとはいえ...

2006年07月31日

バンコク190日目

●2006年7月30日(sun)





日本人の愚痴ほど、世界的に見て、ネットに氾濫している汚物はないんじゃないでしょうか。
愚痴だけじゃありませんよ。陰口、悪口から呪いの言葉まで、日本人てのはまあよくあれだけ人が見ていないところでは大胆になるもんだと寒心するほど。ああ、あと「人の揚げ足取り」なんてのも、おまけに付け足しときましょうか。
もし、インターネットの掲示板にでもブログにでも、自分の本名から経歴、年齢、顔写真、住所や電話番号に至るまで、「どこのなにがし」が明確にしなければ意見できない決まりになったとすれば、ネットの世界では口数の多い連中もとたんに、たちまちにして蛇に睨まれた蛙ばりに大人しくなるでしょうな。
私はそうした輩のように暇じゃないので、用事以外の暇つぶしをするために、ネットを使ったりしません。むろん、あんなのが有意義な会話だというのであれば、話は別ですよ(むろん、ありえない話だが)。
私用のひとつとして、このブログの更新がありますが、ここで私がしていることといえば、単純な自慢であったり、気分のいいときに頭に浮かんだことであったり、自身の概念を表現したものであったり、ためになるお説教であったり、もっぱら当たり障りのないお話をしているにすぎないのは、小学生程度の読解力さえあれば容易に読み解けるレベルに加減してあります。
まあ、そんなわけで私の場合、下々のレベルにまでわざわざ降りていって、理解しやすく、共感しやすいようにあえて、俗っぽい表現で、私自身のお叱りのめにあうような態度をとることがあるんです。
これはあくまで、庶民的な読み物としなければ、こうして公開する価値がないからなんですな。
もし、自分にしか分からない言葉で、好きなように、自由自在に(大昔の参考書の名前じゃありませんよ)書いたとすれば、それこそ自分しか見られないところでひっそりとするべきであって、公にすべきではない。
つまり、読み物と個人的な日記とは、まったく性質が異なるということです。
それをふまえてこのブログは書かれている。賢明なる大勢の読者の皆さん、皆さんはもちろん、そんなふうに考えていただけているでしょうな。
それと最後に、公にされるもの、公にされないものの区別の使い分けはネットで不可欠なスキルといっていい。あえて大げさに「スキル」だなんていいましたが、日本人の好きな言葉で表現するならば「常識」といったところでしょうか。
私は「常識」なんて言葉、好きじゃないんですがね。あえて分かりやすく噛み砕いていえばつまり、そういうことなんです。
スポンサード リンク
■本日の支出(生活レベル:タイ庶民同等)
[食]セブンイレブンの牛乳(約80ml) 30円
[交]バスの利用(2番:カオサン通り→BTSプロムポン駅) 21円
[外]屋台の昼食(ワットチャナソンクラーム内:豚肉の野菜炒めかけご飯、ミネラルウォーター500ml) 120円
[他]文庫本22冊売却 +246円
[食]スーパー・TOPSのバナナ4本 60円
[趣]グラウンド代 150円
[食]ミネラルウォーター600ml 21円
[交]バスの利用(60番:ベップリー通り→カオサン通り) 48円
[食]セブンイレブンのスナック 30円
[食]ワトソンズのコーク(350ml缶) 45円
[食]屋台の夕食(ゆで卵、鶏肉ときくらげの生姜炒めかけご飯) 90円
合計:369円

2006年07月31日

梅雨

此方、チェンマイいえタイは梅雨との事。真っ黒な雲が出てきて、雨か?違う、この黒い......

2006年07月31日

バンコク189日目

●2006年7月29日(sat)





ファランとは、タイ人が西洋人を指して呼ぶときの愛称です。
このファランと日本人を含める駐在員が、タイ人女性を連れているのを見かけるとき、それは決まって「いかにも」なタイプが多い。
なぜ「いかにも」なのかといえば、水商売系の女性にありがちな特徴の女の子ばかりなので。それで、あえてそう表現しているというわけです。
自国並みの収入があって、酒と女遊びを覚えた大人であれば、クラブやバーでかわいい女の子とよろしくやるのは、まあ、たしなみといっていいでしょうな。物価の差がバンコクと比べて著しい先進国なら、なおさらです。
それで、そういったいかがわしいお店で口説いた女性と一緒に、これまたよろしくやろうというわけです。
女の子の方も、彼女らにしてみれば諸外国の駐在員らは大金持ちですから、お声がかかれば願ったり叶ったりなのかもしれませんな。ま、偶然にも私はそういった女性とは縁がないので、こうした率直な質問をする機会すらありませんが。
それと、タイの女の子は日本人をはじめ、諸外国の殿方に非常に人気があるんです。なぜってそりゃ、とってもチャーミングでお茶目なのはもちろん、それがとっても自然体で、無邪気なんですから、大人が喜ぶのも無理はない。かわいい子も実際いますしね。
私には(偶然にも)縁がないし、いかにもなのはちょっとすれている感じがするし、私の知的好奇心を満たしてくれそうもないので、偶然に身をまかせているという具合。
盛りは(ついこのあいだ)過ぎたとはいえ、それでも確率的にはどういうわけか100%に近いレベルでお目当ての子に「あら。」なんて思われるようで。やはり、色気というものは、控えめな立ち振る舞いだけじゃ隠しおおせるものでもないらしい。ただし、気のない子に対しては、ひどく控えめになってしまって「おや。」なんて思われることも当然ながらありますが。
それで、私は日常生活を自然体で、おおいに楽しんでいると、こういうわけなんです。
スポンサード リンク
■本日の支出(生活レベル:タイ庶民同等)
[外]レストランの朝食(フォーサンズビラレストラン:パンケーキとミルク) 300円
[食]露店のオレンジジュース(100%、約180ml) 30円
[外]屋台の昼食(ワットチャナソンクラーム内:豚肉の野菜炒めかけご飯、ミネラルウォーター500ml) 120円
[食]露店のアイスクリーム(約50g×2) 30円
[食]パン屋の惣菜パン(TVチャンピオンに出演したおばちゃんのパン屋:クロワッサンのハムとチーズサンド) 60円
[食]露店のドリアン 90円
[食]ミネラルウォーター600ml 15円
[食]露店のスプライトとオレンジジュース 72円
[食]ミネラルウォーター600ml 15円
[交]ボートの利用(バンポー→バランプー) 18円
合計:750円

2006年07月30日

自分で捕まえて自分で作る

毎日曜日、夫はほとんど外出している。私が外出していると子供と夕食は食べているようだが、私がいると家で食べない。今日も夕方帰って来たが、すでに「満腹だ」と言っている。「魚のラープ、魚のトムヤム、焼き魚を食べた」からである。たいてい話ばかりだが、今日は現物を持ってきた。川で捕まえた魚とトム・ヤム・プラー(魚のトムヤム)。田舎の少年時代に回帰したかのように、彼は時間さえあれば魚かカエルかタニシ捕...

2006年07月30日

日本仏教の特異性が分かる本

今枝由郎『ブータン仏教から見た日本仏教』を読んだ。「日本仏教は果たして仏教と言えるのか?」を、長年フランスとブータンで研究生活をしてきた著者が、いわば外部の視点から問うもの。ひじょうに面白かった。やっと探していた本にめぐり合ったという感じ。昔、まだ悩める若者だった頃、やみくもに仏教関係の本をいくつか読んだ。すごく感動して母親に勧めたことをなぜか覚えている。かといってタイ人に「仏教徒か?」と...

2006年07月30日

日本仏教の特異性が分かる本

今枝由郎『ブータン仏教から見た日本仏教』を読んだ。「日本仏教は果たして仏教と言えるのか?」を、長年フランスとブータンで研究生活をしてきた著者が、いわば外部の視点から問うもの。ひじょうに面白かった。やっと探していた本にめぐり合ったという感じ。昔、まだ悩める若者だった頃、やみくもに仏教関係の本をいくつか読んだ。すごく感動して母親に勧めたことをなぜか覚えている。かといってタイ人に「仏教徒か?」と聞かれて自信をもって「ハイ」と答えられない自分だった。多分、典型的な日本人だろう。タイにいると仏教があまりに身近である。お坊さんは一目瞭然の姿でたくさんいるし、勤務先の同僚がしばらくいなくなったと思ったら、眉毛と頭髪のない姿で復職してきたり(短期間の出家)、寺に寄進するからと封筒が回ってきたり(共同寄付)、物乞いにお金を恵むのもタムブン(喜捨)、泥棒に入られたらこれもタムブンってことになったり、朝の托鉢はもちろん、僧侶に相談事をし、結婚式も新築も、何かにつけて僧侶を呼んでタムブンする。とにかく日常生活が目に見えて仏教的である。

すると、日本の仏教って何だ、と感じる。それで日本に戻った時に実家の菩提寺の住職に、この違いは何ですか、と教えを乞うたのだが、彼にはお酒の方が興味あるようだった。タイの仏教については石井米雄とか青木保らによる詳しい一般向けの報告や考察がある。でも比較的見地からで、教えだけではなくて、身近な習慣の違いも解説してくれるものはないかとずっと思っていた。例えばお墓。この本によると、これは日本仏教特有なものだそうだ。タイに墓がないのは、本来の仏教としては当然なのだ。南伝のタイ、スリランカ、ミャンマーなど上座部仏教と、著者の専門であるチベット仏教の違い、それから同じ大乗仏教とはいえ日本仏教の特異性と問題点等、仏教史の視点から幅広く、でもひじょうに分かりやすく解いてある。仏教を国教にしているブータンが「国民総生産」より「国民総幸福」を指標にしていること、など興味深い知見にあふれた本だった。写真はタイの地方都市の朝の托鉢の様子。

2006年07月30日

自分で捕まえて自分で作る

毎日曜日、夫はほとんど外出している。私が外出していると子供と夕食は食べているようだが、私がいると家で食べない。今日も夕方帰って来たが、すでに「満腹だ」と言っている。「魚のラープ、魚のトムヤム、焼き魚を食べた」からである。たいてい話ばかりだが、今日は現物を持ってきた。川で捕まえた魚とトム・ヤム・プラー(魚のトムヤム)。田舎の少年時代に回帰したかのように、彼は時間さえあれば魚かカエルかタニシ捕りに行っている。そのための仲間もいる。タイ人女性とその夫とその友達。穴場があるらしいが、やはり一度は区長さんか誰かに注意されたらしい。そういう時、外国人だけだとそれ以上追求されないだろうから、私は行かない。

本日の魚のトムヤムは、東北スタイル。バンコクのレストランの料理では見かけないものが入っている。マカム(タマリンド)で、酸味と風味が加わる。夫はこのトムヤムをよく作る。ちなみにマカムは甘みの強い栽培種だと旬にそのまま食べるが、結構高価で貴重。あとは砂糖と塩と唐辛子に漬けたものをどこでも売っていておやつに食べる。そして料理にも使う。有名なパッタイのソースにも使う。レモングラスも今の季節だと地物があるし太って香りも豊か。それにマクルートの葉を入れて、ミニトマトも旬で美味しい。私には辛味が足りないのでここに唐辛子を加えて食べることする。タイ料理を食べられない所では暮らせないかも、と毎日思っている。

2006年07月29日

カッコいいという感性と自分の間

夏休み初日から娘は祖父母宅へ行ったきりだ。用事があると電話で「○時に迎えに来て」「○日はお祭りに行きたいけど保護者が一緒じゃないとダメだから都合はどうか」とか、連絡がある。彼女は自分の計画を立てられるし、それに従った行動もできるタイプ。当方はこれに答えていればいいので楽なのだが、問題は息子である。そもそもこんなに長い休暇を家で過ごしたことはない。保育園に長期休暇はないし、小学校低学年の時は...

2006年07月29日

カッコいいという感性と自分の間

夏休み初日から娘は祖父母宅へ行ったきりだ。用事があると電話で「○時に迎えに来て」「○日はお祭りに行きたいけど保護者が一緒じゃないとダメだから都合はどうか」とか、連絡がある。彼女は自分の計画を立てられるし、それに従った行動もできるタイプ。当方はこれに答えていればいいので楽なのだが、問題は息子である。そもそもこんなに長い休暇を家で過ごしたことはない。保育園に長期休暇はないし、小学校低学年の時は児童センター通い。それが終わると少年野球を始めて、毎日のように練習して毎日疲れきっている状態。その次はバレーで、これも毎日のように練習があって疲れて呆然の日々。つまり、誰かが立てた計画通りに行動していればいいので、親として楽な面もあったが、自己管理能力が育たないのではないか、という心配もあった。案の定、自己管理能力は相当に低い。もっとも、これは児童センターのせいでも野球のせいでもバレーのせいでもないと思うけど。

彼は昨夜になって突然「明日N高見学に行く」と言い出した。N高というのは私のはるか昔の出身高であるが、息子の成績では及ばない、ということをこの間の3者面談で確認したばかりだ。それどころか、近間の学校で楽観できる所はひとつもない、というありさま。さすがに私もあせったが、当人があせらないとどうしようもない、はずなのにその様子もない。昨夜「自分で行くんなら道を確認しておかないと」とアドバイスして地図を描かせた。「分からなかったら誰かに聞くように」と付け加えると彼はこう言った。「N高どこですか、って聞くなんてカッコいいよね」。絶句したいがもちなおして「ねえ、そう思うんだったら行こうって努力してもいいと思うけど」と言ってから、自答した。こういうタイプはそうではないのだ。自分で努力するのではなくて傍観者として、あれがカッコいいとか悪いとかやるのだ。バッシングというのもこの流れで起きるのかもしれない。そう思うと背筋が寒くなる。今朝、担当の先生から「まだ来ないんですが」と連絡があった。出てから1時間以上過ぎている。案の定迷って別の高校に行き、2時間がかりでたどり着いたらしい。「N高どこですか」と聞くために迷っていたんじゃないだろうな。笑って済ましていいのかどうか。