試写会日記 : ブレイブ ストーリー
猫的お薦め度 : ★☆☆☆☆
主人公は、小学五年生。映画の対象もそのくらいでしょうか。
大人が見るにはあまりにも浅い。やっぱり小学生の夏休み映画な感じでした。
2 時間程度の映画じゃなくて、 TV アニメにて長編化したほうが良かったと思います。コミックバンチで連載されてるんで、都合いいと思いますけどねぇ。 2 時間という制約がすべてをスポイルして駄作に貶めてる・・・。
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今日は、ダッシュでシアターアプルへ GO !
で、これを見てきました。
原作は、宮部みゆき。
火車とか模倣犯とかが有名な著書でしょうか。オイラの周りでは、女性の読者が多いという印象です。
オイラは R.P.G しか読んだこと無いんですが、イマイチはいりこめませんでした。
さて、物語は(公式 HP 抜粋)
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「扉の向こうに行けば、運命を変えられる、ひとつだけ願いが叶うんだ」
いつもと同じように始まった一日が、いつもと同じように終わっていたら、ワタルはその扉を開けることはなかったかもしれない。
しかし、ごく普通の平凡な幸せは、何の前触れもなく突然崩壊した――大好きだった父親が、家族を捨てて家を出ていってしまったのだ。
あまりのショックに母親は倒れ、救急車で運ばれていってしまう。
慌しく病院の奥へと運ばれて行った母親の姿を見つめていたワタルの胸に、ひとつの思いがこみ上げた――
その時、「運命を変える」というミツルの言葉が、ワタルの脳裏によみがえった。
その言葉を信じ、ワタルは幽霊ビルへと向かったのだった。
この先、願いを叶えるためには5つの宝玉を手に入れなければならない。扉の向こうは世界が一変!剣と魔法とファンタジー、あらゆる不思議が渦巻く「幻界」で、見習い勇者ワタルの旅が始まった。
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どっかにある RPG ゲームまんまです。本人の公式 HP に「カラオケとテレビゲームが大好き 1年のうち360日はコントローラーを握る」とある。こういう小説書きたくなっちゃったんでしょうね(笑)
小説は、 ハードカバーで 上下巻。程よいボリュームというところかな。映画ではそれを 2 時間に・・・。
映画の絵作り自体は、さすがに映画の予算なので、綺麗。ほんわかした絵作りなので、 3DCG 的な魔物がちょいと浮いてるけど、まぁ、許容範囲。
数十時間かけてクリアする RPG ゲームと 2 時間で終わる RPG ゲーム。どちらがより主人公に共感を抱いたり、その世界観に浸れたり、物語に感動できるか。わかりますよね。
それがこの映画のすべてです。
小学五年生が異世界「幻界(ヴィジョン)」を旅して、さまざまな出会い・苦難・葛藤を乗り越え人間的に成長していく。
それ自体はいいんだけどさぁ、それを 1 時間ちょっとで済ませちゃうのはどうかと思うよ。願いをかなえるための 5 つの宝玉も棚ボタ式にサクサク入手。強引なご都合主義的展開。んで、読めてる最後の展開。主人公の成長に共感できない(--;)
キツイよ。宮部みゆきも草葉の影で泣いてるぞ。
やっぱり映画にするんじゃなくて、 TV アニメにして、全 47 話とかにしたほうが絶対いいよ。(稼げると思うぞ(笑)。映画にするなら、最後のところだけ 2 時間映画にまとめて、 TV 終わってエンディングが気になる人は映画見てねっ。という阿漕なつくりにするのもまた良しかと。)
ダヴィンチ・コードも駆け足ということだけど、やっぱりある程度のボリュームの小説を 2 時間映画にするのって無理があるよね。ムダに長い指輪物語をロード オブ ザ リング にするように、ある程度思い切って長くするか、 TV アニメで長編にしたほうが良いのか、よく考えて作って欲しいなり。
p.s.
声を聞いて顔が浮かんでしまうというパターンが多いので、個人的にはあまり好きではない「俳優を声優に起用」でしたが、杞憂でした。
松たか子がイマイチ抑揚が薄くて一本調子な声ですが、それ以外、みんなちゃんとキャラクターと馴染んだ良い声に聞こえました。 good job です。(右下は樹木きりんさん。なぜに絵・・・。)





