この世に重力というものがある以上、
羽でもない限り、宙に上がったものは落ちるのが定め。
物体の落下地点にある、もしくは、いるものに当たるのもこれまた自然の理。
今日は「当たる」話をば。
考えてみればテニスボールってそんなに大きくないし、
そこそこ広いコート内に最大4人しかいないのになぜ当たる?
不思議やねー。
仲間内でいちばん当たっているのは、このブログでおなじみのよんちゃん。
彼女は動体視力が弱いため、いつもほんの少し遅れてしまう。
ゆえにサービスラインの中にいると結果的に的になりやすい。
顔面やら腹やら太ももやら、この7年間、
カラダの前面のありとあらゆるところで受け止めてきたのをやすぞうは見ている。
ちなみに彼女はラケットのシャフトとフェイスの間の三角のとこ(何て言うのでしょか?)に、
ボールをはめる名人でもある。
当たる名人(?)もいれば、当てる名人もいる。
そりゃ、うちの「旦那様」だ。
彼は誰かに当ててやろうなどというさもしい心根の持ち主ではないのだが、
哀しいかな、ノーコンだわさ。
どのボールも渾身のチカラをこめるため、
やすぞうの背中のど真ん中に1stサーブが当たったのをはじめ、
その被害は甚大であった。
彼がミックスダブルス界から足を洗ったのは正解だ。
ボディーや顔面ねらわれたら倍返しじゃ、などと口ではえらそうなことほざいてるけど、
実際はねらって当たるもんじゃない。
が、一度だけタイムリーで当てたことがある。
あれは昔々、まだ始めたばっかで3人で1時間のレッスンを受けてた。
このコーチのことは前に書いたことあるけど、いけすかない野郎でさ。
フォアハンドだけじゃなくて、他のショットも教えてほしいと言ったら、
「こんな簡単なこともできないのに?!」と言われ思わずラケット握り締めて1歩前に出たさ。
(他のふたりにはがいじめで止められちったい。)
じゃ、ボレーってことになったんだけど、彼のやる気のなさはみえみえ。
いやね、当てるつもりはなかったのよ、ほんと。
たまたま芯をくらって飛んでったボールは、よけきれなかった彼の肩口にばしっと。
痛快だったわぁ〜。ごめんなさいしなかったのは、後にも先にもあれだけ。
最近当ててしまったのはメアリ。
彼女はアドサイドのサービスライン付近にいた。
彼女の頭上を越えて飛んできたボールを、
ポジションチェンジしてやすぞうがバックハンドストロークで返すはずだった。
が、メアリは振り返ってやすぞうを見るものの、その場から動こうとしない。
『ちょっと、あたしを見てないではよ動けぇ〜』と心で絶叫する間に、
やすぞうのラケットはすでに振れてしまって、
びみょ〜に狂ったボールはメアリの頬を直撃・・・。ごめん。
(でも、あの場面で後ろを振り返ってじぃっとパートナーを見るってのは、なぁ。)
自分が当たって一番痛かったのはやっぱり「旦那様」の1stサーブ。
一番恥ずかしかったのは、クリスのレッスンでスマッシュ用に上げられたボールを、
空振りしたあげく顔面で受け止めたこと。
あの時はテニス、やめたくなったわ。
ボールじゃないけど、ラケットも時々当たる。
サーブのフォロースルーで弁慶の泣きどころをこんっちゅーのも痛い。
どういう状況だったかあんまり覚えてないんだけど、
走らされて打ち返したのはいいけれど、自分のラケットで自分の口を強打。
上くちびるをたたいてしまったんで、その後数日はれてたのを覚えてる。
今日は久々に当てられちゃった。
パートナーはナタリー。
彼女のアドサイドからの1stがやすぞうの背中のど真ん中に、どすっ。
い、いいのよ、ナタリー。2ndがはいってくれさえすれば。くぅっ。
これはちょー痛いんでしょうね、きっと。


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