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2009年03月27日

サンショウウオ 都内にひっそり

すみかの里山手入  東京近郊の多摩丘陵周辺を主な生息地とする日本固有の両生類・トウキョウサンショウウオ。雑木林の落ち葉の下に10センチ足らずの褐色の体を潜め、春になると水田や池で産卵する。  林と水辺。その両方を併せ持つ「里山」は格好の生息地だが、環境悪化が著しい。「西多摩自然フォーラム」(東京都青梅市、約180人)が1991年に結成されたのも、その里山の自然を取り戻すためだ。  代表の久保田繁男...

2009年03月23日

(下)「誰もが当事者」伝えたい

国会議員らを前に、高い中期目標を掲げる必要性を説く山岸さん(木田滋夫撮影)  鉛色のクロマグロが勢いよくジャンプし、水しぶきを上げて波間に消える。大阪湾の平均水温は、およそ30年で0・8度上昇した。黒潮にのって外洋を回遊するクロマグロが、10年ほど前から姿を見せている。  「気温上昇で生態系が変わり始めた。先進国が率先して高い削減目標を掲げ、地球規模の削減につなげるべきだ」。大阪市内のホールで早川...

2009年03月21日

(上)モデル分析 裏方の挑戦

蓄熱のためのプラスチック板をチェックする金子さん夫妻(横浜市で、小坂剛撮影)  温室効果ガスの排出を極限まで減らした暮らしとは、どんなものなのか。「自然の力をうまく取り入れた快適な生活です」。横浜市の金子雅人さん(60)は言う。  金子さんが住むのは、上下水道を除くエネルギーの97%を太陽光や風力などの自然エネルギーでまかなう実験住宅。技術者として32年務めた三菱重工業と関連会社が作った。販売に向...

2009年03月17日

北海道の稲作20年後ピンチ…温暖化で雪解け早まり水枯れ

 地球温暖化の影響で春の雪解けが早く始まり、北海道内の積雪寒冷地にある農業用ダムへの融雪水の流入が、約20年後には今よりも半月程度早まることが、寒地土木研究所(札幌市)の中村和正上席研究員らの研究グループによる試算で明らかになった。  米の栽培期間中に渇水の頻度が高まることを示す結果だ。今後はダムの貯水管理方法を見直すなど、対策を検討する必要がありそうだ。  研究グループが試算の対象としたのは、空...

2009年03月16日

イノシシ前線北上中 日本海側の豪雪もなんの、被害多発

富山市の林道脇で夜間に撮影された泥浴びするイノシシ=07年撮影(富山県自然保護課提供) イノシシに荒らされた水田=07年9月、富山市(富山県自然保護課提供)  イノシシが日本海沿いを「北上」している。農作物被害も福井、石川、富山の各県の順に増え、新潟県南部でも被害が出始めた。豪雪地帯で本来はイノシシが生活しにくいはずだが、暖冬や里山の荒廃などの影響もあって急増している。農作物被害額がこの1年で3倍...

2009年03月11日

トキ、さらに1羽が本州に ペア期待の雌、雄と別れ

村上市内で確認された1歳雌のトキ=環境省提供、宮越一俊さん撮影  昨秋に新潟県佐渡島で放されたトキ10羽のうち、雌の1羽が10日、約120キロ離れた同県村上市内で確認された。海を渡ったトキはこれで3羽目。この雌は佐渡島中央部で雄と行動を共にし、自然界で初のペア形成と今春の繁殖が期待されていたが、8日からいつものえさ場に姿を見せなくなっていた。  放鳥後、確認されているトキは佐渡島内に雄4羽と雌1羽...

2009年03月10日

極地の保護を切手で訴え…42か国・地域で発売へ

42か国・地域で共同発行される極地保護切手  日本郵政グループの郵便事業会社は、カナダやインドなど42か国・地域の郵便事業者と共同で南極・北極と氷河の保護などを訴える「極地保護切手」を6月30日に発売する。  地球温暖化問題への関心を高める狙いで、過去に例のない大規模な共同発行となる。  共通のシンボルマーク「アイスクリスタル」以外のデザインは各国・地域で独自に行う。  日本では切手で初めてホログ...

2009年03月05日

長野に飛来のトキ撮った…読売記者

雪が残った田んぼを歩くトキ(4日午前、長野県木島平村で)=前田啓介撮影  新潟県佐渡市で昨年9月に放鳥され、今月に入って長野県内で目撃情報が相次いでいるトキが4日午前、同県北部の木島平村に飛来した。  トキは、雪が残った田んぼを長いくちばしでほじくり返して、時折何かをついばんでいた。約30分間、歩き回っていたが、近所の人が集まり始めると、気配を感じたのか飛び立った。  環境省長野自然環境事務所(長...