TOP>2008年11年

2008年11月26日

温暖化対策の切り札?CO2地中封入実験スタートへ

 地球温暖化対策のため、火力発電所から出る二酸化炭素(CO2)を年間10万トン単位で地下水脈に封入する実証実験がスタートする。  政府の総合科学技術会議・評価専門調査会が経済産業省の計画を承認したもので、近く経産相に通知する。  CO2の地中封入は、有効なCO2削減技術が見つからないなか、温暖化対策の切り札とされる技術。10万トンのCO2は最新型火力発電所の年間排出量の約10分の1に相当する量で、...

2008年11月25日

APEC首脳宣言を採択、閉幕 温暖化対策は進展なし

麻生首相(左手前)ら各国首脳はポンチョ姿で集合写真撮影に臨んだ=AP  【リマ=久保智、星野眞三雄】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は23日午後(日本時間24日未明)、地域経済統合の推進や地球温暖化対策などを盛り込んだ首脳宣言を採択して閉幕した。  首脳宣言は、地球温暖化対策について「将来世代の幸福のため極めて重要で、国際協力を通じて包括的に対処されなければならない」と指摘。13年以降...

2008年11月19日

ガソリン税など燃料税、CO2排出量を考慮 環境省提案

 環境省は19日、ガソリン税や石油石炭税など化石燃料にかかっている既存の税を、燃やした場合に出る二酸化炭素(CO2)の量に応じたものに改めていく新提案をまとめた。将来的に実質的な炭素税を実現する狙いだ。  19日午前の自民党環境部会で示した。ただ、景気への懸念を考え、09年度の税制改正要望に盛り込むことは見送り、将来の課題とした。  環境省は地球温暖化対策のため、化石燃料に含まれる炭素1トン当たり...

2008年11月18日

CO2を高効率で吸収する岩石、応用の可能性 米大研究

オマーンの砂漠地帯に露出しているかんらん岩(米コロンビア大提供)  【ワシントン=勝田敏彦】温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を高い効率で吸収する岩石が世界各地にあり、地球温暖化対策のCO2地下貯留(CCS)技術に応用できる可能性があることを、米コロンビア大の研究チームが突き止めた。米科学アカデミー紀要に論文を発表した。  この岩石は「かんらん岩」。CO2を吸収して石灰岩などに変わる性質がある。だ...

2008年11月07日

〈1〉発熱する東京 100年で3度上昇、世界一 1-1

昼夜問わずエネルギーを消費し続ける東京。ピーク時には、首都圏だけで英国やイタリア1国分に相当する電力を使う=朝日新聞本社ヘリから、関口聡撮影  大都市が発熱を続けている。  東京都心では「熱帯化」が進む。自然に近いかたちで森を残してきた国立科学博物館付属自然教育園(港区)。中に入ると、ヤシ科のシュロが繁殖していた。園内1万本の樹木の2割を占めるまでになったという。実こそ結ばないがキウイも自生し、イ...

2008年11月06日

オバマ氏、温暖化会議に代表団派遣へ 12月開催

 【ワシントン=勝田敏彦】米国の次期大統領に選ばれたオバマ上院議員が、就任前の12月にポーランドで開かれる国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の締約国会議に代表団を派遣、新政権の地球温暖化対策について説明する方針であることがわかった。UNFCCCのデブア事務局長が5日、AFP通信の電話取材で明らかにした。  オバマ氏は、13年以降の温室効果ガス排出削減の枠組み(ポスト京都議定書)に積極的にかかわ...

2008年11月05日

公開された温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」=4日午後、茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター、小林裕幸撮影  来年早々にもH2Aロケットで打ち上げられる予定の温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)が完成し、茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センターで4日、報道陣に公開された。  いぶきは、重さ1.75トンの中型衛星。高度666キロの軌道上から、地球温暖化の原因...

2008年11月03日

関西16大学、学食にフードマイレージ 地産地消を意識

フードマイレージを表示したカード。輸送の際に排出したCO2量も示した  京都、奈良、滋賀の3府県の16の大学生協は4日から、食品の輸送にどれだけ二酸化炭素(CO2)を出したかを示す「フードマイレージ」を学生食堂のメニューに表示する。普段の食生活を通して、学生の温暖化防止対策への関心を高め、輸入ものから国内産への食材の切り替えを進めるのが狙いだ。  食品の重さ(トン)に原産地からの距離(キロ)を掛け...