TOP>2008年07月

2008年07月23日

温暖化で「腎臓結石の患者増」 米テキサス大が予測

 地球温暖化で、腎臓結石の患者が増え、医療費がいまより25%、年間1千億円も余計にかかるとの推計を、米テキサス大が明らかにした。研究チームは「温暖化による健康への影響としては、マラリア流行のリスクより大きい」と指摘している。米科学アカデミー紀要に発表された。  腎臓結石は、気温の上昇で、体の水分を大量に失って尿の濃度が上がり、カルシウムやシュウ酸などが腎臓の中で固まって発症する。日本では成人男性の...

2008年07月20日

(上+)移住一家 スラムに沈む

大人たちに交じって、慣れない手つきでゴミをあさる少女(6月19日、フィリピン・マニラで)=高倉正樹撮影  激化した自然災害が人々の暮らしを直撃する。命が助かっても食べて行かねばならない。フィリピン・マニラのスラム街などで貧困にもがく子供たちの多くは「環境移民」だった。  悪臭漂うゴミ集積場に不釣り合いな鮮やかなワンピースを着た少女は「ノエミ」と名乗った。まだ11歳。おぼつかない手つきで鉄くずやビン...

2008年07月19日

(上)故郷捨てる 災害被災者

サイクロン被害で、ミャンマーからタイ北西部に逃れてきた少女。国境近くの集落で新たな生活を始めた(6月19日)=尾崎孝撮影  気候変動による自然災害激化で、人々の暮らしが脅かされている。7日からの北海道洞爺湖サミットでは、脆弱(ぜいじゃく)な地域を支える途上国支援や人々の命を守る国際ルール作りも重要テーマとなる。  ミャンマーで約14万人の死者・行方不明者を出したサイクロン「ナルギス」。タイ北西部の...

2008年07月19日

人を守る

サイクロン被害で、ミャンマーからタイ北西部に逃れてきた少女。国境近くの集落で新たな生活を始めた(6月19日)=尾崎孝撮影  気候変動による自然災害激化で、人々の暮らしが脅かされている。7日からの北海道洞爺湖サミットでは、脆弱(ぜいじゃく)な地域を支える途上国支援や人々の命を守る国際ルール作りも重要テーマとなる。  ミャンマーで約14万人の死者・行方不明者を出したサイクロン「ナルギス」。タイ北西部の...

2008年07月16日

資源の活用法も議論

 環境相会合では、生き物を守る「生物多様性」と、資源を有効活用する「3R(スリーアール)」も重要なテーマとなる。  生物多様性とは、人間が生きていく上で不可欠でもある、様々な生態系や生物種、遺伝子をはぐくむ自然を守っていくことを目指した考え。地球上の生物の種の数は、わかっているだけでも約175万種あるが、開発や環境汚染など人間の活動により、1975年以降、1年に4万種が絶滅しているとされる。  会...

2008年07月13日

世界のサンゴ、3分の1が絶滅の危機

 地球のサンゴ礁を作るサンゴの約3分の1が絶滅の危機にあることが、国際自然保護連合などの研究チームの調査でわかった。  11日付の米科学誌サイエンスに掲載された。温暖化の影響などで生息環境が悪化しているためで、緊急対策が必要だと訴えている。  研究チームは、サンゴ礁を作る845種類のうち704種類の生息状況について、世界各地の調査報告を基に分析した。  環境変化に対する適応力なども考慮した結果、3...

2008年07月12日

北海道洞爺湖サミット、議長統括の骨子

【7月10日 AFP】主要8か国(G8、米、英、仏、独、伊、カナダ、ロシア、日本)首脳が集結した北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)は9日、福田康夫(Yasuo Fukuda)首相による議長総括を採択して閉幕した。以下は総括の骨子。■ 地球温暖化問題 世界全体の温室効果ガス排出量を、2050年までに半減する目標で合意。また、各国別に排出量削減の中期目標を実施す...

2008年07月08日

「導入は慎重に」英がバイオ燃料の気候への影響調査報告書

 【ロンドン=本間圭一】英国の再生可能燃料庁は7日午後、バイオ燃料の気候変動に対する影響を調査した報告書を発表した。  バイオ燃料の地球温暖化対策への有用性を認めながらも、無規制の利用拡大が逆に食糧危機などを招く可能性に言及し、導入には慎重を期すべきと警告した。同燃料の積極的な導入にブレーキをかけた形で、ブラウン首相は洞爺湖サミットで同燃料の議論を深めたい考えだ。  報告書は、バイオ燃料が2020...

2008年07月05日

[エコとエコノ](上)排出量取引 不協和音

 地球温暖化につながる温室効果ガスの削減方法を巡り、日本や欧米、中国、インドなどの国益が対立し、解決の糸口が見えない状況が続いている。北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は、地球環境と経済成長の両立という難問を解くカギを見つけられるのか――。 鉄鋼「炭素天国」求め海外へ  「カーボン・ヘブン(炭素天国)」。二酸化炭素(CO2)の排出量削減に頭を悩ませる日本メーカーの間で、最近、こんな造語が交わさ...

2008年07月01日

(4)「24時間」でエコ追求

反射率の高い床材が使用されたコンビニ(長野市で)=吉岡毅撮影  全国に約1万2000店舗を展開するコンビニエンスストア最大手「セブン―イレブン・ジャパン」が2月、同社初の「エコ店舗」を長野市に開店させた。「長野吉田2丁目店」。地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出を抑えるため、様々な省エネの工夫を凝らしている。  約200平方メートルの店内で、通常は85本必要な蛍光灯を高出力型にして63...