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2008年05月20日

自然の防波堤を守れるか〈サンゴからの警告3〉

 沖縄・八重山諸島にある竹富島から約10キロ南東の沖合に張り出したサンゴ礁。外洋との境界となる海では、太い枝状のサンゴやテーブルサンゴが荒波にもまれながら、しっかりと根付いていた。 沖縄県の竹富島から沖合に防波堤のように広がるサンゴ礁  同諸島は昨年9月、最大瞬間風速が60メートルを超える大規模な台風に襲われた。大波で枝を折られたサンゴもあるが、再生ぶりは力強かった。「荒々しい自然をはね返す力はす...

2008年05月16日

温暖化「被害者」ホッキョクグマ、やっと絶滅危惧種入り

 【ラスベガス(米ネバダ州)=勝田敏彦】米内務省は14日、北極海の氷がとけて生存が脅かされているホッキョクグマを、米絶滅危惧(きぐ)種法の「絶滅危惧種」リストに追加指定すると発表した。ホッキョクグマは、地球温暖化が原因で絶滅に追い込まれつつある生物の代表格だが、米国ではリストへの指定が先延ばしされ、政治問題化していた。 ホッキョクグマは全世界で2万~2万5千頭にまで減ったとされる=06年6月、米ア...

2008年05月10日

監視役かねるガイド―ガラパゴス

 恐竜を思わせる、いかめしい顔つきのウミイグアナが数百匹。黒い溶岩の大地に腹ばいになり、赤道直下の強烈な日差しを浴びていた。 観光客は決められた観察路を歩いて動物を見る。手前の鳥はグンカンドリ=ガラパゴス諸島ノースセイモア島で、佐藤慈子撮影  ガラパゴス西部の無人島フェルナンディナ島。自然ガイドが同行しないと立ち入れない地域の一つだ。ガラパゴスは陸地の97%が国立公園で、無人島に上陸する際のルール...

2008年05月06日

コーヒー1杯分の挑戦

 ロッキー山脈をのぞむコロラド州ボルダー。標高約1650メートル、人口9万人ほどのこの地方都市は「マラソンランナーの聖地」として知られる。五輪で2度のメダルをとった有森裕子さんが暮らし、シドニー五輪優勝の高橋尚子さんらもここでトレーニングを積んだ。 自然環境に恵まれたボルダー。市街地のそばで野生の鹿も見られる=コロラド州で、加藤丈朗撮影  周囲に広がる大自然を守ってきたのは市民だ。1967年、市は...

2008年05月02日

新エネルギー覇権争い

 気候変動を抑えるためには、石油などの化石燃料に頼らず、地球がその営みの中で持続的に生み出すことができる自然エネルギーへの移行を急がねばならない。代替エネルギーを作りだす「ポスト中東」の座はどこか。世界は「新エネルギー・ウオーズ」に走り出している。 増える世界の代替エネルギー  ●燃料作物か食糧か、論争 アフリカ、めざすはバイオ大陸  アフリカ・モザンビークの首都マプトから北東へ420キロ。青空の...